東京大学基金第9回総長主催パーティー

「東京大学基金 感謝の集い」(2014年度活動報告会・総長主催懇談会)開催

 梅雨の晴れ間のお天気に恵まれた2015年6月25日(木)、第9回目となる「東京大学基金 感謝の集い」が本郷キャンパスの安田講堂および伊藤国際学術研究センターで開催されました。当日は、2014年度「貢献会員」(累計30万円)以上の東京大学の学外寄附者をご招待し、全国各地、また今年は韓国や台湾からの寄附者も含めて150名近い方々にご来場いただきました。開会までの時間は、改修工事が終了した安田講堂にて、新しくなった講堂内をご見学、また寄附者銘板や安田講堂改修プロジェクトの寄附特典である椅子ネームプレートをご覧になりながらお過ごしいただきました。

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午後4時30分から開始されました「感謝の集い」は、2014年度東京大学基金活動のご報告、工学系研究科の千葉学教授による講演会、そして総長主催懇談会と続き、あっという間に楽しい時間は過ぎていきました。

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活動報告会の様子
 

2014年度活動報告

 安田講堂にて、渉外本部長の山路一隆より2014年度東京大学基金活動の報告が行われました。当日お配りした「東京大学基金2014年度活動報告書」に基づき、昨年度の寄附申込総額、その内訳、主な目的指定の内容や活動成果などについてご報告・ご紹介いたしました。

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講演会「安田講堂から未来のキャンパスを考える」

 今回は、安田講堂の改修工事が完了したことにちなみ、改修工事の監修を務めた工学系研究科の千葉学教授による「安田講堂から未来のキャンパスを考える」と題した講演を行いました。安田講堂の歴史から改修工事にあたっての裏話、そして未来のキャンパスまで及ぶキャンパス計画室の教員ならではの講演を楽しんでいただくことができました。

 

総長主催懇談会

 その後、伊藤国際学術研究センター多目的スペースに場所を移し、第二部として「総長主催懇談会」が総長、役員、部局基金設置部局の部局長、特定基金プロジェクト責任者等の出席のもと開催されました。4月に就任したばかりの五神真総長からの冒頭挨拶では、寄附者の皆さまへの御礼に始まり、新執行部として様々な課題に取り組んでいく決意が述べられ、研究と教育の環境整備に向けて皆さまからの更なるご支援をお願いいたしました。大和裕幸理事の乾杯の挨拶の後、会場では寄附者の方々と本学関係者との活発な交流が展開されました。新総長・役員にとって初めての「感謝の集い」であることもあり、少し緊張した雰囲気で始まった会でありましたが、ご挨拶に始まり、次第にあちこちで話に花を咲かせている輪ができて和やかに会は進行してまいりました。
 

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懇談会の様子

 

 また、部局基金や特定基金プロジェクト関係者である部局長や教員から寄附者の方へ、寄附のお礼やプロジェクトの進捗状況を報告する様子も見られました。今年は会場内で東大病院メディカルタウン基金及び大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクトに関するパネルや模型、映像等の特別展示も行われ、寄附者の方々が興味深くご覧になり、担当教職員による当該プロジェクトの説明に耳を傾けていらっしゃいました。

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東大病院メディカルタウン基金及び大型低温重力波望遠鏡(KAGRA)プロジェクトの特別展示

 懇談会の途中では、東京大学運動会応援部のパフォーマンスが披露され、「ただ一つ」を寄附者の方々と学内関係者が一緒に歌い、大変盛り上がりました。そして、盛況の中、山路渉外本部長の謝辞をもって午後7時過ぎに閉会となりました。

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応援部のパフォーマンス

「貢献会員」以上の学外寄附者の方々を対象にした「感謝の集い」は来年度も開催予定です。
今後とも、東京大学基金へのより一層のご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

※本学関係者所属、肩書きはすべて開催当時のものです。

 

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