グローバルナーシングリサーチセンター基金

「治す医療」から「支える医療」へ~異分野融合型イノベーティブ看護学研究

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プロジェクト設置責任者

グローバルナーシングリサーチセンター センター長
真田 弘美 

今年度寄付総額
0円
今年度寄付件数
0件
現在の継続寄付会員人数
0人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

グローバルナーシングリサーチセンター基金ご支援のお願い

少子超高齢社会をむかえ「治す医療」から「支える医療」への大転換が求められています。グローバルナーシングリサーチセンターは、少子超高齢化社会の中で「支える医療」の中核となる看護学が新たな学問として構築されるための異分野融合型イノベーティブ看護学研究を推進し、それを先導できる若手研究者の育成を目的に、平成29年4月に開設されました。
当センターのミッションの一つは、異分野融合型イノベーティブ看護学研究を先導できる若手研究者の育成です。アメリカでは、アメリカ国立衛生研究所からの助成金で大学などの機関が博士研究員を雇用できるシステムがあり、若手研究者は博士研究員として雇用され、指導教員のもとで研究者になるための基礎を学ぶ期間が設けられています。当センターの設立により、日本においても若手研究者の育成の場は確保されましたが、博士研究員を雇用する予算は限られているために、雇用できる博士研究員の数が少なく、目標としている年間3名の修了生を輩出することが難しい状況です。
このような新たな試みの中で優秀な若手研究者を博士研究員として雇用するには、交付金や競争的資金に加えて外部からの資金が必要です。多くの方が、明日の日本、世界を担う研究者育成の場としての当センターの活動にご賛同されご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

センター長 真田弘美
 

若手研究者の育成にご支援ください

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グローバルナーシングリサーチセンターでは、若手研究者を博士研究員として雇用し、メンターの指導のもと、研究者になるためのトレーニングを行います。具体的には、以下の活動を行います。

1.若手研究者を博士研究員として雇用します
 博士の学位を有し、看護学に関心のある若手研究者を博士研究員として雇用します。

2.異分野融合型イノベーティブ看護学研究を遂行します
 ケアイノベーション創生部門または看護システム開発部門に所属し、メンターの指導のもと、異分野融合型イノベーティブ看護学研究を行います。

3.異分野融合型イノベーティブ看護学研究と先導する研究者となるためのプログラムを提供します
 異分野融合型イノベーティブ看護学研究の軸となる看護理工学、質的研究法、ヘルスクオリティ・アウトカムリサーチに関するセミナーおよび英語論文の書き方やリーダーシップに関するセミナーを必修単位としています。グローバル性を重視し、外国人特任教授による英語での講義も取り入れています。

 本基金による皆様のご支援は、博士研究員の育成に使用させていただきます。

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2019年活動報告 
-イノベーティブな看護学研究のグローバル展開とそれを担う若手研究者の育成を推進-

2020年03月02日(月)

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1)異分野融合型イノベーティブ看護学研究のグローバルな展開

①人材および研究環境の維持:センターの専任教員2名、事務員1名に加えて、看護学専攻教員の兼任を継続し、センターとして異分野融合型イノベーティブ看護学研究を遂行する人材をそろえました。また、昨年度整備した実験室、ポスドク・特任教員の研究室の環境を維持しました。その結果、看護理工学を基盤に褥瘡予防用ロボティックエアマットレスの開発、人工知能を用いた嚥下状態や便秘を観察した超音波画像の解析ソフトの開発、認知症患者のBPSD/周辺症状に対するコミュニケーションロボットを用いたプログラムの開発、高齢者の脱水を対象としたスキンブロッティングを用いた非侵襲的リアルアイム解析法の開発など異分野融合による技術革新により、60件の英語原著論文が採択または掲載され、2件の特許申請を行うことができました。さらに産官学共同研究として、1件を新たに開始しました。

②グローバルな展開:8月に東京大学においてサマープログラムを開催し、20名(The Chinese University of Hong Kong 11名、University of Hong Kong 4名、The University of Pennsylvania 3名、The University of British Columbia 1名、Mahidol University 1名)の参加を得ることができました。本プログラムでは、日本の医療制度や看護師教育制度について理解を深めるとともに、各領域別研修において専門的技術の体験を行い、若手研究者や大学院生の国際的な研究活動の促進を目指しています。国際共同研究に関しては、University of Amsterdam(オランダ)、The Nursing Institute of Muhammadiyah Pontianak(インドネシア)、Hong Kong Polytechnic University(香港)、 Curtin University(オーストラリア)との共同研究4件を新たに開始しております。


