東京大学運動会ヨット部は、1934年5月に発足し、かつては全日本インカレ優勝も遂げた伝統ある部活です。一時期は部員の減少で存続の危機に立たされましたが、現役・OBが一丸となって新入部員勧誘に力を入れた結果、今では従来の合宿所に収まりきらない60名の現役部員を有するまでになり、東大内で勢いのある部活として注目されています。
部に活気が戻ることに加え、プロコーチを招聘し強豪校とも練習を共にすることにより、2017 年にはディンギー班は実に33 年ぶりに470 級とスナイプ級の両階級で全⽇本インカレに出場しました。それ以降2019 年にも両クラス出場を果たし、今や全国⼤会の常連校として名を連ねています。クルーザー班も2018 年にイタリアで開催された世界選⼿権に出場するまでの実⼒をつけています。
勢いにのるヨット部ですが、セレクションで経験者を集める強豪私学との熾烈な競争はますます激しさを増している中、定期的な艇やセール、マストといったハード面の入れ替えや、安全面を確保するためにも避けられないヨット用品の整備等にかかる費用は、現役部員の活動にとって負担となっています。そこで、本基金によって安定的な資金的援助を行うことをつうじて、ヨット部の活動における安全面、技術面、生活面を向上させ、現役ヨット部が意欲的に目標として掲げる悲願の全日本インカレ総合入賞の達成に向けた支援をしたいと考えています。
本基金の一部を活用させていただきスナイプ級の新艇の購入が実現した2017年は、ディンギー班が33年ぶりの両階級全日本インカレ出場という快挙を果たすことができました。強い東大ヨット部の復活に向けて、引き続き本基金へのご協力を賜ることが出来れば幸甚です。
2024年02月20日(火)
<2022年11月〜12月>
和歌山セーリングセンターで開催されたJ/24全日本選手権に出場しました。結果は11位。慣れない海面で戦う難しさ、全日本というレガッタで戦うことのシビアさを感じました。この大会をもって4年生は引退、伊東主将の下新体制が始動しました。全日本選手権総合5位、世界選手権出場権獲得を最終目標に決定しました。代交代に伴い4人となり、まずは各自が新ポジションになれることを目的として週末に練習を行いました。蒲郡で開催予定だったPre ANIORUs CUPは荒天のため中止となり、前日に外洋学連合同での練習会を行ないました。
▲全日本選手権
<2023年2月>
2月はチーム全体のレベルの底上げを目指し、週5日間の練習に取り組みました。また神戸大学にお邪魔し、神戸大学オフショアセーリングクラブとの合同練習を行うなど、多角的な活動を行ないました。複数艇での練習で、スタートやコース選択の精度向上を目指しました。
▲神戸大学との合同練習
<2023年3月>
外洋学連のANIORUs CUPと関東フリートのフリートレースに出場しました。蒲郡で開催されたANIORUs CUPでは神戸大学との接戦の末、準優勝。翌年の必勝を決意しました。フリートレースではトップフィニッシュもあり、総合3位。春合宿の成果を形にすることができました。
▲ANIORUs CUP
<2023年4月>
葉山並びに小網代での新歓活動を行ないました。葉山での試乗会ではLB様所有のクルーザーを出していただき、生涯スポーツとしてのヨットの魅力を新入生に伝えました。多くの新入生にヨット部の魅力を伝えることで、改めて自分たちのヨット部活動の在り方を客観的に見直すことになりました。月末に行われたフリートレースでは堅実に戦い、総合4位でした。
<2023年5月>
引き続き小網代での試乗会を開催しました。新入生には仰秀に乗ってもらい、ディンギーと異なるクルーザーの魅力を伝えました。一部悪天候に悩まされましたが、若手のLB様方のご協力もいただき油壺周辺の散策を含めたイベントを実施することができました。最終的に17人のプレイヤー、2人のマネジャーが入部を宣言しました。5月20日、21日にはスプリングレガッタが開催されました。最終レースのOCSが響き、総合は5位。各場面でシビアな判断をしていくことを学びました。
<2023年6月>
新入生を仰秀に呼び、練習を行ないました。この時期には、チームの課題が抽出され、ひとつひとつ課題解決を行うような練習を行ないました。半に開催されたフリートレースでは、手堅いコース選択を功を奏し、総合3位でした。
▲新入生を仰秀に乗せて
<2023年7月>
今年上半期の活動を締めくくる7月のフリートレースでは、トラブルがあり総合5位。スタート直後、マーク回航など、要所要所での詰めの甘さが感じられました。また、葉山で行われたディンギー班の七大学戦では仰秀が本部艇となり、運営補助を行ないました。上半期での課題を夏期の長期休暇中に解決していくことを決意し、オフに入りました。
<2023年8月>
夏合宿期間に入りました。第一週はファミリーデーのために仰秀を葉山に回航させました。ファミリーデーではたくさんの部員のご家族と交流し、感謝を伝えました。フリートレースでは微風での走り、コース選択に苦戦を強いられ総合7位。どのような風でも走れる対応力を身につけるべく、週五日の練習に取り組みました。
<2023年9月>
蒲郡での外洋学連合同練習会に参加しました。合同練習会では、千葉大、日大、神戸大、慶應大の同世代のセーラーたちと交流をし、切磋琢磨をしました。その後、蒲郡に留まり全日本のレース海面の視察を行ないました。シフティなブローを掴むことの重要性を実感しました。後半には、関東フリートの合同練習会に出席し、スピードとチューニングについて視座を深めました。
<2023年10月>
