PEAK奨学金制度(東京大学総合文化研究科・教養学部基金)

国際舞台で活躍する優秀な人材を社会へ輩出

PJ画像

プロジェクト設置責任者

東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長
真船 文隆

今年度寄付総額
65,000円
今年度寄付件数
3件
現在の継続寄付会員人数
2人
累計寄付総額
3,931,834円

このプロジェクトに寄付をする

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご支援のお願い

 140年の歴史を持つ本学に、日本語以外の言語による学士課程のプログラムが誕生したのは、PEAK(学部英語コース)開設の2012年10月のことでした。
 PEAKは、一定の年限以上、日本語以外の言語による教育を受けたものを対象とする教育プログラムです。それゆえに、このプログラムを支える教員たちは、授業方法のみならず授業内容においても工夫を重ねて教育の地平を広げ、本学ならではの、多面的な現実を総合的に理解する教養はもちろんのこと、普遍的な思考を正確に言語化するグローバルなコミュニケーション能力と、人間社会が直面する問題を広く、長く見渡す想像力をも具えた人材の育成に励んでいます。この意味で、PEAKはその募集人員こそ若干名で小さな規模のプログラムではありますが、本学にとっては大きな挑戦なのです。
 このようなPEAKの努力に、皆さまの深いご理解とあたたかいご支援とをお願い申し上げます。
 
 

PEAKのビジョン

PEAK生と日本人学生との交流がもたらすキャンパスのグローバル化

日本のみならず国際舞台で活躍する優秀な人材を社会へ輩出


 


PEAK1-1.jpg

PEAK1-2.jpg

撮影:尾関裕士

PEAKとは

 PEAK(Programs in English at Komaba)とは、国際的な視野と優れた開拓者精神を有する、行動力のある人材の育成を理念とし、2012年10月に開講した教養学部英語コースです。本コースは、英語のみで学士号が取得できる、東京大学初の学部コースとなっています。基本的に初等・中等教育を日本語以外で履修した学生を対象にしたもので、書類と面接審査によるアドミッション・オフィス(AO)入試により選抜を行います(詳細は、教養学部HPをご参照下さい)。

 このコースの設置は、『東京大学の行動シナリオFOREST2015』(2010年3月策定)において示された、「世界から人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じ、学生の視野を広く世界に拡大する」という重点テーマ(「グローバル・キャンパスの形成」)を具体化するものです。

PEAK奨学金の必要性

PEAK2-1.jpg
Bipasha Chatterjee
(インド)
中学から夢見続けて来た憧れの日本留学。しかし、経済的なハードルが高く一度は諦めかけました。PEAKへの合格通知を受け取った後も、母と解決方法を模索する日々が続きました。そんな中飛び込んできたのが、奨学金支給の朗報。これで夢が実現すると喜んだことを覚えています。奨学金に感謝し、PEAKでの学びを通じ、自身の最大限の可能性を開花させて行きたいです。
 
PEAK2-2.jpg
Ishraq Mutaher
(バングラデシュ)
奨学金のお陰で、世界の一流大学である東京大学への進学という夢が実現しました。将来、僕のように日本留学や東京大学への入学を夢見る若者を支援し、社会貢献ができるようPEAKでの学業に取り組みたいです。
 
PEAK2-3.jpg
Janice Koh
(マレーシア)
PEAKでは、知的刺激に溢れる授業やその他PEAK生だけでなく日本人学生との交流の場も多く、とても充実した学生生活を送っています。学生交流サークルにも所属し、憧れだった日本留学を満喫しています。
 
PEAK2-4.jpg
Thomas Synnott
(オーストラリア)
アジア有数の学者から学び、世界中から集まる志高い学生に囲まれ日々勉学に励みつつ、今後のキャリアに繋がる国際的な人的ネットワークを構築しています。将来は、国際法を駆使した外交分野で働くことを夢見ています。

 

PEAK2-5.jpg
土居 遼太郎
(日本)
多様な文化的背景を持ったPEAK生との出会いは、日本から出たことのなかった私に新たな風をもたらしてくれました。また、学園祭等で彼らと一緒に活動するという経験は、私にコミュニケーション力等講義では学べない大きな武器を与えてくれました。今後は、彼らと共に東大内に国籍を越えた大きな輪を作り続け、自身が得たリーダーシップ等の力にも世界に通用するまでの磨きをかけていこうと考えています。
 
 

このプロジェクトに寄付をする

2023年活動報告
-PEAKコロナ禍明けの12年目-

2024年02月29日(木)

PJ画像0

入学から授業、全て英語による授業で卒業できる PEAK プログラム(Programs in English at Komaba)がスタートして12年が経過しました。グローバル教育プログラムとして秋入学の体制として開始し、海外からの受験者も含めて英語ベースでの入試選抜が行われます。そして駒場キャンパスの教室で英語による教育が行われています。そこでは従来の東大の学生と同様の授業内容が提供されています。海外の初等中等教育を受けた国際色に溢れた学生が入学し、在学中に実績を積んだ上で卒業しています。

前期課程、後期課程を経て2016 年から毎年 25 名前後の学生が卒業し世界に羽ばたいています。卒業後の進路として海外の有名大学院への進学、国際色のある企業への就職を選択する者が多いのが特徴となっています。

恒例となっているのが、8−9 月に行われる入学式、卒業式といったセレモニーです。海外から留学生の家族も来られ、国際色のあるイベントとなっております。卒業式では学部長から祝辞を受け、直接に卒業証書が授与され、直接懇談ができるスタイルを学生の皆さんは喜んでくれています。卒業式で学生の皆さんが互いの門出をともに喜ぶ様子が4月入学生とも違った形で微笑ましく見えます。
 

