剣道部活動支援基金

学業と両立しながら七大戦(七帝戦)優勝を目指す

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プロジェクト設置責任者

運動会 剣道部

今年度寄付総額
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今年度寄付件数
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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

わが国で最も伝統ある大学運動部の一つ、東京大学運動会剣道部。

東京大学運動会剣道部は、1887年創部、約700名の先輩組織(赤門剣友会)を持つ、わが国で最も伝統ある大学運動部の一つです。
現在60名を超える部員は、団体・個人の全国大会出場、七大戦(七帝戦)優勝、その他対抗戦の勝利等の目標を掲げ、学業と両立しながら日々練習に励んでいます。
しかしながら、剣道は、剣道具の購入・修理、竹刀や稽古着・袴(はかま)の消耗品購入等、他のスポーツに比し学生は重い経済負担を余儀なくされています。
また、剣道部が使用する武道場「七徳堂」は、竣工後75年を経て老朽化が目立ってきており、良好な稽古環境の維持のためその改修は、他部ともども喫緊の課題となっております。
こうした諸課題に対応するため、赤門剣友会から経済的援助を受けていますが、本基金を設置し、さらなる財源の拡充を目指します。

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基金の趣旨

このような諸課題に対応するため、基金を設立いたしました。
使途については、具体的には以下を想定しています。
1.七徳堂改修に関する支出
2.剣道具、及び竹刀等消耗品等購入
3.七大戦(七帝戦)などへの部員の遠征費用

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2024年活動報告
-女子個人・男子団体で全日本学生に出場!飛躍の一年-

2025年01月29日(水)

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新体制発足以降、「かます」というチームスローガンの下でMMVや稽古の年間強化計画を策定するなど部全体の意識改革と実力の底上げに取り組んできました。2024年2月にシーズンインし高校招待試合や学年合宿を行いました。3月には春合宿、関西遠征を行い、さらに部員有志による大体大遠征や鹿体大遠征など全国の強豪選手から技術を吸収しようと各自が意識を高く持ち積極的に活動しました。


4月には、積極的な新歓活動の結果、前年を超える24名の新入生が新たに東大剣道部の一員となりました。
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▲4月 新入生歓迎会


5月には、関東学生剣道選手権大会・関東女子学生剣道選手権大会が開催され、男女出場選手が健闘しました。中でも女子主将を務める山本千裕(4年・工)が強豪ひしめくトーナメントで獅子奮迅の活躍をして見事、全日本女子学生剣道選手権大会への出場を決めました。
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▲5月 全日個人


6月には、東京地区国公立剣道大会が開催され、男子団体で2位、男子個人で篠原文弥(3年・法)が3位、女子個人で山本千裕(4年・工)が優勝(連覇)という成績を収めました。また、同月末には防衛大学校定期戦が本学七徳堂にて開催され、男子対戦で優勝、女子対戦で準優勝という結果でした。

7月には、名古屋大学の主管で七帝戦が開催されました。男子は一昨年の3位、昨年の2位と徐々に順位を上げてきており、女子は大会三連覇がかかるなど活躍が非常に期待されましたが、男子7位、女子5位と振るわない結果に終わりました。 七帝戦後はチーム状況として不安が残る状態でのオフ入りとなりましたが、この悔しさを忘れないよう、部員各自が積極的に自主練に取り組むなどオフ中も努力を重ねました。

8月上旬にシーズンインしてからは、関東学生男女団体に向け最後の追い込みが始まりました。今年度から稼働した七徳堂のエアコンの恩恵もあり、暑い夏を強度を落とさずに乗り越えることができ、また例年以上に他大学との練習試合を重ねました。