全日本選手権に向けて調整期間に入りました。フリートレースでは総合2位に入り、着実に夏合宿の成果を実感することができました。チーム全体として課題を分析し、反省を総合しながら完成度を高めていく練習を引き続き行ないました。月末に開催された関東選手権では、微風の中行われた第一レースで苦戦を強いられ総合5位。レガッタ全体として安定して好成績をおさめる重要性を再認識し、整備期間に入りました。
<2023年11月>
ラグナマリーナ(蒲郡)で開催されたJ/24全日本選手権に出場しました。第五レースで4位をとるなど、最終レースまで目標の総合5位を争いながら最後は競り負け総合7位。目標まであと一歩、翌年のリベンジを誓いました。後日上位チームの辞退により、来夏に開催される世界選手権への出場が内定しました。この大会をもって2人の4年生は引退をし、新4年の関根を中心とする新体制が始動しました。目標は、2024年J/24世界選手権でのU25部門優勝、同年全日本選手権での総合3位です。
▲全日本選手権
2024年02月20日(火)
<2022年11月〜12月>
全日本インカレ後、主将が調主将から西尾主将に代わり、新体制が始まりました。スローガンは、「Fun for the win, Fan for the team」に決定しました。全日本の舞台で勝つためにヨットを楽しもうという、勝利を主眼とした目標でありつつ、保護者や0B・OGなど、チームを応援してくれるファンの存在も大切にしていこうという目標を掲げました。この時期は下級生育成をメインとした練習をしました。12月に開催された八景レースでは軽風コンディションで2レース行われ、代替わり後初のレースとなりました。
<2023年1月>
今年度の一番大きな改革といえばLBSCH (Light Blue Sailing Club House)の新設です。地鎮祭が執り行われ、LBSCHの建設に向けた工事が開始しました。
▲地鎮祭の様子
<2023年2月>
1月のオフが明け、2月10日から八景島で春合宿が始まりました。11月、12月に引き続き下級生育成をメインとして、動作に重点を置いた練習が行われました。1年生はこの時期に本格的に二人乗りを始め、基礎を体得しました。上級生も動作面の強化を行うことができました。25,26日には東北大戦が行われ、レース経験を積むとともに交流を深めることができました。
▲東北大戦閉会式
<2023年3月>
拠点を葉山に移し、他大学との合同コース練習など、春インカレを見据えた実践的な練習を行ないました。両チームとも春インカレのペアでフリートレースに出場するなど、この期間は主にレースメンバーのレベルアップを図りました。また、25,26日には東大が主管校となって東京八大学ヨット定期戦を行ないました。
<2023年4月>
新歓期間が始まり、毎週土日は新入生の試乗会を開催しました。同時に上級生艇を2艇ほど出し、他大学との合同コース練習に参加するなど、インカレに向けた練習も行ないました。雨や強風に翻弄されながらの試乗会となり、新入部員数が伸び悩んだため、5月も継続して新歓を行うことにしました。また、29,30日には春女子インカレが行われ、スナイプで千田・今川ペアが出場しました。
▲試乗会の集合写真
<2023年5月>
春インカレ決勝に出場しました。荒天のため、両クラス1レースでの決着となり、470チームは11位、スナイプチームは5位という悔しい結果に終わりました。春インカレ後もフリートレースに参加するなど、レース経験をたくさん積むことができました。
▲春インカレのレースメンバー(470)
<2023年6月>
新入生を含めた練習が始まりました。最終的に新入部員はマネージャー含め19名となり、上級生は葉山で実践的な練習を、下級生は八景島でホッパー練習を行うことにしました。第2,3週に行われた関東個人選手権では、スナイプ級の3艇が全日本への進出を決め、快挙を成し遂げました。最終週にはEnoshima Olympic Week 2023に出場しました。
▲関個を最終4位で終えた西尾・三上ペア
<2023年7月>
東大が主管校となって、ホームである葉山新港で七大学戦を開催しました。大会の運営に追われながらも無事4レース消化し、470級4位、スナイプ級1位で、総合2位という結果でした。全国の国立大と交流し、刺激を受けることができました。また、30日にはいよいよ新クラブハウスのお披露目会が行われ、LBの皆様とともに完成をお祝いしました。
▲全日本進出を決めたスナイプチーム
<2023年10月>
7,8日には秋季東京六大学戦が開催されました。その後、470チームは新体制となり、今後1年間の方針を決めるミーティングを行ないました。スナイプチームは全日本に向けて海上練習を行いつつ、遠征の準備も進めていきました。月末には、全日本インカレが行われる小戸に前入りして練習しました。
<2023年11月>
2〜4日にかけて小戸で全日本インカレが開催されました。想定外の微風レガッタとなり、4日間で4レースのみの実施となりました。秋インカレまでは順調に戦ってきたように見えましたが、初日で崩した調子を立て直すことができず、14位という非常に不本意な結果で終わってしまいました。関東で2位を取っていただけに不甲斐なかったですが、ヨットレースの難しさを実感させられ、ここで得られた経験は残る後輩たちにとって大きな糧となりました。
<2023年12月>
4年生が引退し、新主将である成相のもと、新体制が発足しました。全日本総合入賞を目標に掲げ、新しいスローガンは、”Serious fun”に決まりました。ボトムアップを図るべく、下級生を中心とした練習を行なっています。
