ファンドレイザーインタビュー


新卒で飛びこんだ寄付の世界

森さん正面.jpg
森 大地(Daichi MORI)
個人チーム / アソシエイトディレクター
 

ファンドレイザーになったきっかけは?

大学卒業後、個人や企業からのご寄付により、高校生や大学生の海外留学を支援するプロジェクトでカナダ留学を経験し、帰国後そのファンドレイジングチームに参加し、そこで初めてファンドレイザーという仕事を知りました。もっと教育研究活動全般へのファンドレイジングをしたいという思いが生まれ、大学ファンドレイザーという仕事を選びました。

どんな業務を担当していますか?

入職後から個人チームのメンバーとして、寄付者の方へ寄付のお礼状を作成して送付したり、直接お会いして寄付を活用した活動の報告をしたりしています。卒業生や一般の方から相談をうけて、寄付の活用プランを作成しご提案をすることや、学内関係者と協働しながら寄付者の意向を実現できるよう新しい奨学金のしくみを組み立てたりする経験もしました。活動報告会や相続遺言セミナーなどオンラインイベントの企画運営も担当しています。動画制作の業務では趣味の音楽制作が役立っています。

 
森さん.jpg
 

 

どんな職場でしょうか?

風通しの良い雰囲気のため、困ったことや不明な点があれば気軽に相談をすることが出来ます。職場では20代から60代まで幅広い年代のファンドレイザーが所属しています。さまざまな業界を経験しファンドレイザーとなった方も多く、多様な視点からアドバイスいただくことができます。私自身社会人経験が少ないため、多くのサポートをいただき仕事をしています。また同じ年代のアソシエイトメンバーも数名いて悩みを相談できる仲間がいるのはとても心強いです。ファンドレイザーとしてのキャリアを考えている方には経験を積みながら働くことのできる良い環境だと感じています。

入職後すぐコロナ禍だったそうですね・・

2020年4月に入職後すぐに新型コロナウイルス感染症の影響により、完全にテレワークとなりました。右も左も分からず家で一人仕事をすることに対する不安がありましたが、オンラインでの充実した研修制度やシニアディレクターの方々のサポートにより、すぐに仕事に慣れることができました。テレワークに対応し、また、休暇も取得しやすく、勤務形態も融通が効くので働きやすい職場環境です。また、個人的には東京大学の景観も魅力のひとつだと思います。キャンパス内は、都心とは思えないほど緑が多く自然豊かで、構内を散策するだけでリフレッシュできます。

ファンドレイジングという仕事について

森さん横.jpg
 

私はこの仕事を東京大学と東京大学を応援したい人を繋ぐことだと考えています。東京大学が実現したい未来と、それに共感し未来への投資としてご支援をしてくださる方との橋渡しができるというのがファンドレイザーという仕事の魅力です。

 


母校への想いを超えたやりがい

堺さん.jpg
堺 飛鳥(Asuka SAKAI)
個人チーム(遺贈・海外)/ シニアディレクター
 

これまでの経験とこの仕事を選んだ動機は?

大学卒業後、民間企業で働いたのち、大学院に戻り修士・博士と進みましたが、博士の途中で妊娠出産と夫の海外転勤が続き、学問の道は中断しました。
海外にいた際、他国のトップ大学に比し、大学での教育・研究環境が不十分であることや若手研究者のキャリア形成の大変さを痛感し、日本に戻ってきた際に、学問の世界に戻るのではなく、研究・教育環境を充実させていくことのお手伝いをしたいと思うようになり、ファンドレイザーという仕事を志しました。とはいえ、職歴的には、10年近いブランクのある身です。最初からファンドレイザーになれたわけではなく、実際は、大学で秘書・事務の仕事を数年経て、母校(東京大学)のファンドレイザーになりました。

これまでの経験やスキルは活きていますか?

民間企業、博士課程、海外駐在帯同、大学事務職と、自分としては、紆余曲折のキャリアでしたが、そのどれもが、現在につながっていると感じます。
大学院生、(部局)事務、といった立場を経験していることで、生活やキャリアに悩む学生、研究資金が足りない研究者、優秀な研究者のリクルーティングや施設の補修・充実などの、大学の様々な資金ニーズを間近で見てきたため、実感をもって資金集めをできています。

職場の様子はいかがですか?

