子育て保育研究支援基金

東京大学が提案する子育て・保育のかたち

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プロジェクト設置責任者

発達保育実践政策学センター センター長
遠藤 利彦

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⼦育て保育研究⽀援基⾦へのお願い

子どもの育ちを支えるより良い環境とは何か。
養育・保育の質向上を実現するために、総合的な研究を推進します。

発達保育実践政策学センター(Cedep)とは

発達保育実践政策学センター(Cedep, セデップ)は、乳幼児の発達や保育・幼児教育の実践、そのための政策に係る研究を推進する「発達保育実践政策学」という新たな統合学術分野の確立をめざして、2015年7月1日に設立されました。子ども子育てに関わる課題は、多岐に渡っています。東京大学内の研究者はもとより国内外の研究者や研究機関、子育てや保育・教育を実践している方々やその団体、実践のための制度に関わる国や自治体と連携し、子ども子育ての課題を協創探究し、解決の道筋を国際的に発信することを目的とした研究拠点です。

Cedepがめざすもの

多様性を活力とする協創

  • 総合大学である本学の強みを生かした全学的な研究実施体制本学教育学研究科の独自性と実績
  • 社会・人文科学と自然科学との統合と幅広い研究分野の卓越した専門研究体制の充実
  • 日本独自の子育て文化、東洋の伝統、西洋の学術文化の融合

保育実践政策学

  • 知見集約に向けての卓越した研究グランドデザインの構築
  • 課題集約のための調査・実験研究
  • 政策提言と知のプロフェッショナルの輩出

知の協創の世界拠点

  • 少子高齢化の日本社会の中で、ヒトの人生最初期の生活基盤の問題への取り組み
  • 乳幼児期の発達科学的知見に基づく保育実践政策提言、格差を防ぐ社会システム構築、および子ども子育てに関わる専門職のための知を形成する新学術領域の創設
  • 保育実践者、行政担当者、養育者等、「現場との対話」を基軸とした活動
子育て保育研究支援基金 概要

 

メッセージ

教育学研究科長 小玉 重夫
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少子高齢化は先進諸国が直面するグローバルな課題です。2019年10月から幼児教育・保育の無償化が始まり、子育て支援の推進を後押ししています。 他方で、2020年からの新型コロナウィルスの感染拡大は日本と世界の子育てをめぐる環境にも大きな影響を与え、子どもの保育・教育をめぐる社会的環境や格差の問題への積極的なアプローチが強く求められています。この時期にこそ、私たちは、ヒトの発達メカニズムの解明をさらに進め、これからの社会を担う子どもたちの育ちにとってどのような生活環境や養育、保育、幼児教育が求められるのか、そのための専門家人材の育成や社会システムの構築、制度政策デザインを、4領域からなる当センターの学際的研究により明らかにしていきたいと考えています。

最新の学術的知見を保育界、教育界の 人びとと共有し、すべての子ども、保護者、保育者、市民の幸せを願い、社会を創造していく活動 の一端を担う所存です。

「あらゆる学問は、保育につながる」

総合大学である東京大学の知の多様性を生かし、皆様と共に、子どもと子どもにかかわる誰もが集い、語らう知の広場=アゴラになることを目指して参ります。これからも、当センターをどうぞ引き続きご支援くださいますよう、お願い申し上げます。

センター長 遠藤 利彦
 センター長 遠藤 利彦

発達保育実践政策学センター(Cedep)が設立されてから4年が経ちました。当センターは「あらゆるすべての学問は保育につながる」をスローガンとし、子育て・保育、発達基礎、政策、人材育成の4つの領域で、先端的な研究に取り組んでおります。また、データ活用によるスマート化「子育て・保育現場におけるSociety5.0」を目指し、現場に応用するための研究も進めています。
私たちは、日本の次世代を担うだけでなく、「いま」「ここ」に生きる一市民である子どもたちの育ちの場に重きを置き、子育て・保育の質の保障と向上に関わる様々な課題の解決に向けて、中核的な役割を果たしていきたいと考えております。

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2024年活動報告
-2024年度 発達保育実践政策学センターの活動報告-

2025年02月20日(木)

