One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金

教育から社会をかえる ~100年後の地球のために~

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プロジェクト設置責任者

農学生命科学研究科長
堤 伸浩

今年度寄付総額
14,988,000円
今年度寄付件数
15件
現在の継続寄付会員人数
0人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

このプログラムが目指すこと

 人間の活動は、かけがえのない地球(One Earth)に大きなダメージを与えてきました。

 100年後の地球で、人類が地球上のあらゆるものと共存していける未来へつなぐために、社会を巻き込んで行動できる科学者集団 One Earth Guardians(地球医)を育成するプログラムが始まりました。

  私たちは、生物資源の利用を通して人類の衣食住を多方面から支えてきた「農学」の原点に立ち返り、地球の抱える課題に解決法を研究、実践していくための学問One Earthology』 (ワン・アーソロジー)(地球医学を推進します。

 このプログラムは「私たちは、生物として100年後の地球に何ができるか」という課題に正対する研究・教育プログラムなのです。


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育成のためのカリキュラム

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 「持続可能な開発目標(SDGs = Sustainable Development Goals)」の課題を多面的に理解し、社会全体による課題解決につなげるリーダー、すなわちOne Earth Guardians(地球医を、以下の3つに分類される科目の提供を通して育成します。受講生は所定の科目を履修することでOne Earth Guardians(地球医)としての認定を受けることができます。

基礎地球医学       環境・農・生物資源という、互いに密接にかかわる農学の課題を俯瞰し有機的に繋げる基礎力を育む。

応用地球医学I     農学=実学を体現するため、社会との関わりの中で課題発見力と課題解決力を育む。

応用地球医学II    地球医学の研究成果を効果的に社会に還元し、社会全体が課題解決に主体的に参加する仕組みにつなげる発信力を育む。

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SDGsへの貢献

One Earth Guardians(地球医)は、「持続可能な開発目標(SDGs)」に幅広く貢献できる人材です。One Earth Guardians育成プログラムは、東京大学未来社会協創推進本部(FSI)に登録されたプロジェクトです。

東京大学未来社会協創推進本部(FSI)とは:

東京大学では、SDGsを目指したプロジェクトを全学から集めて可視化・発信し、シナジーと社会的価値の創出に繋げるために、「未来社会協創推進本部(FSI, Future Society Initiative)」を設置しました。



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サポートのお願い

 100年後の地球を元気にする人材育成は、一朝一夕に完遂できるものではありません。

 長く、持続的な教育活動を可能にするためには、理念に賛同していただけるたくさんの方のご支援が必要です。

 100年後の地球で、人類が他の生物と共存共生できるように、One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金に、ぜひ、継続的なご支援をお願いいたします。

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ヒトは
すべての生物の健康に
生存を支えられている
最も弱い生物です

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第4回LUC Lecture「わたしは何を知り、何ができるのか ― いま地球で起きていることを自分ごととして捉え、行動する ―」

2019年11月16日(土)

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*LUC: Learn and Unveil through Conversation

One Earth Guardians(地球医)育成プログラムでは、学内外の講師の話を聞き、対話することで、これまで見えていなかったこと、知らなかったことに目を向け考える「=光をあてる」ための学びの場としてLUC Lectureを開催しています。11月16日(土)、本郷キャンパスの福武ラーニングシアターで、拡大スペシャル版として第4回を開催しました。

特別講演1
地球市民として ―難民問題から地球を考える
UNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所 副代表(渉外担当)
河原 直美 氏

特別講演2
一企業人になって分かったこと:SDGs達成のための『巻き込み力』と『多様性』
富士通株式会社 サステナビリティ推進本部 環境統括部 環境デザイン部
博士(環境科学)
永野 友子 氏


特別講演に先立ち、開会挨拶として、本プログラムの発起人である大学院農学生命科学研究科の髙橋伸一郎教授より、「私たちはこのままの生活を続けていて大丈夫なのか?経済資本主義から地球資本主義へのパラダイムシフトが必要ではないか」と問題提起がなされました。

続いて、特別講演1ではUNHCRの河原氏より、「難民」の定義(人種、宗教、国籍、特定の社会的集団の構成員であることや政治的意見などを理由に、迫害を受けるおそれがあるために自分の国を逃れた人)に始まり、UNHCRの歴史、国内避難民支援などを含むUNHCRの援助活動について説明されました。気候変動などの影響を受けて限られた資源を奪い合うことによる紛争から逃れてきた難民がいる一方で、難民が大量に押し寄せることに起因する環境への負荷など、難民問題と環境問題の関連性についても語られました。そして、「難民グローバルコンパクト」について触れられ、これからは社会全体として問題にアプローチすることが重要であるとお話しされました。

