東京大学基金ホーム > 寄付の特典 > 活動報告会 > 東京大学基金第5回総長主催パーティー

東京大学基金第5回総長主催パーティー

写真:東京大学基金第5回総長主催パーティー
「東京大学基金 感謝の集い」(第5回総長主催懇談会)開催

7月5日の火曜日、本郷キャンパス“小柴ホール”にて、「東京大学基金 感謝の集い」(第5回総長主催懇談会)が開催されました。当日は、「貢献会員」以上の東京大学の学外個人寄付者をご招待し、全国各地から約70名の方々がご来場されました。2010年度、東京大学基金活動のご報告、情報学環教授・東京大学現代韓国研究センター長を務める姜尚中(カン・サンジュン)氏の講演会に引き続き、懇談会まで、あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。今回は本郷キャンパスから、その模様をリポートします。

2010年度活動報告

最初のプログラムとして、杉山健一副理事より、2010年度東京大学基金活動の報告がなされました。

写真:杉山健一副理事

年に1回の総長パーティーでございますが、第5回目を迎えることができました。これは、貢献会員以上の方々をお招きし、濱田純一総長を始め東京大学の役員及び部局長がみなさまに感謝の意を表すという場でございます。例年より早く、暑い夏が到来しました。新聞報道でご存じの方も多いかと思いますが、東京大学は電力使用量が非常に膨大です。今、30%のピークカットを目指し、努力を重ねております。

それでは、渉外本部の1年間の活動報告をさせていただきます。まず2010年の4月から今年の3月までの寄付申込件数ですが、総数で9,679件。うち法人が、75件、個人が9,604件となっております。総額は全体で31.2憶円。うち法人が18億円、個人が13.2憶円です。これもひとえに本日ご来場いただきましたみなさま方を始めとする、多くの方々からのご厚情とご支援の賜物(たまもの)と、深く感謝申し上げる次第です。使途をご報告いたしますと、21.6億円が目的指定のご寄付となります。そのほか収入を加え、渉外本部の活動費などを差し引きました、残りの9.8億円を基金に組み込み、長期運用していく予定です。以上が単年度の収支でございます。

2010年度のトピックスですが、個人の方々からは、「学内食堂の改修」「小石川植物園温室改築」「長島雅則奨学基金」「外国人留学生支援基金」など。法人から、「イオン・スカラシップ奨学金」「ゴールドマン・サックス・スカラーズ・ファンド奨学金」、シャープ、日本政策投資銀行、日揮、電源開発など4社による「太陽光を基軸とした持続可能グローバルエネルギーシステム総括寄付講座」などのご寄付をいただいております。ちなみに、2011年3月末時点で、基金開設以来の寄付申込総数は3万1,062件(うち法人606件)、総額で約248億円です。

東日本大震災への取り組みとしましては、3月から募集を開始した義援金に多くの方々からご協力いただき、約1,800万円というご厚意が集まりました。被災地及び壊滅的になってしまった岩手県大槌町にある「大気海洋研究所」の再建活動、及び学生などボランティアの活動費などとして活用させていただく予定でございます。

また、「“TODAI 2000”~2020年には2,000億円の基金へ~」を掲げ、活動に邁進(まいしん)しておりますが、今年度よりその目標を掲げながら、濱田総長在任中の行動シナリオ「FOREST 2015」の実現に向けた目標として、使途に指定のない寄付金を運用資源としてフル活用するため、「2015年3月までに200億円の非目的指定寄付基金」の実現を目指しております。息長く、着実にこの活動を継続させるためにも、法人に加え個人、一人でも多くの方々からご支援をいただきたいと考えております。特に卒業生の寄付に期待したい。みなさまには引き続き、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

講演会「日本のリーダー像 ~ リーダーは半歩前へ」

今回は、東京大学大学院情報学環教授・東京大学現代韓国研究センター長を務める姜尚中氏に、リーダーに求められる力を中心とした40分間のスピーチをお願いしました。ここではその要約をお届けします。

