
体験型活動とは、授業だけでなく実社会での体験を通じて、多様な考え方や文化、価値観を学び、自らの新しいアイディアや発想力を生み出す力を身につけ、次世代を担う人材を育成するために、本学で行っている教育プログラムです。
体験型活動には、以下の3つのプログラムがあります。
皆様からのご支援は、この3つのプログラムにおける学生の活動のために活用されます。
学生たちの意欲をご理解いただき、温かいお力添えをお願いいたします。
1.概要
体験活動プログラムとは、東京大学の学部学生が今までの生活と異なる文化・価値観に触れるプログラムです。
プログラムを通じて新しい考え方や生活様式を学び、「知のプロフェッショナル」に必要な基礎力である、自ら新しいアイディアや発想力を生み出す力を身に付けます。
東京大学独自のプログラムとして平成24(2012)年度から国内外問わず実施され、ボランティアなど社会貢献活動、国際交流、農林水産業や地域体験、学内研究室体験など、多様なプログラムで構成されています。
2.対象者
学部学生
3.参加人数
428名(平成30年度実績)
4.活動期間
数週間~数ヶ月(各プログラムにより異なる)
5.活動例
【体験活動】ベンチャー企業での社長の講義(アメリカ・ボストン)
【体験活動】レール車両基地見学(イギリス・ロンドン)
【体験活動】サンゴ礁調査(沖縄県石垣島)
1.概要
社会が大きな転換期にある今、多様な関係者と協働しながら、政策を立案・実行できる人材の育成は、日本社会の喫緊の課題です。本プログラムを通じ、東京大学は、社会的課題に果敢にチャレンジするリーダー人材を育成します。
本プログラムは、FSにご協力いただける県から学生の皆さんへ、地域における課題を提示していただくことから始まります。チームを組み、投げかけられた課題に対して事前調査や活動計画の立案等を行った後、地域の現場に入ります。現状について身をもって体験・把握して大学へ戻り、課題解決に向け、自ら考え、または知見を有する学内の教職員等の協力を得て、その糸口を探ります。これらの事前調査、現地活動、事後調査を通じて、1年をかけて課題解決への道筋提案を行います。
2.対象者
学部学生・大学院学生
3.参加人数
49名(平成30年度実績)
4.活動期間
約1年間
5.活動例
(1)地方創生・社会の仕組み作り
(2)伝統工芸・特産品を活かした地域振興策
(3)地域ブランド発信
1.概要
FLY Programは、入学した直後の学部学生が、自ら申請して1年間の特別休学期間を取得したうえで、自らの選択に基づき、東京大学以外の場において、ボランティア活動や就業体験活動、国際交流活動など、長期間にわたる社会体験活動を行い、そのことを通じて自らを成長させる、自己教育のための仕組みです。「プログラム」といっても、大学が学習メニューをつくって提供するものではなく、その内容は学生自身の主体的な判断によって決定されます。
欧米の大学では、入学前などの時期に、こうした「寄り道」を認める「ギャップイヤー」と呼ばれる仕組みが普及・定着しています。東京大学の取組は、これに準じた、日本での先導的な試みの一つとなります。「よりグローバルに、よりタフに」学生を育成しようとする東京大学の教育改革の一環として、FLY Programは重要な意義を持つものであり、後援くださる企業・団体をはじめ、各界から大きな期待が寄せられています。
2.対象者
新たに教養学部前期課程に入学する学生
3.参加人数
毎年10名前後
4.活動期間等
1年間
5.活動例
【FLY Program】グランドキャニオン訪問(アメリカ・アリゾナ)
【FLY Program】ドイツでの学生生活
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