異才発掘プロジェクトROCKET基金

このプロジェクトは寄付募集を終了しました。

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プロジェクト設置責任者

東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野
教授 中邑 賢龍

今年度寄付総額
0円
今年度寄付件数
0件
現在の継続寄付会員人数
0人
累計寄付総額
18,068,058円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

本プロジェクトは2021年7月31日をもって寄付募集を終了しました。

ROCKETご支援、ご協力いただいている皆様へご報告とお願い

  平素より異才発掘プロジェクトROCKETの活動にご支援、ご協力賜り、誠にありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、多くの尊い生命が奪われるとともに、 様々な社会・経済活動に大幅な制限を余儀なくされました。私共、ROCKETの活動についても、2020年度以来、旅や体験プログラムなど対面でのプログラムを縮小せざるを得なくなりました。しかしながら、オンラインでのプログラム実施に移行し、子どもの支援を続け、彼らが孤立せず学べる場の確保の重要性を社会に発信できたと自負しております。
 そのような努力を続けながら、プログラムを進めるうちに、異才発掘という名前が独り歩きし、私共がめざすものと違うように取られ、東大が行うこのプログラムにスカラーして選ばれることを進学の一つのステップと捉え、それを目標とする子供が増えてきました。我々の本来の目的は、学校に馴染めないユニークな子どもの支援をするということです。他者の評価を気にせず必死に好きなことに取り組む子供や、勉強はできるが、学校で馴染むことに拘らず広い社会的な視点を得たいと願う子どもたちを支援の対象として考えていたわけです。
 悩みに悩んだ結果、「異才発掘」という看板を下ろそうという考えに至りました。それに伴い、ROCKETを発展させLEARNという名称でプロジェクトを始めようと考えております。今般、これまでROCKETをご支援くださった皆様にお願いがございます。ROCKETプロジェクトにご支援いただいたご寄付をLEARNプロジェクトという活動のために活用させていただきたいと思っております。追って、ROCKETと同様、東大基金の中にLERAN基金を設置する所存です。
 変わらぬご理解と今後のご支援を賜れますと幸甚に存じます。

東京大学先端科学技術研究センター
中邑賢龍


 

ROCKETからLEARNへの移行について

 2014年から異才発掘プロジェクトROCKETを展開し、不登校など学校に馴染めない子どもの新しい学びのあり方を社会に発信して来ました。この期間、不登校に対する社会の見方は大きく変化し、彼らが学ぶ場も充実してきました。また、ユニークな才能についても注目されることが多くなり、様々な支援プログラムが生まれています。「突き抜けた」「才能のある」「能動的で」「志のある」子どもに関しては異才発掘プロジェクトROCKETを通して救われた部分もあるかもしれません。多くの方々からROCKETへのご支援をいただきました。それはROCKETのポリシーが、社会がポジティブに捉える特性を伸ばすものだったことが大きいと感じています。
 しかし、この「志」や「突き抜けた才能」を持つ子どもを発掘し、自己責任で前に進めという教育は、その一方で、「自分は他の子に比べて突き抜けてないからダメだ」と思う子どもを生み出し、彼らを苦しめるようになってきたのも事実です。突き抜けている事だけが素晴らしいことではありませんが、ユニークさを強調したが故に、普通であることがダメであるかのように捉える子どもが出てきてしまいました。また、ROCKETに選ばれることを目標にする子どもも出てきました。つまり、メリトクラシー(業績・能力主義)を批判しながらROCKETがメリトクラシーの罠にはまったわけです。現実には、役に立たないことをやり続けて評価されていない、何をしていいか分からず引きこもっている、障害が重度で意思が表出できない多くの子どもたちは参加できない状況でした。今も彼らの多くが、またご家族も、大きな不安を抱えています。我々は、意欲がなくても、際立つ才能がなくても、障害による様々な困難があっても、子どもが自己否定せず、自信を失わず学べる社会を理想としたのですが、ROCKETという看板が一部の子どもには重荷であり、また無関係に思わせるものでした。それがROCKETの看板を降ろす理由です。
 突き抜けとは違う道があってもいいと思います。平凡でもいいのです。今は志がなくてもいいのです。「一人が好き」「あまり喋らない」「こだわりが強い」「自信過剰」「障害による困難がある」といったこれまでネガティブに捉えられてきた特性も私たちは愛すべき特性だと思います。ユニークで突き抜けていることは1つの素晴らしい才能です。勉強ができて、協調性もあり、オールマイティな子も素敵です。我々は引き続きそんな子どもたちも応援していきます。結局はそれぞれがそれぞれの個性を発揮して生きられる場を創造する必要があるのです。ROCKETだけでなく、これまで研究室にあったその他の学びの場も統合した新しい学びの場がLEARNを開始します。
 