9月、今年度の目標である全日本出場を賭けた関東学生剣道優勝大会・関東女子学生剣道優勝大会に出場しました。女子団体戦では、初回から大将戦にもつれ込む接戦の連続で敗者復活の2回戦まで勝ち進み健闘しましたが、惜しくも敗れてしまいました。男子団体戦では、先鋒に起用された小林拓傑(1年・文科三類)が堂々の戦いぶりでチームを勢い付け、チームでつなぐ戦い方で初戦に勝利しました。全日本出場をかけた試合では親交の深いライバルの某大学と激突し、両大学の誇りとプライドをかけた一進一退の攻防は大将戦までもつれ込みました。両校の激闘は大将の関晃暢(4年・工)が試合中盤、値千金の一本を放って逆転勝利で決着し、男子団体は5年ぶりの全日本学生出場を決めました。 9月末には、長野県飯山市で4泊5日の夏合宿を行いました。佐藤勝信先生、寺地種寿先生のご指導のもと10月に控える最後の定期戦と全日本学生に向け部員一丸となって稽古に励みました。
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▲9月 夏合宿


10月は試合が続きました。
初週に一橋大学定期戦・ジュニア戦が開催されました。一二年生のみで戦うジュニア戦では、男子対戦は快勝したものの女子対戦は惜敗しました。午後の抜き戦では、男子は八木光優起(2年・工)が四人抜きの活躍をするも譲らない攻防が続き、最後は江口和希(2年・理)が相手大将を下し優勝しました。女子は先刻の負けを返上すべく大将の野口佳音(2年・理科一類)が奮闘し、副将・大将を抜いて逆転で優勝しました。翌日の本戦では男子対戦で敗れたものの女子対戦は僅差で競り勝ちました。午後の抜き戦でも下級生が躍動しました。女子は伊藤ほまれ(1年・文科三類)が相手大将まで抜き去る4人抜きで圧倒し、男子は柘植聡史郎(2年・後期教養)が勝負感冴え渡る5人抜きの活躍を見せました。しかし相手大将の決死の奮闘で大将対決となったものの、最後は本学大将の関晃暢(4年・工)が死闘を制し、男女優勝を収めました。

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▲10月 一橋戦


翌々週にはAsueアリーナ大阪で全日本学生剣道優勝大会が開催され、関東学連代表として男子団体選手9名が出場しました。全国の学生剣士の夢舞台で強豪選手がひしめき合う中、白白赤胴を身に纏う本学選手は堂々の戦いをしてくれました。初戦は中四国大会3位の大学と対戦し両校一歩も譲らぬ互角のまま勝負は大将戦に託されました。ここでも大将の関晃暢(4年・工)が粘り強い戦いを見せ、相手の一瞬の隙をついて引き面を決め見事勝利しました。次戦で関西王者にあと一本で涙を呑んだものの、その戦いぶりは本学関係者のみならず文武両道に励む全国の学生に夢と希望、感動と興奮を与える立派なものでした。出場選手の健闘を讃え、ここに氏名を記載させていただきたく思います。

関晃暢(4年・工)
宮本亮隆(4年・工)
新間巧巳(4年・法)
小田垣爽(4年・法)
土屋皓平(4年・法)
篠崎立成(4年・文)
栗林凛太郎(3年・法)
牧野航大(2年・法)
小林拓傑(1年・文科三類)

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▲10月 全日


最終週には、4年生の引退試合となる京大戦が本学七徳堂にて開催されました。午前中の男女対戦では女子は勝利したものの、男子は相手選手の勢いに呑まれ敗北しました。午後の抜き戦では、女子は先鋒の内田まりな(4年・後期教養)が4人抜きの活躍をすると、続く次鋒の堀田望緒(1年・文科三類)が相手大将を含む残り3人を抜き勝利しました。男子もその波に乗りたいところでしたが、健闘虚しく敗北を喫してしまいました。試合後には引退会見が行われ、名残惜しい先輩方との最後の時間を過ごしました。R7卒の先輩の皆さん、今まで私たちを支え導いていってくださり、本当にありがとうございました。

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▲10月 京大戦


京大戦の翌日より新体制が始動しました。新年度スローガンは「残心」。相手への敬意と剣道人としての品位を忘れず、心残りのない一年、そして心に残る一年にしようという想いを込めました。また、従来の師範・監督・学生コーチに加えて新たに社会人コーチ三名に指導をお願いし、先輩方が成し得なかった京大戦優勝を含めた定期戦全勝を目標にスタートを切りました。

