東京大学基金第11回総長主催パーティー

「東京大学基金 感謝の集い」(2016年度活動報告会・総長主催懇談会)開催

 2017年6月22日(木)、第11回目となる「東京大学基金 感謝の集い」が本郷キャンパスの安田講堂および山上会館で開催されました。
 当日は、2016年度「貢献会員」(累計30万円)以上の東京大学の学外寄附者をご招待し、全国各地から多くの方にご来場いただきました。開会までの時間は、安田講堂にて講堂内をご見学、また寄附者銘板や安田講堂改修プロジェクトの寄附特典である椅子ネームプレートをご覧になってお過ごしいただきました。

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安田講堂の寄附者銘板見学

 午後4時30分より開始した「感謝の集い」は、2016年度東京大学基金活動のご報告、生産技術研究所の川添善行准教授による講演会、そして総長主催懇談会と続き、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

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総長主催懇談会
 

2016年度活動報告

 安田講堂にて、稲場肇渉外本部長より2016年度東京大学基金活動のご報告を行いました。
 当日お配りした「東京大学基金2016年度活動報告書」に基づき、昨年度の寄附申込総額、その内訳、主な目的指定の内容や活動成果などについてご報告・ご紹介いたしました。

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講演会「建築に刻まれた時間をたどる」

 今年度は、東京大学新図書館を設計された、生産技術研究所の川添善行准教授による「建築に刻まれた時間をたどる」と題した講演を行いました。「新図書館の設計を通じ、建築家としてご自身が何を考え、どう判断したのか」「新しい図書館のあり方とは、どのようなものか」。設計者ならではの観点から、建築やデザインの考え方について、具体例とともにわかりやすく解説していただきました。

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総長主催懇談会

 その後、山上会館1階談話ホール「ラウンジハーモニー」に場所を移し、総長、役員、部局基金設置部局の部局長、特定基金プロジェクト責任者等の出席のもと、「総長主催懇談会」が開催されました。五神真総長からの冒頭挨拶では、寄附者の皆さまへの感謝の意が伝えられました。また、創立140周年を迎える本年も様々な課題に取り組み、東京大学としてよりよい社会づくりに貢献していく決意が述べられ、研究と教育の環境整備に向けて皆さまからの更なるご支援をお願いいたしました。松木則夫理事・副学長の乾杯の挨拶の後、会場のあちこちで話に花を咲かせる輪ができ、会は和やかに進行してまいりました。また、部局基金や特定基金プロジェクト関係者である部局長や教員から寄附者の方へ、寄附のお礼やプロジェクトの進捗状況を報告する様子も見られました。

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懇談会の様子

特別展示『東京大学新図書館計画「アカデミック・コモンズ」』

 会場内では、東京大学新図書館計画「アカデミック・コモンズ」に関するパネルや模型等の特別展示が行われました。担当職員から寄附者の皆様に、新図書館計画の詳細や進捗状況をご説明いたしました。

応援部パフォーマンス
 懇談会の中盤では、昨年度に引き続き、東京大学運動会のマスコットキャラクター・イチ公が登場しました!応援部のパフォーマンスも披露され、「ただ一つ」を寄附者の方々と学内関係者が一緒に歌うなど、大変盛り上がりました。

 

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イチ公も登場!

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応援部パフォーマンス

 盛況の中、感謝の集いは、稲場渉外本部長の謝辞をもって午後7時頃に閉会となりました。
 

「貢献会員」以上の学外寄附者の方々を対象とした「感謝の集い」は、来年度も開催予定です。
今後とも、東京大学基金へのより一層のご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

※本学関係者所属、肩書きはすべて開催当時のものです。

 

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