 

 

 

 

 

異才発掘プロジェクトROCKETとは

プログラム詳細はこちら

異才発掘プロジェクトROCKETとは“ROCKET”は、Room Of Children with Kokorozashi and Extra-ordinary Talents”の頭文字をとったものです。そこにあるように学校を目指すものではありません。志ある特異な(ユニークな)才能を有する子ども達が集まる部屋(空間)です。

ここで選抜された子ども達が異才であると我々が評価しているわけでもありませんし、彼らを万能な天才に育てるプロジェクトでもありません。 また、いまの学校教育を否定し対抗するプロジェクトでもありません。残念ながら、ユニークさ故にそこに馴染めない子ども達が学校にいなければならない事で不適応を起こす現状に疑問を感じています。彼らには彼らの新しい学びの場所と自由な学びのスタイルが必要です。それは決していまの学校教育システムと矛盾するものではありません。今の学校教育とROCKETはむしろ両輪であるべきだと考えています。ユニークな子ども達が彼ららしさを発揮できるROCKETという空間を彼らとともに創造することによって、結果としてユニークな人材が育つ社会的素地が生まれるであろうと考えています。

以下より学習プログラムの動画をご覧いただけます。(YouTube)
・学習プログラム/Top Runner Talk
#16 宇宙飛行士 山崎直子 「宇宙飛行士になる勉強法
宇宙飛行士.png

#3  数理物理学者 西成活裕「数学の力は大統領にも勝る
数理物理学者.png

・学習プログラム/Activity Based Leaning
解剖して、食す
食す.png

 

ご支援のお願い

学びの多様性を切り拓く挑戦には、多くの方々のご協力が必要です。どうか新たな未来の学びの形にご支援いただき、共に日本の未来を切り拓く仲間となっていただけましたら幸いです。国や自治体からの公的資金で運営を実施していますが、ダイナミックな学びの場を創出していくためには使用使途が限局的でない資金の調達が必至であり、パブリックサポートによるご寄付によってそれが実現すると考えております。

 

これまでのあゆみ

東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野の中邑研究室では、教育・福祉・医療を繋ぎながら人が豊かに学び暮らしいきていくことを支援する研究を行っています。人工知能やロボットなどの科学技術は、我々の社会システムを大きく変えつつある中、教育についても新しい学びが必要であると言われながらも、そこに明確な方向性は示されておらず、既存の画一的な教育システムの中では新しい学びの場を提供しにくいのが現状です。ユニークな才能をもつがゆえに、学校教育になじめず、不登校やひきこもり状態になっている若者がいます。その突破口はどこにあるのでしょうか?