2023年02月21日(火)
<ディンギー班>
1. 2021年11~12月
全日本選手権後、主将が長岡主将から調主将に代わり、新体制が始まった。スローガンは「好み、好まれる。」に決定した。この一年で東大ヨット部に所属する自分たちも好み、保護者やOB・OG、他大のヨット部にまで好まれるようなチームを作っていき、最終的には全日本で総合入賞するという目標を掲げた。この時期は下級生育成をメインとした練習をした。12月に開催された八景レースでは微風から無風の中、2レース行われ、代替わり後初のレースとなった。
2. 2022年2月
1月のオフが明け、2月10日から春合宿が始まった。八景期間は11月、12月に引き続き下級生育成をメインとして、動作に重点をおいた練習が行われた。1年生はこの時期に本格的に二人乗りを始め、基礎を体得した。上級生も動作面の強化を行うことができた。
3. 2022年3月
3月1週目に拠点を八景島から葉山に移して活動をした。これに伴い、上級生は初の試みとなる週6練を行った。葉山に拠点がある大学と共にコース練習を行うなど、より春インカレを見据えた、実践的な練習に重きを置いた。両チームとも春インカレのペアでフリートレースに出場するなど、この期間は主にレースメンバーのレベルアップを図った。
4. 2022年4月
新歓期間が始まり、毎週土日は新入生の試乗会を開催した。同時に上級生艇を2艇ほど出し、他大学との合同コース練習に参加するなど、インカレに向けた練習を行った。4月中旬には六大学戦があり、試乗会を行いながらも一部の部員が出場した。4週間にわたる試乗会は大盛況で終わり、最終的にプレイヤー13人、マネージャー7人が入部した。
5. 2022年5月
5月第一週目には女子インカレと同時に小網代でクルーザーの試乗会、春インカレの予選が行われた。春インカレの予選には前年度に全日本に出場できなかったスナイプ級のみが参加した。予選では3位につけることができ、無事春インカレ決勝に進出した。第二週目には春インカレが行われた。各艇良い順位を取る場面があり、470級は7位、スナイプ級は5位入賞、総合で5位入賞という結果を残すことができた。1993年以来の快挙となり、東大チームのレベルアップを実感することができた。春インカレ後もフリートレースに参加するなど、レース経験をたくさん積むことができた。
6. 2022年6月
新入生を含めた練習が始まった。新入生は八景島で一人乗りヨットのシーホッパーに乗ることで基礎を体得した。上級生は葉山で動作練習、滑走練習、コース練習などを行った。最終週には関東学生ヨット個人選手権大会スナイプ級が強風の中行われ、1レースのみで終了した。その結果、1艇が全日本学生ヨット個人選手権への出場資格を得ることができた。
7. 2022年7月
第一週に関東学生ヨット個人選手権大会470級が行われた。上位3艇は良い場面はあったものの、惜しくも全日本個人選手権には届かなかった。中旬には宮城県の閖上で3年ぶりとなる全国七大学総合体育大会ヨット競技、通称七大戦が行われた。結果はスナイプ級優勝、470級2位、総合2位で、27年ぶりの準優勝となった。全国の国立大学と交流し、刺激を受けることができた。
8. 2022年8月
オフが明け、夏合宿が始まるにあたって、葉山から八景島に拠点を移した。第一週はマネージャー感謝デー、ファミリーデーなどのイベントを通して、いつもヨット部の活動を支えてくださっているマネージャーや部員の家族の試乗会を行った。八景島での練習の期間は台風や強風などで天候に恵まれず、練習の機会は少なくなってしまったが、基礎を固める練習に励んだ。第三週には八景島から葉山に再び拠点を移した。
9. 2022年9月
スナイプチームの一部が福岡県の小戸で全日本スナイプに出場した。その後西尾・山村ペアは蒲郡で開催された全日本個人選手権に出場した。トップホーンを鳴らすことができたレースもあったが、16位で終わった。一方葉山で活動していた部員は秋インカレ前の追い込み期間という意識を持って動作練習、滑走練習、コース練習を行った。秋季女子インカレ、全日本女子インカレにはスナイプ級の1ペアが出場した。全国の壁を感じる厳しい結果となったが、全国の女子プレイヤーと交流することができる良い機会であった。470級は去年に引き続き新艇である4829を迎え入れ、ボートスピードで秋インカレで活躍することが期待された。最終週は秋インカレ目前となり、より高い緊張感を持って他大学とのコース練習を行った。
10. 2022年10月
1, 2日には秋インカレの前哨戦となる秋季東京六大学戦が行われた。470級は何度もシングルを取る場面があり、東大のレベルアップした実力を発揮することができ、3位で終えることができた。スナイプ級は終始他大学と接戦であったが、最終レースにおいて僅差で6位になって終えることになった。総合では3位で終わった。8日から10日の3日間で関東秋季秋インカレが行われた。470級の2艇フライングのため失格となる場面もあり、風も難しいコンディションで1日目は両クラスとも危うい結果で終わったが、粘り強く、いつも通り残りのレースで戦った結果、470級は7位、スナイプは6位入賞、総合で5位入賞という38年ぶりの快挙を果たすことができた。そして、両クラスとも全日本への切符を掴むことができた。秋インカレを終えたあとは全日本総合入賞という目標を達成すべく、他大学と共にコース練習に励んだ。最終週にはレースメンバーが全日本インカレの開催される琵琶湖に前入りをし、琵琶湖の湖面に慣れるために練習を行った。週末には琵琶湖で艇数が全日本インカレとほぼ同じのフリートレースにも参加した。