写真:姜尚中教授

今、日本の政治はどうなっているのだろうと、みなさまも不安に感じられているのではないでしょうか。韓国の政治家、経済人などと話をすると、彼らも日本の政治を心配していることが分かります。これは一つの過渡期としての混乱なのか、もう少し長く続いていくのか、まだまだ予断はできません。これ程までにリーダー論が話題になったことは、近年では珍しい。リーダーというのは司令官を指すコマンダーから来ているという説もございます。生殺与奪にまつわる、非常に重要な役割を任せられた人。日本の政治に限定して言いますと、三権をつかさどる長であり、国家のかじ取りをする内閣総理大臣です。

なぜ、これ程までにリーダーが話題となっているのか。近代から現代に掛けて、情報化が進み、民主主義のあり方が非常に幅広くなりました。そして、行政や企業など組織の透明度が高まり、個人の世論形成も政治にとっては非常に重要なファクターとなりました。そういう面から、リーダーのビジョンが注目されるようになった側面があると思います。

もう一つはグローバル化が進み、フェーストゥフェースの関係性が重要視されるようになったこと。つまり、リーダー同士で、全人格的、人間的にコミュニケーションできるということが、国や企業にとっては非常に重要。現在のさまざまなツールで容易に手に入れられる情報と、フェーストゥフェースでなければ入手できない情報があるわけです。

そして、三つ目はリスクの存在です。日本では東日本大震災と、それに派生した原発事故が起きましたが、情報化が進み、複雑さが増せば増す程、社会のぜい弱さが際立ってきている。文明や技術が高度化されていない社会の方が、ある意味において自然災害に対して強じんに対応できる、という説を唱える人もいます。いずれにせよ、技術革新によって大きな恩恵を受けながらも、迫り来るリスクに対する偶発性にいかに対応していくか。これが大きな問題となっているわけです。

韓国と日本が根本的に違うのは、やはり大統領制と議院内閣制でしょう。また、韓国は冷戦の影響もあって、激動の時代を経てきました。予測不能な事態がいつ起こるか分からない。そのためには権力をどこかに集中させる。歴史の中で、そのことが独裁者を生んだ悲劇もありました。一方、日本の政治は戦後比較的安定してきました。少なくとも、1955年の保守合同が起きて以来。対して韓国の政治は、ぶれやすい、振り幅が激しいと、一般的には見られています。ちなみに日本は平成に入ってから、20くらいの内閣が成立しています。一方、1923年に関東大震災を迎えた際の山本權兵衛内閣、そこから1945年の8月15日まで、大体これも21くらいの内閣数だったんですね。両期間の内閣の存命期間を見てみますと、約380日でほぼ同じ。

他方、戦後の東久邇宮内閣から、鳩山内閣までの内閣存命期間が約450日。戦後一番長かったのは佐藤内閣で、7年以上。日本が高度成長を続け、一番安定していた時代でした。二番目が日本の基礎を築いた吉田内閣。三番目に長いのが中曽根内閣。そして平成に入り、小泉内閣が中曽根内閣と同じくらいの長さで続きました。戦前で長かったのは、近衛内閣と東条内閣。いずれにせよ、少なくとも数年間続いた安定政権というものは、戦前戦後を合わせても6つくらいしかないのです。

韓国の場合、どんなに無能と言われても、大統領が途中で退任することはほとんどありません。あるとすれば、クーデター、暗殺などに遭ったケースです。したがって、野党も大統領が任期を全うすることを前提に次を考えています。私が一番感銘を受けたのは、故・金大中(キム・デジュン)大統領です。あまり知られていないのですが、彼はもともと海運業を営んでいた経営者でした。韓国で出身母体が経営者で大統領になったのは、私が知る限り彼だけなのではないでしょうか。あとは大体、元軍人、弁護士、党人派の政治家です。つまり韓国では、日本の首相のように高級官僚から大統領になった人はほとんどいない。これはアメリカもそうです。日本は政治がドイツと似ていると言われますが、ドイツも高級官僚から宰相になった人はあまりいません。