本研究室では、2014年から「異才発掘プロジェクトROCKET (Room of Children with Kokorozashi and Extraordinary Talents)」を開始し、その中での新しい学びの挑戦を行っています。そこでは既存の枠を超えた教育の重要性が明確になってきており、同時にその社会への実装をどう行うかを検討しています。また、参加するユニークな知性を持つ子どもたちの認知特性を明らかにし、彼らに合った学びを提案する試みも行っています。

同じように教育の機会が十分提供されていない、読み書きに困難を持つ子どもたちや重度重複障害を持ち意思のくみ取りが難しい子どもに対してもICTによるエンハンスメントに関する実践的研究を行っています。さらには、2019年度からは貧困状態にある子どもたちに対する教育研究も開始しました。

多様性を認め合いユニークな人材を受け入れる社会的素地の創生こそが、イノベーションを生む未来の社会システムに結びつくと信じて構築を目指しています。

写真

 

 

School of Nippon構想の実現を目指して

AI時代に求められるのは、場所も時間割も教科書も超えて、自分の興味関心のあることを探求していく学びを自ら選んでいける子どもでしょう。日本各地が学び場となり、それぞれの地域の特色を生かしたプログラムが全国で展開する。そこは教科書も時間割もないワクワクする学びがあり、興味や関心が共有できる仲間に出会える場所。専門家やトップランナーの話が聞けて、アクティビティを中心としたアカデミックな学びのリゾートのような場所。そんなユニークな教育プログラムが各地域にあったらどうでしょうか。
子ども達が自らの意思でそこに向かうことを選択していくことが、興味関心を突き詰めて学んでいく究極のアクティブラーニングと個別化していくアダプティブラーニングであり、その実現を叶えていくための新たな挑戦が日本全国で始まっていくことを各地域と連携を深めながら始めていきたいと考えています。それを私たちは下図のような日本全国に展開される学びをSchool of Nippon構想と呼び、その実現のために新たな教育を形作りたいと手を取り合える自治体とともに社会の中に実装する取り組みを行っています。

図

 

 

ご寄付の活用について

集まったご寄付は、以下の活動に活用させていただく予定です。

1. サマープログラムの開催
異才発掘プロジェクトでは、受験勉強だけでは物足りずに学びの本質を探求する優秀な中高生向けに夏休み期間サマープログラムを開催しています。そこでは、AIやロボット時代に未知の世界へ飛び出していける智慧と一歩踏み出す勇気を学ぶ機会に、目的的な受験勉強ではない答えのない学びに没頭する時間を中高生に提供いたします。この度のご寄付を活用させていただくことで、サマープログラムを開催し、全国から優秀な中高生向けに東大の叡智とROCKETの非日常的な活動を組み合わせたプログラムを下記の通り実施いたします。

2020年からの3年間で、3泊4日のROCKETサマープログラムを実施
実施時期:毎年8月中のいずれか4日間
実施場所:東京大学先端科学技術研究センター、およびその他フィールド
募集対象:受験だけでは物足りない全国の優秀な中高生、10名
プログラム概要:

  • 東京大学の研究者による最先端研究の講座の実施
  • ROCKETのアクティビティから学ぶプログラムの実施
  • 東京大学先端科学技術研究センターにて若手研究者によるラボツアーの実施
  • アートと科学を体感し、融合を考えるプログラムの実施 など

2. オープンプログラムの開催
様々な分野を専門的に学びながら、同時に広い視野で客観的にものごとを見、専門的、俯瞰的な知識を繋げるプログラムを実施いたします。自分の興味関心に基づき、子どもが自ら学ぶ意思をもって学び、同じ興味関心を持つ仲間と出会う機会を提供いたします。下記の通り、全国のリソースを活用しながら、テーマごと実施いたします。

2020年3年間で、1泊2日のオープンプログラムを実施
実施時期:毎年2回
実施場所:テーマに合わせたリソースがある各地域のフィールド
募集対象:学ぶ意欲はあるが、学習機会を喪失している小・中学生、20名
プログラム概要(例):

  • 生物学者とアーティストと学ぶ生物好きのためのプログラム
  • 刀鍛冶と物理学者と学ぶ物理好きのためのプログラム など

 