写真:講演する河原さん
講演する河原さん


特別講演2では、永野氏が、長崎大学およびオランダのライデン大学で学び、研究機関(官民)を経由して今のキャリアを歩んでこられた経緯や、研究者としてこれまで環境課題へ取り組んできたことをどのように社会実装に繋げようとされてきたかについてお話しになりました。大学院、国の研究所、民間企業と働く環境や立場は変わっても、情熱をもってひとつひとつ目の前の課題に向き合うことの大切さについてエピソードを豊富に交えてお話しされ、最後に、自分とは異なる多様な価値観に触れ、共感する仲間の輪を広げて巻き込んでいくためには「質問すること」が重要であると強調されました。

写真:講演する永野さん
講演する永野さん


交流会では、参加者が講演者と熱心に話し込んでいる姿が見受けられました。また、アンケートでは以下のようなコメントが寄せられました。「大きな課題を前にすると何ができるのだろうかと足が止まってしまうことが多いが、今日のお二人の話を聞いて、目の前にあるやれることをやっていくのが大切だと実感した」「SDGsの誰一人取り残さない世界を考えると難民問題を自分事として考えていくことが大前提であると感じた」「永野さんのお話は自分の今後のキャリアを考えるうえで糧となった」。

「難民問題」も「環境問題」も共通して、地球上に起こる大事なことなのに、なかなか自分事として考えにくいテーマかもしれません。参加者の皆さんが「自ら課題を見つけ、行動し、仲間を巻き込む」・・・ そんな一助となるLUC Lectureとなりました。

写真:左から、高橋教授、河原さん、永野さん、丹下教授(前OEG機構長)
左から、高橋教授、河原さん、永野さん、丹下教授(前OEG機構長)


このようなLUC Lectureの開催も、皆様のご寄付によって支えられています。引き続き、応援、よろしくお願いします。

(報告者:社会連携本部 井上)

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「ワン・アーソロジー」実学研修報告会 2019(10月7-8日)

2019年10月24日(木)

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宮崎県の茶園で考えたことを発表する農業資源・経済学専修の3年生

One Earth Guardians(地球医)育成プログラムでは、必修科目のひとつ「ワン・アーソロジー」の中で、【実学研修】を行うことになっています。授業や教科書で学ぶことも大事ですが、「実学」である農学の原点に立ち返り、「現場」に赴いて実社会における課題に向き合うのが【実学研修】です。企業やNPOなどの現場に学生が一定期間参加させていただき、今ある課題を見つけ、その解決策を提案することを目指します。

このたび、主に昨年度末から今年度夏季にかけて、企業やNPOで実学研修を経験してきたプログラム受講生による報告会を10月7日と8日の2日間にわたり開催しました。実学研修にご協力くださった方々をはじめ、実学研修の受け入れを検討してくださっている方々、教員、学生が2日間でのべ120人近くが参加しました。

茶園
実学研修で訪問した茶園


今回、報告を行った11人の学生が所属する専修・専攻は、農業・資源経済学、応用生物学、緑地環境学、生命科学・工学、生物素材化学、応用生命化学、水圏生物科学と多岐にわたり、内容や視点も様々でした。宮崎県の茶園においてお茶の現在と今後を考察。アグリベンチャー企業の技術をもとにした乾燥環境におけるダイズの収量増加に向けた研究。岩手県の畜産農家に泊り込みで肉牛飼育の現場を体験しつつ、地方に生活する農家の方の声を聞く。食品工場での食品残渣対策。グローバルなファーストフードチェーンにおける品質管理と消費者行動。NPO法人による環境行動につなげる若者のネットワークの構築。富山県や沖縄県の海でのフィールド調査にもとづく海洋資源の枯渇対策。それぞれの視点から現場で気付いたこと、考えたことを報告しました。研修先のご担当者も交え、会場からの質疑応答を通し、100年後の地球について参加者全員で考える機会となりました。

野菜畑
実学研修で訪問した野菜畑の前で意見交換
 

企業の参加者からは、受講生の発表に対して、「真摯な姿勢に触れ、応援したい気持ちになりました」「やったことの報告だけではなく、それによって自分がどう変わったかの報告を聞きたい」「優秀な学生は課題を与えたら上手く解決するだろう。難しいのは自分で本当の課題を見つけること」などのコメントが寄せられました。受講生からは様々なご協力への感謝と共に、「学生が企業の方々のご協力にもっと応えなければと感じた」などのコメントが寄せられました。

実学研修にご協力くださった企業・NPOの皆様に、重ねて御礼申し上げます。
 株式会社伊藤園
 アクプランタ株式会社
 株式会社重次郎
 東洋水産株式会社
 日本マクドナルド株式会社
 公益財団法人日本環境協会/一般財団法人ユースエコネット
 公益財団法人損保ジャパン日本興亜環境財団
 横河電機株式会社
  (発表順)