今後、求められるであろうリーダー像を考えていくときに、リーダーを生み出す社会的母体の存在を考えることが重要です。と同時に、多様な人材が集う大学から、リーダーを育てるための教育、環境整備をしておかなければならないと、強く思うのです。リーダーとは、ハーバード大学のジョセフ・ナイが提唱した、ハードパワー(暴力と物質的な利害)とソフトパワー(引き寄せる力)を合わせた、スマートパワーを行使できる人という説もあります。ソフトパワーの行使により、人が自発的に行動をしてくれることは理想です。その最たるものが、“シンパシー=共感”ですね。この力の有無が、リーダーに必要な資質として、重要なファクターとなります。そこで、私はリーダーに必要とされる7つのパワーというものを考えてみました。

  1. 先見性
    ビジョンがあるかどうかということです。東大は濱田総長というリーダーの下、私たちがその目標達成のために努力を続けています。金大中氏の場合でいうと、彼が大統領に就任したのは1997年のアジア通貨危機のまっただ中でした。国の経済が破たんした時にリーダーになるということは、とても大変なことです。彼はたくさんの本を読む読書家でした。プラトンに始まって、アルビン・トフラーまで。その冊数はなんと数千冊。中でも感銘を受けたのが『第三の波』。情報化が進めばチャンスが生まれる。そこに気付いてからすぐに、ソフトバンクの孫正義氏、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏を招へいし、講釈を受けたそうです。そして、韓国という国を情報産業・文化産業に適した環境に変えていくという明確なビジョンを掲げました。
  2. 目標設定力
    権力のための権力を求めるのではなく、まず、一つのビジョンをつくる。そのビジョン達成のために、いかに権力を調達するか。政治には、権力過程と政策過程の二つがあります。大学の先生は、政策過程においてさまざまなビジョンが出せます。しかし、私たちには権力がありません。リーダーには、権力を動員して、掲げたビジョンを達成するための目標設定力が求められます。
  3. 動員力
    ある原発は停止、でも、もう一歩は継続。その根拠は何なのか。今の内閣にはこの問題を突き付けられています。ビジョンを掲げ、フォロワーに対して、その目標を明らかにする。何を目標にして、人々を動員するか。動員力が非常に重要となります。小泉内閣が、なぜあれ程の動員力を持ち得たのでしょうか。郵政改革を例に挙げると、もちろん是と非があります。しかし、しっかりと目標を定めた。そのために解散総選挙を実施したわけです。
  4. コミュニケーション力
    弁論、弁舌、レトリックの力も含めて。金大中大統領は、大変な弁舌能力がありました。もっと言えば、ドラマトゥルギー的な能力も必要かもしれません。もちろん下手をしたら、ポピュリストになる危険もあります。しかし、人々を動員するためには、失敗を恐れずに、信じたビジョンを人々に明確に伝えるコミュニケーション力が必要となるのです。
  5. マネージメント力
    最近なぜ、これだけピーター・ドラッカーが注目されているのでしょう。私は、リーダーとマネージャーは違うと思っています。しかし、リーダーがリーダーとして成り立つためには、どうしてもマネージャーが必要です。政治学者の言葉を借りれば、行政幹部、つまり自分を取り巻くナンバーツー、ナンバースリーのスタッフですね。韓国最大の製鉄会社、“ポスコ”。新日鐵の技術援助を受けて、世界有数の製鉄所を造りました。それを造った人は、朴泰俊(パク・テジュン)。彼は、旧朴政権の重要な行政幹部でした。朴大統領が天敵であったにもかかわらず、金大中大統領は彼の必要性を信じ、その役割を任せたのです。そしてリーダーには、どんな人材であっても“使える”という自信がなければなりません。
  6. 判断力
    金大中氏から、こう聞かれたことがあります。「名誉革命とフランス革命、どちらを評価しますか?」。そして金氏の答えは「私は名誉革命を支持する。なぜなら血を流さずに済んだから」でした。政治家たるもの、血を流すことは絶対に避けるべき。一つの社会の中で、支配的な階級が衰えていく時には、新しい階級や勢力に妥協していかなければいけない。それをイギリスは見事にやり遂げました。判断力というものは、一朝一夕で身に付くものではありません。金氏はよく、「歴史と勝負する」と言っていました。そのために、多量の書物を読むなどして、幅広い歴史を学ぶ人文知を蓄えなければなりません。もちろん、過去から学ぶ“干物”、今から学ぶ“生もの”の両方の知識が必要です。生ものから干物を見る。干物から生ものを見る。その上で、判断をするということです。
  7. 決断力
    金大中氏はこう言っていました。「自分は重要な決断をしなければならないとき、必ず一人で3度シミュレーションをする」。つまり、この決断をした場合、しなかった場合の損得、影響など、ありとあらゆるファクターをまずは羅列してみる。その結果として、GOサインを出したほうがいいか、もう一度考える。そして、もう一度考える。そうやって三度考えて、同じ結論に達した場合には、そこで決断をする。決断をした以上は、絶対に振り向かない。あとは実行あるのみ。だから金大中氏が、日本の政治家にありがちな、言葉のミスをしたことは、私の知る限り一度もありません。熟考することと決断することは決して矛盾しません。