イノベーションが生まれる土壌の創出

異才発掘プロジェクトROCKETが社会実装されていくことにより、既存の学校教育だけでは吸収できないユニークな人材の学びの機会の確保ができるだけでなく、彼らを画一的な教育社会に取り残さず、社会に接続させていくことで多様な人材が学び働ける社会システムの構築が可能になります。多様な人たちがそれぞれの特性を活かし、活躍できる社会の中で人と違うことを力に変えていくことで、イノベーションを生む社会の土壌を醸成していくことを目指していきます。サマープログラムの開催を実施することにより、学びの本質を考える時間を通して実感することが、既存の枠からは創発されない発想を生み出し、イノベーティブで自ら動ける人材を育成していきます。教育では短期的な効果が成果として見えにくい部分もありますが、この事業を継続していくことにより、東京大学にもこれまで入ってこなかった多様な人材が入ってくる可能性が高まり、また社会の中にも多様性を有する人材を輩出していくことができると考えています。

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成果報告

2021年07月31日(土)

2014年から異才発掘プロジェクトROCKETを展開し、不登校など学校に馴染めない子どもの新しい学びのあり方を社会に発信して来ました。この期間、不登校に対する社会の見方は大きく変化し、彼らが学ぶ場も充実してきました。また、ユニークな才能についても注目されることが多くなり、様々な支援プログラムが生まれています。「突き抜けた」「才能のある」「能動的で」「志のある」子どもに関しては異才発掘プロジェクトROCKETを通して救われた部分もあったと思います。多くの方々からROCKETへのご支援をいただきました。皆様から頂いたご寄付は以下の活動支援などに活用させていただいております。

支援内容
1)サマープログラムの開催
 異才発掘プロジェクトでは、受験勉強だけでは物足りずに学びの本質を探求する優秀な中高校生向けに夏休み期間サマープログラムを開催しました。そこでは、AIやロボット時代に未知の世界へ飛び出していける智慧と一歩踏み出す勇気を学ぶ機会に、目的的な受験勉強ではない答えのない学びに没頭する時間を中高生に提供しました。2019年は全国から優秀な中高生向けに東大の叡智とROCKETの非日常的な活動を組み合わせたプログラムを下記の内容で開催しました。2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となってしまいましたが、2021年度は、このプログラムのコンセプトを軸にしたLEARN with porscheを実施します。
プログラム概要:
・東京大学の研究者による最先端研究の講座の実施
・ROCKETのアクティビティから学ぶプログラムの実施
・東京大学先端科学技術研究センターにて若手研究者によるラボツアーの実施
・アートと科学を体感し、融合を考えるプログラムの実施 など

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2)オープンプログラムの開催
様々な分野を専門的に学びながら、知識を俯瞰し繋げていくプログラムを全国で実施しました。自分の興味関心に基づき、子どもが自ら学ぶ意思をもって学び、同じ興味関心を持つ仲間と出会う機会を提供しました。下記の通り、全国のリソースを活用しながら、テーマごとに実施しました。2020年4月以降は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインとオフラインの融合プログラムが主となりました。現地プログラムであると参加できなかった子供たちがオンラインを通して参加でき、新たな教育プログラムを提供する機会となりました。

募集対象:学ぶ意欲はあるが、学習機会を喪失している小・中学生
プログラム概要抜粋:
2020年
1月12日        SIG芸術「富士山展―日本一をどう表現するか!」参加人数:12名
2月17-19日    SIG数学物理「氷で火をおこせ!」参加人数:5名
1月12日        成果発表会 参加人数:65名
1月13日        5カ年報告会「僕らは、今、昔の学びをやって、未来を考えた」参加人数:543名
8月4/7/16日    「温度計を持ってこい!」参加人数:46名参加
8月-9月        「養老先生と虫好きの虫ミーティング」(講師:養老孟司・中瀬悠太)参加人数:10名
9月27日        「食べずに糖度がわかるか!?」参加人数:親子13組27名
11月7日         「甘いリンゴを探せ!」参加人数:9名
11月3日         「コンビニで魚を探せ!」 参加人数:12名
12月18日     名倉コレクションレコード鑑賞会 参加人数:4名


 

