
【お知らせ】このプロジェクトは2024年12月31日をもって、寄付募集を終了しました。
ご支援誠にありがとうございました。
今後は、女性活躍支援も含む「UTokyoインクルーシブ・キャンパス構築プロジェクト」にご支援をお願いいたします。
2.女性研究者への支援
3.環境整備における支援
4.男女共同参画の推進
東京大学では、学生、教職員等すべての構成員が、その性別によらず、いきいきと活躍できるよう、様々な活動を実施しております。
具体的には前記支援内容にもお示ししたとおり、女子学生への支援、女性研究者への支援、環境整備における支援などに可能な限り取り組んでいるところでございます。
しかしながら、これらの支援資金も決して潤沢とは言えず、より充実した支援を行うためには、関連する多くのみなさまのご協力が欠かせないものだと考えております。
女性教員、女子学生の比率が期待する水準に達し、これまで以上に女性が活躍できる環境の整備・改革が実現できるよう、みなさまのご支援とご協力をお願いいたします。
2025年02月14日(金)
本学では、国籍・人種・ジェンダー・年齢等を超えた多様な人材が活躍するキャンパスを目指し、特に男女比の大きな偏りの解消を優先的な取り組みとして、2006年に「男女共同参画室」を設置しました。以来、少数派となっている女性学生、女性教員等への支援に力を入れ、学内保育園の設置、ワーク・ライフ・バランス支援事業、女性研究者を増やすためのポジティブ・アクションなどに取り組んでまいりました。また、女子中高生へのアウトリーチ活動を始めとした女性学生比率向上のための取組も継続的に実施しています。
支援に充てる資金を増強するため、2016年10月に本基金を設置し、寄付の募集活動を開始しました。
2017年度からは、自宅からの通学が困難な学部女性学生に対する「住まい支援」事業を開始し、毎年度200名以上に対して支援を行いました。その支援経費の一部を基金より支出させていただきました。おかげさまで、地方から東京大学に進学した女性学生が安心して学業や課外活動に励むことのできる環境が整えられました。
皆様の温かいご支援をいただき、住まい支援をはじめ以下の支援に取り組むことができました。
1.女性学生への支援
●女性学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女性学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
●進学促進事業
女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子『Perspectives』の作成・配布、在学女性学生による母校訪問などの進学促進事業を行いました。
2.女性研究者への支援
●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
●ワーク・ライフ・バランス支援
育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用に係る費用の支援を行いました。
●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
●積極的雇用支援
女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
3.環境整備における支援
●休養室・女子トイレ等環境改善
2023年度より、学生の利用が多い中央食堂において生理用品配布ボックスを設置しました。
4.UTokyo男女⁺協働改革#WeChange
2021年度には、本学の目指すべき理念や方向性をめぐる基本方針として、UTokyo Compass 「多様性の海へ:対話が創造する未来」を公表しました。このUTokyo Compassのもと、2022年6月には「東京大学ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)宣言」を公表し、多様性と包摂性の実現に取り組んでいるところです。
これらの理念、宣言の内容を着実に実行していくために、2022年10月より、女性リーダーの育成に向けた施策「UTokyo男女⁺協働改革#WeChange」(「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ<女性リーダー育成型>」)を実施しています。
3本柱のうち特に重要視しているのがマジョリティ側の意識改革ですが、その施策のひとつとして学内外から注目されたのが2024年度に実施した「#言葉の逆風」プロジェクトです。このプロジェクトでは、「なぜ東京大学には女性が少ないのか?」という問いを先行して掲示し、後に、女性たちが実際に経験した「#言葉の逆風」を可視化しました。アンケートで収集された言葉をもとに、日常的な何気ないひとことが与える影響を可視化し、マイクロアグレッションへの気づきを促しました。この活動は、大学構成員がジェンダー課題を自分事として捉える契機となり、SNSを通じて学内外から大きな反響を呼びました。
2016年度から2024年度までの女性学生(留学生を除く)及び常勤女性研究者の比率は以下の通りです。
本基金開始当初の2016年度に比べ、常勤女性研究者の比率は16.7%から20.3%に、女性学部学生の比率は18.3%から21.0%に増加しました。
しかしながら、これらの比率は、世界水準から見れば依然低く、ジェンダーを問わず活躍することのできる環境の整備や改革が、これまで以上に求められている状況です。
今後も引き続き、多様な人材が活躍するキャンパスを目指し、構成員の意識改革からポジティブアクション支援、さらには学外への働きかけについて、多岐に渡り活動してまいります。
寄付者の皆様、UTokyo 女性活躍支援基金に貴重なご寄付をいただき誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
男女共同参画室は、2024年度にバリアフリー支援室と発展的に統合し、多様性包摂共創センター(愛称IncluDE /インクルード)において、ジェンダー・エクイティ推進オフィスとして生まれ変わりました。それに伴い、本基金はUTokyoインクルーシブ・キャンパスプロジェクトに統合することとなりました。
今後とも、皆さまからご意見をいただきながら、関連分野の研究機能を強化し、ジェンダー・エクイティの推進に向けて取り組んでいく所存です。
引き続き御理解と御協力をお願い申し上げます。
参考リンク
・「東京大学 ダイバーシティ&インクルージョン宣言」制定について | 東京大学
・#WeChange UTokyo|東京大学の女性リーダー育成に向けた施策
・IncluDE 多様性包摂共創センター | 東京大学
・UTokyo インクルーシブ・キャンパス構築プロジェクト | 東京大学基金
2024年02月08日(木)
●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
令和5(2023)年4月からは、学部2年生125人・学部1年生151人の計276人が、この支援制度を利用しています。
●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
●ワーク・ライフ・バランス支援
育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用に係る費用の支援を行いました。
●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
●積極的雇用支援
女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
●進学促進事業
女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子『Perspectives』の作成・配布、在学女子学生による母校訪問などの進学促進事業を行いました。
