奨学生の声東京大学では、2022年度に「ステューデントサポーターズクラブ奨学金」制度を開始しました。これは、一口150万円の寄付により、大学院生1名を2年間支援する仕組みです。サポーター(寄付者)を招いて、奨学生による研究内容の報告会も開催しています。2023年は35名の学生に奨学金を支給しました。皆様からのご支援ありがとうございました。アルバイトに追われることなく生活を維持でき、経済的な不安を感じずに時間的にも体力的にも学業に集中できる環境を整えることができています。与えられた貴重な経験を活かせるように一層努力し、将来は自分の研究を社会に還元したいと思っています。報告会でサポーターに研究内容を紹介する奨学生(2023年11月)8充実した研究を行えるようになった!総合文化研究科 K・Aさん私は、修士課程の生活費・研究費などをすべて貸与奨学金・給付奨学金とアルバイトで賄っています。すべて自分で出さなければならないため、この奨学金がなければ研究用の本や論文を十分に買えず、フィールドワークもできませんでした。奨学金があることで、研究にお金を使うことを躊躇せずに済んでいます。感謝してもしきれません!理学系研究科 A・Kさんこの奨学金のおかげで、アルバイトなどをせずに研究に専念し、同時に日常生活でもストレスの少ない健康的な時間の使い方ができています。家庭の状況を考慮すると、親からの仕送りに頼ることができない私にとって、感謝してもしきれません。奨学生の声学業に集中できる環境を整えることができた!農学生命科学研究科 M・Yさん時間にゆとりができ、やりたいことができるように!新領域創成科学研究科 U・Kさん親からの資金援助を0として生活をしていたため、最低限の金額を稼ぐ必要がありました。そのため、どうしてもアルバイトの時間数を考えながら生活する必要がありました。奨学金を受給できるようになったことで、研究に十分な時間を割くことができ、やりたいと思っていたことにも挑戦できるようになりました。未来を担う人材を育てるために
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