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3)ビジュアルブック作成
『学校の枠をはずした: 東京大学「異才発掘プロジェクト」の実験、 凸凹な子どもたちへの50のミッション』
 本書は、これまでにはない価値や発想を生み出す人材が活躍 できる社会基盤の醸成をめざして、さまざまな教育実践を行ってきたROCKETの5年間を【50 のミッション】のかたちで追体験できる教育書を目指して制作いたしました。
本書を通して、ROCKETが育んできた教育理念、プログラムミッションをビジュアルにもわかりやすく伝えることで、凸凹のある個が生きる学びのあり方について読者とともに立ち止まって 考える機会をつくる一助となればと考えております。



異才発掘プロジェクトROCKETが社会実装されていくことにより、既存の学校教育だけでは吸収できないユニークな人材の学びの機会や場所が増加してきました。特に、渋谷区、館林市、広島県、港区など自治体と連携することで、各地が学び場となり、それぞれの地域の特色を生かしたプログラムが展開され始めました。
教育では短期的な効果が成果として見えにくい部分もありますが、事業を継続していくことにより、社会の中にも多様な軸で活躍していく人材を輩出していくことができると考えております。中邑研究室では、ROCKETの考え方をさらにパワーアップし、新たなプロジェクト「LEARN」(https://learn-project.com/)を立ち上げました。追って、ROCKETと同様、東大基金の中にLEARN ONE基金を設置する所存ですので、こちらのプロジェクトにも皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

応援メッセージをいただきました。vol.1

2021年06月08日(火)

 ミヒャエル・キルシュ様

若者が夢を持ち、夢を追いかけ、そして夢を叶えることを、我々は応援したいと考えています。

ミヒャエル・キルシュ (ポルシェジャパン株式会社 代表取締役社長)

2020年活動報告
-オンラインとオフラインの融合プログラムを実施-

2021年03月01日(月)

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全国説明会
2020年6月にオンライン説明会を実施し、2020年度スカラー候補生を募集、スカラー候補生5名・Jr3名総数8名を採択(131名中)しました。

プログラム
2019年11月〜2020年3月までは、本人に応募の意思がある小学3年生以上の子を対象に募集を行いました。興味関心によって、プログラムごとに参加希望を募り、適切なプログラムの案内を行いました。
2020年4月以降は、新型コロナウイルス感染拡大を懸念し、オンラインとオフラインの融合プログラムが主になりました。様々な分野を専門的に学びながら、知識を俯瞰し繋げていくプログラムを実施しました。自分の興味関心に基づき、子どもが自ら学ぶ意思をもって学び、同じ興味関心を持つ仲間と出会う機会を提供しました。本人に応募の意思がある小学3年生以上の子どもを対象に募集し、興味関心によって、プログラムごとに参加希望を募り、適切なプログラムの案内を行いました。現地プログラムでは参加できなかった子どもたちが、オンラインを通して参加できました。

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富士山展2020年1月SIG芸術「富士山展ー日本一をどう表現するか!」
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成果発表会2020年1月12日スカラー候補生発表

2019年

11月8−9日 SIG芸術「富士山展―日本一をどう表現するか!」
11月11日-30日 PBL炭「北海道の大地で炭焼き窯を再生し、最高の炭を作れ!④」

2020年

1月12日 SIG芸術「富士山展―日本一をどう表現するか!」
1月12日 成果発表会
1月13日 5か年報告会「僕らは、今、昔の学びをやって、未来を考えた」543名参加
1月14日-21日 SIGグループ展『富士山展3.0』開催
2月17日-19日

SIG数学物理「氷で火をおこせ!」

2月20日- 3月12日 PBL炭「北海道の大地で炭焼き窯を再生し、最高の炭を作れ!⑤」
8月4日・7日・16日 「温度計を持ってこいプログラム」46名参加
8月-9月 「養老先生と虫好きの虫ミーティング」 (講師:養老孟司・中瀬悠太) 10名参加
9月27日 ニトリ協力プログラム「食べずに糖度がわかるか!?」親子13組27名参加
11月7日 ニトリ協力プログラム「甘いリンゴを探せ!」9名参加
保護者会「ユニークな子どもとどう付き合うか?」8名参加
11月3日 「コンビニで魚を探せ!」 12名参加
12月18日 名倉コレクションレコード鑑賞会 4名参加