11月には、関東学生剣道新人戦大会・関東女子学生剣道新人戦大会が開催されました。男女選手とも健闘しましたが、好成績は収められず男女とも2回戦敗退に終わりました。

12月には部内選手権と納会が行われました。部内選手権では、1年生からOBの先輩まで幅広い層が出場し、非常に盛り上がった試合となりました。その後オフシーズンに入りましたが、シーズンイン後を見据えた自主稽古やトレーニングに多くの部員が取り組んでいます。年末には東京でソウル大学・東京大学剣道親善交流試合が行われました。1年ぶりの再会を喜ぶ人も多い中4日間にわたって、剣道や観光など国籍や言語の壁を超えて親睦を深めました。

年明け1月2日には一般の方をお招きし、学生主体で新年稽古会を開催しました。昨年より始まった少年の部では、昨年を遥かに超える幼稚園児から高校生までの剣士にご参加いただき、地域貢献とともに東大剣道部や東大を身近に感じてもらうイベントとなりました。中旬には卒部式が開催され、卒業生対現役部員の勝ち抜き試合や記念品の贈呈が行われました。
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▲1月 新年稽古会


2025年は2/12にシーズンインし、2月から3月にかけて高校招待試合、春合宿、並びに関東強化が予定されています。部員一同、定期戦全勝を目標に、本年も一年間取り組んでまいります。

2023年活動報告
-運動会剣道部活動報告-

2024年02月16日(金)

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試合風景(ソウル大学親善試合)

我々剣道部は「つなぐ」をスローガンに、2023年2月にシーズンインしました。2月には高校招待試合や学年合宿が、3月には春合宿、関西遠征がコロナ禍以降初めて開催され、勢いよくシーズンのスタートを切りました。

4月には、積極的な新歓活動の結果、21名の新入生を迎え入れることができました。

6月に予定されていた防衛大学校定期戦は秋に延期となりましたが、7月に主管校として出場した七大戦では、女子が二連覇を達成しました。男子は優勝した京都大学に僅差で敗れたものの、昨年の三位を上回る二位という結果をおさめました。

七大戦後には8月には昨年と同様、長野県飯山市で4泊5日の夏合宿が行われ、秋の関東学生優勝大会や、各大学との定期戦に向け、厳しい稽古を行いました。


稽古風景(夏合宿)

10月は試合ラッシュの月でした。9/30、10/1には一橋大学定期戦が行われ、男女とも勝利を収めました。昨年、男子は久しぶりに敗北していましたが、無事にリベンジを果たすことができました。10/14には春から延期されていた防衛大学校定期戦が行われました。男子は危なげなく勝利し、京都大学戦へ弾みを付けましたが、女子は1本差で惜しくも敗北しました。10/29には4年生の引退試合となる京都大学定期戦が京都大学にて行われました。女子は昨年に引き続き勝利しましたが、男子は相手の実力が上回り、敗北を喫してしまいました。


京都大学定期戦

代替わり後、12月には部内選手権と納会が行われました。部内選手権では、1年生からOBの先輩まで幅広い層が入賞し、非常に盛り上がった試合となりました。ここでオフシーズンに入りましたが、シーズンイン後を見据えた自主稽古やトレーニングに多くの部員が取り組んでいます。

12/27~30にかけて、韓国・ソウル大学において毎年恒例の親善試合が行われました。今回で20周年を迎えるこの行事に、多くの部員やOBが韓国にわたり、試合や観光等を通じて親睦を深めました。

1月には卒部式が開催され、卒業生対現役部員の勝ち抜き試合や記念品の贈呈が行われました。2/10にシーズンインし、2月から3月にかけて高校招待試合、春合宿、並びに関西遠征が予定されています。部員一同、全日本学生大会への出場と京都大学定期戦の勝利を目標に、一年間取り組んでまいります。
 

