
東京大学三崎臨海実験所は、1886年(明治19年)に現在の三崎の町に我が国最初の、世界でも最も歴史の古い臨海実験所の一つとして設立されました。1897年(明治30年)より、生物相の豊かな油壺に移転し、2012年で創立126周年を迎えました。設立以来、多数の国内外の研究者・学生に利用され、その数は年間延べ3万人にもなります。我が国における生物学の発展に大いに貢献をしており、世界的にも、ウッズホール海洋生物学研究所(米)・ナポリ臨海実験所(伊)・プリマス臨海実験所(英)と共に海産動物研究の歴史に大きな足跡を残しています。
三崎周辺は世界一豊かな生物相を持っています。この一帯は、相模湾の深海生物と黒潮の潮流に乗った生物が多く生息しており、そこへ東京湾からプランクトンを豊富に含んだ海水が流れ込むという環境にあります。そのため、海の生物にとって非常に生息しやすいエリアとなっているのです。東大の初代動物学教授として就任していたE. モースも、この豊富な生物相に着目し、東京大学に臨海実験所を設立するよう進言したのです。
「マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト」は、幅広い分野で活躍する研究者とビジネス・産業の専門家を三崎に結集させ、三崎の海にすむ生き物を用いた基礎研究の成果を宝石の原石として、そこから三崎ならではの革新的なビジネスと産業を創出し、「イノベーションを産む奇跡の海、世界のMISAKI」として、東大三崎臨海実験所から世界に情報発信することを目的としたプロジェクトです。
●第2期計画 (2017年4月~2022年3月完了 目標 1億5千万円)
みなさまからの寄附は、下記の目的を達するために使用させていただきます。三崎が基礎研究の成果からイノベーションを産む生命科学の拠点を作れるよう、ぜひご協力ください。
三崎の海が拓く、
基礎生物学研究から革新的ビジネス・産業への道
このたび第2期「マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト」を立ち上げました。これは、幅広い分野で活躍する研究者とビジネス・産業の専門家を三崎に結集させ、三崎の海にすむ生き物を用いた基礎研究の成果を宝石の原石として、そこから革新的なビジネスと産業という三崎ならではの宝石を創出し、「イノベーションを産む奇跡の海、世界のMISAKI」として、東大三崎臨海実験所から世界に情報発信することを目的としたプロジェクトです。
欧米では大学や海洋生物学研究施設に公的資金のみならず民間の寄附金も投入されています。研究成果は特許の取得にもつながり、新たなビジネスや産業を産みだしています。一方、日本では多くの研究が右肩下がりの国立大学予算の範囲内で行われており、ビジネスチャンスの芽はなかなか育ちません。そのため、欧米に先を越され特許を独占されてしまう事態も少なくありません。幸い、三崎の海は、東大の初代動物学教授モースも注目した、世界一豊富な生物相をもつ「宝の海」です。この海にすむ生き物の基礎生物学研究で世界のトップに立つ三崎臨海実験所で得られた研究成果の中には、革新的なビジネスと産業を生み出す芽もたくさんあります。
だからこそ、ここ三崎に様々な研究者と専門家が集い、基礎生物学研究の中から革新的ビジネス・産業への道を拓き、三崎を「イノベーションを産む奇跡の海、世界のMISAKI」にするために、皆さまには多大なるご支援とご寄付をお願いいたします。三崎の海から人類のフロンティアをいっしょに開拓していこうではありませんか。
「マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト」に、ぜひご協力ください。
東京大学
三崎臨海実験所
所長 岡 良隆
2020年10月08日(木)
理学系研究科附属三崎実験所は、国内外の海洋生物学の研究と教育を推進する目的で1886年に創設し、これまで、数多くの最先端の研究から、大学・高校等の実習や共同研究を実践する場所・施設と、研究教育に用いる海洋生物や情報を提供する重要な役割を担ってきました。この中心として使われてきた旧本館(通称記念館)並びに旧水族館が、老朽化のため、2016年に危険建物と認定されてしまいました。
そこで、これらの建物に取って代わる新棟の建設に向けて、理学部や大学本部の多大な協力を受け、2017年度の補正予算として、旧建物の取り壊しと教育棟新設のための予算を国から獲得しました。2019年、実験所敷地内の高台部分に、1,100m2の鉄筋コンクリート造2階建の新棟建築が開始され、2020年5月下旬に完成し、同年8月7日(金)に完成披露式典を行いました。式典は、新型コロナウィルス感染予防に最大限の注意を払い、学内外からの限定的な招待者を含む30名余りが参加して実施されました。海洋生物学の研究・教育の中心として、また、海洋生物学を社会一般にも広める目的で、東大基金への寄付金を基に、展示室の内装とコンテンツを充実させた「海のショーケース」は、今後一般公開を予定しています。