今までいくつもの職場を経験しましたが、今まででいちばんといってよいほど、雰囲気のよい職場だと思います。わからないことがあれば、誰にでも気軽に声をかけられて、教えてもらえます。教えたがりの人が多いので(笑)。
ファンドレイザーそれぞれが、バックグラウンドや得意分野が違いますので、これから入られる方には、ぜひ多くの人に声をかけ、学び、自分なりの立ち位置を見つけてほしいと思います。

堺さん.jpg
 

東京大学で働いてみていかがですか?

母校に貢献したいという思いはもちろんあるのですが、日本を代表する大学である東京大学で働くということは、母校ということを超えてやりがいがあります。最先端の研究に触れられることはもちろんのこと、ファンドレイジングという面から見ても、事例の多さや持ち込まれる案件の幅広さからも、他では経験できない様々な経験を積むことができると感じます。
大学のファンドレイジングにおいても、多くの大学が卒業生を中心としたファンドレイジングにとどまっているのに対し、東京大学へのご寄付は、実は、卒業生以外からのご寄付が大変多い状況です。学究面でも、人材輩出という意味でも、日本の未来を担っていってほしいという皆様からの期待に応えていくことは、大変やりがいのある仕事だと感じます。
 

これから目指すものは?

長年国の庇護下にあった東京大学にとって、寄付やファンドレイジングとは、新しい大学の形を模索していくフロンティアを担う部門です。東京大学のファンドレイジングは国立大学法人になって以降始まり、まだ15年しか経っておらず、そのため、いくらでも新しいことにチャレンジできる環境があります。
私は、まだ入職して1年ほどですが、現在、遺贈や株式などの現物寄付、エンダウメントといった新しい寄付スキームを導入することに力を注いでいます。入職後1年でそのようなことに携わることができるのも、ここで働く魅力です。寄付やファンドレイジング自体、日本ではこれからの市場です。今後、社会貢献や寄付をしようと思った際に、東京大学が最初の選択肢に入るような、魅力的な東京大学を作っていきたいですね。
 

堺さん.jpg
 
 

ファンドレイジングという仕事について

寄付というのは、金額だけではなく、そこに付随する心や想いが存在しています。その寄付者様の想いを受け取り、研究や教育において具体的な成果につなげていくことで、よりよい日本を作り出せる、ファンドレイジングとはそのようなやりがいのある仕事だと感じています。一緒に日本の未来を変えていく仲間が増えることを楽しみにしています。


大学の「知」と社会をつなぐシゴト

関さん.jpg
関 太平(Taihei SEKI)
法人チーム / シニアディレクター
 

なぜこの仕事を選んだのですか?

前職は金融機関に勤務し大学研究機関分野の担当をしていました。事業会社と比べると経営体として発展途上の国立大学には関心があり、営利事業は十分満喫したので、公共性の高い大学で学知を社会に発信していくことに就労意義をとても感じ、この職務を選びました。
前職では顧客の課題感に合わせて商品を提供して行くストーリー営業をしていたので、商品を先生方の教育研究活動に置き換えて、同じ建付けで進めることができました。また、法人担当なので前職での人脈もずいぶんいきています。

関さん.jpg


 

職場の雰囲気はいかがですか?

PC操作や学校独特の内部事務等は覚えるのが大変で、いつも職員のみなさんに相談し助けてもらっています。コロナ禍をきっかけにリモート作業やオンライン会議が増えて、学ぶことも多いですが日々精進しています。オフィスは本郷キャンパスの中にあり、交通の便もよく周辺は自然も多いし良い環境だと思います。

東京大学で働くことについて

社会の大学への関心が高まる中、世界レベルでの競争を勝ち抜くため本気で経営体になろうとする組織の一員となり、社会連携の最前線で活動する経験はあまりできないと思います。その中で社会とアカデミア(知)を結ぶというこのシゴトは、学校や若者が好きな人には楽しい一生のシゴトになると思います。
 

関さん外.jpg
 

ファンドレイジングという仕事について

東大は2005年から本格的に社会連携活動を進め、日本の大学では一番進んでいると思います。社会連携活動の一つの形態がファンドレイジングであり、寄付はその中で大学が好きな人がこちらを信じて応援してくれるものと理解しています。信頼関係を作り、ブラッシュアップさせていくのがファンドレイザーのシゴトだと考えています。
定年後も地方の大学で地方創生等を絡めてこの活動(シゴト)ができたらよいですね~。

ページtopに戻る
 

採用ページに戻る