■ご寄付の使途
今年度も夏場の過酷な暑さを乗り越えるため、送風機のレンタル使用代と、七徳堂の光ケーブル工事費用に寄付金の一部を使用させて頂きました。

いつも私達の活動を支えて頂き、誠にありがとうございます。皆様のご期待に応えられるよう、部員一同精一杯努力して参ります。今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。
 

2022年活動報告
-七大戦で躍進。ソウル大との親善試合も実施しました-

2023年03月27日(月)

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京都大学定期戦

2022年2月にシーズンインし、京都大学定期戦優勝・全日本学生大会出場を目標に掲げていた我々は、例年以上にハードな稽古に取り組みました。3月に予定されていた春合宿は、コロナ禍の影響を受け開催することができませんでしたが、他大学との練習試合を積極的に組み、試合慣れに努めました。

4月には、3年ぶりに対面での新歓活動が許可され、留学生・院生を含む15名の新入生を迎えました。

6月には東京大学七徳堂において防衛大学校との定期戦が行われ、昨年度は僅差で敗れていたものの、今年度は男女ともに勝利をおさめました。また、7月に東北大学で行われた七大戦では、女子優勝、男子三位と躍進するなど、日ごろの稽古の成果を発揮することとなりました。

七大戦後から8月7日まで続いたオフシーズン中も、自主練参加回数や素振り本数、ランニングの距離などをまとめた自主練ランキングを1週間ごとに作成するなど、部員全員が積極的に部活へ取り組んでおりました。また、シーズンイン直後には長野県の戸狩温泉で夏合宿が3年ぶりに行われました。現役部員のほとんどが初めての経験でしたが、4泊5日の厳しい稽古を秋の定期戦に向けて乗り越えました。

10月1日、2日には一橋大学において一橋大学定期戦、10月23日には東京大学七徳堂において京都大学定期戦が行われました。一橋大学戦では、男子勝ち抜き戦において久しぶりの敗北を喫してしまいましたが、そこで奮起し、京都大学戦では5年ぶりに優勝を勝ち取ることができました。

12月には部内選手権と納会が行われました。部内選手権への参加者は、コロナ禍以降、現役部員と監督のみに限られていましたが、今回からOBの参加も復活し、非常に活気のある試合が繰り広げられました。ここで一年に節目を付け、オフシーズンに入りました。

12月26日から28日にかけて、3年ぶりにソウル大親善試合が行われました。ソウル大の学生を七徳堂に招き、合同稽古や会食を通して交流を深めることができました。現役学生にソウル大親善試合の経験者がいないため、ソウル大係を中心に試行錯誤の運営となりましたが、無事に終えることができ、参加した部員全員にとって大変貴重な経験となりました。

1月9日には卒部式が、21日には赤門剣友会新年稽古会が行われました。後者には現役学生の参加はかないませんでしたが、剣道部の活動形態は徐々にコロナ禍以前の水準へと復活しつつあります。3月には関西遠征と春合宿がそれぞれ4泊5日で予定されており、そこへ向けて稽古に励んでいます。

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東京地区国公立大会
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ソウル大学親善試合

 

■主な活動一覧

時期 内容
2022年5月 関東学生剣道選手権大会
2022年6月 防衛大学校定期戦
2022年7月 七大戦
2022年8月 夏合宿
2022年9月 関東学生剣道優勝大会
2022年10月 一橋大学定期戦
  京都大学定期戦
2022年11月 東京地区国公立大会
2022年12月 部内選手権・納会
  ソウル大学親善試合
2023年1月 卒業試合・卒業式

 

■ご寄付の使途

今年度は夏場の過酷な暑さを乗り越えるため、送風機のレンタル使用代に寄付金の一部を使用させて頂きました。
いつも私達の活動を支えて頂き、誠にありがとうございます。皆様のご期待に応えられるよう、部員一同精一杯努力して参ります。今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。

 

2021年活動報告
-定期戦が行われました!-

2022年03月16日(水)