2020年03月18日(水)
・海洋生物学研究を活性化するため、先進的な研究者を招聘して議論する公開セミナー「三崎談話会」を復活させました。実施状況は以下の通りです。
第290回 三崎談話会(2019.02.20)大矢佑基、下村通誉、太田悠造
第291回 三崎談話会(2019.03.07)小川浩太、豊田賢治
第292回 三崎談話会(2019.04.17)島野智之
第293回 三崎談話会(2019.07.03)後藤寛貴
第294回 三崎談話会(2019.07.11)広瀬雅人
第295回 三崎談話会(2019.09.02)深津武馬
第296回 三崎談話会(2019.09.28)嶋永元裕、日笠弘基、伊藤弓弦
第297回 三崎談話会(2019.10.07)M. Teresa Aguado、 Guillermo Ponz Segrelles
第298回 三崎談話会(2019.10.31)松波雅俊、福井彰雅
第299回 三崎談話会(2019.12.04)後藤龍太郎
詳細はこちらからご覧ください
(http://www.mmbs.s.u-tokyo.ac.jp/research/MiuraLab/mmbs_seminar.html)
・2019年1月11日に神奈川県立横須賀工業高等学校において真珠に関する授業を行いました。
・2019年8月2日に220個体のアコヤガイに挿核しました。2020年1月に真珠を収穫する予定です。
・上述の真珠は、2020年に竣工する新研究教育棟の展示室に、海洋動物標本とともに展示すると同時に、真珠に関する特設コーナーも設ける予定です。
「マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト」は、幅広い分野で活躍する研究者とビジネス・産業の専門家を三崎に結集させ、三崎の海にすむ生き物を用いた基礎研究の成果を宝石の原石として、そこから三崎ならではの革新的なビジネスと産業を創出し、「イノベーションを産む奇跡の海、世界のMISAKI」として、東大三崎臨海実験所から世界に情報発信することを目的としたプロジェクトです。
主な活動一覧
寄付金の使途
2018年度は、三崎談話会の講演に係る旅費、パンフレット印刷費、公開臨海実習の講演・実習指導(講師2名)に係る旅費、公開臨海実習参加(外国学生11名)に係る旅費、公開臨海実習ティーチングアシステントに係る謝金(学生4名)に活用させていただきました。
現在、臨海実験所の文科省教育拠点としての研究教育活動の中心として、海洋生物学研究教育棟の建設準備中であり、平成31年度末には着工し、2019年度末には竣工の予定です。この施設にはマリンフロンティアサイエンスプロジェクトの活動拠点として活用できる、実習室、海産動物飼育水槽室、共同利用実験室の他、計3つの大中会議室が備わっており、さらに、一般にも開放予定の展示室も設置します。
継続支援のお願い
三浦真珠プロジェクトその他の活動を通じて地域連携、産学連携などの活動を拡大していき、産業界や市民の皆さまから広く応援をして頂けるよう、マリンフロンティアサイエンスプロジェクトを推進してまいります。ぜひとも継続的なご支援をお願いいたします。
2019年03月12日(火)
株式会社ミキモト様のご支援により、日米の若手研究者交流を活発化させ、海洋生物学を発展させることを目的に設置された「ミキモト・モース奨学金」の第六期プログラム報告会が、3月1日に開催されました。
Washington University のBillie Swalla 教授とBrown UniversityのGary Wessel 教授、そして研究実習に参加した学生代表が、東京大学三崎臨海実験所の岡所長、三浦教授らとともに株式会社ミキモト銀座4丁目本店、吉田均 代表取締役社長を表敬訪問し、三崎臨海実験所における研究実習プログラムの成果について報告しました。
「ミキモト・モース奨学金」の今年度の奨学生には、アメリカの3つの大学より合計11名の学生(Brown University7名、California State University4名、Florida University1名)の他、初めてフィリピンのMindanao State Universityから4名(付き添い教員2名)が参加し、Billie 教授、Gary 教授とともに、5日間の研究実習を行いました。
実習は、上記メンバーに東大生1名、日本の他大学からの学生5名(国内外からの学生は、いずれも書類選考にて選抜)、それに臨海実験所の東大大学院生4名がTAとして加わり、全学生と教員、TAが寝食を共にする合宿形式で行われました。奨学生は4つのコースに分かれて、それぞれ三崎の多様な生物種の観察・実験に没頭し、最終日の研究成果発表に臨みました。
