能登半島地震からの創造的復興及び
人材育成のための産学官連携プログラム基金

—能登の中高生と東大生が、復興の未来をともに創る—

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プロジェクト設置責任者

社会連携本部 副本部長
秋山 聰

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

プロジェクト設置責任者からのメッセージ

能登半島地震からの復興という社会課題に対して、本学では学生と大学が協力し様々な支援の取り組みを行ってきました。能登半島における災害とその復興の遅れについて心を痛め、課題解決を志す本学学生もなお少なからずいます。今般、これまでの本学の活動経験を活用しつつ、地元の中高生と本学学生が協働しての、創造的復興に資する人材育成プログラムを開始することとなりました。地元の中高生と連携して本学学生が能登地方における復興支援活動に携わるとともに、日本各地の被災地において災害・復興についての実践的な知見を深め、さらにそうした知見を、今後被災が予想される地域と共有できればと思います。熱意ある学生たちの自主性を重視した大学ならではの本プロジェクトを実現するためにも、皆様からの暖かいご支援をお願い申し上げます。

社会連携本部副本部長
秋山 聰

プロジェクトについて

東京大学と石川県能登町は、平成29年のフィールドスタディ型政策協働プログラム(FS)創設時より、地域課題解決のための連携を続け、密接な関係を築いてまいりました。令和6年1月に能登半島地震が発生した際には、過去に能登町でのFSに参加した本学学生が中心となって、被災地域となった能登町に対して「自分たちに何かできることはないか」と考え、「FS能登町支援チーム」を立ち上げました。学生たちはこれまでにも様々な支援活動を行い、令和6年からは体験型活動支援基金にいただいたご寄附を通じて、復興人材の育成を視野に入れて、能登町での支援活動を加速させてまいりました。これまで能登町での活動に関与した学生は、延べ180人を超えました。

令和8年4月には、能登町での活動のなかで連携の実績を重ねてきたことを契機として、能登町、日本航空株式会社、東京大学社会連携部の三者間で「創造的復興及び未来を担う人材育成に関する連携協定」を締結しました。「創造的復興」とは、単に被災前の姿に復元するのではなく、元々あった課題を踏まえ、未来志向に立って以前よりも良い状態へと持っていく復興を意味します。今般、本協定をもとに、FS 能登町支援チームを中心とする東京大学の学生と能登町の中高生が互いに学びあう「能登半島地震からの創造的復興及び人材育成プログラム」の実施を通じて、次世代の復興人材育成を目指します。

本基金へのご寄附は、「能登半島地震からの創造的復興及び人材育成プログラム」に参加する本学学生の活動費用等のプログラム運営費用として大切に活用させていただきます。

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▲2025年のと未来カイギでの本学学生による住民対話のファシリテーション

プロジェクトのねらい

東京大学 FS能登町支援チームは、これまでの復興支援活動のなかで能登町の中高生とともに活動を行う機会を重ねてきました。日本航空株式会社は、社内ベンチャーW-PIT能登復興事業ユニットが能登町にて活動し、大学生・社会人向けフィールドワークの実施やボランティアの派遣を行っています。日本航空株式会社はまた、「青空留学」事業として、一次産業の現場へ学生を派遣する事業を実施してきています。今回のプロジェクトでは、この「青空留学」の枠組みをベースとして、能登町の中高生と本学学生とが参加する教育プログラムの実施を通じて、能登町での復興支援活動を行うほか、過去に被災した地域等を訪問し、異なるバックグラウンドを有する者同士で互いに学びあうことで、将来の復興を担う人材となるための知見を体験的に得ることを目的としています。

また、自然災害の多い日本においては、いずれの地域においても今後起こりうる自然災害からの復興について検討することも重要です。こうした考えから、この教育プログラムでの訪問先は、被災地に限らず、能登町、日本航空株式会社、東京大学との連携実績のある諸地域に加えて、今後、被災する可能性が高いと思われる全国各地を想定しており、能登町の復興から得られた学びを伝えていくこともまた目指しています。

寄付の必要性

学生の正課外活動を体験活動プログラムとして通常実施した場合、プログラム全体の予算制約上、一度の渡航につき2.5万円までの支援しか行うことができません。今回のプログラムでは、参加学生5名が継続的に年間5回の現地渡航を通じて学び合いを行うことが重要と考えております。
皆様からのご支援により30万円で、東京大学の学生1名が能登での活動を1年間継続できます。

既存の予算では賄うことができない長期にわたるプログラムを安定的・継続的に運営するため、また産学官連携を通じたこの活動について、より多くの方に関心を持っていただくため、皆様からのご支援を必要としています。ご寄付により活動回数を増やすことができ、熱意ある学生が金銭的な事情によらず復興という地域課題に責任を持って向き合えるよう、交通費及び宿泊費をカバーする活動支援金を支出することが可能となります。