11. 2022年11月
1年間目標としていた全日本学生ヨット選手権大会に出場した。最終日は風に恵まれずレースができなかったものの、4日間で7レースが行われた。470級は全国の壁の高さを感じる17位で終わってしまった。一方、スナイプ級は全日本個人戦にも出場した西尾(3年)・山村(4年)ペアが何度もシングルを取るなどの活躍によって、全国の舞台で5位入賞を果たした。総合入賞という目標には届くことができず、9位という結果で終わった。スナイプ級の全日本5位入賞は52年ぶりの快挙であった。
12. 2022年12月
4年生が引退し、新主将である西尾の元、新体制が発足した。全日本総合入賞という去年度に果たせなかった目標を再び掲げ、新しいスローガンは “fun for the win, fan for the team”に決まった。ボトムアップを図るべく、下級生を中心とした練習を行っている。
<クルーザー班>
1. 2021年11月~12月
第一レースでのトップフィニッシュ、第二レースの二位フィニッシュなど仰秀史上でも稀な好成績を残した。目標の5位にはあと一歩届かず7位。この大会をもって4年生は引退、青木主将の下新体制が始動した。代交代に伴うポジションの入れ替わりも大きく、まずは新ポジションに慣れることを目的として週末に練習を行った。小網代で開催されたPre ANIORU's Cupでは優勝を収めた。
2. 2022年2月
2月はチーム全体のレベルの底上げを目指し、週5日の練習に取り組んだ。ポジションを入れ替えたり、月光チームの主催するマッチレースの講習会に参加するなど、多角的な活動を行った。
3. 2022年3月
外洋学連のANIORU's Cupと関東フリートのフリートレースに出場した。蒲郡で開催されたANIORU's Cupでは神戸大学との接戦の末、準優勝。翌年の必勝を決意した。フリートレースは2位フィニッシュもあり、総合3位。春合宿の練習の成果を形にすることができた。
4. 2022年4月
葉山での新勧活動を行った。多くの新入生が参加をし、ヨット部の魅力を伝えることで改めて自分たちのヨット部の活動の在り方を客観的に見直すことになった。
5. 2022年5月
GWには小網代でも試乗会を開催した。新入生には仰秀に乗ってもらい、ディンギーとは異なるクルーザーの魅力を伝えた。一部悪天候に悩まされたが、若手のLB様方のご協力もいただき油壷周辺の散策を含めたイベントを実施することができた。最終的に13人のプレイヤーが入部を宣言した。5月21日、22日にはスプリングレガッタが開催された。最終レースのリコールが響き、総合は6位。各場面でシビアな判断をしていくことを学んだ。
6. 2022年6月
新入生を仰秀に呼び、練習を行った。この時期には、チームの課題が抽出され、ひとつひとつ課題解決を行うような練習を行っていた。半ばに開催されたフリートレースでは、トラブルがあり大きく順位を落としてしまい、総合5位。
7. 2022年7月
今年上半期の活動を締めくくる7月のフリートレースでは上位で回航することもあり、成長を感じる場面もあった。一方で、リコールのペナルティを取得するなど、詰めの甘さが感じられた。こうした課題を夏期の長期休暇中に解決していくことを決意し、オフに入った。
8. 2022年8月
夏合宿期間に入った。第一週はファミリーデーのために仰秀を八景島に回航させた。ファミリーデーではたくさんの部員のご家族と交流し、感謝を伝えた。第二週は油壷に上架し、年に一度の大規模整備を行った。フリートレースでは堅実に戦い、総合3位を得た。さらなるレベルアップを目指し週五日の練習に取り組んだ。
9. 2022年9月
蒲郡での外洋学連合同練習会、和歌山での全日本海面の視察と、遠征を重ねた。合同練習会では千葉大、日大、神戸大のセーラーたちと交流をし、切磋琢磨をした。和歌山では途中台風に見舞われ、早々に引き上げることになったが、siestaチームと練習をし、多くの刺激を受けた。
10. 2022年10月
全日本選手権に向けて調整期間に入った。チーム全体として課題を分析し、反省を総合しながら完成度を高めていく練習を行った。後半には4年の青木が月光チームの北米選手権遠征に随行し、レースの戦い方を学ばせていただいた。留守役の下級生メンバーで臨んだ関東選手権は苦戦を強いられ総合6位。
11. 2022年11月
和歌山セーリングセンターで開催されたJ/24全日本選手権に出場した。結果は11位と、それまでのチームの完成度としては不本意な結果に終わった。慣れない海面で戦うことの難しさ、全日本というレガッタのシビアさを思い知った。翌年の蒲郡での全日本選手権でのリベンジを誓った。この大会をもって4人の4年生は引退をし、新4年の伊東を中心とする新体制が始動した。目標は、2023年J/24全日本選手権において5位入賞、世界選手権への出場権を獲得することである。
2022年01月14日(金)
<ディンギー班>
1. 2020年11~12月
長岡主将のもとチームのスローガンは、”凡事徹底”に決定しました。2020年度は両クラスとも全日本インカレの出場が叶わなかったことを踏まえ、両クラスで全日本シングルス(1桁順位)を目標に掲げました。
新型コロナウイルスの影響で本格的な入部が遅れた新入生も、1人乗りヨットを通してヨットの基礎を体得しました。また、新体制後初の八景島レースは風に恵まれず、微風の1レースのみとなりました。
2. 2021年2月
年末年始にかけての新型コロナウイルスの再拡大を受けて緊急事態宣言が発令され、対面での活動が禁止となりました。オンラインでのトレーニングや座学を中心に行いました。 1年生のチーム分けも行われました。
