コンピュータサイエンス教育支援基金

-未来を拓くコンピュータサイエンス教育研究拠点の再構築-

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プロジェクト設置責任者

情報理工学系研究科 研究科長
中村 宏

今年度寄付総額
27,119,880円
今年度寄付件数
116件
現在の継続寄付会員人数
2人
累計寄付総額
27,119,880円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付のお願い

— 次世代のコンピュータサイエンス教育研究拠点を共に築きましょう —

東京大学理学部情報科学科・情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻は、2025年に創設50周年を迎えます。この50年間、私たちは日本におけるコンピュータサイエンス分野のトップとして、数多くの世界的な研究成果を生み出し、未来を担う優れた人材を輩出してきました。

このたび、次世代の教育研究拠点として理学部7号館を再生するプロジェクトを進めるにあたり、「コンピュータサイエンス教育支援基金」を設立しました。

東京大学理学部7号館は、日本の科学技術の発展に重要な役割を果たしてきましたが、老朽化が進み、現代の研究ニーズに応えられなくなっています。本プロジェクトは、歴史ある建物を最先端の研究施設として蘇らせ、日本の科学技術競争力をさらに強化することを目指しています。2025年に予定されている大規模修繕は、この目標を実現するまたとない機会です。

この実現には、皆さまのご支援が不可欠です。次世代のコンピュータサイエンスを担う学生たちのため、そして社会の発展に寄与するため、皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

情報理工学系研究科長 中村 宏 
理学部長 大越 慎一
コンピュータ科学専攻長 小林 直樹

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現在の老朽化した理学部7号館の様子①(漏水によって浸水した痕跡が床にあり)
外壁1CS.jpg
現在の老朽化した理学部7号館の様子②外壁に多くひび割れと腐食あり)

次世代の教育研究拠点を目指して

理学部7号館再生への挑戦

1975年に創設された理学部情報科学科(現 コンピュータ科学専攻)は、これまでコンピュータサイエンス分野で日本をリードし、世界的にも高い評価を受ける研究成果を挙げてきました。AI技術をはじめとするコンピュータサイエンスは、現代社会を支える中核的な学問として成長し、今後ますますその重要性を増していきます。

近年では、機械学習がコンピュータビジョン、音声処理、自然言語処理などの分野を革新し、さらにはコンピュータアーキテクチャやソフトウェア工学といった他分野にも大きな影響を及ぼしています。このような変革の波は、自然科学や工学、医学といった他の学問分野、そして社会全体にも広がりつつあります。

その一方で、現在の研究拠点である理学部7号館(1986年建設)は、時代の要請に応えるには不十分な環境です。研究者間の交流や産学連携、学際研究を促進するためには、オープンラボ(研究室間の壁を取り払った開放的な研究空間)やラーニングコモン(学生が自由に学習・交流できる共有スペース)の設置、さらに地域社会に開かれたレクチャールームの整備が必要です。

2025年には、理学部7号館の老朽化に伴う大規模修繕が計画されています。今こそ、次世代の教育研究拠点に生まれ変わるための絶好の機会です。
このタイミングを逃せば、次の修繕は数十年先となり、変革の波に完全に取り残されてしまいます。

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人とAIによる建築物のインタラクティブデザインシステム
image31125.png
AIによる木工継手・仕口の対話的自動設計と加工

ご寄付の使途

次世代の研究と教育を支える先進的な環境づくり

皆さまからいただいたご寄付は、理学部7号館の再生プロジェクトを通じて、以下のような教育研究環境の向上に活用させていただきます。

  • 研究室スペースのオープンフロア化
    分野を超えた研究者同士の交流を活性化し、共同研究を促進します。
  • ラーニングコモンの設置
    1階に設けるラーニングコモンを通じて、学生同士の自主的な学びと議論を支援します。
  • 地域に開かれたレクチャールームの整備
    地下講義室を改修し、サイエンスカフェやサイエンススクールなど、地域社会と科学をつなぐイベントに適した空間を提供します。
  • アクセシビリティとダイバーシティに配慮した設備設計
    すべての人にとって利用しやすい環境を実現し、多様性を尊重した空間を構築します。
  • 最新の配信設備とセキュリティシステムの導入
    国際セミナーのハイブリッド開催を可能にする配信設備や、研究活動を安全に守るセキュリティシステムを整備します。

ご寄付によって実現できること

未来の研究と教育の可能性を広げる

皆さまのご支援によって、理学部7号館は世界をリードする教育研究拠点へと生まれ変わります。学生たちは充実した環境のもとで最先端技術を学び、AI技術をはじめとする分野横断的な研究が促進されます。また、地域社会や産業界とも連携を深めることで、学術の成果を社会に還元し、日本の技術競争力を高める重要な役割を担います。