【HP】GMRC基金_サマープログラム - コピー.jpg


③広報活動:パンフレット(日本語版、英語版)を改訂し、国内看護系大学へ送付するとともに、国際学会等で配布しました。海外の看護学研究者、および医師や工学研究者など他職種の訪問(見学)対応、国内外の学会等の講演を行い、ウェブサイトを通して当センターに関する情報を発信しています。2019年は、The University of British Columbia (カナダ)1名、Private University for Health Sciences, Medical Informatics and Technology(オーストリア)1名、Deakin University(オーストラリア)1名、Indiana University(米国)1名、Innovation Center of Nursing Research(中国)1名、UCLA(米国)1名、Monash University(オーストラリア)1名、University of Sunshine Coast(オーストラリア)1名の訪問(見学)対応を行いました。3月には、The University of Western Sydney、The University of Queensland、The University of Adelaide、Deakin University、Monash University(いずれもオーストラリア)を訪問し、若手研究者育成に関する情報交換を行い、シミュレーション教育や情報通信技術を用いた教育に関する今後の活動の示唆を得るとともに、部局間協定や招聘、交換留学プログラムなど、今後の交流活動について話し合いました。また、海外にて7件の招聘講演を行いました。

2)異分野融合型イノベーティブ看護学研究を推進する若手研究者の育成

【HP】GMRC基金_Carolina Weller氏によるシステマティックレビューに関するセミナー.JPG

①ポスドクプログラム:2019年3月に3名のポスドクを輩出し、それぞれ大学教員として就職しました。4月より2名のポスドクを新規に雇用し、メンターの指導のもと、それぞれヘルスケアアウトカムリサーチ、リバーストランスレーショナルリサーチを遂行しました。センターの教員による異分野融合型イノベーティブ看護研究に関するポスドクセミナー、加えてグローバルリーダーになるためのプログラムとしてSally Thorne氏(The University of British Columbia)、Joan E. Haase 氏(Indiana University)、Carolina D. Weller氏(Monash University)を招聘し、ポスドクセミナーを開講しました。講義だけでなく、レビューの過程や英語論文の執筆などの実際について直接指導を受けることができた貴重な機会となりました。

②学外の若手研究者の育成:学内看護学系大学院生・臨床看護師、学内他専攻大学院生、学外看護学系若手研究者・大学院生にもポスドクセミナーを公開しました。その他、学外看護学系若手研究者の研修を受け入れ、研究に関する技術提供や実験室の提供を行いました。ポスドクセミナーは、のべ328名の参加がありました。学外看護学系若手研究者の研修を13名(うち3名は海外の研究者および看護師)受け入れ、研究に関する技術提供や実験室の提供を行いました。
 

2018年 活動報告

 

 少子超高齢社会をむかえ「治す医療」から「支える医療」への大転換が求められています。グローバルナーシングリサーチセンターは、少子超高齢化社会の中で「支える医療」の中核となる看護学が新たな学問として構築されるための異分野融合型イノベーティブ看護学研究を推進し、それを先導できる若手研究者の育成を目的に、20174月に開設されました。2018年度は3名のポスドクを雇用し、メンターの指導のもと、それぞれヘルスケアアウトカムリサーチ、リバーストランスレーショナルリサーチを遂行しました。

 

主な活動一覧

 

20184月 ポスドクセミナー「ヘルスクオリティ・アウトカムリサーチセミナー」を開講

20187月 ポスドクセミナー「看護理工学入門セミナー」を開講

20187月 University of Pennsylvania(米国) よりSarah H. Kagan教授を招聘し、ポスドクセミナー「How to write a research paper in English」「Leadership in Nursing Research」を開講

20188月 International Summer Program for Skin Integrity in Japan 2018を開催

20189月 The University of California, San Francisco (米国)よりMargaret I. Wallhagen教授を招聘し、ポスドクセミナー「How to write a research paper in English」「Leadership in Nursing Research」を開講

