東京大学運動会スケート部アイスホッケー部門は1924年の創部以来100年近くの歴史を持つ団体です。
2022年には、春大会(秩父宮杯)、秋大会(関東大学アイスホッケーリーグ戦)、七帝戦(全国七大学アイスホッケーリーグ)で三冠を達成することができました。関東大学アイスホッケーリーグでは、スポーツ推薦入学のないリーグとしては最高峰となるDivisionⅡに所属しており、2022年には64年ぶりに2部優勝、七帝戦では2021年の東北開催に続き二年連続で全勝優勝しました。
2023年もこの勢いのまま、春・秋・七帝戦の三冠、また創部100周年に向けて1部昇格も目指し、日々の練習に取り組んでいます。
2022年は大学以前からのアイスホッケー経験者が主力だったこともあり、輝かしい成績を残すことができました。しかし、2023年は経験者の部員数が減り、戦力低下の影響が大きく、年間三冠の目標達成にはチームとしてより一層技術力を高め、経験者と大学始めのプレイヤーが一丸となって戦う必要があります。
しかし、昨今の光熱費や人件費、管理運営費の高騰に伴い、練習場として使用するアイススケートリンクの利用料が膨れ上がるなど、氷上練習時間の確保が困難となっています。新入生用の防具購入費や遠征費用の出費も増加しています。
アイスホッケー部門の卒業生やアイスホッケーファンの皆様には日頃から多くのご支援をいただき、2022年の年間三冠も達成することができました。2023年も春・秋・七帝戦の年間三冠の目標を達成し、一部昇格も狙う上では、氷上練習時間を十分に確保し、未経験者も経験者も共に技術力を高め、チーム全体として強化する必要があります。
アイスホッケー部門が今後さらなる高みをめざすべく、部員の氷上練習環境の改善と技術力向上のために、アイスホッケー部門の卒業生やアイスホッケーファンの皆様からどうか温かいご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
東大アイスホッケー部門にご興味をお持ちの方は、以下のホームページおよびSNSにおいて日々の活動や大会の情報を掲載しておりますので、ぜひご覧ください!
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2024年02月16日(金)
2023年3月に基金を設立し、設立初年度は30件で総額1,131,000円を寄付していただきました(2024年1月29日現在)。皆様からの温かいご支援を賜り、誠にありがとうございました。
○新チーム発足
2023年1月に新チーム体制が発足しました。2022年シーズンに達成した春大会・秋リーグ戦・七大戦の年間三冠を引き続き目標に設定し、一歩及ばなかった1部昇格も目指してシーズンを開始しました。
○戦績
主要大会の年間三冠は達成できませんでしたが、年間を通して成長を遂げ、シーズン最後には七大戦三連覇で締めくくることができました。
4月から6月まで行われた春大会(秩父宮杯第70回関東大学アイスホッケー選手権大会)では、3勝1敗でBグループ準優勝に終わりました。2戦目の上智大学戦で延長戦とシュートアウトの末に惜敗したことで優勝に一歩届きませんでした。
9月から10月まで行われた秋リーグ戦(関東大学アイスホッケーリーグ戦)では、強豪相手との接戦を制することができず、2勝3敗で4位という結果に終わりました。そのため、1位と2位のチームにしか与えられない1部昇格への挑戦は2024年度にお預けとなりました。
12月に名古屋大学が主幹となり行われた七大戦は、旧帝大7校が年に1度合同で開催する大会です。春大会・秋リーグ戦の悔しさを晴らすべく、全勝優勝で大会三連覇を飾ることができました。
その他の戦績としては、7月に行われた国公立大大会では優勝、9月に行われたサマーカップでは3位、12月に行われた京大戦では勝利を挙げることができました。
戦績概要は以下の通りとなります。
秩父宮杯 :Bグループ準優勝
国公立大大会:優勝
サマーカップ:3位
秋リーグ戦 :2部4位
七大戦 :優勝
京大戦 :上級生3-2で勝ち 下級生 負け
○練習
練習場所であるスケートリンクの会場使用料が高騰する中、皆様の温かいご支援のおかげで充実した練習環境を整えることができました。
2月末には、新型コロナウィルス感染症の拡大で停止していた春合宿を3年ぶりに再開しました。新型コロナウィルスの感染症対策に注意しながら、春の秩父宮杯に向けて集中的な練習を積むことができました。