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 2021年2月にシーズンインしたものの、前年同様新型コロナウイルス感染症の流行に伴う緊急事態宣言の発令及び延長により、引き続き対面稽古を行えずにいました。しかしその期間もオンラインを介し活動は続き、Zoomを使用して素振りや筋トレ、試合動画の研究などを部全体で行ったほか、各々ランニングなどの記録をつけ、その日誌を共有するなどしてモチベーションや基礎体力の維持・向上に努めてまいりました。

 対面稽古の許可が下りたのは3月17日となり、感染拡大防止の観点から4つの班に分けての再開となりました。稽古中も感染症対策は徹底して行われ、マスクやフェイスシールドの着用、消毒、発声の制限など、前年と同様これらを部員一人ひとりが意識し遵守しておりました。稽古外においても、部室の私語禁止、会食自粛など、三密を避けるよう努め、活動日報や体調管理の記録も行っておりました。やがて感染状況の鎮静化に伴い、同月29日に4つに分けていたグループを2つに再編、4月5日には遂に全体稽古が解禁されました。同時期に新入生の募集も始まりました。サークルオリエンテーションの中止により不安がありましたが、勧誘手段をオンラインに代替するなどし、結果たくさんの新入生が入部してくれました。

 5月20日に関東学生剣道選手権大会が開催されたものの、その翌日には感染拡大により再度対面活動が禁止されました。活動が再開されたのは6月上旬、全体稽古の再開は6月下旬です。このころ稽古とは別に、3,4人ほどで構成される小班という少人数グループでの活動が始まりました。こちらでは稽古の動画を見てお互いの剣道を分析しあうほか、他にもオンライン上で様々な取り組みを行い、モチベーションや体力・技術の向上に大きく貢献しました。

 7月中旬には再び緊急事態宣言が発令されましたが、対面稽古の中止は免れ、班を分けての練習となりました。同月17日には延期されていた七大戦が京都にて開催され、15名の選手がそちらへ赴きました。18日にはオフシーズンに入り、8月10日のシーズンインまで各自期末試験に備えつつ積極的に自主練にも参加しておりました。一時許可の下りていた夏合宿は中止となりました。

 感染状況の再度鎮静化により9月11日に全体稽古が再開され、各自10月の定期戦に備え週5回以上の稽古をノルマに練習に励みました。10月9日、10日には駒場キャンパスの体育館において一橋大学、10月23日には防衛大学校において防衛大学校、11月6日には京都大学において京都大学との定期戦が開催されました。更には12月11日にOB・OG稽古会も開催され、9月上旬に行われたオンライン上での交流会に続き、先輩方との交流をより一層深める機会となりました。

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一橋大学定期戦
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防衛大学校定期戦

 12月18日には部内選手権と納会、19日は大掃除が行われ、一年に節目をつけ、シーズンはオフ入りしました。途中1月9日の卒業式を挟み、2月7日のシーズンインを経て2月現在稽古に励んでいる次第です。

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京都大学定期戦
 

 いつも私達の活動を支えて頂き、誠にありがとうございます。皆様のご期待に応えられるよう、部員一同精一杯努力して参ります。今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。
 

2020年活動報告
-オンラインでの取り組みにも力を注いで参りました-

2021年03月03日(水)

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全体稽古会・新入生歓迎会

2020年2月にシーズンインしましたが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、3月から8月上旬まで、対面での稽古ができない状況でした。その中でも体力や剣道の感覚を失わず、むしろこの期間でさらに成長していくため、Zoomでの素振りや筋トレ、試合動画の研究など、オンラインでの取り組みに力を注いで参りました。また、部員同士で日誌をつけ、自主練内容の共有や近況報告をすることで、来るべき活動再開の日に向けてモチベーションを高めて参りました。

8月の上旬から対面での稽古が可能になりました。稽古中のマスクやフェイスシールドの着用、消毒、発声の制限など、十分な感染対策を行いながら、稽古に励んで参りました。しかしこの段階ではまだ全体での練習を行うことはできず、感染対策のためグループごとに分かれての練習でした。

