FUSION構想支援基金

スポーツを通じて、すべての人々のwell-beingを目指して

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プロジェクト設置責任者

理事・副学長
大久保 達也

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

インクルーシブ社会におけるすべての人のウェルビーイングの実現には、多様な人々の心身の状態や身体活動/動作に関する研究を通じた心身健康の向上が不可欠です。

そこで、東京大学では、本学の有する、駒場キャンパス、本郷キャンパス、柏キャンパスの3つのキャンパス内の運動施設にハイテクセンサーを備え付け、各種運動施設を全面的に計測フィールド化する「FUSION=FUture Sports InnovatiON」構想により、各種運動施設を教育・研究の場として捉え、活用していくことで、すべての人々のwell-beingの実現を目指します。

研究成果は、一般家庭、福祉施設、学校、病院、企業などへと広く応用可能であり、社会貢献的意義は大きいと考えています。

本活動を通じて、インクルーシブ社会のモデルを創出して世界に発信していくためにも、皆様からの温かいご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

理事・副学長 
大久保 達也


 

FUSION構想支援基金へのご支援のお願い

本プロジェクトの目標

本基金は、教育・研究・社会貢献・運営の4つの事業を軸とした運動施設のスマート化を通じて新たなインクルーシブ社会のモデルの創出をめざします。

1. 教育:学内運動施設やスポーツ体育授業のスマート化による次世代の授業の創出
2. 研究:スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)を中心とした分野横断的なスポーツ・健康科学研究の推進
3. 社会貢献:ネットワーク構築と研究成果の社会実装
4. 運営:スポーツを通じたエコシステムの構築

 

1)教育

東京大学が有する多種多様なスポーツ施設は、スポーツや体育の授業や課外活動を行う場として、教育・主体的活動を支えています。学生の心身の健康増進はもちろんのこと、コミュニケーション力や実行力といった基礎力育成、社会的責任や倫理観といった社会性育成などに欠かせないインフラであるスポーツ施設を整備するとともに、ここを核としてスポーツ体育授業をスマート化し、スポーツをテーマとするSTEAM 教育など次世代の授業の創出をめざします。

また、東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(UTSSI)を中心とする研究組織と連携し、ハンディキャップの有無や運動の得手不得手にかかわらず全学生が自分に適した形で運動習慣を身につけ、いつでもどこでも自ら心身のコンディションを整えるスキルを身につけられる教育施設と体制の整備を推進します。


計測科学技術を活用した授業(全学自由ゼミ)


 

2)研究

東京大学のスポーツ施設に心身の状態や身体活動/動作を計測できる最先端の機器を配備し、UTSSIを中心とした分野横断の研究フィールドとして活用します。

研究成果は、スポーツではアスリートの障害予防/パフォーマンス向上/心身コンディショニング最適化および強化に、そして体育授業を通じて全学生や本学構成員に還元することができます。また、学外との連携を通して、超高齢社会におけるフレイル予防/介護予防、リハビリ、健康経営/健康管理などへと広く応用可能で、その社会貢献的意義は大きいと考えます。


VRを用いたバッティング練習(運動会硬式野球部)


AIを用いてカメラ映像から筋骨格モデルを再構成(太田渉子選手)

3)社会貢献

本事業による成果の社会実装に、民間事業者とも連携しながら取り組みます。家庭、高齢者施設、スポーツ施設、医療介護施設等、さまざまな対象への実装を進めるため、単に一企業との連携に留まらず各種産業界と連携します。

また、UTSSIでは、各種競技団体との組織連携を活かし、多種多様な実証研究を推進するとともに、スポーツを媒介として、本郷・駒場・柏の各キャンパスの地域住民や全国各地の自治体のスポーツ施設などの有機的ネットワークを構築し、健康支援や社会的つながり構築支援などをめざします。このような活動により、キャンパスをハブとした協働拠点を形成して、研究成果の還元や学生の社会教育の場を創出していきます。


手足に障害のある子どもたちを対象としたスポーツイベント
(UTSSI主催、一般社団法人ハビリスジャパン共催)

4)運営

都心/郊外の運動施設という立地を最大限に活かし、トップアスリート、大学スポーツ、パラスポーツ、地域住民など、幅広い用途の開放型施設としての活用モデルを作り、競技力強化、高齢者/障がい者の社会参加促進、心と体の健康維持などのソリューションをデータ利活用により提供する事業モデルを構築していきます。

本事業は、施設整備、学生支援、研究、社会連携と多岐にわたるため、全学横断的な連携体制を構築していくことが重要で、一般財団法人東京大学運動会との連携を強化し、産業界で活躍する卒業生ネットワークや学生のマンパワーを生かしたインターンによる人財活用にも有用であると考えています。


出典:次世代郊外まちづくりのグランドデザイン © Tokyu Corporation

小泉秀樹教授(先端科学技術センター・工学系研究科)が東急に提供したまちづくりのコンセプト「コミュニティリビング」

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