3. 2021年3月
緊急事態宣言解除に伴い、春合宿が例年より1ヶ月程度遅れて開始されました。ほぼ同時に八景島から葉山へと練習拠点を移しました。春の葉山は南風の強風に恵まれ、部員一同大きなスキルアップを達成できました。また、大学側から合宿所での宿泊が制限付きで認められ、約1年ぶりとなる共同生活が実現しました。
4. 2021年4月
春の六大学戦が強風赤旗のため中止になり、学連主催の春インカレも新型コロナウイルスの影響で中止になるなど、レース機会が減った一方で、関東470フリートレースや江ノ島スナイプといった一般の大会に積極的にエントリーして、レース経験を積みました。
また、4月〜5月の毎週土日には試乗会が行われ、盛んに新勧活動が実施されました。試乗会は大盛況に終わり、プレイヤー16名マネージャー4名が入部しました。
5. 2021年5月
関東学生ヨット個人選手権が行われました。470級は、全66艇中24位、34位、35位、44位に終わり、スナイプ級は全55 艇中26位、30位、36位、44位に終わりました。
6. 2021年6月〜7月
大会シーズンを終え、再び八景島に引越しました。秋のインカレに向けた基礎的な練習と新入生練習が主でした。7月上旬には、例年行われている東北大学・横浜国立大学との交流レース(今年は東北大学は不参加)も行われました。
写真は3年大根田(左)2年大野(右)ペア
また、7月には470新艇の購入に際して進水式も行いました。秋インカレに向けて、安定したボートスピードを支える強力な助っ人として期待されました。
7. 2021年8月~9月
8月上旬のオフ期間には、弊部の4年6名、3年1名、2年4名が東京五輪のセーリング競技の運営ボランティアに参加しました。実際に海上に出て競技を間近にお手伝いできたのは、大変貴重な経験でした。また、全国のヨット関係者の皆様や他大学ヨット部の部員とも交流できる機会となりました。
8月中旬から9月にかけて行われた夏合宿では、他大学との実践的なコース練習を通してレースメンバーの選考を行いました。4年生にとっては最後の夏であり、緊張感が一段と増した練習をすることができました。また、葉山に引っ越してからは、春には実施できなかった六大学戦など関東の強豪校との合同練習が増えました。新型コロナウイルスの影響で、葉山入りできない大学がある中で、東大は比較的早くから葉山の海面に慣れることができました。
8. 2021年10月
いよいよ1年間の集大成ともいえるインカレシーズンが到来しました。まず、10月2日、3日で行われた関東インカレ予選を470級は1位で、スナイプ級は3位で通過し、関東インカレ決勝へと駒を進めました。続いて8日〜10日にかけて行われた決勝では、470級は7位で全日本インカレへの切符を手にしたが、惜しくもスナイプ級は11で敗退しました。
9. 2021年11月
470級のみですが、愛知県蒲郡で行われた全日本インカレへと出場しました。4日のうち後半の2日間が風に恵まれずレースが行われないという異例の大会でした。最終結果は、大学別順位で18位と目標には大きく届きませんでしたが、2日目には調(3年)工藤(3年)ペアが5位でフィニッシュするという快挙もありました。
最後の集合写真
10. 2021年12月
4年生が引退し、「好み、好まれるチーム」を新スローガンに新体制が発足しました。八景島での合宿もようやく認められ、新しいヨット部が動き始めています。
<クルーザー班>
1. 2020年11月 中野主将のもと新チームが発足しました。1年のクラス分け前で少人数でしたが、若手LB様のご指導をいただきながら基礎的な練習に努めました。当年度の目標は11月に三崎沖で開催予定のJ/24全日本選手権にて5位入賞を果たすことと設定しました。
2. 2020年12月 新体制で挑んだ初のJ/24関東フリートのフリートレースにてトップフィニッシュを飾りました。安定して順位を上げることが課題となりました。
3. 同月、和歌山にてsiestaチーム主催の和歌山カップに出場しました。普段のフリートレースに加えてマッチレースにも参加し、経験を得ました。
4. 2021年2月 緊急事態宣言による活動規制のため上旬、中旬は対面での活動は停止となりました。練習日数が著しく減少する中で、オンラインツールを用いた座学を行い、活動の継続に努めました。下旬からは規制緩和を受け、合宿を伴う練習を再開しました。
5. 2021年3月 外洋学連主催のANIORU’s CUP は中止となりました。フリートレース等も中止になる中、新2年の動作向上を主軸に練習を行いました。
6. 2021年4月 葉山試乗会など新勧活動を行いました。多くの新入生が入部してくれました。
7. 2021年5月-7月 土日の通常練習を行いました。6月末にはコロナ禍での活動規制で延期されていた小網代試乗会を行うことが出来ました。7月に行われた関東フリートのフリートレースは、7艇中6位と満足のいく結果ではなかったが、反省点を冷静に分析し夏休みの練習に活かしました。
8. 2021年8-9月 夏休みの週5日の練習を行いました。9月からは合宿も可能となりました。万全な体制で11月の全日本選手権に向けてフルスピードで駆け抜けました。
9. 2021年10月 全日本選手権に向けてラストスパートをかけました。1年生の技術もグンとあがり、チーム一丸となって走りと動作に磨きをかけました。フリートレースでは目標通り4位を取ることができました。
マネージャーの協力の下食事の量も増やし、全日本に向けて体重も調整!
