東京大学自動車部は1935年創部の伝統のある部活です。
部員達は、旧七帝大からなる七大戦を優勝するため、また、全日本学生自動車連盟が主催する全日本学生選手権大会で勝つため、練習や部車の整備に励んでおります。
2010年代前半から部としての実力が向上し、2017、2018年度の七大戦では総合1位を獲得。全日本学生選手権大会でも上位に食い込むなど、強豪校として存在感を発揮してまいりました。
2019年度の七大戦では、ジムカーナにて個人1位を獲得するなど3連覇への期待が高まっていましたが、度重なる車両トラブルに見舞われていたダートトライアルで思うような結果を残せず、総合2位という結果に終わりました。
雪辱を果たすべく、七大戦終了後から勝てる組織を目指して部内の体制整備を行っておりましたが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けてしまい現在は特に選手育成の面で苦しい状況に陥っております。
今後は、更新時期を迎えているタイヤチェンジャーをはじめとした多くの備品の更新や、広い練習場を貸し切った練習会の開催によって部の戦力の維持・向上を目指してまいりたいと思っております。
大会で使用する部車のタイヤ、各種油脂類、エンジン、トランスミッション、ホイール、ゴムブッシュ、サスペンションOH、シール系各種消耗品のための資金が必要です。是非とも継続的なご支援をよろしくお願いします。
2024年02月16日(金)
日頃より自動車部の活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。本年は、前年の全日本ジムカーナや七大戦に加え、Formula Gymkhanaという新たな大会に出場いたしました。この大会には企画段階から弊部OBの方や現役部員が関わっており、今までとは根本的に異なる新しい形式の大会となりました。
Formula Gymkhanaで使用される車はGAZOO Racingより提供されたワンメイクのGRMNヴィッツ。タイヤなどその他部品もすべて協賛各社の提供で、他大会のように部車の性能差が順位に影響することはありません。純粋に腕のみを競う大会となります。東大は法政大などの強豪を抑え、全国大会にて3位入賞の好成績を収めました。
一方七大戦では、7大学中4位と去年より低い順位になってしまいました。部員数の減少による経験豊富な選手の不足が大きな問題となっており、入部したばかりの1年生も選手として駆り出すことになってしまいました。しかし、去年1人しかいなかったダートトライアルの選手が新たに3人増え4人となるなど、改善も見られます。今年度もさらなる戦力増加に取り組むとともに、未来の選手となる新入生の勧誘にも力を入れていきたいと思います。
全日本学生ジムカーナ選手権大会では、29校中19位と去年に並ぶ結果となりました。私大の中には戦闘力の高い部車を持つ大学も多く、ハンディキャップを背負っていることは否定できません。しかし、部車の規定の更新により全く新たな部車が投入されることが決定しているため、将来を見据えて車両製作にも取り組んでいく所存です。
2023年09月08日(金)
先日参戦しました全日本学生ジムカーナ選手権大会につきましてご報告いたします。
今回は4年泉、髙橋、2年日野の3名の選手で参戦しました。車両は部車のインテグラです。
成績は泉41位、髙橋44位、日野71位、総合19位/29校となりました。総合成績は去年から横ばいですが、個人成績は、選手3名とも60位前後だった昨年に比べ、4年泉・髙橋は若干順位を伸ばすことができました。2年生日野は1パイロンタッチ・1脱輪がなければ、2本目は1本目から6秒のタイムアップができていたはずであり、来年以降の活躍に期待しております。
大幅な順位向上は叶いませんでしたが、今年の経験を活かし来年以降の世代の成長につなげていきたいと考えております。
また来月には七大戦の主催、Formula Gymkhana全国大会、10月初めにはJMRCダートラ神奈川県戦主催とイベントが目白押しですので、部員一同努力していきたいと思います。
最後にはなりますが、日頃より弊部へのご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
今後とも、東京大学運動会自動車部をよろしくお願いいたします。
2023年07月05日(水)
先日6/24(土)、25(日)に開催されました全関東学生ダートトライアル選手権大会、およびFormula Gymkhanaイースト大会に参戦しましたので、ご報告いたします。
全関ダートには部車のミラージュアスティにて参戦しました。例年車両トラブルに悩まされ、昨年・一昨年共にドライブシャフト破損や配線トラブルなどに見舞われ、満足のいく走りをすることができませんでした。
今年は前日練習・本番走行共にほぼトラブルなく走り切ることができ、その点では課題を克服できました。
一方順位は9/10位となり、悔しい結果となりました。走行中のスピンなどが響き、選手3人の総合タイムが伸び悩んだことが原因です。全関ジムカーナと同様の反省ではありますが、今後は団体戦である学連戦において、誰が走っても確実にタイムを残せるようなドライバー層の育成に励みたいと考えております。
Formula Gymkhanaイースト大会には選手3人を派遣しました。こちらは今年度より始まった新形態のジムカーナ大会であり、東大もご招待いただくことができました。