実学研修の交通費や滞在費等々は皆様のご寄附によって支えられています。ご寄附くださった皆様にあらためて御礼申し上げます。引き続きのご支援をよろしくお願い申し上げます。

(報告者:社会連携本部 井上)

2019年7月までの主な活動

2019年07月31日(水)

【プログラム受講生の参加】

 20184月に、プログラム1期生となる学生が活動を開始しました。2019年度も新たに2期生を迎え、より層の厚い、様々な専門分野の学生がOne Earth Guardians(地球医)を目指して活動しています。

【プログラム関連科目の新設】

 本プログラム開始にあたっての新規設置科目として、社会との協働によるアクティブラーニング科目「ワン・アーソロジーIIIIII」のほか、基礎科学教育のため「農学現象の数理科学的理解」を開講しました。これらはいずれも、One Earth Guardians(地球医)認定を受けるための必修科目となっています。

【実学研修】

畜産農家での実学研修.JPG

 科目「ワン・アーソロジー」で行う活動として、社会との関わりのなかで学ぶ「実学研修」を実施しています。プログラムの趣旨に賛同する企業・団体等のご協力のもと、プログラム受講生が、企業やNPO、農家等の現場に赴き、一定期間、実体験をもって課題に向き合います。この活動を通し、多様な視点を育むとともに、社会における課題を発見し、解決策を考え行動できる力をつけることを目指しています。

各実学研修のレポートはこちらをご覧ください。

【キックオフ公開シンポジウム】

キックオフ公開シンポジウム.jpg

 2018518日に、「One Earth Guardians育成プログラムキックオフ公開シンポジウム ~私たちは、100年後の地球に何ができるか~」を開催しました。プログラムのお披露目と広く社会へ発信する場として、発起人である教員からプログラムの趣旨の説明をしたほか、賛同企業の方などによる講演やパネルディスカッションを行いました。企業・省庁の方の他、高校生や大学生、メディア関係者など幅広くご来場いただきました。

開催報告の詳細はこちらをご覧ください。

【産官学協働での学びの場として開催するセミナーやワークショップ】

産官学の参加者によるディスカッション型セミナー.jpg

One Earthology Seminar

 企業などの学外の方、プログラム受講生、教員などがフラットな立場で行うディスカッションを通し、100年後にどんな地球に生きていたいかを思い描きながら、そこに向かって私たちは何をしていくかを、学び、話し、考えるOne Earthology 協創の場として開催。

LUC Lecture

 産業界から講師を招くなど学内外の講師によるレクチャーを受け、意見を交換することで、これまで見えていなかったこと・知らなかったことに目を向ける学びの場として開催

0 to 1 Workshop

 起業家などの方の実体験を活かしたワークショップを通し、ゼロからイチを創りだす営みに触れる場として開催

【寄附金の使途】

 みなさまからのご寄附をもとに、プログラム受講生が各現場で実学研修を行う際の経済的支援、シンポジウム、セミナーの開催、リーフレットの制作などを行わせていただいています。

継続支援のお願い

 100年後の地球を元気にする人材育成は、一朝一夕に完遂できるものではありません。

 長く、持続的な教育活動を可能にするためには、理念に賛同していただけるたくさんの方のご支援が必要です。

 100年後の地球で、人類が他の生物と共存共生できるように、One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金に、ぜひ、継続的なご支援をお願いいたします。

(2019.07時点)

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お名前 日付 金額 コメント
安藤 晴夫 2019年08月03日 10,000円 成果報告会をお聞きしました。
着実な歩みを拝聴して嬉しく思います。
益々のご発展をお祈りいたします。
<One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金>
清水 謙多郎 2019年08月01日 30,000円 重要なプロジェクトの発展を願っています。
<One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金>
******** 2019年07月30日 100,000円 定年退職して11年経ちました。年金の0.5~1%を社会貢献に使うことが広まれば社会が変革していくのではないかと農学部公開セミナーに参加して思いました。教育はあらゆることの基盤をなすことから、まずは人材育成プログラム支援基金に10年分を一括寄付させていただきます。
<One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金>
黒田 浩介 2017年12月14日 5,000円 応援&期待してます!がんばってください!
<One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金>
******** 2017年12月14日 100,000円 ぜひ未来の地球のために、素晴らしいプログラムをお願いします。
<One Earth Guardians(地球医)育成プログラム支援基金>
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プロジェクト設置責任者

農学生命科学研究科長
堤 伸浩

今年度寄付総額
14,988,000円
今年度寄付件数
15件
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ご寄付の特典

「東京大学基金」の特典が適用されます。

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