10. 2021年11月 初頭のフリートレースでは「無茶だ」との下馬評もあった3位という目標を達成しました。十分に上位の社会人チームに渡り合えると自信を得て、全日本に向けた整備期間に入りました。自分たちの艇が少しでも速く走ることを願いながら船底に磨きをかけました。
全日本前最後のフリートレースの様子です。ベストスタートを決めました
11. 2021年11月20日-23日 第40回J/24全日本選手権が三崎沖で行われました。全国から14艇の社会人チーム、学生チームが終結しました。1年間の効果的な練習の賜物である安定した走り、動作の正確さに加えて、地の利を活かした戦略のおかげで、1レース目のトップフィニッシュ、2レース目の2位フィニッシュ、5レース目の4位フィニッシュなどここ数年来で最高の成績を残すことができました。このレースは4年の中野・落合の引退レースで、有終の美を飾る大会となりました。一方で、順位を落としてしまったレースもあり、総合成績は7位で、目標の5位は惜しくも逃しました。いかに成績を安定させるか、ということが次年度以降の指針です。
トップフィニッシュ直後
12. 2021年12月 新主将青木の下、新たな体制のクルーザー班が発足しました。全日本選手権での反省を踏み台に、2022年7月テキサスで開催予定の世界選手権を目標に練習しています。
皆さまのご支援に心より感謝申し上げます。
引き続きヨット部へのご支援をいただけますと幸いです。 よろしくお願いいたします。
※感染症対策を行った上で活動しています。
2021年01月12日(火)
活動報告
<ディンギー班>
・ 2019年11~12月
全⽇本学⽣ヨット選⼿権に出場後、吉武主将のもとスローガンは”高みへ”として新チームを⽴ち上げ。インカレ至上主義ではなく、各々の主体的な目標に向かって人間的成長をしていく、という東大ヨット部特有の信念を胸に新体制の活動が開始しました。
新体制発足後、初めてのレースとなった八景レースでは、強風で1レースが行われたが沈艇が続出。課題が浮き彫りとなるレースとなりました。
・ 2020 年 2〜3⽉上旬
ヨット部が主たる練習場所の拠点としている神奈川県・⼋景島にて週5⽇の春合宿を実施。セーリングにおけるスキッパー・クルーそれぞれの基本動作やヨットのスピード感覚を磨き、基礎を作りあげることを中⼼に取り組みました。
2020年の冬は、常に風に悩まされました。2月の中旬までは微風が多かったかと思えば、下旬になると強風が吹き赤旗があがることが多く、練習機会に恵まれない日々が続きました。
悪天候時の出艇禁止を意味する赤旗が上がった際は、コーチの小松さんに座学を行っていただくこともありました。
・ 2020年3月中旬
COVID-19感染拡大のため、2週間にわたり活動自粛。この時点では、すぐに通常の活動が再開できると思い、オフが増えたような気分でいました。
・2020年3月下旬
1度目の活動自粛を終え合宿を再開。2クールを行った後に再び活動自粛となり、束の間の活動再開となってしまいました。
・ 2020年4月
世界的なCOVID-19の感染拡大のため、2度目の活動自粛。4月7日には、緊急事態宣言が発令され1度目の活動自粛とは異なり先が見えないなかで、大会が次々に中止となり、またヨット部にとって最重要である新歓活動も行えないなど、不安ばかりが募っていきました。
・ 2020年5月〜7月
活動自粛が長期に渡ると判断し、オンラインで行える活動を開始。動画を視聴しての動作研究や、ケースブックの通読してのRRS学習などを定期的に行いヨットに関する知識が格段に増えました。また、新人勧誘のために、オンラインでの新歓活動を継続して行いました。
COVID-19により日程が変更となった主な大会(カッコ内は予定されていたレース実施日)
中止:関東学生ヨット春季選手権(5月2日〜3日、5日〜6日)
延期:関東学生ヨット個人選手権( 5月9日〜10日 、16日〜17日 → 9月19日〜22日)
