剣道部活動支援基金

学業と両立しながら七大戦(七帝戦)優勝を目指す

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プロジェクト設置責任者

運動会 剣道部

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わが国で最も伝統ある大学運動部の一つ、東京大学運動会剣道部。

東京大学運動会剣道部は、1887年創部、約700名の先輩組織(赤門剣友会)を持つ、わが国で最も伝統ある大学運動部の一つです。
現在60名を超える部員は、団体・個人の全国大会出場、七大戦(七帝戦)優勝、その他対抗戦の勝利等の目標を掲げ、学業と両立しながら日々練習に励んでいます。
しかしながら、剣道は、剣道具の購入・修理、竹刀や稽古着・袴(はかま)の消耗品購入等、他のスポーツに比し学生は重い経済負担を余儀なくされています。
また、剣道部が使用する武道場「七徳堂」は、竣工後75年を経て老朽化が目立ってきており、良好な稽古環境の維持のためその改修は、他部ともども喫緊の課題となっております。
こうした諸課題に対応するため、赤門剣友会から経済的援助を受けていますが、本基金を設置し、さらなる財源の拡充を目指します。

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基金の趣旨

このような諸課題に対応するため、基金を設立いたしました。
使途については、具体的には以下を想定しています。
1.七徳堂改修に関する支出
2.剣道具、及び竹刀等消耗品等購入
3.七大戦(七帝戦)などへの部員の遠征費用

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2024年活動報告
-女子個人・男子団体で全日本学生に出場!飛躍の一年-

2025年01月29日(水)

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新体制発足以降、「かます」というチームスローガンの下でMMVや稽古の年間強化計画を策定するなど部全体の意識改革と実力の底上げに取り組んできました。2024年2月にシーズンインし高校招待試合や学年合宿を行いました。3月には春合宿、関西遠征を行い、さらに部員有志による大体大遠征や鹿体大遠征など全国の強豪選手から技術を吸収しようと各自が意識を高く持ち積極的に活動しました。


4月には、積極的な新歓活動の結果、前年を超える24名の新入生が新たに東大剣道部の一員となりました。
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▲4月 新入生歓迎会


5月には、関東学生剣道選手権大会・関東女子学生剣道選手権大会が開催され、男女出場選手が健闘しました。中でも女子主将を務める山本千裕(4年・工)が強豪ひしめくトーナメントで獅子奮迅の活躍をして見事、全日本女子学生剣道選手権大会への出場を決めました。
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▲5月 全日個人


6月には、東京地区国公立剣道大会が開催され、男子団体で2位、男子個人で篠原文弥(3年・法)が3位、女子個人で山本千裕(4年・工)が優勝(連覇)という成績を収めました。また、同月末には防衛大学校定期戦が本学七徳堂にて開催され、男子対戦で優勝、女子対戦で準優勝という結果でした。

7月には、名古屋大学の主管で七帝戦が開催されました。男子は一昨年の3位、昨年の2位と徐々に順位を上げてきており、女子は大会三連覇がかかるなど活躍が非常に期待されましたが、男子7位、女子5位と振るわない結果に終わりました。 七帝戦後はチーム状況として不安が残る状態でのオフ入りとなりましたが、この悔しさを忘れないよう、部員各自が積極的に自主練に取り組むなどオフ中も努力を重ねました。

8月上旬にシーズンインしてからは、関東学生男女団体に向け最後の追い込みが始まりました。今年度から稼働した七徳堂のエアコンの恩恵もあり、暑い夏を強度を落とさずに乗り越えることができ、また例年以上に他大学との練習試合を重ねました。

9月、今年度の目標である全日本出場を賭けた関東学生剣道優勝大会・関東女子学生剣道優勝大会に出場しました。女子団体戦では、初回から大将戦にもつれ込む接戦の連続で敗者復活の2回戦まで勝ち進み健闘しましたが、惜しくも敗れてしまいました。男子団体戦では、先鋒に起用された小林拓傑(1年・文科三類)が堂々の戦いぶりでチームを勢い付け、チームでつなぐ戦い方で初戦に勝利しました。全日本出場をかけた試合では親交の深いライバルの某大学と激突し、両大学の誇りとプライドをかけた一進一退の攻防は大将戦までもつれ込みました。両校の激闘は大将の関晃暢(4年・工)が試合中盤、値千金の一本を放って逆転勝利で決着し、男子団体は5年ぶりの全日本学生出場を決めました。 9月末には、長野県飯山市で4泊5日の夏合宿を行いました。佐藤勝信先生、寺地種寿先生のご指導のもと10月に控える最後の定期戦と全日本学生に向け部員一丸となって稽古に励みました。
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▲9月 夏合宿


