
皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より、東京大学医科学研究所の活動にご理解、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
ご承知の通り、我が国は産学官民の連携による医科学・医療・保健衛生の推進と手厚い健康保険制度により、世界屈指の長寿大国に成長しました。また、医薬品、医療機器分野は、国民の健康の鍵を握るのみならず、国の貿易収支をも左右する巨大産業に発展しております。一方で、超高齢化社会を迎えて、従来通りの医療・保険制度の継続が困難になりつつあるのも事実です。
このような中で、本年、医科学研究所は、1892年の北里柴三郎博士による前身の伝染病研究所創立125周年、また1967年の医科学研究所への改組50周年の節目を迎えました。
我々はこの機会に、創立以来の先人の叡智に改めて思いを馳せるとともに、医科学研究所への改組後の50年、感染症、免疫疾患に加えて、がん、ゲノム科学、情報科学、先端医療、再生医学、動物モデル、粘膜ワクチン学など最新の医科学を導入、発展させてきた基盤に立ち、また、全国唯一の大学附置研究所附属病院をもつ利点を活かして、我が国の新たな医学・医療のパラダイムシフトを、この白金台から発信いたします。そして、今後可能となる様々な大学の規制緩和策も見据えながら、産官学民から、より広く支持される研究所・病院を目指して体制を改革し、社会との連携強化を図ります。
この目的で、豊かな健康・長寿社会を実現する事業として、IMSUT One to Gogoプロジェクトを立ち上げました。具体的には、以下を通して、白金台キャンパスを、大学と社会との新しい形のインターフェイスとして発展させる予定です。
(1) 未来型病棟の開設に向けた病院の整備
(2) 医療用スーパーコンピューターの拡充
(3) 海外拠点の充実
(4) 次代を担う若手人材の育成
(5) 先導的基礎・臨床研究の推進
(6) 社会連携部門や企業研究部門の誘致
つきましては、何卒、本趣旨にご理解とご賛同を頂き、本事業を貴台とともに完遂できますよう、格別のご支援、ご高配を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
東京大学医科学研究所長 山梨 裕司
2020年03月26日(木)
本研究所は2017年に北里柴三郎博士による伝染病研究所の設立から125周年、医科学研究所への改組から50年周年の節目を迎えるにあたり、創設以来の理念の実現を、人材育成、施設整備、などによって加速化させることをめざして「IMSUT One To Gogo基金」を設定し広く寄附を募ってまいりました。
本年は寄附者の皆様の期待に応えるべく、基金の趣旨に相応しい使途となるよう所内からも意見を募り具体化に向けた検討を進めております。
基金設立後、幅広い層の皆様に、ご賛同いただきご支援を賜りましたことは、大変有り難い限りでございます。
IMSUT One to Gogo基金は、我が国の新たな医学・医療のパラダイムシフトを発信し、産官学民からより広く支持される研究所・病院を目指して体制を改革し、社会との連携強化を図ることを目的とした基金です。本研究所が2017年に北里柴三郎博士による伝染病研究所の設立から125周年、医科学研究所への改組から50年周年の節目を迎えるにあたり、創設以来の理念の実現を、人材育成、施設整備、などによって加速化させることをめざして設置されました。
寄付金の使途
現時点での支出はありませんが、2020年度に基金の有効活用を図るべく執行計画を決定する予定です。
継続支援のお願い
幅広い層の方々からのご支援ありがとうございます。白金台キャンパスを、大学と社会との新しい形のインターフェイスとして発展させる本事業を完遂できますよう、今後とも格別のご支援、ご高配を賜りますよう謹んでお願い申し上げます。
<医科研125周年IMSUT125-50>
北村先生と合山先生と川畑先生に、私は、教育をしていただきました。今でも、私の物事の考え方の基礎になっています。感謝しております。また、医科研の環境は快適でした。
今後のご発展を、楽しみにしております。
<医科研125周年IMSUT125-50>
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益々のご発展をお祈りいたしまして、設立されました11月19日に寄付をさせていただきます。
<医科研125周年IMSUT125-50>
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医科学研究所のさらなる発展を祈念いたします。
<医科研125周年IMSUT125-50>
<医科研125周年IMSUT125-50>
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当時山本正制癌部教授の発案で川村明義免疫部教授が関係者をリストアップ。
先輩、物故者の研究話等をする五研同窓会が家族や孫達も加わり続く、参加者の希望で平成28年より「五研の会」と改名、高津聖志名誉教授と共に至る。感謝の心で寄附。
<医科研125周年IMSUT125-50>
当時山本正制癌部教授の発案で川村明義免疫部教授が関係者をリストアップ。
先輩、物故者の研究話等をする五研同窓会が家族や孫達も加わり続く、参加者の希望で平成28年より「五研の会」と改名、高津聖志名誉教授と共に至る。感謝の心で寄附。
<医科研125周年IMSUT125-50>
<医科研125周年IMSUT125-50>
微力ながら、私も研究所の発展に貢献できるよう努めます。
今後益々の発展を祈念致します。
<医科研125周年IMSUT125-50>
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<医科研125周年IMSUT125-50>
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