延期:全日本学生ヨット個人選手権(9月4日〜6日 → 11月28日29日)
短縮:全日本学生ヨット選手権(10月31日〜11月3日 → 11月1日〜3日)
・ 2020年8月
3ヶ月に渡る活動自粛が明け、合宿の禁止や練習人数の制限、オンラインでのミーティングといった多くの制約がある中ではあるが活動を再開。少ない練習機会を活かすため、効率化を図りながら失った感覚を取り戻しました。8月下旬からは、練習と並行して仮入部した新入生を迎えた試乗会を開始しました。
・ 2020年9月
活動拠点を葉山に移し、関東インカレに向けより一層心を引き締めて練習に取り組みました。合宿ができない中で、週5日を葉山に通って練習に励みました。
関東インカレに先立って行われた、関東学生ヨット個人選手権(関東個選)にて、スナイプ級の吉武(4年)・長岡(3年)ペアが5位入賞、戸沢(4年)・野村(4年)ペアが14位に入り全日本学生ヨット個人選手権の出場権を手に入れました。
・ 2020年10月
COVID-19の影響が懸念されたが、予定通りの日程で葉山沖にて関東学生ヨット選手権が開催されました。東大は昨年の結果を踏まえてシード校であったため、決勝から出場。レース当日は、台風の接近により1日目、2日目ともにレースができず、3日目に470級のみ2レースが行われました。東大470チームは、奮闘するものの8位と6点差の9位となり惜しくも全日本進出を逃しました。
翌週に延期されたスナイプ級は強風の中で3レースが行われ、東大スナイプチームは実力を発揮するものの力及ばず11位となり全日本進出を逃しました。
ウィズコロナの激動の1年間を引っ張ってきた4年生
・ 2020年11月
蒲郡にて全日本学生個人選手権が開催。スナイプ級に吉武(4年)・長岡(3年)ペア、戸沢(4年)・野村(4年)ペアが、レーザーラジアル級に西尾(1年)がそれぞれ出場しました。
レーザーラジアル級に出場した西尾は、1年生ながらオールトップで総合1位となる快挙を達成してくれました。
2020年度ヨット 部ディンギー班の集合写真
<クルーザー班>
・ 2019年10月
春日主将のもと新チーム発足
新トリマー斎藤(4年)の練習を軸にPRE ANIORU’s CUP(12月中旬)に向けて練習。
マネさんの美味しいお昼ご飯を食べながら
・ 2019年12月
PRE ANIOUR’s CUP出場・優勝 新体制になって初めての大会。他大学と戦う数少ない機会で、優勝することができました。
・ 2020年2-3月
小網代にて週5日の春合宿。
フリートレース風景
・ 2020年3月
ANIORU’s CUP 開催1週間前にコロナにより中止
→以降、活動の自粛期間に突入。
・ 2020年4-7月
自粛期間においてヨット力を少しでも向上させるため、オンラインで毎週動画ミーティングを行いました。タクティクスと走りの両方の動画を1-3年全員で見てコメントしていくことで、ヨットの知識・考え方を共有していきました。
自粛期間中の勉強の例です。オススメの動画をOB会の方から頂き、社会人チームの方からコメントまでいただきました。
・ 2020年8-9月
COVID-19によりクルーザー班にとって最も大きな二つの大会である世界選手権(9月上旬)と全日本選手権(11月下旬)の両方の中止が決まりました。中止された全日本選手権の代わりとして関東フリートによるオープンレースの開催(11月下旬)が決まり、現体制の最終目標・4年生の最終レースとしました。
3ヶ月の自粛期間が終わり、練習を再開しました。合宿や社会人チームへの現役の派遣、OB会の方をお呼びすることが禁止されました。著しく減少した練習機会を最大限活かすべく効率化を図りました。
練習の一風景。いい笑顔です。
・ 2020年10月
クルーザーでも新入生の試乗会開始。
楽しんでくれました。この3人は全員入部してくれました!
フリートレース3位。
3位で喜んでいます!
