東大生海外体験プロジェクト 発起人、パートナーの皆様からのメッセージ

発起人、パートナーの皆様からのメッセージについて

東大生海外体験プロジェクト」は、本学卒業生による寄附募集活動です。

留学する環境に恵まれた一部の学部学生だけでなく、より多くの一般的な学部学生が積極的に留学に目を向け、
修学過程の早い段階でサマープログラム等で海外大学を体験し、よりグローバルな視点を養ってほしいという理念に基づき発足しました。

発起人、パートナーの皆様から、本プロジェクトにかける思いを以下、メッセージとしていただきました。 

東大生海外体験プロジェクトへご寄付については、こちらをご覧ください。

東大生海外体験プロジェクトの募集については、こちらをご覧下さい(学部学生対象)。

発起人の皆様

藤森 義明 様('75年 工学部卒)   三谷 宏幸 様('77年 工学部卒)    吉田 正樹 様('83年 法学部卒)

森  浩生 様('86年 経済学部卒) 浅尾 慶一郎 様('87年 法学部卒) 中居 英治 様('87年 法学部卒)

山田 善久 様('87年 法学部卒)

パートナーの皆様

小林 利彦 様('61年 薬学部卒) 松村 はるみ 様('76年 文学部卒)  潮田 洋一郎 様('77年 経済学部卒)

小泉 泰郎 様('86年 経済学部卒) 山岸 慎司 様('86年 農学部卒) 大海 太郎 様('87年 経済学部卒) 

山東 英樹 様('87年 経済学部卒) 中西 健治 様('88年 法学部卒) 山本 舞衣子 様('02年 医学部卒)

発起人の皆様からのメッセージ

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'75年 工学部卒・代表発起人
株式会社LIXILグループ
取締役 代表執行役社長 兼 CEO 藤森 義明 様

 母校である東京大学や自分を育ててくれた環境への恩返し、社会への還元ということを強く意識してこのプロジェクトを立ち上げました。
 若い学生のうちに海外を体験することは重要です。人は、自分のコンフォートゾーンから抜け出さない限り絶対に成長しません。海外に行ったら自分達が住む世界とは全く違った土俵や、文化や考え方が全然違う人間がいます。「世の中にはこんな違った世界があるのか」というショックや感動を 体験してきてもらいたいと思います。

 

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'77年 工学部卒 
東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻
教員 三谷 宏幸 様

 日本のグローバル化が遅れがちだ。これから世界に羽ばたくためには海外での経験が不可欠になる。このため企業として努力することも肝要だが、まずは学生からその動きを活発化していくべきだ。それを達成するため発起人の一人として本プログラムを立ち上げた。
これから輝かしい未来のある皆さん、東大の学生諸君に本プログラムに積極的に参加してほしい。

 

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'83年 法学部卒 
株式会社ワタナベエンターテインメント
代表取締役会長 吉田 正樹 様

 東京大学は卒業生の団結が弱いという印象があり、個人の努力によって、その ネットワークを保持してきました。
 もう一度母校のあり方を考え、未来を荷う若者の為に、何らかの力になりたいと 考えています。微力ですが話題づくりや意識向上に協力できればと思っております。

 

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'86年 経済学部卒 
森ビル株式会社
取締役副社長執行役員 森  浩生 様

 グローバル化がカギを握るこの時代において、もはやビジネスは国内視野だけでは不十分であり、世界を舞台に活躍する人材を育てなければと危機感を感じている。当社も海外で事業展開を進めるようになったが、自分自身が若い時に海外体験があればよかったと思うことがある。将来世界で活躍できるような学生の一助になればと願っている。

 

 
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'87年 法学部卒 
 衆議院議員
浅尾 慶一郎 様

 若者の内向き志向が指摘されて久しい。そうした中、学部在学中の4年間に数週間程度の短期間も含め全学生が海外で生活する体験をするという目標を掲げた東大事務当局の役に少しでも立てばと言う想いからこのプロジェクトを立ち上げた。5年後、10年後の東大生、卒業生が見違える様になり、国際的に活躍出来る人になっていることを期待する。

 

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'87年 法学部卒 
バークレイズ証券株式会社 
代表取締役社長兼CEO 中居 英治 様

 日本人は、世界でもっとリーダーシップを取る潜在力があると思います。東京大学の学生には、日本だけでなく世界のリーダーとして羽ばたいて欲しいと思います。そして、その為には若い時に海外に飛び出し、言語だけでなく異文化の洗礼を受けながら視野を広げることが大切です。この基金が、高い志を持ったリーダーの育成に少しでも貢献できれば、それに勝る喜びはありません。

 