トップランナーによる特別講義(2019年11月〜2020年12月末

2020年

1月13日 養老孟司(東大名誉教授)「バカとして生きる!」
1月21日 サヘルローズ(女優)「出会いこそ、生きる力」
2月16日 長谷川彰良(衣服標本家)「100年前の感動を形にする ~衣服標本家のしごと~」
9月20日 養老孟司(東大名誉教授)中瀬悠太(信州大学)小林真大「ラオスで昆虫採集!」
11月19日 伊藤智義(千葉大学教授)「大学教授と漫画家〜君ならどちらを選ぶ」
11月29日 檜山敦(東京大学先端科学技術研究センター講師)「バーチャルとリアルの境界線」
12月21日 座光寺正裕(世界保健機関(WHO) 南東アジア地域事務局 保健システム部 技官)「インドで働くWHOのお医者さん」

ビジュアルブック作成

5年間(2014年〜2019年)のプログラムのまとめとして、ビジュアルブックを作成しています。2021年3月末に完成予定です。

いただきましたご寄付は、オープンプログラム、説明会等の実施・準備、ビジュアルブック作成等、将来のROCKETの活動資金に大切に活用させていただきます。今後も温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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中邑賢龍教授からの御礼メッセージをYouTubeにて公開しています。

2020年10月22日(木)


YouTubeページはこちら

「2020年度スカラー候補生オープニングセレモニー」を開催しました。

2020年10月13日(火)

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小林真大氏(アジア蛾の研究家):ライトトラップ に集まるラオスの昆虫

2020年8月末に「2020年度スカラー候補生」を8名を選抜し、9月20日にお披露目を兼ねて「2020年度スカラー候補生オープニングセレモニー」をオンライン形式にて開催しました。

オープニングセレモニーでは、5名の新規スカラー候補生と3名のJrスカラーの自己紹介、スカラー過年度生の活動報告、トップランナートークを実施いたしました。

トップランナー(世界で活躍、その道の第一線で活躍する人々)には、東大名誉教授の養老孟司氏、信州大学の中瀬悠太氏、ラオスからアジア蛾の研究家小林真大氏をお迎えし、子供達にたくさんのエールをいただきました。

養老孟司氏(東京大学名誉教授・解剖学者).png
養老孟司氏(東京大学名誉教授・解剖学者)
中瀬悠太氏(日本学術振興会特別研究員PD・信州大学).png
中瀬悠太氏(日本学術振興会特別研究員PD・信州大学)

養老先生より、「どんどん変化している世の中で、これからの子供達には大きなことを考えて欲しい」と素敵なメッセージもいただきました。

ラオスにいる小林氏とオンラインのメリットを生かしたリアルなやりとりは、子供達の好奇心を掻き立てたに違いありません。

例えば、昆虫というテーマ一つをとっても、日本とラオス間の考え方は違います。何故違うのかという視点から、文化や宗教までを考える良いきっかけになったと考えます。
過年度生の活動報告については、計10名が選抜され、トビムシや陸生貝などの生命科学、選挙や歴史など社会科学、版画やステンドグラスなどの芸術、その他映像やロボットなど多岐に渡る領域の発表となりました。

過年度生と同様、今年のスカラー生たちが、ROCKETでの活動に心を揺さぶられながら、自身の進むべき途を邁進していくことを願っています。

引き続き、皆様のお力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。
 

2020年度のROCKETプログラム

2020年07月10日(金)

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はじめに、COVID-19の蔓延により、今年度のプログラムについて、皆様へのご案内が遅れた事をお詫びいたします。

