変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金

日本と世界の変革を駆動する未来の人材育成へご支援を

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プロジェクト設置責任者

FoPMプログラムコーディネーター カブリ数物連携宇宙研究機構 国際高等研究所
特別教授 村山 斉

今年度寄付総額
142,000円
今年度寄付件数
13件
現在の継続寄付会員人数
2人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

プロジェクト設置責任者からのメッセージ

大学院に入って博士号を目指す人は、「よっぽど勉強が好きなんだね」と言われることが多いでしょう。しかし、大学院に入る人の目標は、人類や社会のために、自分を最大限活かせる将来の道を見つけることのはずです。学んだ分野の研究でブレークスルーを狙うのか、企業でビジネスの新しい道を見つけるのか、起業して社会の変革を目指すのか、省庁で日本の将来を創るのか、政治で日本を変えるのか、メディアで民主主義を支える正しい重要な情報を発信するのか、または外国で新天地を見つけるのか。中にはまったく違う道を行き来する人もいるでしょう。学んだ専門知識や思考法を活かし、地球の運命を変える人もでてくるはずです。

FoPM(変革を駆動する先端物理・数学プログラム:Forefront Physics and Mathematics Program to Drive Transformation)のカリキュラムは、数理、物理、化学、物理工学、天文、地球惑星科学、脳科学の多様な分野の学生が一緒になり、自分を一番活かせる道を見つけるために設計しました。「勉強」は今まで知られていることを身につけること。「研究」は世界の誰も知らない新しい知を発見すること。これができるようになった学生は、文字通り世界を変える力を持っているのです。

このようにFoPMでは広い知見を得て、新しい日本・世界を創る、柔軟で包括的な思考ができる人材の育成を目指しています。皆様からの暖かく、力強いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

カブリ数物連携宇宙研究機構国際高等研究所
 特別教授  村山 斉


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FoPMカリキュラムの8つの特徴

(1)経済的支援をともなう修博一貫プログラム
学生が学びと研究に安心して専念できるようにという願いから、修士課程の学生には月額17万円、博士課程の学生には月額18万円を支給するという経済的支援を行います。

(2)AIと量子コンピューターの基礎力を身につける
最先端の科学のみならず、世界と競争するための即戦力となり地球の未来を切り拓く人材となるには、AIや量子コンピューターについての知識は必須であるという考えから、人工知能(AI)や量子コンピューティングについての演習が選択必修となっています。

(3)分野を超えた広い視野と気づきのチャンスを提供
複数の異なる専攻や分野の垣根を超えた学び方ができるよう、FoPMでは研究室ローテーションという仕組みで、自分の研究室(専門分野)とは異なる研究室で研究する機会を設けることにより、分野を超えた広い視野の習得を目指します。

(4)国境を越えて新たな学びと研究を体験するための国外連携機関長期研修

修士課程2年次から博士課程2年次の間に、海外の研究機関や企業において共同研究やインターンシップを行うことは、自分と違う複数の視点を肌で感じ、海外で自信をつけることにより、大学院修了後の活躍の支えとなる重要な体験になると考え、国外研修を必修とし、これにかかる旅費を支援しています。

(5)世界への発信力とコミュニケーション力を高める
経験豊かな講師陣より、英語による効果的なプレゼンテーションの方法や、インパクトのある論文を主要な科学誌へ投稿するための戦略や執筆方法などを実践的に学びます。

(6)真のグローバル・リーダーとなるためのダイバーシティ・理論を学ぶ
ジェンダー、LGBT、人種などについて、無意識のうちに持ってしまうバイアスやその克服方法、インクルーシブな社会への貢献方法などについて学ぶ「ダイバーシティ・倫理教育」を通じて、真にグローバルな価値観を備えた人材を目指します。

(7)起業家マインドを育む企業との実践研究や数物スタートアップ演習、SDGsの学び
企業との実践研究も積極的に推進しており、社会数理先端科学では数学が異分野、産業界でどのように使われているかを学び、社会課題実践演習では産業界などから提示された課題に対し、高度な数学的知見の適用による解決を目指すなど、従来の数学応用を超えた研究を行っています。 

(8)世界へ羽ばたくための実際的なノウハウを知る国際キャリア研修
さまざまなセクターの講師を招き、効果的なプレゼンテーション方法や海外におけるネットワーク作り、企業への就職などを学ぶ機会を提供しています。


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期待される成果およびインパクト

FoPMは、国内外の世界トップレベルの教育研究体制の強みを活かした、専門外の分野や人類社会にもインパクトを与えられる基礎科学の専門人材を育成する修士・博士一貫プログラムです。

東京大学大学院理学系研究科、数理科学研究科および国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構が連携して、国際性や学際性を重視している多様なカリキュラムを提供し、教職員・学生とともに分野を越えた挑戦的な取り組みを行っています。

2019年に設立されたばかりの若く機動的な組織だからこそ、これまでの東京大学ではなかなか手を付けることができなかったさまざまな新しい試みを実現しています。東京大学の大学院生の国際的な競争力を上げるために、海外の好事例を本学の価値観にあわせて、新しい大学院教育システムの構築を挑戦しています。