  • 研究活動の拡充と革新的な成果の創出
    分野横断的な共同研究を促進し、世界をリードする研究成果を生み出します。
  • 教育環境の向上と学生の安心できる学びの場の提供
    学生が研究活動に専念できる環境を整備し、質の高い教育を提供します。
  • 地域・企業との連携強化
    地域社会や産業界との協力を深め、学びと社会の橋渡し役を担います。
  • 国内外の優秀な人材の集積
    すべての人にとって利用しやすい環境を実現し、多様性を尊重した空間を構築します。
  • 最新の配信設備とセキュリティシステムの導入
    世界中から優れた研究者や学生を引き寄せる魅力的な環境を構築します。

皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。

私たちの研究教育の詳細については、下記のリンクをご覧ください。

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お名前 日付 金額 コメント
******** 2024年12月10日 100,000円 学部・大学院の学生および教員としてお世話になっただけでなく,作成した複数の教材を長年にわたり活用いただき光栄です(私自身によるバージョンアップは不十分で恐縮です).今後のますますの発展を祈念します.
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
******** 2024年12月09日 100,000円 OBです。ウン十年前の私の在籍当時も相当ボロボロで、電源取るのもヒヤヒヤでしたが、これを機会に建物も刷新し、ますます世界に通じる人材を輩出されることを期待します。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
関 喜史 2024年12月09日 1,000,000円 日本のCSを伸ばしていくことを期待しています!
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
王 子源 2024年12月09日 100,000円 地下で過ごした2年間は、私にとってしっかりと基礎を築く時間になりました。7号館が施設を改善して、もっと多くの学生がコンピュータサイエンスに夢中になれる場所になることを心から願っています。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
中込 純 2024年12月08日 10,000円 研究のご発展を祈念します。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
小柳 義夫 2024年12月07日 1,000,000円 1991年から15年間7号館で教鞭をとりました。その後工学院大学、神戸大学など前後計47年間の教職を経て、現在RISTのサイエンスアドバイザーを務めています。これもここでの貴重な経験のおかげです。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
******** 2024年12月07日 1,000,000円 教員として寄附をお願いする側の人間ですが、自身も学生としてお世話になったので、追加で寄附させていただきます。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
小林 優太 2024年12月07日 5,000円 微々たる額ですが、応援しています
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
鳥谷 浩志 2024年12月06日 10,000円 世界トップクラスのIT人材の輩出をお願いします。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
山本 直輝 2024年12月06日 100,000円 以前、加藤真平先生主導のプロジェクトに参画させていただきました。
CS分野の研究に従事する一員として、東大理情は日本のCS分野研究の礎であると確信しておりますので、微力ながら支援させていただきます。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
下田 匠 2024年12月06日 10,000円 微力ながら応援しています.
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
城戸 祐亮 2024年12月05日 100,003円 世界を驚かす圧倒的成果が生まれ続ける場となることを祈念します。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
桂 宏行 2024年12月05日 100,000円 現在博士課程の3年目・7号館歴7年目になりますが、この間、老朽化の問題はずっと懸案事項であったと記憶しています。より良い環境がこれからIS/CSに携わる方々に残ることを願い、プロジェクトを応援しております
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
******** 2024年12月03日 1,000,000円 7号館で学んだことは情報技術に関わるうえでの基礎になっていて感謝していますし、今後もコンピュータサイエンスを学んだ人をどんどん排出することを期待しています。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
清水 駿介 2024年12月03日 50,000円 計算と知能の本質に迫ろうとする学問の拠点として相応しい施設になるよう、微力ながら支援させていただきます
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
******** 2024年12月03日 10,000円 情報理工学系研究科の職員として非力ですが僅かでも貢献できますと幸いです。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
******** 2024年12月02日 10,000,000円 7号館で過ごした7年間は私にとって最高の思い出です。これからの学生の皆さんが、より良い環境でさらに活躍できることを心から応援しています。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
鈴木 僚太 2024年12月02日 10,000円 理学部7号館は大学・大学院生時代の数年間を過ごした思い出の場所です。
わずかながら支援させていただきます。
<コンピュータサイエンス教育支援基金>
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プロジェクト設置責任者

情報理工学系研究科
研究科長
中村 宏

今年度寄付総額
27,119,880円
今年度寄付件数
116件
現在の継続寄付会員人数
2人
累計寄付総額
27,119,880円

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ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

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一括10万円以上ご寄付いただいた方へ

本プロジェクトのお披露目会または講演会へご招待いたします。

一括100万円以上ご寄付いただいた方へ

理学部7号館1階ホールに銘板を掲示させていただきます。

※原則、銘板はお申込時のお名前で作成いたします。お申込時のお名前と異なる名義をご希望の場合や銘板作成をご希望されない場合は、寄付申込画面の「ご意見欄」欄にその旨をご記入ください。

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