報告会の後には、吉田社長より直々にご説明いただきながら、ミキモト本社店内にて貴重な高級真珠を見る機会もいただきました。
吉田社長への実習報告
三崎での実習プログラムを終えた直後だったこともあり、学生たちの充実した表情が印象的な報告会でした。本奨学金プログラムにより、日米双方の学生にとって有意義な学術交流の場が生まれていることを実感しました。
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東京大学三崎臨海実験所とワシントン大学フライデー・ハーバー臨海実験所は太平洋を挟んで向かい合う臨海実験所であり、互いに長い歴史と高い実績を有しています。これまでも両実験所の学術交流はさかんに行われていましたが、特に医学やバイオ産業にも波及する海洋生物研究分野においてさらなる若手研究者の交流を深めることを目的に、「ミキモト・モース奨学金」制度が設置されました。海洋生物研究分野は、新たな産業の創出も期待できる分野です。
日本の海洋生物学の曙は、エドワード・モースが生物調査のため日本を訪れ、東京帝国大学がモース博士に理学部動物学教室初代教授への就任を要請したことに始まります。モース博士は日本に動物学を普及させるとともに、大森貝塚の発見など日本文化の研究にも大きな足跡を残しました。また、モース博士は、東京大学に恒久的な臨海研究施設の設立を進言し、東京大学はその提案を受けて、三浦市三崎町に臨海実験所を創設しました。
一方、株式会社ミキモト様の創業者である御木本幸吉氏は、三崎臨海実験所初代所長の箕作佳吉教授と出会い、真珠養殖技術を研究し、産業に発展させました。株式会社ミキモト様には、この度の奨学金制度の趣旨にご賛同頂き、日米の若手研究者の交流を活発化させ、海洋生物学を発展させるために、日米の懸け橋となり三崎臨海実験所設立に貢献したエドワード・モース博士と、三崎臨海実験所を出発点として真珠養殖技術を発明した御木本幸吉氏を記念した奨学金制度を設置することができました。
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ミキモト様のご支援に対して改めてお礼を申し上げます。
2016年07月09日(土)
「ミキモト・モース基金」の支援を受け、東京大学三崎臨海実験所から吉田学准教授・近藤真理子准教授・大森紹仁特任助教の3名が6月18日にワシントン州フライデーハーバーで開かれた「E. S. モース基金の設立5周年を祝う会」に出席しました。フライデーハーバーはシアトルから北西160kmに位置するサンフアン島にあります。
アメリカで設立された「E. S. モース基金」は三崎臨海実験所ほかと協定を結び、東大に限らず日本国内の大学の学生・研究者を対象としていて、ワシントン大学の臨海実験所であるFriday Harbor Laboratories(FHL)への渡航や滞在を行う交換プログラムを支援するものです。E. S. モース基金はFHLのPatricia Morse博士(大森貝塚で有名な、理学部生物学科初代教授であるEdward Sylvester Morse博士の遠い親戚に当たる方である)が設立したもので、三崎臨海実験所はこの基金のプロジェクトの実行に協力しています。
東大基金には株式会社ミキモト様からのご支援で「ミキモト・モース基金」があり、この立ち上げにもPatricia Morse博士が関わっていることもあり、三崎臨海実験所とFHLをつなぐ日米2つの基金が密接に連携して国際交流を可能にしています。実際、ここ数年FHLのBillie Swalla教授の協力を得て三崎臨海実験所へのアメリカ人学生の派遣を「ミキモト・モース基金」で支援していただき、公開臨海実習を行って日米の学生・研究者の交流を行っています。
今回の祝賀会はフライデーハーバー郊外にあるMorse博士の自宅で行われ、これまでにE. S. モース基金でFHLに滞在した学生やそのような学生を指導した経験のある教員、基金の支援者であるその他の科学者やFHL周辺の住人が招待され、総勢約30名が集まって持ち寄りの立食パーティが開かれました。日本からは東京工業大学名誉教授の星 元紀先生も出席されました。
この祝賀会では「E. S. モース基金」および「ミキモト・モース基金」での国際交流の現状が紹介され、過去3年間で約20名のアメリカの学生とのべ4名の教員が「ミキモト・モース基金」の援助で来日し、三崎臨海実験所で実習を行った実績を報告しました。この実績は出席者から高く評価されました。また、今後の国際交流についても議論し、これまでの継続とさらなる発展を目指して「E. S. モース基金」および「ミキモト・モース基金」の活動を広くアピールすることなどが話し合われました。海洋生物学の教育や研究が進展するよう、東大からFHLに多くの学生・研究者を派遣することに、一同の意見が一致したのは今回の大きな成果であります。
