
東京大学自動車部は1935年創部の伝統のある部活です。
部員達は、旧七帝大からなる七大戦を優勝するため、また、全日本学生自動車連盟が主催する全日本学生選手権大会で勝つため、練習や部車の整備に励んでおります。
2010年代前半から部としての実力が向上し、2017、2018年度の七大戦では総合1位を獲得。全日本学生選手権大会でも上位に食い込むなど、強豪校として存在感を発揮してまいりました。
2019年度の七大戦では、ジムカーナにて個人1位を獲得するなど3連覇への期待が高まっていましたが、度重なる車両トラブルに見舞われていたダートトライアルで思うような結果を残せず、総合2位という結果に終わりました。
雪辱を果たすべく、七大戦終了後から勝てる組織を目指して部内の体制整備を行っておりましたが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまい現在は特に選手育成の面で苦しい状況に陥っております。
今後は、更新時期を迎えているタイヤチェンジャーをはじめとした多くの備品の更新や、広い練習場を貸し切った練習会の開催によって部の戦力の維持・向上を目指してまいりたいと思っております。
大会で使用する部車のタイヤ、各種油脂類、エンジン、トランスミッション、ホイール、ゴムブッシュ、サスペンションOH、シール系各種消耗品のための資金が必要です。是非とも継続的なご支援をよろしくお願いします。
2023年03月20日(月)
日頃より、自動車部の活動にご理解・ご協力いただきありがとうございます。大会成績の簡単な報告をさせていただきます。2021年度に引き続き8月に開催されました全日本学生ジムカーナ選手権大会に出場いたしました。順位は19位で、良い結果というわけではございませんが、2021年度の成績を上回ることができました。2022年度は基金を使用して、2回練習会場を貸し切りました。例年よりも密度の高い練習会を行うことができました。
選手全員が今持てる全力を出し切った大会となりました。部車のインテグラのエンジンを載せ替えて挑みましたが、速さで他大学の車に及びませんでした。技術力の向上、そして車両の戦闘力を高める必要を改めて感じました。
部車を使う大会ではまだまだ車の作り込みでなかなか私大に勝つのは難しい状況ですが、前年の反省を活かし、地道な練習を積み重ね、順位を更新していきたいと思います。
また、七大戦ジムカーナの部では2つのクラスで1位を獲得し、他大学に2倍近い差をつけて1位となりました。残念ながら、ダートトライアルに出場する選手がほとんどおらず、総合優勝はなりませんでしたが、基金を活用して練習会を多く開催したジムカーナでは結果につながったと思います。
2023年度は七大戦の主管を務めます。学生自動車連盟の大会も七大戦も2022年度以上の成績を収められるようがんばりますので、応援よろしくお願いいたします。
2022年03月16日(水)
5月には富士スピードウェイにて開催されました全関東学生ジムカーナ選手権に参戦いたしました。当日はあいにくの雨でしたが、予算の都合上ドライ用のタイヤしか用意していませんでした。天候に翻弄された結果、順位は満足の行くものではありませんでしたが、全日本学生ジムカーナ選手権への出場権を獲得するとともに各選手にとっても部にとっても学びのある大会になりました。
6月に目を向けますと、つくるまサーキットにて全関東学生ダートトライアル選手権がありました。部車のミラージュアスティは、2020年度のコロナ禍による大会中止で、1年半もの間不動となっておりました。そのため大会前は部車の準備が間に合うか不安なところもありましたが、部員全員が一丸となって整備に取り組んだため無事にエンジンがかかりました。また、このとき基金を使ってバッテリーを交換いたしました。
12月には鈴鹿サーキットで行われた全日本学生ジムカーナ選手権に参戦いたしました。基金を利用して試合車両のインテグラのクーラントを交換いたしました。本番では、相次ぐマシントラブルにより大学としての順位を残すことはできませんでしたが、他大学からの刺激を受け多くのことを学ぶことができました。
皆様からのご寄付は、競技車両であるインテグラとミラージュのバッテリーとクーラントの交換に活用させていただきました。心温まるご支援に深く感謝申し上げます。
来年度はタイヤ廃棄にかかる費用やタイヤ購入にかかる費用、練習会場を貸し切るための費用などに積極的に基金を活用し、競技力の向上、好成績を狙いたいと考えています。今後ともご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
皆様からのご支援により、2015年6月にエンジンオイル・ダートタイヤを購入することができました。学生からの感謝の声をお届けします。
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