異才発掘プロジェクトROCKETは、2014年のスタートから本年で6年目を迎えます。設置当初より、特定の子ども達をスカラーとして育成するのではなく、公開できるプログラムとして随時公開実施してきました。 しかしながら、コロナ禍によりプログラムの実施に様々な制限が出ています。そのため、今年度はオンライン中心のプログラムを実施していきます。

●プログラムについて
ROCKETのリアルな活動を重視するポリシーは変わりません。しかし、COVID-19の影響は長期化することが予想され、現時点では活動型プログラムの計画が立てにくい状態です。そのため、今年度はオンラインでのセミナーや、長距離の移動を伴わない以下のような活動プログラムをビデオ会議システムにて展開する予定です。

◆トップランナートーク(オンラインで配信)
  社会の第一線で活躍するちょっと変わった大人の話を聞いてみます。
◆オンラインセミナー( ROCKETのディレクターの講義)
  君が人との違いに迷わず前に進めるように人間と社会を理解してみましょう。
◆「ダイバーシティ(人との違い)を理解する」
◆「心のメカニズム」
◆「コミュニケーションのコツ」
◆オンライン・アクティビティプログラム
  君たちの好きなことを極める上で大切なことを学びます
◆「●●を探せ!」
◆「比べて分かるか?」
◆「測れ!」

●スカラー候補生の募集について
昨年度から募集期間を定めずにスカラーになりたい子供たちを募集してまいりました。しかし、今回のコロナ禍によりオープンプログラムでの選考が難しく、オンライン上での審査にて選考し、支援を継続することとしました。
つきましては、以下の期間、2020年度スカラーを募集します。オンライン説明会とホームページにて、ロケットをご理解頂いた上でご応募下さい。

※ 6月29日、「異才発掘プロジェクトROCKET2020説明会」をオンラインにて開催いたしました。ご参加いただいた方、ありがとうございました。
オンライン説明会の様子

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募集期間:2020年7月1日~15日
募集対象:
・原則として小学校5年〜中学校3年
・学業成績は問いません
・自らの意思で応募する自分の好きなことを突き詰めたい子ども
・不登校傾向がある、登校しているが学校での学びに違和感がある子ども
定員:約10名
応募方法:
自分が好きで続けているユニークな活動を示す資料を添えて応募して下さい。
資料の提出については以下をご参照ください。

2020年度のスカラー応募について


選抜方法:
提出していただいた資料をもとに一次選考を行い、それを通過した応募者については、面接(オンライン面談あるいは訪問)を行い、スカラー候補生を決定します。
1次選考:7月中
2次選考:8月中

 

さいごに、異才発掘プロジェクトROCKETをご支援賜り、誠にありがとうございます。皆様からのご支援を非常に心強く感じております。引き続き、ご支援賜りますよう、何卒よろしくお願いいたします。


 

寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
******** 2020年01月11日 10,000円 ROCKETプロジェクトのより一層のひろがり、School of Nippon 構想の実現を応援していますっ!
<異才発掘プロジェクトROCKET基金>
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プロジェクト設置責任者

東京大学先端科学技術研究センター
人間支援工学分野
教授 中邑 賢龍

今年度寄付総額
0円
今年度寄付件数
0件
現在の継続寄付会員人数
0人
累計寄付総額
18,068,058円

このプロジェクトは終了いたしました

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

このプロジェクトの謝意・記念品

累計1万円以上のご寄付

コンセプトブックを年度末に進呈いたします。

累計10万円以上のご寄付

ビジュアルブック(2014年〜2019年のROCKETプロジェクトについて)贈呈またはオンライン・オフライントップランナートークにご招待いたします。

累計30万円以上のご寄付

ビジュアルブック(2014年〜2019年のROCKETプロジェクトについて)贈呈およびオンライン・オフライントップランナートークにご招待いたします。

謝意・記念品の金額は累計となります。12月末の累計額に基づき、謝意・記念品のご案内をさせていただきます。

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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