さらに、吉田准教授・近藤准教授・大森特任助教の3名でFHLに滞在し、Swalla教授に研究室の様子、採集できる生物、学生のトレーニングコースなどを見学させていただきました。
今回の渡航では今後の国際交流、特に学生派遣や共同研究のプランを立てることができ、滞在は非常に有意義でありました。「ミキモト・モース基金」のご支援に深く感謝を申し上げます。
Swalla研究室のメンバーとともに記念撮影
実験所を、サンフアン島のフェリーから見たところ
2016年03月22日(火)
株式会社ミキモト様のご支援により、日米の若手研究者交流を活発化させ、海洋生物学を発展させることを目的に設置されました「ミキモト・モース奨学金」の第三期プログラム報告会が、3月7日に開催されました。
Washington University のBillie Swalla 教授とCalifornia State University Long BeachのBrian Livingston 教授、そして研究実習に参加した学生代表が、東京大学三崎臨海実験所の赤坂所長、近藤准教授、吉田准教授とともに株式会社ミキモト銀座2丁目本店、吉田均 代表取締役社長を表敬訪問し、三崎臨海実験所における研究実習プログラムの成果について報告しました。
「ミキモト・モース奨学金」の今年度の奨学生は、アメリカの3つの大学、Brown University4名、The University of Virginia1名、California State University3名の合計8名の学生が選出され、Billie 教授、Brian 教授とともに、1週間の研究実習を行いました。
今年度は、上記メンバーに東大生2名、日本の他大学からの学生7名、中国からの学生2名および東大に在籍しているエジプト出身の研究者も加わり、参加学生の男女比はほぼ半々、バックグランドも中国系、韓国系、メキシコ系などと多岐にわたり、ダイバーシティーに富んだメンバーで構成されました。実習は、全学生が寝食ともに過ごす合宿形式で、朝から晩まで講義と実習でプログラムが組まれ、密度の濃い1週間を全員で過ごしたとのことでした。そうした中で、最初は英語が苦手だった日本人学生が最終日には英語で発表をするまでに成長した、といった報告もありました。吉田社長からも研究の詳細について質問がされるなど、有意義な意見交換の場ともなりました。
報告会の後には、ミキモト本社店内に場所を移し、吉田社長より直々に説明を頂きながら、貴重な高級真珠を見る機会も頂きました。
過去の実習参加学生2名が、東京大学大学院へ進学するといった実績も出ており、本奨学金プログラムにより、日米間の学術交流は当然ながら、日本国内の海洋研究における交流も活発になっていることを実感しました。
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東京大学三崎臨海実験所とワシントン大学フライデー・ハーバー臨海実験所は太平洋を挟んで向かい合う臨海実験所であり、互いに長い歴史と高い実績を有しています。これまでも両実験所の学術交流はさかんに行われていましたが、特に医学やバイオ産業にも波及する海洋生物研究分野においてさらなる若手研究者の交流を深めることを目的に、「ミキモト・モース奨学金」制度が設置されました。海洋生物研究分野は、新たな産業の創出も期待できる分野です。
日本の海洋生物学の曙は、エドワード・モースが生物調査のため日本を訪れ、東京帝国大学がモース博士に理学部動物学教室初代教授への就任を要請したことに始まります。モース博士は日本に動物学を普及させるとともに、大森貝塚の発見など日本文化の研究にも大きな足跡を残しました。また、モース博士は、東京大学に恒久的な臨海研究施設の設立を進言し、東京大学はその提案を受けて、三浦市三崎町に臨海実験所を創設しました。
一方、株式会社ミキモト様の創業者である御木本幸吉氏は、三崎臨海実験所初代所長の箕作佳吉教授と出会い、真珠養殖技術を研究し、産業に発展させました。株式会社ミキモト様には、この度の奨学金制度の趣旨にご賛同頂き、日米の若手研究者の交流を活発化させ、海洋生物学を発展させるために、日米の懸け橋となり三崎臨海実験所設立に貢献したエドワード・モース博士と、三崎臨海実験所を出発点として真珠養殖技術を発明した御木本幸吉氏を記念した奨学金制度を設置することができました。
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ミキモト様のご支援に対して改めてお礼を申し上げます。
吉田社長への実習報告
素敵な本店フロアにて吉田社長を囲んで
海洋汚染対策は政治経済のからんだ厄介な課題ですね。
<マリン・フロンティア・サイエンス・プロジェクト(三崎臨海実験所)>
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