私は、これら7つのパワーがそろって初めて、理想のリーダーとなれると思っています。もしも、今の日本のリーダーにこの7つのパワーが備わっていれば、現状はまったく違ったものになっていたでしょう。それはないものねだりなのかもしれません。私たちは、政治家が新米から一人前になっていくプロセスをあまり知りません。しかし私は、大学にはすべては無理としても、ある部分の役割が果たせると思っています。私が所属している情報学環は“学際”を強くアピールしていますが、やはり総合的な力を持った人材を育てる必要があると考えます。東北の復興にしても、例えば、地震、原子力、あるいは地域の農業、漁業、都市計画、さらにはさまざまな文化に至るまで、一つの専門領域では到底収まりません。それをすべて総合的に位置付けられる、それを組み立てることができる、これが私は真のリーダーだと思うのです。専門を極めながらも、総合力を持ったリーダーをどうやって育てていくのか。これが、これからの東大に与えられた、大きな使命の一つだと考えています。

懇談会

小柴ホールでのプログラム終了後、「山上会館 ラウンジハーモニー」に場所を移動し、懇談会(立食パーティー)が行われました。懐かしい教授との会話に花が咲き、濱田純一総長や姜尚中教授を囲んでの談笑、卒業生同士の新しい交流など、今年もパーティー会場にはたくさんの出会いと笑顔が生まれたようです。

写真:濱田純一総長

濱田純一総長のあいさつをご紹介します。

本日はみなさまご多用のところ、またお暑い中、東京大学基金の感謝の集いにお越しいただき、誠にありがとうございました。東京大学を代表して心よりお礼申し上げます。本日は、東京大学の活動に多大なご支援をいただいたみなさまに謝意を表明するため、ささやかながらこのような懇談の場を設けさせていただきました。

大先輩や人生の先達であられる方々も多数ご参加いただいており、また遠方からもご足労いただいておりまして、本当に有り難く存じます。みなさまの本学に対する温かいお心に対しまして、お礼の申し上げようもございません。

3月11日に発生した東日本大震災は、多くの尊い命を奪いました。そして、4ヶ月が過ぎようとする今日も、被災地では、いまだ多くの方が心身に傷を抱え、あるいは不安な避難生活を送っておられます。一日も早い復興を心から願ってやみません。

東京大学では持続的な復興支援のため前田理事・副学長を室長とする「東日本大震災に関する救援・復興支援室」を4月11日に設置しました。本学の多くの教職員や学生は、おのおのの専門を生かしながら自発的な救援・復興支援活動を展開しています。支援室ではこれらの多様な支援活動をサポートし、大学全体の救援・復興支援の取り組みの調整・情報共有を行っています。また、5月には、被災地域での支援拠点として、岩手県遠野市に復興支援室の遠野分室を、大槌町に大槌連絡所を設け、さらなる活動を展開しているところです。

このほか、東京大学の救援・復興支援活動のスタンスを広く社会に示すため、「生きる。ともに」と題するメッセージを発信しました。また、学生によるボランティア活動に関する啓発・情報提供、自発的なボランティア活動に対する支援も行っています。