10月は試合が続きました。
初週に一橋大学定期戦・ジュニア戦が開催されました。一二年生のみで戦うジュニア戦では、男子対戦は快勝したものの女子対戦は惜敗しました。午後の抜き戦では、男子は八木光優起(2年・工)が四人抜きの活躍をするも譲らない攻防が続き、最後は江口和希(2年・理)が相手大将を下し優勝しました。女子は先刻の負けを返上すべく大将の野口佳音(2年・理科一類)が奮闘し、副将・大将を抜いて逆転で優勝しました。翌日の本戦では男子対戦で敗れたものの女子対戦は僅差で競り勝ちました。午後の抜き戦でも下級生が躍動しました。女子は伊藤ほまれ(1年・文科三類)が相手大将まで抜き去る4人抜きで圧倒し、男子は柘植聡史郎(2年・後期教養)が勝負感冴え渡る5人抜きの活躍を見せました。しかし相手大将の決死の奮闘で大将対決となったものの、最後は本学大将の関晃暢(4年・工)が死闘を制し、男女優勝を収めました。

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▲10月 一橋戦


翌々週にはAsueアリーナ大阪で全日本学生剣道優勝大会が開催され、関東学連代表として男子団体選手9名が出場しました。全国の学生剣士の夢舞台で強豪選手がひしめき合う中、白白赤胴を身に纏う本学選手は堂々の戦いをしてくれました。初戦は中四国大会3位の大学と対戦し両校一歩も譲らぬ互角のまま勝負は大将戦に託されました。ここでも大将の関晃暢(4年・工)が粘り強い戦いを見せ、相手の一瞬の隙をついて引き面を決め見事勝利しました。次戦で関西王者にあと一本で涙を呑んだものの、その戦いぶりは本学関係者のみならず文武両道に励む全国の学生に夢と希望、感動と興奮を与える立派なものでした。出場選手の健闘を讃え、ここに氏名を記載させていただきたく思います。

関晃暢(4年・工)
宮本亮隆(4年・工)
新間巧巳(4年・法)
小田垣爽(4年・法)
土屋皓平(4年・法)
篠崎立成(4年・文)
栗林凛太郎(3年・法)
牧野航大(2年・法)
小林拓傑(1年・文科三類)

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▲10月 全日


最終週には、4年生の引退試合となる京大戦が本学七徳堂にて開催されました。午前中の男女対戦では女子は勝利したものの、男子は相手選手の勢いに呑まれ敗北しました。午後の抜き戦では、女子は先鋒の内田まりな(4年・後期教養)が4人抜きの活躍をすると、続く次鋒の堀田望緒(1年・文科三類)が相手大将を含む残り3人を抜き勝利しました。男子もその波に乗りたいところでしたが、健闘虚しく敗北を喫してしまいました。試合後には引退会見が行われ、名残惜しい先輩方との最後の時間を過ごしました。R7卒の先輩の皆さん、今まで私たちを支え導いていってくださり、本当にありがとうございました。

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▲10月 京大戦


京大戦の翌日より新体制が始動しました。新年度スローガンは「残心」。相手への敬意と剣道人としての品位を忘れず、心残りのない一年、そして心に残る一年にしようという想いを込めました。また、従来の師範・監督・学生コーチに加えて新たに社会人コーチ三名に指導をお願いし、先輩方が成し得なかった京大戦優勝を含めた定期戦全勝を目標にスタートを切りました。

11月には、関東学生剣道新人戦大会・関東女子学生剣道新人戦大会が開催されました。男女選手とも健闘しましたが、好成績は収められず男女とも2回戦敗退に終わりました。

12月には部内選手権と納会が行われました。部内選手権では、1年生からOBの先輩まで幅広い層が出場し、非常に盛り上がった試合となりました。その後オフシーズンに入りましたが、シーズンイン後を見据えた自主稽古やトレーニングに多くの部員が取り組んでいます。年末には東京でソウル大学・東京大学剣道親善交流試合が行われました。1年ぶりの再会を喜ぶ人も多い中4日間にわたって、剣道や観光など国籍や言語の壁を超えて親睦を深めました。

年明け1月2日には一般の方をお招きし、学生主体で新年稽古会を開催しました。昨年より始まった少年の部では、昨年を遥かに超える幼稚園児から高校生までの剣士にご参加いただき、地域貢献とともに東大剣道部や東大を身近に感じてもらうイベントとなりました。中旬には卒部式が開催され、卒業生対現役部員の勝ち抜き試合や記念品の贈呈が行われました。
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▲1月 新年稽古会


2025年は2/12にシーズンインし、2月から3月にかけて高校招待試合、春合宿、並びに関東強化が予定されています。部員一同、定期戦全勝を目標に、本年も一年間取り組んでまいります。

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