8月には、釧路で夏合宿を行いました。湖陵高校との練習試合や学校訪問など、地域社会との交流もコロナ以前時のように行なわれ、アイスホッケー以外の面でも有意義なものとなりました。
○2024年シーズンに向けて
2023年12月に行われた京大戦をもって4年生は引退をし、新体制へと移行しました。
2024年は創部100周年という節目を迎える中、チーム目標としても悲願の『1部昇格』を掲げます。春は、1部昇格を見据えての秩父宮杯リベンジ優勝、秋も同様にリーグ戦優勝を目指します。練習内容と戦術を洗練し、一層結束したチームの元で一丸となって更なる飛躍を目指しますので、2024年度も皆様の温かいご支援を引き続きよろしくお願いいたします。
2023年07月31日(月)
4月16日(日)から開幕した2023秩父宮杯第70回関東大学アイスホッケー選手権大会は、東京大学はBグループ準優勝という結果で終わりました。今大会は、新体制に変わってから初めての大会で、初めて大会に出場するプレイヤーも多くいました。
大会期間中、皆様から多くの応援・ご声援をいただき、誠にありがとうございました。早速、年間三冠という目標が叶わない結果となってしまいましたが、この悔しさをバネに、秋大会・七帝戦での優勝、そして念願の一部昇格に向けてより一層精進してまいりますので、引き続き応援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。
各試合の振り返り
◆4月23日(日)◆
初戦となった東京理科大学戦は、6-1で勝利することができました。
ピリオドごとの結果は以下の通りとなりました。
1P 1-0(G#88 A#9#87)
2P 4-0(G#34 A#23/G#24 A#23#87/G#88/G#87)
3P 1-1(G#6 A#7)
第一ピリオドから積極的に攻めた東大は、第二ピリオドに一気に4点を決めると、そのまま大きなリードを保ち、初戦を勝利で締めくくりました。
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◆6月11日(日)◆
東京理科大学戦で勝利を収めた結果、Bグループ全体の優勝を懸けて決勝リーグで戦うことになった東大は、決勝リーグ初戦の上智大学戦に臨みました。結果は、4-5で敗戦いたしました。 ピリオドごとの結果は以下の通りとなりました。
1P 1-1(G#7 A#24 #23)
2P 1-2(G#13 A#45 #87)
3P 2-1(G#24 A#88 #34/G#34 A#24)
OVT 0-0
PSS 0-1
5年ぶりに復活した応援部の熱い応援の中、交互に点を決める試合展開となり、オーバータイム、さらにはペナルティショットシュートアウトにもつれ込む白熱した試合となりましたが、勝利には一歩及びませんでした。
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◆6月18日(日)◆
決勝リーグ第二戦となった駒澤大学戦は、7-2で勝利を収めました。
ピリオドごとの結果は以下の通りとなりました。
1P 2-0(G#23 A#24#88/G#87)
2P 2-1(G#34/G#88 A#23)
3P 3-1(G#87 A#23#88/G#9 A#88/G#23 A#21)
絶対に落とせない二戦目、序盤は第一ピリオド開始早々に得点して流れに乗りました。第二ピリオド後半に駒澤の攻めを受けますが、第三ピリオドに流れを取り戻すと、そのまま勝利いたしました。
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◆6月25日(日)◆
最終戦となった昭和大学戦は、8-0で勝利を収めました。
ピリオドごとの結果は以下の通りとなりました。
1P 3-0(G#7 A#87/G#23 A#88/G#88 A#34 #23)
2P 2-0(G#23 A#21/G#24)
3P 3-0(G#23/G#34 A#23/G#88 A#23)
上智大学の優勝は決まったものの、最後まで戦い抜くという決意のもと臨んだ試合でした。要所でのキーパーのセーブも目立ち、クリーンシートで大会を締めくくりました。
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