プロジェクト実施内容

(1) 能登の里山里海や固有の文化を活かした創造的復興の推進・復興プロセスを通じた実践的な学びの場の創出及び人材育成
能登町をフィールドに、震災からの創造的復興について学習します。これから多様なキャリアを歩む東京大学学生として、また能登町で育った中高生として、それぞれが地域の未来に向けて何ができるかを一緒に考え、実践します。

(2) 復興プロセスにおける関係人口の創出及び人的交流の促進・復興状況の発信及び支援の輪を広げるための広報活動
本学学生が能登町の中高生とともに、東日本大震災の被災地域等を訪問し、現地の学生や復興に携わる方々と議論をすることを通じて、諸地域の取り組みについて知見を深めます。加えて被災地域以外の訪問に際しては、能登町の復興に向けた取り組みを紹介・伝達すると同時に、来るべき自然災害を想定しながら、地域の文化的価値をどのように被災後に継承・復興していくか等、各地域の人々とともに考え、実践を目指します。

(3) その他、創造的復興及び人材育成に資する事項
能登町、日本航空株式会社、東京大学の三者の資源や知見を用いて、能登町の創造的復興に寄与する活動を行うとともに、復興人材育成に貢献します。東京大学は総合大学として、このプログラムを通じて、地域に眠る様々な経験知・地域知を掘り起こし、さまざまな学知の創出に努め、地域社会との協創を行ってまいります。

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▲FS能登町支援チームが本学学生を派遣した白丸地区でのボランティアの様子

寄付の使途

この産学官連携による教育プログラムでは、能登町が中高生の活動費用及びプログラム運営費を、日本航空株式会社は自社便を利用する際の参加者の交通費を、それぞれ主に負担することになります。そして本学学生の活動費用は、当基金にて、皆さまからご支援を募ることとなりました。FS能登町支援チームによる継続的な活動の効果もあり、能登町に思いを寄せる学生は増加傾向にあります。より多くの学生が、復興人材となりうる第一歩として貴重な経験を得られるよう、温かいご支援をよろしくお願いいたします。

いただいたご寄附は主に、本学の教育プログラム参加学生の交通費・宿泊費等、活動費に活用させていただくほか、本学が各地域でプロジェクトに関連した企画を実施する際の運営費としても活用させていただく予定です。運営は本学教職員とともにFS能登町支援チームの学生も担います。

年間の寄附目標金額は、3回の能登町での活動と、2回の被災地域・未災地域での活動を本学学生5名が行い、本学教職員が運営することを想定し、200万円とします。

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▲石川県立能登高校総合探求授業での発表の様子

どのような成果が期待されるか

(1)将来の復興人材を育成することは、能登町等の被災地が創造的復興を果たすために寄与するのみならず、今後起こりうる災害への対応に貢献することにもつながると考えられます。

(2)活動が充実・加速すれば、より多くの学生や教職員が本プログラムへ参加・関与することを通じて、能登町の関係人口となり創造的復興に寄与します。また、復興をより多様な観点でとらえなおすことも期待されます。

(3)活動規模拡大に応じて能登町以外の過去の被災地域・未災地域との学び合いの機会が増加すれば、過去の震災からの学びを官民学のネットワークを通じて全国に広げることができるという意味で、日本全体の防災への貢献につながると見込んでいます。

プログラム担当 学外メンバーからのメッセージ

日本航空株式会社 上入佐慶太(能登復興事業統括・JAL航空みらいラボ調査研究員)

能登の復興は、里山里海や固有の文化を次世代につないでいく営みだと感じています。私は先日、能登町の高校生による探究学習の最終発表を拝見し、個の意思に根ざして取り組む姿勢と、大人を巻き込みながら前に進める推進力に深く感動しました。2024年10月以降は東京大学の学生とも連携を重ねており、能登町高校生・東大生・当社社員が現場で交わることで生まれる化学反応を期待しています。本基金へのご寄附は、学生の現場実践を直接支え、学びを継続可能にします。日本航空も、青空留学で培った学びの設計と移動の知見を活かし、社員派遣や東京での受け入れも含めて伴走してまいります。ぜひ皆様のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

能登町 灰谷貴光(企画財政課)

発災直後、学生たちは自ら能登町支援チームを立ち上げ、泥出し等のボランティアから祭りや地域行事への参加、中高生との交流まで、常に私たちに寄り添い続けてくれています。こうした活動は、被災した町民が「もう一度前を向いて歩み出す」ための大きなエネルギーとなっています。 また、こうした経験は単なる支援の枠を超え、学生たち自身の成長にも繋がっていると感じます。彼らの真摯な活動を支えてくださる皆さまの温かいご支援に心より感謝申し上げるとともに、今後とも能登の未来を共に創る若者たちを応援していただければ幸いです。

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