特別セミナー開催記念キャンペーン - 経済学部オリジナルグッズ進呈中!-(~1/31)
東京大学大学院経済学研究科・経済学部へのご支援のお願い
この度、みなさまへ感謝の気持ちを込め、オンラインにて特別セミナーを開催いたします。本特別セミナーでは、経済理論の最先端とその社会実装について、わかりやすく議論します。
開催を記念し、経済学部へご支援いただいた方にオリジナルグッズを進呈中です。この機会に是非、ご支援の程よろしくお願いいたします。
経済学部長からのメッセージ
東京大学大学院経済学研究科・経済学部は2019年4月に創立百周年を迎えました。創立以来、日本の経済学の研究を先導し、優秀な人材を官民学のすべての分野で輩出して、社会に貢献してきました。ここ数年は、経済学の最先端の研究・教育をさらに続けると同時に、現代社会が直面する様々な重要課題についての解決策を示し、その実装を人材供給も含めて推進することに、以前にも増して力を入れてきました。
そうした努力の一例が、2020年の9月に設立された東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)です。スタンフォード大学から移籍したマッチング理論とマーケット・デザインの第一人者の小島武仁教授をセンター長とするこのセンターには、他大学に類を見ない理論経済学者の集積があります。経済理論、特に「マッチング」と「オークション」の分野での最先端の知見をもとに、社会問題解決のための実装を行うと同時に、その経験から理論が新たに取り組むべき課題を掘り起こして、更なる理論的発展につなげていくのがUTMDの目指すところです。研究と研究成果の実用化を、いわば車の両輪のように進めていくわけです。2022年の7月には、ゲーム理論の大家である高橋悟教授をシンガポール国立大学から招いて、UTMDの理論研究面をさらに強化しました。
ゲーム理論やマーケット・デザインという分野はたいへん数学的でわかりにくい印象があるかも知れませんが、現実社会のいろいろな側面で役に立つ分野でもあります。UTMDは、設立3年目ですが、様々な自治体と連携して待機児童の削減やコロナワクチンの配布方法のデザインに取り組んだり、企業と連携して企業内部での人材配置のメカニズムを開発したりして、実績をあげています。
UTMD以外の社会連携活動も活発化しています。たとえば、金融教育研究センター(CARF)は、物価・資産価格変動、金融システム、数理ファイナンス、会計・コーポレートガバナンスなどの分野で、最先端であると同時に実践にもつながるような研究と人材育成を行っています。昨今最重要の経済課題である物価の研究の第一人者渡辺努教授もCARFのメンバーです。
また、昨年までアジア開発銀行のチーフエコノミストでもあった澤田康幸教授をセンター長とする政策評価研究教育センター(CREPE)は、種々の社会的課題に応えるために、様々なデータを収集して、それを適切に分析して、タイムリーに政策などの形成・改善に活かそうと活動しています。こうした活動の重要性は、コロナ危機の中、様々な政策分野で実感されていると思います。
今回は、UTMDの活動に関わっているメンバーを数人集めて、経済理論の最先端とその社会実装について、わかりやすく議論します。全員国際的に活躍しており、現在はカリフォルニアに基盤を置いているメンバーもいるので、太平洋の両岸を結んで、オンラインでの配信となります。経済学研究科の社会連携活動の一例をご理解いただける機会になれば幸いです。経済学の研究の最先端を開拓し、その成果を社会に実装していく我々の活動の多くは、皆さんの東大そして経済学研究科への支援によって初めて可能になります。ここに感謝するとともに、今後のより一層の支援をお願いする次第です。
2022年12月吉日
東京大学大学院経済学研究科長・学部長
星 岳雄
記念品をセットでプレゼント
2023年1月31日23:59決済完了分までに、寄付目的「その他」を選択のうえ、「経済学部への支援」と記入いただいた上で、一括で10万円、もしくは100万円以上のご入金をいただいた個人・法人の方に、以下の 特典をご用意いたしました。
■10万円以上のご寄付
「ポストカード・クリアファイル&経済学部資料セット」をプレゼント
■100万円以上のご寄付
「経済学図書館・経済学部資料室特別ツアー」にご招待
特典の発送について
・特典の送付先は、寄付申込書・フォームにご記入いただいた住所となり、個別指定はできません。
・特典は、2023年3月末までに発送いたします。配達日、配達時間は選択できません。
・領収書は特典とは別で郵送いたします。
お問い合わせ先
東京大学基金事務局
電話:03-5841-1217(10時~12時、13時~16時、土日祝を除く)
E-mail:kikin.adm@gs.mail.u-tokyo.ac.jp