 発達保育実践政策学センター(CEDEP)は、その名が示す通り、乳幼児期の子どもの発達、保育・教育の実践や政策について研究する教育学研究科附属のセンターです(CEDEPウェブサイト)。
少子化が予想を超える勢いで加速し、社会情勢も大きく変動する中で、これからの子育てや保育・教育をどのように考えていけばよいのでしょうか。CEDEPでは、国内外の多様な分野の研究者、乳幼児期の保育・教育に関わる実践者やその団体、国や自治体の担当者、企業関係者等と連携し、共同・協創型の研究を実施しています。
 研究を進めるにあたっては、複数の競争的研究費(科研費等)や、国・自治体、企業等から委託・共同研究費を得ていますが、当然のことながら、そうした研究費の使い道は、その研究プロジェクトのための経費に限定されています。そのため、本基金は、CEDEPの運営基盤の持続・強化にとって必要不可欠です。本基金への皆様のご支援により、CEDEPこども研究員の募集や若手研究者育成などをはじめとしたセンターの運営の強化、研究のさらなる発展や発信の充実につながっています。
 皆様のあたたかいご支援に心より感謝御礼申し上げます。

〇プロジェクトの報告
 大きなプロジェクトとしては、文部科学省委託調査による「幼児教育に関する大規模縦断調査」、東京都との共同事業「東京プロジェクト」(とうきょう すくわくプログラム推進事業との連携による)を本格的に始動しました。以下にその概要を報告します。その他のプロジェクトに関しましては、研究活動ページをご覧ください。
 文部科学省委託調査による「幼児教育に関する大規模縦断調査」は、全国の幼児教育・保育施設(幼稚園・認定こども園・保育所等)に通う5歳児最大15,000名を小学校4年生まで追跡調査するものです。日本の幼児教育・保育がその後の子どもの育ちに長期的に影響を及ぼすのか、 そして、 幼児教育・保育のどのような特徴が子どものより良い育ちに寄与するのかを明らかにするための調査です。幼児教育・保育の重要性や重点的に支えるべき点を実証的に明らかにし、 今後の幼児教育政策形成のためのエビデンスを提供することを目指しています。
2023年度に予備調査を実施し、2024年度から本格的に始動しました。今後、研究を確実に進めていくと共に、分析結果を発表していきます。
 また、東京都「とうきょう すくわくプログラム」を受けて、「東京プロジェクト」を始動しました。東京プロジェクトは、東京大学CEDEPが東京都と連携して、都内市区町村および保育・幼児教育施設が、0歳から6歳の子どもたちと大人たちの協同的で創造的な探究を組織し、子どもの学ぶ権利を保障することを支援する取組です。この取組を通して、子どもたちの探究の豊かさがみえてきています。今後、研究によって子どもの探究のプロセスを可視化するとともに、子ども時代の意味や、これからの保育・教育の役割についても皆様と対話していきたいと思います。

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画像のクリックでPDFをご覧いただけます
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〇センターの運営に関して
 こども研究員は、現在、約1,500組の親子の方々が登録してくださっています。CEDEPのラボにお越しいただいての研究や、アンケート調査研究への御協力をお願いすると、かなり早い段階で多くの方からのレスポンスをいただけます。CEDEPの研究を進める上での強い味方です。
 若手研究者育成プロジェクトでは、教育学研究科の大学院生を対象として、子どもの発達や保育・教育に関連した研究に対して支援を行い、この分野の研究者を育成しています。2024年度は、12組の研究(グループ・個人)を支援しています。本分野の発展のためには若手研究者の育成が不可欠であり、重要な取り組みだと考えています。
 発信に関して、2024年度は計18件(2025年1月31日現在)の主催・共催のシンポジウム・セミナーを実施し、国内外の多様な分野の専門家を招いて対話・議論を行いました。参加者の皆様からも、毎回、たくさんの熱心なコメントやご質問をいただくことで議論が深まっています。これからの研究や実践・政策のありかたを考える上でのたくさんの示唆が得られました。

 繰り返しとなりますが、CEDEPの皆様のあたたかいご支援に、心より感謝御礼申し上げます。引き続きのご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

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2022年11月30日

10,000円

全ての子供たちが幸せに成長できる世界になることを願ってます。 <子育て保育研究支援基金>

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2022年11月25日

1,000円

脳、自己肯定感(セルフイメージ)は、3歳までに60%、6歳までに80%以上が出来上がり、ほぼ完成される。 才能豊かなおもいやり溢れる子どもたちが自由に伸び伸びとその才能を発揮できる新たな教育大改革を、日本政府と共に。 胎内にいる時から6歳までに、その子の人生、運命、将来、未来が大きく <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年09月23日

