半導体の平和利用研究基金

-持続可能な未来のための研究と実践-

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プロジェクト設置責任者

先端科学技術研究センター
所長 杉山 正和

今年度寄付総額
0円
今年度寄付件数
0件
現在の継続寄付会員人数
0人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

プロジェクトについて

■半導体の社会的重要性

半導体は現代社会における様々な活動の基盤であり、その安定供給を確保することは、人類の豊かな生活を支えることのみならず、世界平和を維持するためにも極めて重要な課題となっています。
我が国における半導体サプライチェーン再興の動きは、地域の経済活性化策にとどまらず、戦略物資である半導体を国際情勢に左右されずに安定供給するための国家戦略に他なりません。米国やヨーロッパなどでも半導体サプライチェーン多極化の動きが活発化し、従来、半導体供給を担ってきたアジア地域を含めた国際協調のもとで半導体が安定供給され、地球が直面する諸問題の解決に貢献することが強く望まれます。

美しい空、川、山の緑.jpg

■国際紛争リスクと安全保障

高度な戦略物資である半導体は国際紛争のターゲットになる可能性があります。現代の武器は半導体なしでは成り立たず、半導体が人類の幸福ではなく命を奪う道具として活用される危険性が顕在化しています。

■環境負荷と持続可能性への課題

半導体の平和利用が担保されたとしても、その生産に伴う水・土壌の汚染やCO₂排出などの環境問題を回避してはじめて、半導体が人類と地球の平和を実現するための基盤となり得ます。このような背景を踏まえ、半導体の量産化にかかり、サプライチェーンを含む平和利用、環境負荷を最小化にするための研究活動が必要です。

ご支援の必要性

本基金の設立により、私たちの次の世代、それに続く将来の世代に負の遺産を遺さないよう研究を推進し、社会にメッセージを発信することは、SDGs(持続可能な開発目標)時代に求められることであり、大学が企業と共に取り組む大義です。
半導体の平和利用を実現するためには、材料・デバイス・製造技術などの理工学的なアプローチだけでなく、国際政治・地政学や環境学、さらには倫理などの多面的かつ学際融合的アプローチが不可欠であり、文理融合の学際研究を旨とする東京大学先端科学技術研究センターに基金を設立し、以下の目的を達成するための研究を推進します。

AIにより作成「子供の手が抱える美しい地球②」.jpeg
AIにより作成「美しい地球を抱えると女の子」.jpg

賜るご支援の使途について

下記を実現するための寄付講座設置を含みます。

  1. 半導体の平和利用推進
    半導体に係る国際紛争の回避と平和利用の担保
    半導体のサプライチェーンにおけるリスク管理と安定供給の確保
  2. 環境負荷の低減
    半導体製造に係る環境負荷の最小化
  3. 国際協力の強化
    東京大学先端科学技術研究センターをハブとした国内外の研究機関や企業との半導体技術の平和利用に関する連携・協力体制の強化
  4. 人材育成
    半導体の平和利用に関する専門知識を持つ人材の育成支援
    奨学金や研究助成を通した次世代のリーダー育成

どのような成果が期待されるか

本基金への支援を最大限に活用し、半導体が人々をつなぎ、地球を次世代に継ぐための人類共有財産となるよう、研究展開を進めます。

AIにより作成「半導体と共にある人々の暮らし」.jpeg
先端研×SDGS.png
東京大学先端科学技術研究センターは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

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プロジェクト設置責任者

先端科学技術研究センター
所長 杉山 正和

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ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

このプロジェクトの謝意・記念品

先端科学技術研究センター
13号館エントランスにお名前を記した銘板設置

13号館銘板イメージ
13号館玄関への銘板設置イメージ

※時計台が特徴の13号館は、1929年に旧東京帝国大学航空研究所の本館として建築された。(国の登録有形文化財)

  • 一括30万円以上のご寄付
    サイズ小:横145㎜×縦20㎜
  • 一括100万円以上のご寄付
    サイズ中:横145㎜×縦30㎜
  • 一括500万円以上のご寄付
    サイズ大:横145㎜×縦50㎜

※謝意記念品は個人・法人に関わらず同一の内容です。
※上記3つの銘板とも、二親等以内のご親族様の連名も可能です。
※寄付額が一括500万円以上(法人・団体の場合は一括1,000万円以上)で紺綬褒章への推薦をご希望の場合は、寄付申込フォーム内の「ご意見欄」に「紺綬褒章推薦希望のため、謝意・記念品不要」とご入力ください。詳細はこちらをご覧ください。

 

寄付講座の研究成果報告を皆様に
オンラインあるいはオフラインにて実施します。

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