活動報告会&感謝の集い2024

2024年7月26日(金)、「東京大学基金 活動報告会&感謝の集い2024」を本郷キャンパスの安田講堂にて開催いたしました。なお、当日の模様は後日、YouTubeにて公開する予定です。

【第一部】銘板見学会

開会前の時間で銘板見学会を開催し、ロビー・回廊の東大基金寄付者銘板をはじめ、安田講堂改修プロジェクト実施時の特設銘板や客席内の椅子プレートなどをご見学いただきました。

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【第二部】活動報告会

今年も、全国各地から多くの方にご来場いただきました。

総長挨拶

プログラムの初めに、藤井輝夫総長より挨拶がありました。

皆さまから多大なるご支援をいただいておりますことへの御礼の後、UTokyo COMPASSの概要とこれまでの進捗・成果についてお話がありました。その中には、財務力強化のために菅野暁CFOと福島毅CIOが就任したことや、東京大学初のエンダウメント型研究組織の設置したことの説明がありました。また、2027年に150周年を迎えることを機に、安定的な財務基盤を支える基金の充実を目指していくことへの決意を表明しました。

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2023年度活動報告

続いて、津田 敦理事・副学長/社会連携本部長より、2023年度の東京大学基金活動報告を行いました。
皆さまから寄せられたご寄付の年度別申込金額・件数の推移や、大学の財務基盤を支えるUTokyo NEXT150が伸長していることのご報告の後、プロジェクト活動状況・新規に立ち上げたプロジェクトといった、東京大学基金の昨年度の取り組みについてお話ししました。最後には、大学が取り組んでいる150周年記念事業のご紹介があり、周年記念寄付について説明いたしました。

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プロジェクト代表者からの御礼

3つのプロジェクトの代表者より、普段の活動の紹介に加え、日ごろのご支援に対する御礼を申し上げました。

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バリアフリー教育開発研究センター 副センター長・教育学研究科
小国 喜弘 教授

インクルーシブ教育実現のための研究教育基金

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FS能登町支援チーム代表、農学生命科学研究科 修士課程
志賀 智寛 さん

体験型活動支援基金(能登町支援特別プログラム)

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情報学環・学際情報学府
渡邉 英徳 教授

戦災・災害のデジタルアーカイブ基金

菅野暁理事(CFO)によるプレゼンテーション

昨年の8月よりCFOに就任した菅野暁理事によるプレゼンテーションがありました。法人化以降の国立大学の財務構造の変化や、新しい経営モデルの紹介、世界の大学を比較した東京大学の基金の規模についてなどを説明した上で、今年4月より財務体制を強化するために設立された「CFOオフィス」の役割についてのご紹介がありました。

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鼎談「世界の誰もが来たくなる大学」への財務戦略

津田 敦理事がモデレーターとなり、藤井 輝夫総長、菅野 暁理事(CFO)による鼎談を実施いたしました。
テーマは「『世界の誰もが来たくなる大学』への財務戦略」。国立大学が自己資金を拡充することの重要性、それを実現するためのエンダウメントという財務体制、菅野CFOが考える財務戦略や意気込みについて話し合いました。その上で、「世界の誰もが来たくなる大学」について、藤井総長のビジョンが語られ、未来の大学のあり方を考える上で有意義な鼎談が行われました。

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感謝の集い〜UTokyo FUN Meeting〜

 コロナ禍以来、4年ぶりに対面型でリニューアル開催となった「感謝の集い」。
「東大基金」でつながるすべての人たちが、出会い、交わり、さらに深くつながる場を創出するとともに、様々な方法で感謝が伝わり、楽しんでいただけるようにというコンセプトから「UTokyo FUN Meeting」というサブタイトルを付け、安田講堂の3階・4階のロビーを会場としてフロア別に2つの企画を実施しました。

・3階 THANKSエリア

主に学内関係者と寄付者とのリアルな交流の場として展開しました。会場には学内の役員・部局長等が約40名近く参加し、直接寄付者と対話するとともに日頃の謝意を伝えました。参加された寄付者からは「普段、なかなか直接お話をする機会がない学内組織の代表者とお話をする場を頂戴できて良かった」等のお声をいただきました。

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・4階 FUNエリア

様々な寄付プロジェクトが、ポスターや模型・モニター等を用いて普段の研究活動や寄付によって実現できたことを直接ご紹介するブースの出展や、イチ公や藤井総長のパネルと一緒に写真を撮ることが出来る記念撮影スポット等、様々な形で東大に出会い、楽しんでいただく内容にしました。開場と同時に多数の寄付者が訪れ、4階ロビーは大いに賑わいました。
当日の参加者からは「先生と直接話すことができて嬉しかった」「研究内容の話が面白かった」「来年もぜひ来たい」などのお声をいただきました。

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