今年度始めて全部員が揃って稽古ができたのは、10月の全体稽古・新入生歓迎会でした。長い間会えなかった部員たちと剣道ができたこと、特にまだ一度も会うことができていなかった1年生と会うことができたことで、これまで以上に一体感を持って稽古に臨むことができました。

11月の京都大学定期戦および一橋大学定期戦では、感染対策のためにOB・OGの先輩方や保護者の方にお越しいただくことができなかったため、YouTubeを使った試合のライブ配信を行いました。京大戦は惜しくも男女ともに敗れてしまいましたが、一橋戦では男女ともに優勝することができました。

京都大学定期戦・一橋大学定期戦の様子
京都大学定期戦・一橋大学定期戦
京都大学定期戦・一橋大学定期戦の様子
 

12月の部内選手権および納会をもって2020年の正式な活動は終了しました。2021年2月現在、緊急事態宣言に伴い対面での稽古をすることができていませんが、来年度の定期戦全勝、七帝戦優勝などを目標に、オンラインでの取り組みを積極的に行っています。

主な活動一覧

時期

内容

(参考)中止となった行事

20202

一年生合宿@東大駒場キャンパス

 

20203

※対面稽古の自粛

春合宿

関西遠征

20204

 

入部式

20205

 

関東学生剣道選手権大会

関東女子学生剣道選手権大会

20206

 

東京地区国公立剣道大会

防衛大学校定期戦

20207

 

七大戦

20208

※グループごとでの対面稽古の再開

夏合宿

20209

 

関東学生剣道優勝大会

関東女子学生剣道優勝大会

202010

※部全体での対面稽古の再開

全体稽古会・新入生歓迎会

 

202011

京都大学定期戦(男女とも準優勝)

一橋大学定期戦(男女とも優勝)

高校生・既卒生対象オンライン説明会

(高校招待試合の代替イベント)

関東学生新人剣道大会

関東女子学生新人剣道大会

202012

部内選手権・納会

ソウル大学親善剣道試合

20211

※対面稽古の自粛

卒業試合・卒業式

20212

 

高校招待試合

今年度寄付金の使用はありませんでした。
いつも私達の活動を支えて頂き、誠にありがとうございます。皆様のご期待に応えられるよう、部員一同精一杯努力して参ります。今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。
 

2019年活動報告
-ご寄付により道場や部室の設備が充実しました-

2020年12月15日(火)

 2019年2月にシーズンインし、群馬県川場村にて春合宿を行いました。3月の関西遠征を経て、5月には関東個人に8名が出場しました。防衛大学校との定期戦では男女ともに優勝、七帝戦は男子4位・女子5位という結果となりました。8月には秋田県酒田市にて夏合宿を行いました。

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夏合宿
 

 9月の関東学生剣道優勝大会・関東女子学生剣道優勝大会では、男女ともにベスト16に進出し、全日本大会出場権を獲得しました。男子の全日出場は10年ぶり、女子の出場は初の快挙です。全日出場の勢いに乗り、一橋大学との定期戦でも男女ともに優勝しました。全日本学生剣道優勝大会では、福島大学、北海道大学に競り勝ち、ベスト16に進出しました。

全日本学生剣道優勝大会 
全日本学生剣道優勝大会
 

 4年生の実質的な引退試合として迎えた京都大学との対抗戦は、一歩及ばず男女ともに敗れてしまいました。その後、全日本女子学生剣道優勝大会に出場し、新体制へと移行しました。

全日本女子学生剣道優勝大会
全日本女子学生剣道優勝大会
 

 11月末には一二年生による新人戦があり、12月の部内選手権・納会をもって2019年の正式な活動が終了しました。オフ中にソウル大学との親善試合(12月末)や高校招待試合(2月)が行われました。現在は、新体制の下で定期戦全勝・七帝戦優勝などを目標に練習に励んでいます。

