留学生の声外国人留学生支援基金は、本学の外国人留学生に対し経済的支援を行うとともに、地域社会・本学教職員との交流や不測の事態への対処等により、本学の留学生交流の一層の促進を図ることを目的としています。奨学金の給付に加え、一時金の貸与・見舞い金の支給など、他に類を見ない試みもあり、まさに、本学留学生のためのセーフティネットとなっています。私は以前から広告に関する話題に興味を持ち、大学の卒業論文では日中化粧品広告の比較研究を行いましたが、広告の表にある広告内容だけではなく、その裏に含まれているマーケティング戦略についても理解しようと思い、東京大学経済学研究科マネジメント専攻に進学しました。外国人留学生支援基金のおかげで、そういった広告に関する研究を続けることができるようになりました。これからも大学院で学んだ経営学やマーケティングに関する知識を活用し、マーケティング関係の仕事に携わっていきたいです。来日してからの学習から生活にわたって、とりわけコロナ禍の中で、経済的および精神的にご支援いただき、心より感謝いたします。将来、感謝の気持ちを常に持ちながら、どのような場でも活躍して自分の力を貢献していきたいと思っております。この度、外国人留学生支援基金に支援していただき、感謝致します。コロナ禍でアルバイトが減ることで経済的に厳しくなり、不安を抱いていた私にとって大きな助けとなりました。私は2020年に人文社会系研究科・欧米系文化専攻において修士号を取得しました。研究テーマは「司馬遼太郎の歴史小説と坂本龍馬(竜馬)像」です。物語論(narratology)を通して、1960〜70年代における、日本の歴史小説と西洋のヒストリカル・フィクション(historical fiction)との違いを明らかにすることを目的として研究を進めています。歴史小説/ヒストリカル・フィクションの再検討に乗り出しつつ、近年の両者の混同を修正する意義を持つと同時に、今後の研究に向けた歴史小説の有効な考察方法を提出することができればと思います。博士課程修了後、教育機関で働くことを希望しています。戦争や人種差別など様々な問題を抱えているこの世の中において、最も大事なのは教育です。なぜなら、次世代の教育が充実していなければ、今日のような非情な戦争が行われてしまうからです。そのため、小説における人物への感情移入を伝えることが教師の使命だと考えます。そのような力を身に付けるために、日々頑張りたいと思っています。経済学研究科・マネジメント専攻博士課程2年(留学時)WANG Hanbingさん 中国出身人文社会系研究科欧米系文化専攻(現代文芸論)博士課程2年(留学時)AU Kin Pong Jamesさん 香港出身14奨学生の声皆■■■■寄付■留学生■学■■支■■■■■!
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