各事業の詳細は、男女共同参画室および#WeChange※のウェブサイトをご参照ください。
※#WeChange:令和4年10月に採択された科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」において、女性リーダーの育成に向けた施策「UTokyo男女+協働改革#WeChange」を行っています。
温かいご支援を賜り、ありがとうございました。
2023年01月20日(金)
●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
令和4(2022)年4月からは、学部2年生145名・学部1年生130名の計275名が、この支援制度を利用しています。
●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
●ワーク・ライフ・バランス支援
育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。
●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会を提供しました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
●積極的雇用支援
女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
●進学促進事業
オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご覧ください。
温かいご支援を賜り、ありがとうございました。
2022年01月27日(木)
●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近で、セキュリティが確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
令和3(2021)年4月からは、学部2年生111名・学部1年生154名の計265名が、この支援制度を利用しています。
●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
●ワーク・ライフ・バランス支援
育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。
●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
●積極的雇用支援
女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
●進学促進事業
オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご参照ください。
寄付金の使途
女子学生住まい支援対象者に対する支援経費として、ご支援を大切に活用いたしました。
今後ともあたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
2021年02月03日(水)
女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する、自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。令和2(2020)年4月からは、学部2年生95名・学部1年生117名の計212名が、この支援制度を利用しています。
研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
ワーク・ライフ・バランス支援
ライフイベントや国の審議会委員等の社会貢献活動のため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。
キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
積極的雇用支援
女子教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
進学促進事業
オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご参照ください。
ご寄付の使途
女子学生住まい支援対象者に対する支援経費として、1,080,000円(提携居室・目白台インターナショナル・ビレッジのそれぞれについて1学年1名ずつ 合計3名分×月額30,000円×12ヶ月)を支出しました。
皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
引き続きご支援賜れますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年03月26日(木)
●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。全体としては1学年につき100名、合計で200名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
2019年4月からは、学部2年生95名・学部1年生100名の計195名に対して支援を行いました。
●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。
●ワーク・ライフ・バランス支援
ライフイベントや国の審議会委員等の社会貢献活動のため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。
●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。
●積極的雇用支援
女子教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。
●進学促進事業
在学女子学生による母校訪問の実施や女子高校生のための説明会の開催など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトよりご覧いただけます。
引き続き温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
2019年07月12日(金)
皆様からお寄せいただいたご寄附は学内予算を補強する形で、その80%を「女子学生向け住まい支援」に、20%を他の事業に大切に活用させていただいています。
■女子学生向け住まい支援
教養学部前期課程に入学し、自宅から東京大学(駒場キャンパス)までの通学時間が90分を越える女子学生に、月額3万円、最大2年間の支援をしています。この支援プログラムは五神総長のイニシャティブで、2017年4月入学者を対象にスタートしました。キャンパスに近く、セキュリティが高く、保護者の方が宿泊可能な民間のマンションや女子学生会館等を厳選してご案内しています。
2017年4月入居開始 80名
2018年4月入居開始 98名
2019年4月入居開始 100名
今後、学内予算に加えて、多くのご寄附によって、地方の優秀な女子生徒が、安心して東京大学に進学できる環境をさらに充実していきたいと考えています。
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(東京銀杏会・岡田幸村)
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また、健康で快適に、安心して暮らせる、
幸せ、喜び(悦び)、笑顔溢れる日本、世界、地球へ
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幸せ、笑顔、豊かさ溢れている社会、日本、世界、地球へ。
与え、貢献してゆく。
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