新領域創成科学研究科基金

誰も知らない未開拓領域に臨み、知の最前線を拓く冒険
~未来に挑む研究者の冒険をあなたのご支援でささえていただけませんか?~

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プロジェクト設置責任者

新領域創成科学研究科 研究科長
伊藤 耕一

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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「寄付者のみなさまへ」

本基金のご支援を受けて活動しているプロアクティブ環境学国際卓越大学院プログラム(WINGS-PES)の2025年度の活動成果を、「活動報告」ページに掲載いたしました。

また、皆様のサポートにより実現した学生プロジェクト「柏の畑」の成果を、千葉県柏市のまちづくり拠点である柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)のKサロンにおいて、2026年4月末に地域の皆様へ発表することになりました。

正式な日程が決まりましたら、改めて本ページにて改めてお知らせ申し上げます。学生と地域社会とをつなぐ貴重な機会を与えてくださった皆様の温かいご支援に、心より御礼申し上げます。

(2026年3月24日)

新領域創成科学研究科について

 新領域創成科学研究科は、「学融合」の理念を掲げて21世紀における新たな学問領域を創出することを目指し、東京大学の全学的支援のもとに多様なバックグラウンドを持つ教員研究者が全学および内外の研究・教育機関から結集して、1998年に創設されました。2000年には、本郷キャンパス、駒場キャンパスに続く東京大学の第三番目の極であり、豊かな緑と先進的な都市機能が融合された未来志向都市の中核をなす「柏キャンパス」(千葉県柏市)という拠点を得て、その名が示す通り、常に知のフロンティアを求めて挑戦してきました。

 「基盤科学研究系」、「生命科学研究系」、「環境学研究系」に属する11の専攻と研究科が実施する博士学位プログラムである「サステイナビリティ学大学院プログラム」、そして、それぞれに特徴ある3つの研究センターから構成される本研究科には常時、各分野をリードする200名余の教員と1,500名余の学生が在籍し、ナノ、物質・材料、エネルギー、情報、複雑系、生命、医療、環境、国際協力などの専門性とそれらの相互刺激のもとに、伝統的な学問体系では扱いきれなくなった現代の様々な課題を俯瞰的に捉えた研究、教育を推進しています。

プロジェクトの設置と目的

 未知の分野を開拓し、研究と教育を高い水準で維持・発展させていくためには、安定的な財源を確保することが非常に重要となります。この「新領域創成科学研究科基金」を通じて次のような事業を強力かつ持続的に実施することによって、人類が直面する新しい課題に挑み続ける科学と21世紀の地球社会を担う、次世代人材の育成を進めてまいります。

  • 領域横断型の高度人材育成プログラムの構築と実施
  • 日本人学生・留学生の修学支援、研究教育環境の整備
  • 未来の科学や産業の基礎となりうる学融合的シーズ調査・研究の推進
  • 大学の知を新しい社会構築につなげる地域連携プロジェクトの推進
  • SDGs (Sustainable Development Goals) の実現につながる各種プロジェクトの推進
ゲノム研究の様子.png
ゲノム研究の様子
自律型海中ロボット.png
自律型海中ロボット
実験装置の組み立て風景.png
実験装置の組み立て風景
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顕微鏡操作の様子

寄付金の使途

 みなさまからのご寄付は、新領域創成科学研究科における「若手研究者」や「大学院生」の研究活動に活かされ、日本の科学技術の未来を担う人材の育成につながります。 若手研究者は実績が少ないため、研究費の獲得が難しいのが現状です。そこで本研究科では、異分野横断型の新たな研究領域を開拓する研究者や、多様な学びに挑戦する大学院生を支援するためさまざまな制度を設けています。本基金では特に、次の制度を支援しています。

  • 学融合研究推進調査費(若手研究者対象)
  • 学生創成プロジェクト支援プログラム(大学院生対象)
  • プロアクティブ環境学国際卓越大学院プログラム(大学院生対象)