高校招待試合
高校招待試合


主な活動一覧
2019年2月 一年生合宿@東大検見川セミナーハウス
      春合宿@群馬県川場村
2019年3月 関西遠征 2019年4月 入部式
2019年5月 関東学生剣道選手権大会
      関東女子学生剣道選手権大会
2019年6月 東京地区国公立剣道大会(男子団体準優勝)
      防衛大学校定期戦(男子優勝、女子優勝)
2019年7月 七大戦(男子4位、女子5位)
2019年8月 夏合宿@秋田県酒田市
2019年9月 関東学生剣道優勝大会(ベスト16、全日出場権獲得)
      関東女子学生剣道優勝大会(ベスト16、全日出場権獲得)
2019年10月 一橋大学定期戦(男子優勝、女子優勝)
        全日本学生剣道優勝大会(ベスト16)
2019年11月 京都大学定期戦(男子準優勝、女子準優勝)
      全日本女子学生剣道優勝大会(一回戦敗退)
      関東学生新人剣道大会(二回戦敗退)
2019年12月 部内選手権・納会 ソウル大学親善剣道試合
2020年1月 卒業試合・卒業式
2020年2月 高校招待試合(男子優勝:浦和高校、女子優勝:稲毛高校)
 

ご寄付の使途
●スチールラックの購入費
 防具を置くためのラックを追加で購入しました。

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●冷風機レンタル費
 道場で使用する大型の冷風機を2台レンタルしました。暑い中での稽古に大変重宝しました。

●エアコン新設工事費
 部室にエアコンを設置しました。とても快適に過ごせるようになりました。

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●ヒーター購入費
 ヒーターを購入しました。

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 皆様からの寄付のおかげで、道場や部室の設備が充実し練習の質の向上にもつながっております。男女ともに全日出場という結果を残せたのも、周囲の方々の応援あってのことです。今後ともご支援の程よろしくお願い致します。

応援メッセージ(剣道部トレーニングコーチ 井上 友綱 様)

2014年03月12日(水)

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「強い東京大学に」
プロフィール┃1986年大阪府生まれ。高校でアメフトを始め早稲田大学へ進学。卒業後の2008年から2012年9月まで日本人初のNFL選手を目指し挑戦。挑戦中に得たオンリーワンの経験を還元する為にTOMOTSUNA ACADEMYを設立。今後は自らが得た経験を生かして様々な世界に挑戦すると同時に、次世代の挑戦者や違う世界で闘っている方々の育成、サポートに力を入れる。
 

剣道部を指導するに至った経緯

皆様。初めまして。現在剣道部の筋力トレーニング指導をさせて頂いております井上友綱と申します。私は東京大学卒でも無ければ剣道の竹刀も握った事がありません。 ではなぜそんな私が剣道部の学生達の指導をしているのかをお伝えさせて頂きます。

きっかけは、剣道部OBの東京大学医科学研究所教授の上昌広先生です。上先生には日本人初のNFL選手に挑戦中、大変お世話になりました。帰国してからご挨拶にお伺いすると剣道部のOBの方や部員に皆様と食事をご一緒させて頂き、そこで筋力トレーニングの指導を依頼されました。 私は二つ返事で引き受けました。

「強い東京大学」をみる為に

私の心の中ではお世話になった方への恩返しの気持ちの他に「強い東大をみたい」といった気持ちがあったからです。私はアメリカンフットボール選手ですのでアメリカンフットボールで例えさせて頂きますと、ハーバード大学とイェール大学の試合は138年続く伝統のある試合であると共に両校とも強豪校です。
さらに両校とも世界大学ランキングトップ11に入る、まさに文武両道の学校です。

アメリカでは文武両道が徹底されており、あるアメリカンフットボールのチームでは授業中に寝ていたり欠席したりすると練習に参加できないだけでなく厳しい罰が待っています。(と言いましても心肺的に辛い走るトレーニングなどです)

私が指導させて頂いております剣道部の選手達は勉強が出来ると思います。(そう願っています!)
なので自らの意思で入部した部活動も全力で取り組んで頂き、他の学生とは違った学生生活を過ごして頂きたいです。特に日常では経験する事の出来ない緊張感がある試合やその為の準備は、今後の人生においても非常に素晴らしい経験になる事は間違いありません。