学生一人一人のポテンシャルを最大化することにより、基礎科学のファンダメンタルズをしっかりと身につけた、何でもチャレンジし何にでもなれる人材を育てています。このような“ステム人材“、すなわち万能細胞のような人材は、数学・物理・化学の基礎をしっかりと身につけているからこそ、何でもできるようになれるのです。それは、たとえば本プログラム生から将来のノーベル賞・フィールズ賞の受賞者が選出される、国の政治を大きく動かす人になるなど、将来には多様な可能性が広がっています。そんな「時代を変え、世界に貢献する」大学院教育システムの構築を目指しています。

 

なぜ今博士人材が求められているのか

「博士人材」と言えば、大学や研究機関において、社会に関わりが少ないあるいは、狭い専門分野にしか興味がない研究者、のイメージを持つ方は少なくないでしょう。しかし、このイメージは大きな間違いです。基礎科学が専門であっても、博士課程修了者は、科学技術や社会イノベーションに広く影響を与えるスキルを有する人材なのです。

独立行政法人経済産業研究所の研究によると博士人材の発明生産性が高く、この高い水準は長期にわたり持続することがデータで示されています。(※1)博士人材は入社直後から特許出願件数とその被引用件数、つまり発明の量と質の両面において、修士課程修了者より上回り、企業の研究開発に大きく貢献しています。


出典:大西 宏一郎、長岡 貞男「企業内研究者のライフサイクル発明生産性」
独立行政法人経済産業研究所ディスカッション・ペーパー:12-E-059、2012.
 https://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/080.html

 
博士課程学生として得られたスキルのうち、実際の仕事などで役立っているスキルは、「論理性や批判的思考力」(70%)、「データ処理、活用能力」(31%)、「自ら課題を発見し設定する力」(24%)だと、博士課程修了者自身が感じています。(※2)学術的で、狭い専門的知識だけではなく、どの職においても応用できるトランスファラブルスキルの重要性を企業も博士人材本人も実感しています。

さらに、博士人材は、採用された企業で高い評価を得られています。採用後の印象を調査したところ、「ほぼ期待通り」または「期待を上回った」と回答した企業が9割以上を占めています。

しかしながら「期待を上回った」と回答した割合を学歴区分別に見ると、博士課程修了者が修士・学士号取得者を6年連続で上回っているにもかかわらず、過去3年間には、博士課程修了者を研究開発者として採用した企業は2割強にとどまっており、博士人材を積極的に採用する企業が限られているのが現状です。(※3)

博士人材とは「孤独な研究者」ではなく、日本の生産性を向上させ、人類が直面するさまざまな地球規模の課題解決に取り組もうとする「最適な人材」であると考えられます。しかし、企業への就職の不透明さに加え、大学や研究機関における若手研究者の不安定な雇用環境、また博士課程在籍時の経済支援等の不足を理由として、優秀な修士学生が博士課程への進学を控えています。結果として、2003年度のピーク以来、世界的な動向と逆に、日本で博士課程へ進学する人数の減少傾向が続いています。(※2)


出典:文部科学省 科学技術・学術政策研究所、「科学技術指標2020」を基に、FoPM事務局が作成。

FoPMでは、一般的な博士課程在籍時に得られる上記のスキルに加え、専門分野を超えた広い視野、長期海外派遣を通じての国際性、世界への情報発信に必要なコミュニケーション能力など、日本だけでなく世界のさまざまなセクターのリーダーとしての即戦力がある、多様な博士人材を育成しています。

皆様からの暖かく、力強いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。



(※1)大西 宏一郎、長岡 貞男「企業内研究者のライフサイクル発明生産性」独立行政法人経済産業研究所ディスカッション・ペーパー:12-E-059、2012. https://www.rieti.go.jp/jp/publications/rd/080.html

(※2)川村 真理、土屋 隆裕、星野 利彦「博士人材追跡調査」第 4 次報告書 NISTEP Research Material No.317 文部科学省 科学技術・学術政策研究所、2022.DOI: https://doi.org/10.15108/rm317

(※3)「民間企業の研究活動に関する調査報告 2021」、NISTEP REPORT No.193、文部科学省科学技術・学術政策研究所,2022. DOI: https://doi.org/10.15108/nr193

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お名前 日付 金額 コメント
白樫 恵里子 2022年11月24日 1,000円 家族がALSという重い難病で苦しい思いをしています。研究の力で、こういったことで苦しむ人がいなくなることを願い、ささやかですが寄付させていただくことにしました。いつも応援しています。
<変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金>
******** 2022年11月20日 1,000円 地球外知的生命体の探索に期待しています。
<変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金>
******** 2022年11月06日 10,000円 少しでもお役に立てれば幸いです。応援しています。
<変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金>
******** 2022年08月29日 10,000円 研究だけに閉じない幅広い領域で,世界で活躍する博士人材を育成して下さい。
<変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)支援基金>
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プロジェクト設置責任者

FoPMプログラムコーディネーター
カブリ数物連携宇宙研究機構 国際高等研究所
特別教授 村山 斉

今年度寄付総額
142,000円
今年度寄付件数
13件
現在の継続寄付会員人数
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ご寄付の特典

「東京大学基金」の特典が適用されます。

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FoPMの各種シンポジウムや公開講座、活動報告会および懇談会のご案内をお送りします。

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