 これらの取り組みは、研究における「学融合の推進」と「多様な学生教育の実現」という本研究科の中心的なテーマに基づいています。

採択プロジェクト(一例)

①学融合研究推進調査費

  • 新たな海洋宇宙連携の可能性:フロンティア探査システムの技術ロードマッピングとシナジー探索
    (代表:和田 准教授、海洋技術環境学専攻)

②学生創成プロジェクト支援プログラム

  • 「柏の畑」いのちとつながる共創プログラム
    (代表: Chris MARTIN、サステイナビリティ学大学院プログラム博士課程
JAMSTECの深部探査船「ちきゅう」見学会に参加する大学院生.png
JAMSTECの深部探査船「ちきゅう」見学会に参加する大学院生
「柏の畑」とプロジェクトに参加する学生たち.png
「柏の畑」とプロジェクトに参加する学生たち

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実践的演習講義「プロアクティブ・リサーチコモンズ」を通じた次世代イノベーターの育成

2026年03月17日(火)

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新領域創成科学研究科基金は、既存の枠組みにとらわれない新しい学問領域を切り拓く学生たちの活動を支える貴重な原動力となっております。本年度は、学生の主体性を引き出す実践的演習講義「プロアクティブ・リサーチコモンズ」の運営を本基金によりご支援いただきました。その活動についてご報告いたします。

「プロアクティブ・リサーチコモンズ」は、学生が自ら社会の将来課題を予測し、技術を組み合わせて解決策を提示する「インテグレーションによるものづくり」をめざす実践的演習です。具体的な課題設定から開発、プレゼンテーションに至るまで、学生がグループを組んで主体的に進めます。大学院での研究やその後の社会での実践に不可欠な「企画力・構想力」を養い、技術開発に対する高い意識を醸成することを目指しています。

今年度は学生たちが3グループに分かれ、それぞれの視点から社会課題の解決や未来の体験を構想しました。VR(仮想現実)やAI(人工知能)、群衆シミュレーションといった先端技術を駆使した独自のシステム開発に挑戦し、若い学生ならではの斬新な切り口を持つ意欲的な作品が誕生しました。

特に、その中の一つ「Live Shibuya Digital Twin:ライブデータ×3D×VRによる都市状況可視化とAIシミュレーション」は、国内最大級のオープンデータ活用コンテスト「アーバンデータチャレンジ2025」に出品され、一般部門・銀賞を受賞するなど、学外から極めて高い評価を得るに至りました。基金による支援が、学生たちのアイデアを「単なる演習」に留めず、社会に通用する水準まで引き上げる大きな後押しとなりました。

賞状.png

2月末からは新領域創成科学研究科・環境棟1階において作品展示を行い、学内の教職員や学生へ向けて成果を公開しました。実機や映像の展示を通じて、未来の技術開発を担う学生たちの熱意を広く伝える機会となりました。

1Fでの展示.png

本基金を通じた温かいご支援に重ねて御礼申し上げます。今後とも、次世代を担う若き研究者・技術者たちの挑戦を温かく見守っていただければ幸いです。

2025年活動報告
-新領域創成科学研究科の学融合や学生の活動を支援する新領域創成科学研究科基金-

2026年02月05日(木)

新領域創成科学研究科基金は、研究科の学融合や学生の様々な活動に活用しています。2025年度は、「学融合研究推進調査費」と「学生創成プロジェクト支援プログラム」および学生への支援(WINGS-PES)の予算として活用しております。

「学融合研究推進調査費」とは、研究科における学融合研究のシーズを発掘することを目的として、研究のスタートアップ的に使う研究科独自の調査費です。ここ数年の特徴的なプロジェクトとしては、「柏キャンパスGXのための活動」、「分子から生態系をつなぐ生物多様性研究」、「脱成長とウェルビーイング経済に関する学際ワークショップ」などがあり、いずれもGX、生物多様性、脱成長といった最新のトピックスにそれぞれの分野で真っ正面から取り組んで考え、新たな突破口を見つけようとする融合的なテーマ設定が行われてきました。このように様々なテーマで、専攻を超えた他分野の教員が共同して研究を進めるきっかけ作りとなっています。

