駒Ⅱ音楽祭とは
生産技術研究所および先端科学技術研究センターからなる東京大学駒場Ⅱキャンパスに、国内外の第一線で活躍する演奏家を招聘して実施する音楽祭です。
発足記念公演として、2024年2月5日に世界的に活躍されている指揮者の山田和樹氏のもと、東京混声合唱団16名によるコンサート「邦人作曲家による戦前・戦後の合唱曲〜人声の集としての音楽芸術〜」を実施いたしました。今後も年3~4回の演奏会を開催する予定です。
音楽を通じてインスピレーションや交流を深める
真理の探究の面では科学と芸術は目指すところは同じです。私たちはこの音楽祭を、科学者と芸術家が相互にインスピレーションを与えたり、さらには異分野の研究者や実務家の交流を生み出す場としたいと考えています。
優れた芸術に触れる経験は参加者の感性を育むとともに、将来的なイノベーションの種を蒔くことにも繋がると期待しています。
ご支援のお願い
駒Ⅱ音楽祭の運営は、生産技術研究所および先端科学技術研究センター有志によって支えられています。
今後も第一線で活躍する演奏家を招聘して音楽祭を実施するとともに、楽器やホール等のコンディションにも最大限の配慮を行いたいと考えております。しかしながら大学における資金には限りがあります。 先端研究の場において、科学と芸術が身近にある環境を実現し、それを通じた新たなつながりやインスピレーションを生み出す場を創り上げていくために、皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
駒Ⅱ音楽祭 コンサートシリーズ2024
第1回 2024年5月17日(金)
開場時間:18時30分 開演時間:19時
会場:生産技術研究所S棟ホール(
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/ )
【トップ・オペラ歌手によるバリトン・リサイタル】
司会進行:折江忠道(藤原歌劇団総監督)
バリトン:上江隼人 (藤原歌劇団 オペラ歌手)
ゲスト出演 ソプラノ:光岡暁恵 ピアノ:河原忠之
曲目:
G.ヴェルディ:歌劇「リゴレット 」より抜粋、瀧廉太郎:「荒城の月」 R.シュトラウス:「4つの歌曲」作品27より「Morgen!」ほか
第2回 2024年9月6日(金)
開場時間:18時30分 開演時間:19時
会場:先端科学技術研究センター ENEOSホール(3号館南棟)(
https://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/access.html )
【Pianist meets PLEYEL シリーズ♯1】
ピアノ:亀井聖矢 (2022年11月、ロン=ティボー国際音楽コンクール第1位)
曲目:
~オールショパンプログラム~
ノクターン op.27
ポロネーズ 第6番 変イ長調 op.53 「英雄」
バラード (全4曲) ほか
※プレイエル PLEYEL フルコンサートグランドピアノを使用(1952年製・東大先端研ENEOSホールに設置)
第3回 2024年11月7日(木)
開場時間:18時30分 開演時間:19時
会場:生産技術研究所S棟ホール(
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/ )
【やまだこんどう プロデュース公演 #1 コマニ音楽実験室】
演奏・進行:
山田和樹(指揮者、バーミンガム市交響楽団 音楽監督)
近藤薫(ヴァイオリニスト、東大先端研 先端アートデザイン特任教授)
横浜シンフォニエッタ(
https://yokohama-sinfonietta.com/)
プログラム:
E.グリーグ:ホルベルク組曲より第1楽章
A.ドボルザーク:弦楽セレナーデ第1楽章
P.I.チャイコフスキー:弦楽セレナーデ 他
~コマニ音楽実験室~
『ヒトはどうやって音楽を聴いているのだろうか!?』
演奏に加えて、演奏家と鑑賞者の関係を様々な観点から探求する実験にトライします。
どうぞお楽しみに!
第4回 2025年1月17日(金)
開場時間:18時30分 開演時間:19時
会場:生産技術研究所S棟ホール(
https://www.iis.u-tokyo.ac.jp/ja/access/ )
【 音楽談義、そしてピアノとの調和】
弦楽四重奏:リヴァラン弦楽四重奏団
ピアノ: 阪田知樹 (2016年、フランツ・リスト国際ピアノコンクール第1位)
音楽談義:岡田暁生(京都大学人文科学研究所 教授)
主催:東京大学生産技術研究所、東京大学先端科学技術研究センター
協力:駒Ⅱ音楽会(生研:今井公太郎、戸矢理衣奈 先端研:近藤薫、松口直樹)
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<駒Ⅱ音楽祭基金>
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