東京大学に一任する
ご寄付を積み立て運用原資とし、永続的に東京大学を支えます。
東京大学は、「知をきわめる」「人をはぐくむ」「場をつくる」という多元的な3つの視点、そしてそれらの好循環を支える経営において目標を定め、行動計画をた ました。その実現のため、ご寄付を東京大学基金のコアとして積み立て運用原資として活用しながら、大学全体の活動を長期的に支えます。 東京大学が「公共を担う組織体」としての成長モデルを構築し、「創造的に自らの実践をデザインする力」を備え、国から付託された従来の役割にとどまらず学問の裾野を広げるための改革や進化を続けるための最も基盤的なご支援です。
活用事例―――
UTokyo Compass
UTokyo Compass「多様性の海へ:対話が創造する未来(Into a Sea of Diversity: Creating the Future through Dialogue)」は、東京大学が目指すべき理念や方向性をめぐる基本方針です。 東京大学が進むべき方位を共有し、構成員の全体や社会のさまざまなステークホ ルダーの理解を得ながら、この先数十年をみすえ、その歩みを確実に進めていく ための、自分たち自身に向けた共同の問いかけです。 「知をきわめる」「人をはぐくむ」「場をつくる」という3つの視点と、その好循環を生む「経営力の確立」のために、20の目標を定めています。
学生を支援する
教育支援や課外活動など、学生への学びの機会を支えます。
学生に高度な学びの機会を提供し、包摂性への感受性、創造的な対話力、国際感覚等をはぐくむための教育支援や、豊かな人間性を養うための課外活動等にご寄付を活用します。
活用事例―――
スカラーペアレント奨学金
「優秀だが経済的に困窮している学生を目に見える形で支援したい」という声にお応えする、支援を受ける学生の顔が見える奨学金の制度です。ペアレント(寄付者)の名前が奨学生に通知され、あなただけのスカラー(奨学生)が決まります。
寄付金額: 1口150万円 *学生1名を2年間支援
・年1回、東京大学にてペアレントと奨学生の交流会を開催
・年1回、奨学生からの報告書をお届け
・奨学金募集時にWeb上などでペアレントであるご支援者様のお名前を明記
活用事例―――
さつき会奨学金基金
東京大学女子卒業生同窓会の「さつき会」は2021年に発足60周年を迎えました。東京大学に初めて女性が入学したのは1946年のこと。それから約70年が経過しても、なお女子学生比率が低い状況が続いております。
特に、経済的負担が多いと推測される地方出身の女子学生の東大受験を促し、入学後の経済的・精神的なサポートを行うことで、次世代を担う女性をより多く輩出することを目的とした「さつき会奨学金」制度が2013年度からスタートしました。
この「さつき会奨学金」制度は、様々な理由で東京大学への進学をあきらめざるを得ない優秀な女子学生にとっての、希望の光となることを目指すものです。
研究者を支援する
幅広い研究活動の中から、ご興味に合った分野にご寄付を活用します。
遺贈者の方がご関心をお持ちの研究分野に応じて東京大学の様々な学部・研究科・研究所、研究プロジェクトから支援先を特定し、研究の実施や研究に専念できる環境整備等にご寄付を活用します。
また、新たな研究部門・センター等の開設等のご相談にも応じます。
研究へのご関心をお伺いしながら、学内諸部局・研究者と共に、卓越した多様な知の創出に向けてご寄付の活用方法を検討します。
キャンパスの環境整備を支援する
誰もが来たくなるキャンパスの整備や最先端の研究を支援します。
東京大学は、様々な背景を有する多様な出自の構成員が相互の交流・対話によって視野を広げ、新たな価値を創造する魅力あるインクルーシブキャンパスや、時代の変化に合わせたサイバー空間に広がるキャンパスを実現します。
活用事例―――
寄付者様のお名前が残る建物
東京大学にはご寄付によって建設された施設に、謝意として寄付者様のお名前を冠するケースがございます。
安田講堂も、寄付者である安田善次郎氏の遺徳を偲び、愛称としてその名を付与したものです。