自律型海中ロボット.PNG
▲自律型海中ロボット

「学生創成プロジェクト支援プログラム」とは、研究科の学生が中心となる学生団体が自主的に企画立案し、学内外における学術的コミュニケーションの促進や、地域や社会への学術的貢献などに資する萌芽的な試み及びその発展的な実施継続を経済的に援助する費用です。ここ数年の特徴的なプロジェクトとしては、「弱教師付き機械学習技術を用いた地すべりリスクアセスメントと防災」として自らの研究対象の機械学習の成果を防災と結びつける活動、「視覚障害者に対する光を必要としない天文学教育の実施」として障害者に対する新たな知識の共有の取り組み、「柏の畑:いのちとつながる共創の場」として柏エリアでの畑の活動を地域と結びつける活動などがありました。いずれも学生が様々な切り口からそれぞれの対象に、自らの知を拡張して社会に拡げる取り組みが行われてきました。

「柏の畑」とプロジェクトに参加する学生たち.JPEG
▲「柏の畑」とプロジェクトに参加する学生たち

これらの活動は、研究において学融合を目指すことと、柏キャンパスで多様な学生の教育を目指すという研究科の中心的なテーマに即したものです。また基金の目標とする5つのテーマのうち、下記の3つに合致するものです。

  1. 日本人学生・留学生の修学支援、研究教育環境の整備
  2. 未来の科学や産業の基礎となりうる学融合的シーズ調査・研究の推進
  3. 大学の知を新しい社会構築につなげる地域連携プロジェクトの推進

「柏の畑」プロジェクトの活動報告

2025年12月23日(火)

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今年初め、過去200年の間に人々の自然とのつながりが大きく低下していることが報告されました。イギリスのシェフィールドでは、人々が自然の中で過ごす時間は1日あたり5分未満とされています。また、書籍において自然に関する言葉の出現頻度は、1800年代に比べて60%減少しています。

今夏『ガーディアン』紙で、マイルズ・リチャードソン教授は次のように述べています。「自然とのつながりの喪失は、環境危機の主要な原因として認識されるようになっています。それは私たちのメンタルヘルスにとっても極めて重要です。自然と人のウェルビーイングを結びつけるものでもあります。社会と自然との関係を変えるためには、変革的な転換が必要です。」

柏の畑プロジェクトは、この状況を変えるための取り組みを積極的に進めてきました。近頃では、気軽に参加できる農家コミュニティを立ち上げ、現在17名のメンバーが土地の管理に主体的に関わっています。さらに11月には、自然とのつながりを取り戻すための一連のイベントを開催しました。アウトドア版「気候フレスク」、持続可能な未来を考えるワークショップ、収穫を祝うさつまいもフェスティバルなど、多様な活動が行われました。

支援者の皆さまへ
皆さまの寛大なご支援に、心より感謝申し上げます。そのおかげで、私たちは不安なく目標の実現に向けて取り組み、豊かな社会・生態コモンズを再び紡ぎ直すことができています。近頃、ようやく私たちの努力の成果が形になり始めており、これは私たちが活動をさらに継続し、より公正で再生的かつレジリエントな社会へと向かう、この共有の旅路を一層強めていく大きな励みとなっています。

2024年活動報告
-新領域創成科学研究科の学融合や学生の活動を支援する-

2025年01月24日(金)

