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令和元年度「東京大学 長島雅則奨学基金奨学生との交流会」

2019/08/09(金)

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長島雅則様

 726日(金)に「東京大学 長島雅則奨学基金奨学生との交流会」が、理学部1号棟「GoGlobalセンター」にて開催されました。

 「長島雅則奨学基金」は、本学卒業生である長島雅則様のご寄付によって2011年に設立され、奨学金の給付は今年度で9年目を迎えることとなりました。本奨学基金は、海外留学等を行う学部学生・大学院学生に対する奨学金と、私費外国人留学生に対する奨学金のプログラムに分けられており、海外経験を通じて自身の成長を志す学生の支援を行っています。令和元年度は、海外派遣学生8名、外国人留学生5名の学生が本基金から奨学金を給付されることとなり、長島様から奨学生証書を直接授与されました。

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奨学生証書の授与

 その後、長島様からは奨学生へのエールをいただきました。長島様は、ご自身が実際に海外で経験したことや出会った人々との繋がりが今の人生を形作っており、リアルな世界に接して勉強や仕事をすることが大事です、と述べられ、その中で、自分のやりたいことに巡り会えることを願っています、と奨学生たちに語りかけておられました。

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 また、この奨学金制度でそうしたチャンスを得られた学生の熱気に触れられることが嬉しい、と交流会の開催を喜ばれておりました。

  続いて、奨学生を代表して海外派遣学生1名、外国人留学生2名から挨拶がありました。海外派遣学生からは「留学先で積極的に学び、自分のやりたいことをさらに具体的に見つけたい」といった抱負が聞かれたり、外国人留学生からは「日本で学び続けるためにこの奨学金は欠かせないものであり、大変感謝している」というお礼の言葉もありました。また、英語を母国語としない外国人留学生から英語で挨拶があるなど、グローバルな交流会であることを感じさせる一幕もありました。

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奨学生代表挨拶:それぞれ抱負や感謝の思いが述べられました。

 引き続き行われた交流会では、冒頭に白波瀬理事・副学長より乾杯の挨拶の後、学生たちがこういった機会をいただけることは素晴らしいことだと学生たちにエールを送り、その機会を与えてくださっている長島様に改めて感謝の意が伝えられました。

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白波瀬佐和子理事・副学長:この機会を大切にしてほしい

 続いて、奨学生がそれぞれ自己紹介を行いました。長島様は11人の専門や留学目的に熱心に耳を傾けておられました。自己紹介が終わった後は、長島様、理事、学生が入り交じって専門の話や留学の話などに花を咲かせる様子が見られました。

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歓談の様子

 長島様も、学生からの質問に時には身振り手振りを加えながら熱心にお答えくださり、学生たちからも次から次へと質問が飛んでいました。

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歓談の様子

 交流会はあっという間に終了の時間となり、閉会の挨拶では藤井理事・副学長からこういった会で集まった人々との異分野間の交流はとても重要で、奨学金はもちろんのこと、そういった意味でも、こうした機会を作り出していただいている長島様には改めて厚く御礼を申し上げたい、と述べられました。

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 藤井輝夫理事・副学長:異分野間交流は重要

 この奨学金を通した奨学生たちの経験が、いつの日か成果となって現れることを祈りつつ、交流会は閉会となりました。

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