201810月 ポスドクセミナー「質的研究法のセミナー」を開講

20192月 ポスドクセミナー「看護理工学ハンズオンセミナー」を開講

20192月 The University of British Columbia (カナダ)よりSally E. Thorne教授を招聘し、ポスドクセミナー「How to write a research paper in English」「Leadership in Nursing Research」を開講

20193月 National Institute of Nursing Research(米国)の前ディレクターPatricia A. Grady氏を招聘し、特別講演を開催

 

寄付金の用途

 

 2018年度の基金からの支出の主な使途はInternational Summer Programの会場費でした。20188月に東京大学伊藤国際ホールにおいて、International Summer Program for Skin Integrity 2018を日本創傷・オストミー・失禁管理学会との共催で開催しました。プログラムの目的は、若い研究者のグローバルな視点を広め、最新の研究知見を紹介し、日本の創傷ケアをリードする創傷・オストミー・失禁看護師の国際化を促進することでした。 イギリス、インドネシア、オーストラリア、サウジアラビア、タイ、台湾、中国、デンマーク、フランス、ベトナム、香港、メキシコ、日本の13か国から50名の受講者が参加され、 褥瘡や慢性浮腫の予防や治療に関する研究や講演を初めとして、幅広いトピックで講演がなされました。国内外の若い研究者が活発に発表や討論に参加し、交流と研鑽を深める機会となりました。

 

海外から著名な研究者を招聘し、特別講演を開催(Christine Moffatt, CBE先⽣(Nursing Nottingham Trent University, University of Nottingham, UK)).jpg

海外から著名な研究者を招聘し、特別講演を開催(Christine Moffatt, CBE先⽣(Nursing Nottingham Trent University, University of Nottingham, UK))

 

超音波診断装置を用いた褥瘡のアセスメントに関するハンズオンセミナーの様子.jpg

超音波診断装置を用いた褥瘡のアセスメントに関するハンズオンセミナーの様子

 

修了式を終えた受講生.jpg

修了式を終えた受講生

 

 

継続支援のお願い

 

当センターのミッションの一つは、異分野融合型イノベーティブ看護学研究を先導できる若手研究者の育成です。アメリカでは、アメリカ国立衛生研究所からの助成金で大学などの機関が博士研究員を雇用できるシステムがあり、若手研究者は博士研究員として雇用され、指導教員のもとで研究者になるための基礎を学ぶ期間が設けられています。当センターの設立により、日本においても若手研究者の育成の場は確保されましたが、博士研究員を雇用する予算は限られているために、雇用できる博士研究員の数が少なく、目標としている年間3名の修了生を輩出することが難しい状況です。

 このような新たな試みの中で優秀な若手研究者を博士研究員として雇用するには、交付金や競争的資金に加えて外部からの資金が必要です。多くの方が、明日の日本、世界を担う研究者育成の場としての当センターの活動にご賛同され、引き続きご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

 

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お名前 日付 金額 コメント
******** 2019年08月03日 10,000円 リーダー博士人材育成基金の発展を祈念いたします。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
岡田 幸村 2019年03月05日 10,000円 「支える医療」のためにお役立て下さい。用途は上別府圭子先生にお任せ致します。(東京銀杏会会員・岡田幸村)
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年10月17日 100,000円 看護学の新たな展開に期待致します。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年08月21日 500,000円 日本、世界の暮らしを支える医療の実現にお役に立つなら喜んで。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
阿部 麻里 2018年07月22日 10,000円 看護学が発展しますように
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
土井 由美 2018年07月19日 10,000円 GNRCから多くの世界スタンダードが生まれますように。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年03月13日 10,000円 すこしでも研究者育成のお役に立てればと存じます。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年03月13日 4,000円 セミナー、研修等にお役立てください
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年02月24日 6,000円 イノベーティブ看護学研究を先導する研究者育成プログラムのお役に立てればと存じます。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2018年02月22日 5,000円 研究者育成にお役立てください
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
******** 2017年12月26日 100,000円 趣旨に賛同し、些少ではございますが、協力させていただきます。
明日の日本、世界を担う研究者育成のためにご使用ください。
<グローバルナーシングリサーチセンター基金>
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プロジェクト設置責任者

グローバルナーシングリサーチセンター
センター長
真田 弘美 

今年度寄付総額
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