UTokyo 女性活躍支援基金

女性研究者、女子学生が活躍できる環境の整備・改革を目指す

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プロジェクト設置責任者

東京大学  理事・副学長
林 香里

今年度寄付総額
1,097,000円
今年度寄付件数
54件
現在の継続寄付会員人数
11人
累計寄付総額
26,134,000円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

【お知らせ】このプロジェクトは2024年12月31日をもって、寄付募集を終了します。
ご支援誠にありがとうございました。
今後は、女性活躍支援も含む「
UTokyoインクルーシブ・キャンパス構築プロジェクト」にご支援をお願いいたします。

UTokyo 女性活躍支援基金について

 
  東京大学の使命である最高水準の研究・教育のさらなる向上及び世界的視野をもった市民的エリート育成を実現するためには、国籍・人種・性別・年齢等を超えた多様で優秀な人材の参画と活躍が不可欠であり、本学では女性活躍の推進に取り組んでいるところです。

 しかし、現状では、女性教員、女子学生の比率は、まだまだ期待する水準に達していません。これを危惧する本学では、国からの運営費交付金が年々減少する中にありながらも、総長のイニシアティブにより男女共同参画推進に充てる予算を増強しておりますが、それでも十分な資金が確保されたとは言えない状況です。
 
 これまで以上に女性が活躍できる環境の整備・改革を目指すためには、新たな財源を確保することが非常に重要となっています。皆様からのより一層のご支援をお待ちしております。
 

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支援内容

1.女子学生への支援
 
 ・女子学生向け住まい支援
 東京大学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生とその保護者にとって、入学後の住まいは、進学先を考慮する際の大きな関心事項のひとつです。駒場キャンパス至近の民間賃貸物件および東京大学目白台インターナショナル・ビレッジに専用の居室を用意し、一定の家賃支援を行います。
 ・女子高校生への事前情報提供
 女子学生が東京大学への入学を志望するにあたって、壁のひとつとなっているのが東京大学へ進学した身近な先輩女性と巡り合えないことです。東京大学では、在学している女子学生に出身高校を訪問して魅力や想いを伝えていただく事業を実施しています。この事業は、特に関東近郊以外の地方の高校に在籍する女子学生に対して規模を拡充していく必要があります。

2.女性研究者への支援

 ・女性教員スタートアップ研究費支援/スキルアップ支援
 新規に採用される女性教員に対してスタートアップ研究費を支援します。また、すでに東京大学に在籍している女性教員には、国内外の学会参加にかかる旅費を支援することで、研究力のさらなる養成を図ります。
 ・女性研究者サポート要員配置支援事業
 産休期間における女性教員や社会貢献活動を行う女性教員(所属する研究分野等に女性が少なく、公的な審議会委員等が集中している女性教員)にサポート要員を配置する支援を行います。
 

3.環境整備における支援

 ・老朽化した学内保育園の改修
 東京大学では、教職員や若手研究者が所属を問わず利用できる4つの保育園を運営しています。これらの保育園では、主に年度途中に復職を希望する教職員等のお子さんの受け入れを行い、教育研究活動と育児の両立を支援してきました。
 しかし、保育園の設置から10年以上が経ち、外壁の塗装や屋上の防水加工など園内にも改修が必要な箇所が増え、改修資金をいかに確保するかが喫緊の課題となっています。今後も教職員や若手研究者が安心して教育研究に打ち込めるよう、改修を含めた保育園の整備を続けていきます。


 
外観(学内4保育園).jpg
 
 ・休養室・女子トイレ等環境改善
 女性教員や女子学生等が、研究・学業・執務に集中するためには、休養場所やトイレ環境の快適さ、安全性の配慮が必要です。これまでにも利用頻度の高い場所から改善を進めてまいりましたが、さらなる環境改善を目指しています。
 ・授乳室の整備
 小さな子供を持つ女性教員や女子学生の授乳・搾乳等の便宜のため、授乳室の整備が必要です。すでに設置されている部局もありますが十分な設備ではなく、各種イベント実施時に来学される学外者が利用できる全学的なものも含め、さらなる整備を促進していきます。

