プロジェクトについて
■ 創部50年を超える歩みと、さらなる高みへの挑戦
東京大学フェンシング部は1970年の創部以来、全国七大学総合体育大会(七大戦)や全国国公立大学フェンシング選手権大会での幾度もの優勝、全日本学生選手権大会(インカレ)や全日本選手権への出場など、数多くの優れた成績を収めてきました。
現在も約30名の部員が在籍し、七大戦・全国国公立大会での優勝、個人・団体でのインカレ出場、そして関東学生リーグ戦での上位リーグ昇格(※1)を目指し、日々練習を積み重ねています。
直近の2025年度には、七大戦で総合4位、全国国公立大会で総合準優勝(※2)を獲得したほか、男子団体サーブルがインカレ出場を果たすなど、着実に成果を上げています。
■ 初心者から日本代表候補まで、共に成長できる環境
当部の最大の強みは、経験者だけでなく、大学から競技を始めた初心者が共に結果を残している点です。部員の半数以上は初心者ですが、先輩やOB・OGによる手厚い指導のサイクルが確立しており、経験者にも引けを取らない実力を培い、団体戦のレギュラーとして活躍する選手が多く育っています。
また、高校以前からの経験者も、入部後に部内で切磋琢磨することでさらにレベルアップし、中には年代別の日本代表強化メンバーに選出される者も現れるなど、個々の目標に向かって成長を続けています。
■ 競技の枠を超えた「国際交流」の場として
近年、当部ではフェンシングを通じた「国際交流」が活発になっています。これまでも多くの留学生が部員として在籍し、国境や文化を越えて共に汗を流してきました。
さらに最近では、海外大学との交流戦の機会も増加しています。当部は単なる競技スポーツの場にとどまらず、フェンシングという世界共通の言語を通じて、グローバルな視野を養い、多様な価値観を共有する場としての役割も果たしています。
※1:フルーレ・エペ・サーブルの3種目毎に1部〜3部のリーグに所属しています。
※2:公式記録の男子総合順位(3種目合算)を参照しています。
2025年度七大戦・全国国公立大会では複数のカテゴリーで入賞
寄付の必要性
近年のオリンピックでの日本代表の活躍により、学内でもフェンシングへの注目が高まっています。しかし、部員の増加やレベル向上に対し、競技環境の整備が追いついていない状況にあります。
- 用具代の高騰
公式戦に必要な国際基準の用具は輸入に依存しており、昨今の円安とインフレで価格が著しく上昇しています。当部ではこれまで一人が複数種目を担当してきましたが、部員の増加に応じて一人一種目に絞って専門性を高めるとともに、部員の個人負担軽減に努めています。
しかし、急激な高騰には十分に対応しきれていない状況にあります。また、これに伴い、新入部員や体験会向けの用具も不足傾向にあり、新しく競技を始める学生のハードルが高くなってしまいます。
- 練習環境の制約と機材不足
創部から50年を超えるものの、学内での歴史は相対的に浅く、専有の練習場を持たないため、他部と共用の体育館で練習を行っています。体育館では、都度機材の設営・撤収が必要なため、限られた練習時間が削られてしまううえ、電気関連備品の消耗にも繋がっています。
また、試合場となる「ピスト」の所有数が一つしかないことも大きな課題です。大会や強化試合の際は他団体から借用しており、運搬費の負担や日程の制約が生じています。
部員数が少ない女子も、チームを組んで関東学生リーグへ出場
寄付の使途
- 安全な競技用具の確保
ユニフォームやマスク等の共用備品を拡充することで、意欲ある初心者が経済的障壁なく競技を始められる環境を整えます。
なお、公式戦用の国際基準の個人用具は、今後も時間をかけて各自で揃えていく方針ですが、その負担を少しでも軽減できる体制を目指します。
- ワイヤレス審判機の導入による練習効率化と場所の拡充
設営が容易で持ち運び可能な「ワイヤレス審判機」の導入を目指します。
これにより、学内での設営・撤収時間を大幅に短縮し、限られた練習時間の確保につなげます。
さらに、持ち運びの利便性を活かして、他キャンパスや公営体育館など外部施設での練習も積極的に拡充し、専用練習場がないという制約を機動力でカバーします。
- 自主運営の強化に向けた「ピスト」の増設
自前のピスト(試合場)を増設することで、他団体からの借用や運搬の負担を軽減します。
これにより、当部主導での練習試合や大会開催を活発化させ、部員の競技力向上につなげていきます。
近年は海外大学とも交流の機会を増やしています(梨花女子大学、ソウル大学校との交流戦を実施)
どのような成果が期待されるか
- 初心者が挑戦できる環境の「維持」と「継承」
部員の半数以上が大学からの初心者でありながら、数年で経験者と渡り合うまでに成長する。この当部の伝統を維持するためには、初心者が最初に手にする「共用備品」の存在が不可欠です。用具代が高騰するなかでも、意欲ある学生が経済的理由で入部を諦めることなく、安心して競技を始められる環境を次世代へ繋ぎます。
これこそが、多様な人材が共に高みを目指す東大フェンシング部の原動力です。
- 練習環境の制約を「テクノロジー」で解決する
専用練習場がなく、他部との共用体育館で活動するという制約を、ワイヤレス審判機の導入というテクノロジーによって克服します。毎回の設営・撤収時間を大幅に短縮し、削られていた純粋な練習時間を確保しやすい環境を整えます。
また、機動性を活かして他キャンパスや学外施設での練習を拡充することで、場所の制約に縛られず、強豪校との練習量の差を縮めていきます。
- 国公立大学や地域のコミュニティ基盤としての貢献
自前のピスト(試合場)を増設し、持ち運び可能な審判機を揃えることで、他大学との練習試合や合同練習をより主体的に開催できるようになります。
当部が試合機会の提供拠点となることは、国公立大学フェンシング界や地域のフェンシングコミュニティの活動を活性化させる基盤となり、競技全体の発展にも寄与することを目指します。
皆様のご支援は、学生たちが知恵と工夫でハンデを乗り越え、伝統を守りながら未来へ挑戦していくための大きな支えとなります。
温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
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