収支の状況
東京大学基金資産期末残高の状況(2013年3月31日現在)
運用について
2012年度東大基金の平均残高は約92億円でした。
東大基金残高のうち30億円に関しましては2008年度から信託勘定を設定し独自の運用をおこなっております。残りの基金は大学全体の余裕資金との合同運用による長期運用をおこない、基金分は別管理をしております。
運用は国債、地方債を中心に、ユーロ円債などを加えた国立大学の運用規制の範囲内で行っております。2012年度は信託勘定分30億円の利回りが1.26%、またそれ以外の62億円に関しましては利回り0.88%となり、昨年に比較して利回りは低下しました。その結果全体の運用益は約92百万円となりました。
低金利継続の環境下ポートフォリオ全体の利回りは低下傾向ではありますが、今後もみなさまからのご寄付を安全かつより有利な運用をするよう努力してまいります。