第I部 活動報告会@YouTube配信
東京大学基金活動報告会2021 開催
2021年9月29日(水)、「東京大学基金活動報告会2021」をYouTube配信にて開催いたしました。
なお、当日の配信の内容は、YouTubeにて期間限定でご覧いただくことができます。
今年も新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、昨年同様動画配信で実施することとなりましたが、当日は、同時視聴者数130名、のべ218名の方にご覧いただきました。
オープニング映像に登場したイチ公(東京大学運動会 公式マスコット)
総長挨拶
プログラムの初めに、今年4月に東京大学総長に就任された藤井 輝夫総長より挨拶がありました。
昨年皆さまから新型コロナウイルス感染症緊急対策基金・ 修学支援事業基金へ多大なるご寄付を賜りましたことへのお礼の後、東京大学の新しいビジョン UTokyo COMPASS の素案について説明がありました。
2020年度活動報告
続いて、津田 敦執行役・副学長/社会連携本部長より、2020年度の東京大学基金活動報告を行いました。皆さまから寄せられたご寄付の年度別申込金額・件数の推移や、資産運用のご報告の後、新型コロナウイルス感染症関連・遺贈によるご寄付・未来社会協創事業(FSI事業)・新規に立ち上げたプロジェクトといった基金をもとにした活動をご紹介しました。
特別講演「新型コロナ: 現状と今後」
今年度は、ウイルス学を専門分野とする医科学研究所の河岡 義裕特任教授より「新型コロナ: 現状と今後」と題した講演を行いました。講演では、変異株とワクチン、治療薬、今後の感染状況、政府や民間団体・企業・個人の対応について話があり、最後にパンデミック・ワクチンセンターの構想等、将来に向けての話がありました。
※本講演は、現在公開されているアーカイブ動画ではご覧いただけません。
特別対談
最後に、津田 敦執行役・副学長 / 社会連携本部長がファシリテーターとなり、藤井 輝夫総長と医科学研究所河岡 義裕特任教授の対談を行いました。藤井総長の挨拶や河岡特任教授の講演を踏まえ、今後の東京大学について、新型コロナウイルスの影響や寄付に関わることを中心に話がされました。
プロジェクトからのお礼メッセージ
「日本発アインシュタイン:カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)」、「スキルス胃癌、膵癌、大腸癌に対する腹腔内化学療法の研究開発」、「東大スポーツ振興基金」から皆様への報告とお礼をいたしました。
神岡地下実験による成果やハイパー・カミオカンデ計画について紹介がありました。
スキルス胃がんの治験・膵がんの臨床研究・大腸がん治験の進捗状況報告や収支報告がありました。
運動会の活動やスポーツ振興基金の紹介がありました。
※ビデオメッセージは各プロジェクトページの活動報告タブからもご覧いただけます。
理事からのお礼メッセージ
東京大学の理事7名それぞれより、皆さまへのお礼と引き続きのご支援のお願いをお伝えしました。
第Ⅱ部 寄付者限定オンライン交流会
続いて場所をZoomに移し、今回初めての開催となるオンライン交流会を行いました。
「自然・環境」「医療・健康」「歴史・人文」「スポーツ」と4つのテーマでROOMをつくり、寄付者の皆さまにはお好きなROOMにご参加いただきました。各ROOMでは、プロジェクトの活動報告(動画はこちら)をした後、皆さまからのご質問にお答えしました。皆さまからは、お申込みフォームやZoomのチャット欄にて複数のご質問やコメントをお寄せいただきました。「寄付した以外の先生のお話も聞くことが出来、またどの先生の話も面白く、あっという間の時間でした。」等のご感想もいただき、盛会となりました。
お知らせ
今後とも、東京大学基金へのより一層のご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。
※本学関係者所属、肩書きはすべて開催当時のものです。