山崎製パン×東京大学150周年記念「ランチパック」試食会レポート
― 学生のアイデアから生まれた、“青春の味” ―

2026年05月18日(月)

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はじめに

2027年に創立150周年を迎える東京大学では、「響存(きょうぞん)」をスローガンに、さまざまな記念事業が進められています。その一環として、山崎製パン(株)との共同企画によるチャリティ商品「ランチパック ラムネクリームとレモンクリーム」が誕生しました。

この商品は、東京大学のロゴカラーである「ブルー(淡青)」と「イエロー」から着想を得て、学生のアイデアをもとに開発されたものです。関東全域のローソンおよび東大生協の各店舗で2026年6月末まで販売され、1袋につき1円が、東京大学のシンボル「赤門」の修繕費として寄付されます。(ひらけ!赤門プロジェクト

今回は、学生ファンドレイジングサポーターの私・ゆめが、「ランチパック ラムネクリームとレモンクリーム」の試食会・記者発表会の様子をレポートします!

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いざ開会!

本企画は、寄付を通じた大学支援を推進する「ディベロップメントオフィス」、大学の魅力発信を担う「コミュニケーション戦略本部」、そして学生たちが連携して進めてきたプロジェクトです。

開会挨拶では、東京大学理事・副学長の津田先生が、
「教職員、学生みんなが力を合わせて作り上げた、なかなかないプロジェクト」
とおっしゃっていたのが印象的でした。単なるコラボ商品ではなく、「東大150周年をみんなで盛り上げよう」という想いがこもった企画だと感じました。

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学生のアイデアから生まれた「青春の味」

今回の企画の中心となったのは、学際情報学府 修士2年のQiao Peiyaoさん。
Peiyaoさんは、東大のロゴカラーである「ブルー(淡青)」と「イエロー」から、「ラムネ」と「レモン」を連想したそうです。

特に印象的だったのは、「ラムネ」に込めた想いです。Peiyaoさんによると、ラムネからは、
● 日本の夏
● 青春
● 爽やかさ
● 少し懐かしい感覚
というイメージを連想したそうです。さらに、「青い食べ物は珍しい。でも、その“珍しさ”自体が魅力になると思った」という言葉も印象的でした。

また、「味」だけでなく、パッケージデザインにも強いこだわりが込められていました。店頭で商品を見た瞬間の印象を大切にしながら、東大のロゴカラーである淡青とイエローを軸にデザインを考えたそうです。

さらに、「東大のロゴを知らない人にも、この商品をきっかけに東大を知ってほしい」という想いもあったといいます。

パッケージには赤門や新緑も描かれており、東大の春から初夏にかけての風景を連想させる、今の時期にぴったりな仕上がりになっていました。

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味へのこだわり

開発にあたっては試食会が5〜6回ほど行われ、辛口コメントも多数出る中、味や食感について何度も調整が重ねられたそうです。

当初は「ラムネクリームとレモンクリームが一つのパンの中に入った商品」だったものの、
● 青と黄色が混ざると緑っぽく見えてしまう
● 見た目が綺麗ではない
というフィードバックがあり、最終的には二つの味を分ける形に変更されました。

山崎製パンの担当者の方によると、ラムネ味のパンは前例が少なく、「炭酸感」をどう表現するかが大きな課題だったそうです。その中で鍵になったのが、“シャリシャリ感”。実際に食べてみると、ラムネ菓子のような食感があり、「確かにこれはラムネだ!」と感じられる仕上がりになっていました。

担当者の方は、「粒の大きさをどうするか、どんな砂糖を使うかをかなり悩んだ」と語っており、学生のアイデアを、プロの力で形にしていった過程が伝わってきました。

レモンクリームについても、「レモンクリームだけでは味が少し単調になってしまう」という課題があったそうです。そこで、アクセントとしてレモンピールを加える工夫が施されました。

学生の自由な発想と、商品開発のプロの視点がぶつかり合ったからこそ、完成度の高い商品になったのだと感じました。

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実際に食べて感じた、“爽やかな美味しさ”

試食会では、実際に完成したランチパックをいただきました。

まず驚いたのは、ラムネクリームとレモンクリームの両方に、しっかりと爽やかな酸味があることです。初夏にぴったりな清涼感があって、「青春の味」というコンセプトが伝わってくる味でした。

特に個人的に印象に残ったのは、レモンクリームに入っているレモンピールです。単なる“レモン風味”ではなく、レモンの香りや食感もしっかりあって、「濃い!」と感じる仕上がりでした。

また、ラムネ側のシャリシャリ感も想像以上に楽しく、「パンなのにラムネらしさを感じる」という不思議で面白い体験でした。

学生の自由な発想を、山崎製パンの技術で本気で形にしたからこそ生まれた味なのだと思います。

試食会に参加した学生の皆さんは、他の味のランチパックとも食べ比べながら、おいしく、そして楽しく「ラムネクリームとレモンクリーム」を試食されていました。食レポをしあったり、次のコラボ商品のアイデアを考えたり、、、ちなみにコラボ第二弾として赤門ラーメン味も開発中だとか、、、?

この場に集まった学生から、東大150周年、そして「ひらけ!赤門プロジェクト」がさらに広がっていくといいなと思いました。

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「コラボランチパック」が、赤門修繕につながっていく

本プロジェクトを担当した情報学環の渡邉英徳教授によると、このランチパック企画を東大公式Xで発信したところ、340万回以上表示されるなど、大きな反響があったそうです。

今回の企画の大きな特徴は、「食べること」が赤門修繕への支援につながることです。

赤門は、東京大学を象徴する存在であり、多くの卒業生や在学生にとって思い出の場所でもあります。しかし現在は耐震性の問題から閉鎖されており、修繕・保存に向けた「ひらけ!赤門プロジェクト」が進められています。

今回のコラボランチパックは、そんな赤門修繕を身近な形で応援できる企画です。

「寄付」というと少しハードルが高く感じる人もいるかもしれません。しかし、“東大らしさ”が詰まった商品を楽しむことが、そのまま赤門の未来につながっていく点が、この企画の大きな魅力だと感じました。

さいごに

東大と山崎製パンのコラボで生まれた、こだわりの詰まったランチパック。ぜひ皆さんも一度手にとって、青春の味を体験してみてください!

そしてそれが、赤門修繕への応援につながっていきます。この青春の味をきっかけに、東京大学150周年の取り組みや、「ひらけ!赤門プロジェクト」に関心を持っていただけたら嬉しいです。