4.男女共同参画の推進

 女性教員や女子学生が積極的に参入したくなるキャンパスとは、男女共同参画体制が整っている場だと考えます。
 学内保育園の運営・整備や、性別にかかわらず育児・介護に携わる研究者への支援制度など、より一層の男女共同参画を推進します。
 

理事・副学長からのメッセージ

 東京大学では、学生、教職員等すべての構成員が、その性別によらず、いきいきと活躍できるよう、様々な活動を実施しております。
 具体的には前記支援内容にもお示ししたとおり、女子学生への支援、女性研究者への支援、環境整備における支援などに可能な限り取り組んでいるところでございます。
 しかしながら、これらの支援資金も決して潤沢とは言えず、より充実した支援を行うためには、関連する多くのみなさまのご協力が欠かせないものだと考えております。
 女性教員、女子学生の比率が期待する水準に達し、これまで以上に女性が活躍できる環境の整備・改革が実現できるよう、みなさまのご支援とご協力をお願いいたします。
 

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2023年活動報告
-女子学生住まい支援等を行いました-

2024年02月08日(木)


 

●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
令和5(2023)年4月からは、学部2年生125人・学部1年生151人の計276人が、この支援制度を利用しています。

●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。

●ワーク・ライフ・バランス支援
育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用に係る費用の支援を行いました。

●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。

●積極的雇用支援
女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。

●進学促進事業
女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子『Perspectives』の作成・配布、在学女子学生による母校訪問などの進学促進事業を行いました。
 

各事業の詳細は、男女共同参画室および#WeChange※のウェブサイトをご参照ください。
※#WeChange:令和4年10月に採択された科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」において、女性リーダーの育成に向けた施策「UTokyo男女+協働改革#WeChange」を行っています。

温かいご支援を賜り、ありがとうございました。
 

2022年活動報告
-女子学生住まい支援等を行いました-

2023年01月20日(金)

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●女子学生住まい支援
 本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
 令和4(2022)年4月からは、学部2年生145名・学部1年生130名の計275名が、この支援制度を利用しています。

●研究者育成支援
 女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。

●ワーク・ライフ・バランス支援
 育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。

●キャリア形成支援
 若手または新任の女性教員に対して相談できる機会を提供しました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。

●積極的雇用支援
 女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。

●進学促進事業
 オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご覧ください。

温かいご支援を賜り、ありがとうございました。

2021年活動報告
-女子学生住まい支援等を行いました-

2022年01月27日(木)

●女子学生住まい支援
 本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近で、セキュリティが確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
 令和3(2021)年4月からは、学部2年生111名・学部1年生154名の計265名が、この支援制度を利用しています。

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●研究者育成支援
 女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。

●ワーク・ライフ・バランス支援
 育児や介護等のライフイベントのため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。

●キャリア形成支援
 若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。

●積極的雇用支援
 女性教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。

●進学促進事業
 オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
 ※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご参照ください。



寄付金の使途
女子学生住まい支援対象者に対する支援経費として、ご支援を大切に活用いたしました。

今後ともあたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
 

2020年活動報告
-女子学生住まい支援等を行いました-

2021年02月03日(水)

女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する、自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。令和2(2020)年度からは、本学目白台インターナショナル・ビレッジにおいても支援を開始しました。全体としては1学年につき最大154名、合計で308名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。令和2(2020)年4月からは、学部2年生95名・学部1年生117名の計212名が、この支援制度を利用しています。

パンフレットイメージ.png
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研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。

ワーク・ライフ・バランス支援
ライフイベントや国の審議会委員等の社会貢献活動のため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。

キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。

積極的雇用支援
女子教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。

進学促進事業
オンラインにて女子中高校生のための大学説明会の開催や女子中高生向け冊子、応援メッセージ動画の作成など進学促進事業を行いました。
※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトをご参照ください。

ご寄付の使途
女子学生住まい支援対象者に対する支援経費として、1,080,000円(提携居室・目白台インターナショナル・ビレッジのそれぞれについて1学年1名ずつ 合計3名分×月額30,000円×12ヶ月)を支出しました。

皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
引き続きご支援賜れますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2019年活動報告
-女子学生向けの住まい支援、女子高校生のための説明会及び女性教員への各種支援等を行いました。-

2020年03月26日(木)

●女子学生住まい支援
本学教養学部前期課程に入学する自宅からの通学が困難な女子学生に対して、キャンパス至近・セキュリティも確保された民間等の居室を本学が提携居室として用意し、入学から最長2年間、月額家賃の一部(月額30,000円)を補助しています。全体としては1学年につき100名、合計で200名を対象としており、支援経費の一部を基金より支出しています。
2019年4月からは、学部2年生95名・学部1年生100名の計195名に対して支援を行いました。

●研究者育成支援
女性教員の研究環境の整備等の経費や学会参加費用、ライフイベント(出産等)により研究活動を中断した教員の研究環境の整備等の経費の支援を行いました。

●ワーク・ライフ・バランス支援
ライフイベントや国の審議会委員等の社会貢献活動のため、研究時間の確保が困難な教員を対象として、研究者サポート要員(短時間勤務有期雇用教職員等)の雇用等の費用の支援を行いました。

●キャリア形成支援
若手または新任の女性教員に対して相談できる機会の提供を行いました。また、女性研究者のネットワーク作り等の支援を目的とした情報共有と交流の場を提供するイベントを開催しました。

●積極的雇用支援
女子教員(教授・准教授)の雇用経費を支援し、上位職人材の多様化を促進しました。

●進学促進事業
在学女子学生による母校訪問の実施や女子高校生のための説明会の開催など進学促進事業を行いました。

※各事業の詳細は、男女共同参画室のウェブサイトよりご覧いただけます。

引き続き温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
 

ご寄付の活用報告

2019年07月12日(金)

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皆様からお寄せいただいたご寄附は学内予算を補強する形で、80%を「女子学生向け住まい支援」に、20%を他の事業に大切に活用させていただいています。
 

■女子学生向け住まい支援

教養学部前期課程に入学し、自宅から東京大学(駒場キャンパス)まで通学時間90分を越える女子学生に、月額3万円、最大2年間の支援をしています。この支援プログラムは五神総長のイニシャティブで、20174月入学者を対象にスタートしました。キャンパスに近く、セキュリティが高く、保護者の方が宿泊可能な民間のマンションや女子学生会館等を厳選してご案内しています。

   

20174月入居開始 80

    

20184月入居開始 98

   

20194月入居開始 100

今後、学内予算に加えて、多くのご寄附によって、地方の優秀な女子生徒が、安心して東京大学に進学できる環境をさらに充実していきたいと考えています。

 

 

 

 

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寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
川上 匠 2018年06月10日 100,000円 東京大学法学部ご出身の定塚由美子氏をはじめとした公私共に各界においてご活躍をされている優秀な女性のように様々な業界での東京大学在校生及びご出身者のご活躍を支援したいと思います。
<UTokyo 女性活躍支援基金>
******** 2017年04月12日 20,000円 海外の代表的なトップ大学と比べると、まだまだ女子学生や女性研究者の数が少ないと伺います。
グローバルリーダーとしてこれからの明るい社会をつくり、活躍する女性を、多く育てていただければ幸いです。
<UTokyo 女性活躍支援基金>
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プロジェクト設置責任者

東京大学 
理事・副学長
林 香里

今年度寄付総額
1,097,000円
今年度寄付件数
54件
現在の継続寄付会員人数
11人
累計寄付総額
26,134,000円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

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