・ 2020年11月
4年生の引退レースである関東オープンレースがコロナの感染再拡大により直前で中止になってしまいました。4年生は引退。
寄付⾦の使途
皆さまにいただきましたご支援は、主にレースセールの購⼊およびヨットの整備のために大切に活用いたしました。
皆さまのご支援に、部員一同心より感謝申し上げます。
毎年多くのインターハイ選⼿やヨット経験者の入部がある強豪他大学と比べると、ヨットやセール、マストといったハード面の入れ替えが十分ではない状況です。
全日本インカレに出場し上位⼊賞を狙える数少ない東大の運動会活動であるヨット部にとって、強豪校との厳しい競争の中で、継続的かつ確実なハード面の充実は極めて重要であり、皆さまのご支援はその購入費用への援助となっております。
引き続きヨット部へのご支援をいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
2020年12月24日(木)
主な活動について
<ディンギー班>
・2018年11月
全日本学生ヨット選手権に出場後、小野主将のもとスローガンは”ブレイクスルー”として新チームを立ち上げ。小野主将はヨット部設立依頼初の女性主将です。
・2019年2〜3月
ヨット部が主たる練習場所の拠点としている神奈川県・八景島にて週5日の春合宿を実施。セーリングにおけるスキッパー・クルーそれぞれの基本動作やヨットのスピード感覚を磨くことを中心に取り組みました。
・2019年4月
強いチーム作りのためには新入生に多数入部してもらうことは、ヨット部の最重要事項の一つであり、毎年現役部員・ヨット部OB一丸となって新人勧誘を行っています。2019年はプレイヤー、マネージャー合わせて計22人が入部しました。
・2019年4月末から5月初旬
神奈川県葉山町で開催された関東学生ヨット春季選手権大会(関東春インカレ)でスナイプ級は6位入賞、470級も8位と健闘。関東春インカレでの6位以内入賞は実に22年ぶりであり、全日本学生ヨット選手権大会(全日本インカレ)の前哨戦も兼ねる秋の関東インカレに向けて幸先の良い滑り出しとなりました。
22年ぶりに入賞を果たしたスナイプチーム
・2019年5月
上級生を中心としたレースメンバーが、関東インカレ個人選手権や出場艇数の多いフリートレースへの参加をつうじてレース経験を積む一方、1年生も本格的にヨットの練習を開始しました。
・2019年7月
北海道の小樽で開催された全国七大学総合体育大会(七帝戦)ではスナイプ級5位、470級3位で総合3位入賞しました。
・2019年8〜9月
ファミリーデーを開催。毎年部員のご家族を八景島に招き、海でのヨットの試乗や、バーベキューを囲んで部員やOBと懇親をつうじて、実際のヨット部の活動を知っていただく機会としています。
1年生を中心に当番で東大運動会が所有する山中寮の運営のお手伝いを実施しました。下級生にとっては山中寮の利用者にヨット体験をしていただくことに加え、早朝の自主練でヨットの腕を磨く良い機会になっています。静かな湖畔と自然に囲まれた環境で参加部員は日頃の練習とは解き放たれて皆癒されて東京に戻って来ます。
八景島、葉山にて週6日の夏合宿
レースメンバーや上級生は、本拠地の八景島や関東インカレが開催される葉山にて、週6日練習・1日休みのサイクルで行われる夏合宿に参加しました。この期間、どれだけ技術を磨くか、ヨットを速く走らせることができるかが、秋の本番シーズンでの成果に直接結びつくため、部員は時間を惜しんで皆真剣に練習に取り組みます。
・2019年9月
愛知の蒲郡で開催された全日本学生女子ヨット選手権大会に470級の小野・下重ペアが出場し、強風コンディションの中で全国から強い選手が集まる中、10位に入る健闘をみせる。全日本インカレでの目標達成への兆しが見えるレースとなる。
・2019年10月
全日本インカレの予選も兼ねた秋季関東インカレでは、スナイプ級7位、470級8位となり2年ぶりに両クラスとも全日本インカレ出場権を獲得。両クラスそろって全日本出場を果たす大学は全国でも限定的であり、東大が実力校であることの証左でもあり。
・2019年11月
兵庫県・西宮で開催された全日本インカレでは、総合10位を目標に臨みましたが、 スナイプ級12位、470級13位、総合12位と悔しさが残る結果となる。
しかし、スナイプ級の吉武(3年)・長岡(2年)の下級生ペアが4位に入るレースを見せるなど、十分全日本レベルで戦える実力も見せ来年にもつながる手ごたえを得る。
<クルーザー班>
2018年10月 磯野主将のもと新チーム発足
2019年2〜3月 小網代にて週5日の春合宿
2019年3月 ANIORU’s CUP 準優勝
2019年4〜6月 新歓、通常練習
2019年8〜9月
・小網代で週5日合宿
夏の週五練。あっという間でした。
・ファミリーデー
親族・0Bの方々に乗っていただきました。
2019年9月 全日本選手権 9位
レース前。気合いに満ち溢れています。年に一度の日本一を決める大会。レース結果はU25部門準優勝。ライバルの神戸大に逆転負けしてしまいました。
・World Championship 2019
上級生の二人はクルーザー班が今年度出場するWorld Championship 2020の下見も兼ねて社会人チームの一員としてマイアミで開かれたWorld Championship 2019に参加しました。
寄付金の主な使途について
本番のレースとなる秋季関東インカレの前に、レース艇6艇がレースで使用するセール購入費用やヨットの整備にかかる費用に大切に活用させていただきました。
皆さまのご支援に感謝申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
2020年06月02日(火)
新型コロナウイルスの流行により、試合や練習が中止になるなど、大学スポーツにも影響が表れています。このイレギュラーな状況下で、東大運動部員たちがどのような思いでどのような活動に取り組んでいるのかをインタビュー形式でまとめた運動会企画「新型コロナウイルスと大学スポーツ」特集の第2弾として、ヨット部が掲載されています。
ぜひご覧ください!
<ヨット部>
<ヨット部>
30,000円
秋インカレに向けて、がんばってください。
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部>
<ヨット部支援基金>