大きく揺れ動いている震災後の今日においては、被災された方々や地域への支援を行う中で、新たな「国づくり」「人づくり」に向けて正面から取り組むことが、日本の今後の発展に不可欠となります。このような状況の中、東京大学が果たすべき使命は、社会をリードする「市民的エリート」を育成し、多様な学術の成果を生かして社会が直面する多様な問題の解決に貢献することであると確信しています。

私は昨年春に、2015年3月に至る私の任期中に何を目指し、何を行おうとしているのかを明らかにするための『行動シナリオ』を公表しました。その中に行動ビジョンと具体的な9つの重点テーマ別行動シナリオを掲げ、現在それに沿って着実に改革を進めています。特に国際化の推進には力を入れていきたいと考えています。

世界に目を転じれば、欧米やアジアの諸国が教育研究への公的投資を拡大しています。海外には公的資金に加えて大規模な基金を有し、年間運用益が東京大学の総事業費を大きく上回る大学が多く存在しています。このような情勢の中で、東京大学が世界でトップクラスの大学と肩を並べるためには強固な財務基盤が不可欠であり、基金の充実は必須です。みなさまには、今後一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。本日は、本当にありがとうございました。

ご来場者のコメント

●伊藤雅俊さんの心意気に触発されて
株式会社セブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊名誉会長に、仕事を通じてお心入りのご指導をいただいています。伊藤さんの東大基金への寄付により、赤門横に「伊藤国際学術研究センター(仮称)」が今秋竣工する予定だそうです。その話を聞き、私も微力ではありますが協力せねばと。寄付額は伊藤さんの1万分の1以下で、到底伊藤さんに及びませんが、2回に分けて寄付をさせてもらいました。(金 児昭様)

●日本らしいエネルギー活用法を
息子が現在、東大の修士の2年目。親戚にも東大卒業生が数人います。私も入りたかったのですが無理でした(笑)。そんな憧れとご縁もあり、少しでも東大の発展に協力をしたいと思ったのです。東日本大震災で福島第一原発が被災したことで、改めてエネルギーの重要性を感じています。日本は資源の少ない国。東大生のみなさんには是非、世界のエネルギー活用法を研究しながら、日本の未来を考える行動を期待したいです。(広瀬 吉宏様)

●タフな人間になってほしい
1945年の敗戦から、日本は経済的に世界第2位のGDP大国になるまで成長し、空白の20年を経て、東日本大震災でまた、一からの出直しとなってしまいました。一方この頃大学院修士、博士課程に進む学生が増えていると聞きます。知の追求も大切ですが、早く社会に出て、自分で飯を食えるようになることも含め、社会貢献をすることが肝要です。衰退・亡国の危機の中、日本の骨太の精神とグローバルな才能を備えた人材、日本を背負うタフな人材の輩出を希求します。(桑原 信隆様)

●人類の未来のための研究成果を
私自身も東大OBでありまして、息子がIPMU=東京大学数物連携宇宙研究機構に勤めております。したがって、私の場合は、使用目的を指定した寄付とさせていただきました。IPMUがこれからももっともっと人類の文化・科学のために役立ち、すばらしい研究成果を残せることを願っています。(村山 良昌様)

●世界の仲間と切磋琢磨(せっさたくま)を
私も妻も東大を出ています。そのおかげでしっかりとした社会的地位を得て、生活ができ、子供たちものびのびと成長していきました。私も学生時代、お金には苦労したのです。なので、私たちの寄付が、同じような苦しい経済的事業を抱えた学生に行き渡ることを願い、奨学金として使っていただくよう目的指定をさせてもらいました。二度と戻れない学生時代、一生懸命勉強に励んでください。(平田 辰一郎様)

取材・文:菊池 徳行

※本学関係者所属、肩書きはすべて開催当時のものです。

  • この記事をブログやSNSで紹介してください。
    オンマウスで表示されるアイコンから伝えたいメディアを選べます。

プロジェクト一覧