新領域創成科学研究科基金は、研究科の「学融合研究推進調査費」と「学生創成プロジェクト支援プログラム」の予算として活用させていただくことになりました。

「学融合研究推進調査費」とは、研究科における学融合研究のシーズを発掘することを目的として、研究のスタートアップ的に使う調査費です。これまでも様々なテーマで、専攻を超えた他分野の教員が共同して研究を進めるきっかけ作りとなってきました。
「学生創成プロジェクト支援プログラム」とは、研究科の学生が中心となる学生団体が自主的に企画立案し、学内外における学術的コミュニケーションの促進や、地域や社会への学術的貢献などに資する萌芽的な試み及びその発展的な実施継続を経済的に援助する費用です。これまでも学生の地域支援などの活動を支援してきました。

なおこの二つの活動は、研究において学融合を目指すことと、柏キャンパスで多様な学生の教育を目指すという研究科の中心的なテーマに即したものです。また基金の目標とする5つのテーマのうち、下記の3つに合致するものです。
(1)日本人学生・留学生の修学支援、研究教育環境の整備
(2)未来の科学や産業の基礎となりうる学融合的シーズ調査・研究の推進
(3)大学の知を新しい社会構築につなげる地域連携プロジェクトの推進

2022年活動報告
-本基金は、人類が直面する新しい課題に挑み続ける科学と、21世紀の地球社会を担う次世代人材の育成事業に充てることを目的としています。-

2023年02月13日(月)

本基金の目的達成のため、規則を制定し、その使途について検討を行っています。
研究科基金は、目的を達成するため、次に掲げるいずれかの事業に充てることとします。

(1)  日本人学生・留学生の修学支援、研究教育環境の整備
(2)  未来の科学や産業の基礎となりうる学融合的シーズ調査・研究の推進
(3)  大学の知を新しい社会構築につなげる地域連携プロジェクトの推進
(4)  SDGs (Sustainable Development Goals) の実現につながる各種プロジェクトの推進
(5)  その他、研究科長が研究科基金の趣旨に合致すると認めたもの

 

2020年活動報告-基金をリニューアルいたしました-

 新領域創成科学研究科は、「学融合」の理念を掲げて21世紀における新たな学問領域を創出することを目指し、 東京大学の全学的支援のもとに多様なバックグラウンドを持つ教員研究者が全学および内外の研究・教育機関から 結集して、平成10年に創設されました。
 2018年度に研究科創立20周年を迎えたのを機に、20周年記念事業や研究科の教育、研究への支援を目的とした20周年記念基金を2年間の期限(2018.4.1~2020.3.31)で設置しておりましたが、それを引き継ぐ形で本基金を新たに設置いたしました。
 引き続きのご支援とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
 

2018年 新領域創立20周年記念基金活動報告

2019年04月25日(木)

 新領域創成科学研究科では、2018年度に研究科創立20周年を迎えたのを機に、20周年記念事業や研究科の教育、研究への支援を目的とした本基金を設置しました。

 

主な活動・寄付金の使途

 2018年度に寄付募集を開始したばかりのため、まだ支出実績はありませんが、今後は以下のように活用させていただく予定です。

  • 領域横断型の高度人材育成プログラムの構築と実施
  • 日本人学生・留学生の修学支援、研究教育環境の整備
  • 未来の科学や産業の基礎となりうる学融合的シーズ調査・研究の推進
  • 大学の知を新しい社会構築につなげる地域連携プロジェクトの推進
  • SDGs (Sustainable Development Goals) の実現につながる各種プロジェクトの推進

 

継続支援のお願い

 新領域創立20周年基金は、未知の分野を開拓し、研究と教育を高い水準で維持・発展させていくために、非常に重要な安定的な財源を確保するための基金です。この資金を通じて上のような事業を強力かつ持続的に実施することによって、人類が直面する新しい課題に挑み続ける科学と、21世紀の地球社会を担う次世代人材の育成を進めてまいります。

 皆様の篤いご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします

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寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
******** 2025年07月07日 100,000円 お世話になった柏キャンパスから、最先端の研究と素晴らしい人材を生み出すことを祈念します
<新領域創成科学研究科基金>
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プロジェクト設置責任者

新領域創成科学研究科
研究科長
伊藤 耕一

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ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

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