用意されたワンメイク車両、未知数のタイヤなど、従来経験のない大会形式で苦戦する面も多々ありましたが、総合順位は5/10位となり、何とか全国大会への切符を手にすることができました。
今回は全関ダートとの日程被りにより両大会ともに完全な体制で臨むことはできなかったため、次戦以降の大会では選手・サポート共により十分な体制を構築したいと考えております。
最後にはなりますが、日頃より弊部へのご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。
今後も大会での好成績を目指しチーム一丸となり努力して参りますので、引き続きよろしくお願いたします。
2023年06月30日(金)
先日富士スピードウェイジムカーナコースにて開催されました、全関東学生ジムカーナ選手権に参戦してまいりましたので、ご報告いたします。
結果は19校中9位と、17校中12位だった昨年に比べ順位を上げることができました。
今年度からタイヤのレギュレーションが変わり、これまで使用してこなかった銘柄での参戦となったことに加え、当日は雨が強く降るフルウエットのコンディションでしたが、選手一同持てる力を発揮しての走行ができました。
改善点としましては、レインコンディションだったため、他大学に劣る車両の戦闘力を技術でカバーできるはずでしたが、選手間のタイム差が出てしまい、期待ほどは総合順位を上げられなかった点です。
来年度以降は、特定の選手だけでなく、どのドライバーが走っても良いタイムを残せるようなチームづくりを進めたいと考えております。また、学連戦におきましては近々車両も変更する必要が出てきますので、技術の向上と並行し車両制作にも力を注ぐ所存です。
最後になりますが、日頃より東京大学運動会自動車部へ並々ならぬご支援とご協力をいただき、心より御礼申し上げます。モータースポーツの灯を絶やさぬよう、今後とも精一杯努力してまいりますので、引き続き弊部の活動を見守っていただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。
2023年03月20日(月)
日頃より、自動車部の活動にご理解・ご協力いただきありがとうございます。大会成績の簡単な報告をさせていただきます。2021年度に引き続き8月に開催されました全日本学生ジムカーナ選手権大会に出場いたしました。順位は19位で、良い結果というわけではございませんが、2021年度の成績を上回ることができました。2022年度は基金を使用して、2回練習会場を貸し切りました。例年よりも密度の高い練習会を行うことができました。
選手全員が今持てる全力を出し切った大会となりました。部車のインテグラのエンジンを載せ替えて挑みましたが、速さで他大学の車に及びませんでした。技術力の向上、そして車両の戦闘力を高める必要を改めて感じました。
部車を使う大会ではまだまだ車の作り込みでなかなか私大に勝つのは難しい状況ですが、前年の反省を活かし、地道な練習を積み重ね、順位を更新していきたいと思います。
また、七大戦ジムカーナの部では2つのクラスで1位を獲得し、他大学に2倍近い差をつけて1位となりました。残念ながら、ダートトライアルに出場する選手がほとんどおらず、総合優勝はなりませんでしたが、基金を活用して練習会を多く開催したジムカーナでは結果につながったと思います。
2023年度は七大戦の主管を務めます。学生自動車連盟の大会も七大戦も2022年度以上の成績を収められるようがんばりますので、応援よろしくお願いいたします。
2022年03月16日(水)
5月には富士スピードウェイにて開催されました全関東学生ジムカーナ選手権に参戦いたしました。当日はあいにくの雨でしたが、予算の都合上ドライ用のタイヤしか用意していませんでした。天候に翻弄された結果、順位は満足の行くものではありませんでしたが、全日本学生ジムカーナ選手権への出場権を獲得するとともに各選手にとっても部にとっても学びのある大会になりました。
6月に目を向けますと、つくるまサーキットにて全関東学生ダートトライアル選手権がありました。部車のミラージュアスティは、2020年度のコロナ禍による大会中止で、1年半もの間不動となっておりました。そのため大会前は部車の準備が間に合うか不安なところもありましたが、部員全員が一丸となって整備に取り組んだため無事にエンジンがかかりました。また、このとき基金を使ってバッテリーを交換いたしました。
12月には鈴鹿サーキットで行われた全日本学生ジムカーナ選手権に参戦いたしました。基金を利用して試合車両のインテグラのクーラントを交換いたしました。本番では、相次ぐマシントラブルにより大学としての順位を残すことはできませんでしたが、他大学からの刺激を受け多くのことを学ぶことができました。
皆様からのご寄付は、競技車両であるインテグラとミラージュのバッテリーとクーラントの交換に活用させていただきました。心温まるご支援に深く感謝申し上げます。
来年度はタイヤ廃棄にかかる費用やタイヤ購入にかかる費用、練習会場を貸し切るための費用などに積極的に基金を活用し、競技力の向上、好成績を狙いたいと考えています。今後ともご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
皆様からのご支援により、2015年6月にエンジンオイル・ダートタイヤを購入することができました。学生からの感謝の声をお届けします。
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