強い東京大学をみる為に今後も可能な限りご協力させて頂きます。
最後になりましたが部外者である私にこの様な機会を頂けました皆様に心より感謝申し上げます。

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七徳堂におけるトレーニング指導

応援メッセージ(剣道部OB 藤井 健志 様)

2013年03月18日(月)

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「未来に花咲く若き力のために」
プロフィール┃1969年生まれ。岡山県岡山市出身。宗治道場で剣道をはじめ、小学生時代に全国大会優勝。中学時代は全国個人三位。教育学部教育行政学科(当時)卒。
 

教育の未来の力を福島で実感

東京大学医科学研究所特任教授の上昌広先生は私の東京大学運動会剣道部時代の一期上の先輩。福島の生んだ昭和の剣聖、故小沼宏至先生(元警視庁剣道部主席師範)を師範にお迎えし、本郷キャンパス剣道場「七徳堂」でともに汗を流した仲です。偉大な先人、そして人材育成のために投資を惜しまなかった日本の伝統の生み出した環境で、我々は本当に充実した学生時代を過ごすことができました。

そんな上先生が東日本大震災による原発事故後すぐに福島浜通りに乗り込み、研究室スタッフを指揮し、命がけで現場の医療を支えているという話はすぐに私の耳にも入ってきましたが、それから間もなく、上先生ご本人から「医療で命、健康の不安を落ち着かせたら次は教育。藤井、頼む。」と声をかけられたとき、私は「はい」と答える一方で、正直予備校講師に被災地で何ができるか全く見当もつきませんでした。

とにかく上教授から教えていただいたtwitterアカウントで情報収集を開始。それから程なく東大経済学部松井彰彦教授による福島県立相馬高校への教育支援に関する「つぶやき」が目に入り、私も加わりたいと上先輩を通じて申し出て、松井教授の快諾をいただきました。それ以降、東大内外の協力者、そして東大剣道部OB,現役部員によって、相馬の教育現場の中核を担う相馬高校を拠点にした支援が続き、今では運動部の全国レベルでの活躍と同時に、2013年度入試においては43年間で3人目、12年ぶりの東大現役合格者が生まれるに至っています。
 

現在七徳堂で剣に打ち込む後輩たちにこの伝統を引き継いでゆきたい

そんな中で私が学び、気付かされたのは、被災地の子どもたちへの教育の重要性であると同時に、私自身の子ども時代、学生時代に与えられた教育の力でした。我々を育てるため先人達、当時のおとなたちが投資し、与えてくれた環境。福島出身で、世界に名をとどろかせていた指導者である小沼宏至先生による、東京の、しかも大学剣道では必ずしも強豪とは呼ばれていなかった我々に対する無償の指導。そして、損得勘定抜きで無心に剣に打ち込む中でともに泣き、ともに笑った仲間…。

我々の福島での活動は、若い時期に当時のおとなたちから与えられたこのような学習、運動の環境なしにはありえませんでした。中でも1888年に創部し、GHQによる武道禁止措置を乗り越えて存続する東大剣道部の伝統は、「きょうのおまんま」を後まわしにしてでも若い世代の教育に投資した日本近代の歴史抜きには成立しなかったでしょう。我々は間違いなく日本の子ども、みんなの子どもでした。


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七徳堂で開催された相馬高校vs剣道部の招待試合


微力ながらも後進を指導する立場、今現在おとなとなった私も、現在七徳堂で剣に打ち込む後輩たちにこの伝統を引き継ぐべく、OBとして彼らを支え、また彼らの力を借りて社会貢献を続ける所存でございますし、皆様にご協力をいただいたスポーツ振興基金によって育てられた若者たちが、この美しい日本の未来にさらなる輝きをもたらすよう応援し続けようと思います。皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

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相馬高校剣道部との一枚

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東京大学運動会剣道部との一枚


※福島での活動の詳細については「復興は現場から動き出す」(東洋経済新報社)、朝日新聞「プロメテウスの罠」26シリーズ・生徒はどこだ、月刊剣道時代2013年3月号等をご参照ください。

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