2022年活動報告
-PEAK開始から11年目を迎えました-

2023年02月15日(水)

入学から授業、全て英語による授業で卒業できる PEAK プログラム(Programs in English at Komaba)がスタートして11年経過しました。グローバル化に沿った教育プログラムとして、秋入学の体制として開始してから、事務の窓口での英語対応を手始めに、英語による入試選抜、そして駒場での英語授業による教育をしている。主に海外の初等中等教育を受けた国際色に溢れた学生が入学してきています。すでに多くの学生が前期課程、後期課程を経て卒業生を輩出しています。

2016 年から毎年 25 名前後の学生が卒業し、世界に羽ばたいています。卒業後の進路ですが、海外の有名大学院への進学、国際色のある企業への就職を選択した者が多いのが特徴です。
恒例となっているのが、8−9 月に行われる入学式、卒業式といったセレモニーです。海外から留学生の家族も来られるなど、国際色のあるイベントとなっております。学部長から祝辞を受ける、卒業証書の授与を受ける、直接懇談ができるといったスタイルが非常に好評です。2020年度2021年度はZoomによる開催となり、大変な環境の中でしたが、海外におられる家族が来日できない状況でも同時参加できるという、これまでにないアットホームな雰囲気のセレモニーとなりました。
2022 年度はコロナ禍の治まりもあり、久しぶりに対面による開催となり、人同士の交流のありがたさを感じるものとなりました。
 

2020年活動報告-PEAK開始から9年目を迎えました-

2021年02月05日(金)

 入学から授業、全て英語による授業で卒業できる PEAK プログラム(Programs in English at Komaba)がスタートして9年経過しました。グローバル化に沿った教育プログラムとして、秋入学の体制として開始してから、事務の窓口での英語対応を手始めに、英語による入試選抜、そして駒場での英語授業による教育をしている。主に海外の初等中等教育を受けた国際色に溢れた学生が入学してきています。すでに多くの学生が前期課程、後期課程を経て卒業生を輩出しています。
 2016 年から毎年 25 名前後の学生が卒業し、世界に羽ばたいています。卒業後の進路ですが、海外の有名大学院への進学、国際色のある企業への就職を選択した者が多いのが特徴です。
 恒例となっているのが、8−9 月に行われる入学式、卒業式といったセレモニーです。海外からの留学生の家族も来られるといった、国際色のあるイベントとなっております。学部長から卒業証書の授与を受け、直接懇談もできるといったスタイルが非常に好評です。
 2020 年度はコロナ禍と言うことで Zoom による主にオンライン開催となりました。大変な環境の中でしたが、海外におられる家族が来日できない状況でも同時参加できるという、これまでにないアットホームなセレモニーとなりました。

2019年活動報告
- 英語のみで卒業できるPEAKがスタートして8年経過しました。-

2020年03月26日(木)

PJ画像3

  全て英語による授業で卒業できるPEAKプログラム(Programs in English at Komaba)がスタートして8年経過しました。グローバル化に沿った教育プログラムとして、秋入学の体制で学生の入学から前期課程、後期課程を経て卒業まで、英語による教育、事務対応をしています。
 秋にはPEAK生の入学式、卒業式が、4月に入学する学生とは別に行われており、2016年から毎年25名前後の学生が卒業し、世界に羽ばたいています。海外から留学生の家族も来られるセレモニーであり、いただいたご支援を活用し、晴れやかさを演出しています。この華やかさと学部長から卒業証書の授与を受け、直接懇談もできると
いったスタイルがPEAK生やその家族から非常に好評です。

    PEAK制度とは何か、受け入れる人材のスコープ、いかなる人材を世に輩出しているかなど、より幅広い皆様に、PEAK制度を知っていただく思っております。
 
 今後ともあたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。
 

このプロジェクトに寄付をする

寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
片山 晶子 2021年02月01日 10,000円 Best of luck on your academic adventure!
<(教養学部基金)PEAK奨学金制度>
1

このプロジェクトに寄付をする

PJ画像

プロジェクト設置責任者

東京大学大学院総合文化研究科長・教養学部長
真船 文隆

今年度寄付総額
65,000円
今年度寄付件数
3件
現在の継続寄付会員人数
2人
累計寄付総額
3,931,834円

このプロジェクトに寄付をする

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

関連プロジェクト

PJ画像

最先端の物理、天文、数学の連携で宇宙の謎に迫る

日本発アインシュタイン:カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)

PJ画像

教育から社会をかえる ~100年後の地球のために~

One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金

PJ画像

日本と世界の変革を駆動する未来の人材育成へご支援を

変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金

PJ画像

東京大学から世界へ 飛び立つ学生を応援する

Go Global 奨学基金(東京大学在学学生留学支援・海外派遣事業)

PJ画像

~遊ぶように学ぶ プレイフル社会の実現に向けて~

プレイフル社会の理論構築と社会実装プロジェクト基金

PJ画像

このプロジェクトは寄付募集を終了しました。

「スーパー酵母2024」プロジェクト

詳細をみる

募集終了

PJ画像

このプロジェクトは寄付募集を終了しました。

異才発掘プロジェクトROCKET基金

詳細をみる

募集終了

PJ画像

このプロジェクトは寄付募集を終了しました。

未来構想ビヨンド2020プロジェクト

詳細をみる

募集終了