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子ども達、女の子達が、自由に伸び伸びと自身の才能、能力を存分発揮し、 また、健康で快適に、安心して暮らせる、 幸せ、喜び(悦び)、笑顔溢れる日本、世界、地球へ <子育て保育研究支援基金>

内田 哲也

2022年09月07日

10,000円

CEDEPの活動趣旨に賛同いたします。一層のご発展をお祈り致します。 <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年09月02日

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300年 〜 500年後の日本、地球を見据えた教育(共育)を。 子どもは自分自身で自発的に学び、遊び、生き、貢献し、お金を得、お金を管理できる教育(共育)を。 子どもの能力、才能、吸収力はとても優れていて、6歳までに、ほぼ、脳が完成される。 <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年09月02日

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(胎内から6歳までに完成されるまでの一連の基本的な脳の仕組み、流れを、文部科学省や東京大学が提示すれば、日本の母親はそのガイドラインに沿って子育てができる) 子どもが将来、伸び伸びと才能、能力を発揮し、日本、世界、地球に心魂から日々喜んで貢献できる社会、日本、世界、地球へ <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月30日

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300年 〜 500年後の日本、世界、地球を見据えて 子ども達、子々孫々のために 日本の教育(共育)を根本から変革、改革へ <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月30日

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天才輩出教育(共育)世界最先端先進国日本へ  教育先進国 オランダのイエナプラン 世界一の教育 フィンランド 天才を育む モンテッソーリ教育 を混ぜ合わせた教育、共育を、幼少期、胎内教育から 天才、才能豊かな子、才能溢れる子達がどんどん誕生する日本へ 与え、貢献してゆく <子育て保育研究支援基金>

安納 香哉

2022年08月28日

2,000円

より良い子育て支援への学術的なご協力、応援しています。 <子育て保育研究支援基金>

八十川 紀夫

2022年08月24日

300,000円

子育てで一番大切な基盤である栄養の観点が、今の研究や政策で抜け落ちていると感じます。 例えば、鉄分が十分足りている場合には母子関係が良好であると言われています。 鉄分が足りないとイライラして家庭崩壊を招く危険が増大するでしょう。 鉄分だけが栄養ではありませんが一例としてあげます。 <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月12日

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Lets continue contributing and giving to the creation of the world where people in Japan and all of the world can fully expand our <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月12日

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potential power and energy is always smiling, rich and happy. We can do anything <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月10日

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300年 〜 500年後の日本、世界、地球を見据えて 子ども達、子々孫々のために 日本の教育(共育)を根本から変革、改革へ <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年08月10日

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天才輩出教育(共育)世界最先端先進国日本へ  教育先進国 オランダのイエナプラン 世界一の教育 フィンランド 天才を育む モンテッソーリ教育 を混ぜ合わせた教育、共育を、幼少期、胎内教育から 天才、才能豊かな子、才能溢れる子達がどんどん誕生する日本へ 与え、貢献してゆく <子育て保育研究支援基金>

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2022年08月01日

2,000円

大学と保育園がともに現場をつくりあげる活動を応援します。コンピテンシーベースの教育をどう現場実践可能なかたちで言語化、体系化されるのか、期待しています! <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年07月24日

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300年 〜 500年後の日本、世界、地球を見据えて 子ども達、子々孫々のために 日本の教育(共育)を根本から変革、改革へ <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2022年07月24日

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天才輩出教育(共育)世界最先端先進国日本へ  教育先進国 オランダのイエナプラン 世界一の教育 フィンランド 天才を育む モンテッソーリ教育 を混ぜ合わせた教育、共育を、幼少期、胎内教育から。 Globalに動く天才、才能豊かな子、才能溢れる子がどんどん誕生する日本へ 与え、貢献してゆく <子育て保育研究支援基金>

鳳凰 敦

2021年10月26日

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子ども達が平和で安心し、伸び伸びと自身の才能、能力を存分に発揮できる明るい未来、日本、世界へ。貢献してゆく。 <子育て保育研究支援基金>

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発達保育実践政策学センター
センター長
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ご寄付の謝意・記念品

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