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'87年 法学部卒 
楽天株式会社
副社長執行役員 山田 善久 様

 発起人の中で話し合い、できる限り多くの学部生に海外体験をしてもらうことが今後ますます進むグ ローバル化時代に必要ではないかと考えました。学部生の方には、海外体験をきっかけに広く世界に 目を向けてほしいと思っています。

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発起人の皆さま(中居様はご欠席)

パートナーの皆様からのメッセージ

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'61年 薬学部卒
東京大学薬友会 
会長  小林 利彦 様

 大学院は、2人のノーベル賞授賞者(Florey,Eccles)のいたオーストラリア国立大学(医)に行き、大きな刺激を受けた。“An independent thinker”になれと。豊かな生活を夢みて、米国大手製薬(Upjohn,とE.Lilly)にR&D V.P.として必死に働き、また米国研究製薬工業協会(W-D.C.)で得た人脈は、天の恵み。500人の友人は、500人の先生。座右の銘は“素心”。

 

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'76年 文学部卒  
㈱LIXILグループ 
専務執行役  松村 はるみ 様 

 大学4年の時、ドイツに住んでいた叔母宅を拠点に1ヶ月のヨーロッパ旅行をしました。
パリのカフェで眺める人々は想像とは異なって黒人や赤毛の人など多様多彩、アジア人のコンプレックスも吹っ飛び、大きな開放感を感じました。自分を開く・・・それが、海外体験です。

 

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'77年 経済学部卒 
LIXILグループ
取締役会長  潮田 洋一郎 様

 卒業の翌年に、ゼミの恩師故土屋先生のアドバイスでシカゴ大学に留学し、1979年にMBAを取りま した。フリードマンが去った後でしたが、昨年ノーベル賞のユージン・ファーマやスティーグラー、シュルツ、マートン・ミラーなど超一流教授陣に学んだ事は、現在でも仕事や人生の指針です。

 

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'86年 経済学部卒 
ゴールドマンサックス証券株式会社
投資銀行部門 資本市場本部共同本部長 小泉 泰郎 様

社会を構成する我々が多様なバックグランドを持つ人への理解を深め、自分を発信する能力を向上さ せ、人の意見を素直に聞ける耳をもつことが、日本国繁栄/世界平和に欠かせない要素だと痛感してお ります。
誰かに期待するのではなく、一人一人の努力の集大成が国力です。
東大生がその役割を率先していく、その為に必要な金銭的、人的なサポートをさせて戴く機会を頂戴 し、感謝します。

 

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'86年 農学部卒 
外資系医療機器企業
山岸 慎司 様

 私は日々、欧米人のみならず、中韓印などの同僚とのコミュニケーションに苦労しています。初めて海外に長期滞在した時には30歳を超えていたので、遅すぎたと思っています。後輩の皆さんには、何でも吸収できる若い時期に、海外で多様な文化・生活・価値観に接して頂くことを期待します。是非、この機会を、楽しんできてください!

 

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'87年 経済学部卒
タワーズワトソン株式会社 
代表取締役社長  大海 太郎 様

 自分にとって、幼少時代に海外で一時期を過ごした経験と社会人になってからの米国への留学が大きな影響があったと感じています。皆さんにもぜひ、学生のうちに海外を経験していただいて、自分の頭で何が問題かを考え、それをどう解決するかについて、世界中の人と議論が出来るような人になられることを期待しています。

 

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'87年 経済学部卒
株式会社ジュンアシダ 
代表取締役社長  山東 英樹 様

 「世界を舞台に美しさを探求し創造する」
これは、私達がファッションメゾンとして創業以来掲げている経営理念です。
皆さんもぜひ様々な分野で世界に向けてチャレンジしてください。
応援しています。

 

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'88年 法学部卒 
参議院議員
中西 健治 様

 国会議員になる前、私は20数年間、外資証券会社で勤務しましたが、ジャパンパッシング・ナッシングといわれるように日本への期待の低下を日々感じてきました。
日本に誇りを持てる社会を築き、存在感のある日本を取り戻すためには、グローバルな人材の育成は急務です。
多くの学生の皆さんが本プロジェクトにご参加頂くことを大いに期待しています。

 

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'02年 医学部卒 
フリーアナウンサー(株式会社アミューズ所属)  
山本 舞衣子 様

  同級生にも海外で研究をしている人が多いのですが、語学力・経済面で「早く行っておけばよかった」と言う人が少なくありません。
30代で家族を抱えながら渡米・・・夢はあっても現実は大変。
吸収力豊かな学生のうちに、ぜひ新しい世界を開拓してみてはいかがでしょうか。 
様々な業界で働く卒業生が応援します!

 

※肩書きはインタビュー当時のものです。