修学支援事業基金は、経済的な理由で修学に困難がある学生等に対して行われる、以下事業へ支援することを目的としています。
皆様からのご支援は、意欲と能力のある学生が希望する教育を受けられるよう活用されます。
2020年、新型コロナウイルス感染拡大による社会生活・経済活動の大きな変化のなかで、家計の急変やアルバイト収入の減少などによって苦境を強いられ、修学や研究活動に大きな支障が生じた学生への支援として、東京大学は「緊急学生支援パッケージ」を実施いたしました。
意欲と能力のある学生が希望する教育を受けられるよう、緊急学生支援パッケージの奨学給付金のうち、学生869名分について 43,450,000円を修学支援事業基金より支給いたしました。
詳細についてはこちら(活動報告)
緊急を要する学生への給付は一旦おこないましたが、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化は避けられず、今後も経済的支援を必要とする本学学生への長期的・継続的な支援が必要です。
皆様方の温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
医療法人英恵会 川田整形外科
ISPE日本本部
三井住友建設東大土木・社会基盤同窓会
関西東大会
アプライド株式会社
株式会社時雨堂
(お申込順)
力強いご支援誠にありがとうございます。
個人からのご寄付の場合
平成28年度の税制改正により、国立大学法人等が実施する修学支援事業に対する個人の方々からのご寄付については、これまでの「所得控除」に加え「税額控除」の適用対象となりました。
本学の「修学支援事業基金」へのご寄付は上記に該当いたしますので、確定申告の際に、寄付者様において、所得控除または税額控除、いずれか有利な制度をお選びください。
■税額控除
個人が寄付した金額の一定割合を、所得税額から直接控除することができる制度です。税率に関係なく所得税額から直接控除されるため、多くの方にとって、所得控除と比較して減税効果が大きくなります。
※1 寄付金支出額が、当該年の総所得金額等の40%に相当する金額を超える場合には、40%に相当する額が税額控除対象寄付金となります。
※2 控除対象額は、当該年の所得税額の25%を限度とします。
確定申告の際には、寄付金領収書と「税額控除に係る証明書(写)」の提出が必要となります。「税額控除に係る証明書(写)」は、寄付金領収書とともにお送りいたします。
■所得控除
各寄付者の所得に応じた税率を寄付金額に乗じて、控除額を決定します。所得金額に対して寄付金額が大きい場合には、税額控除の場合は控除上限額に達してしまうため、所得控除を活用した方が有利な場合があります。
確定申告による所得税還付金額の目安
(あくまで目安ですのでご参考としてお取扱ください)
法人からのご寄付の場合
法人税法第37条第3項第2号により、寄付金の全額を損金算入することができます。
2023年02月09日(木)
本基金は、2016年に東京大学基金の中に、①入学料、授業料又は寄宿料の全部又は一部を免除する事業、②学資金を給付し、又は貸与する事業、③学生の海外への留学に係る費用を負担する事業、④ティーチング・アシスタント及びリサーチ・アシスタントの業務に対する手当等を負担する事業を支援することを目的に設立されました。
本学では、国よりも手厚い基準で授業料減免を実施するとともに、経済的困窮学生への学生宿舎費の減額(月26,300円補助)、遠方出身の女子学生への住まい支援(月30,000円補助)及び経済的困窮学生へのTA・RA経費補助や海外留学費補助などの経済的支援を実施しており、これらの事業を継続的に実施することを視野に本基金の充実を図っています。
2021年03月16日(火)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた学生に経済的支援を行うため、本学は2020年5月から「緊急学生支援パッケージ」を開始しました。
いただきましたご寄付は、「東京大学緊急学生支援パッケージ」の緊急給付型奨学金に活用させていただき、意欲と能力のある学生が希望する教育を受けられるよう、869名に43,450,000円を修学支援事業基金より支給いたしました。
多大なるご支援に深く感謝申し上げます。
今後も皆様方の温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2020年10月23日(金)
日頃より東京大学と修学支援事業基金への多大なるご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。
2020年初めからの新型コロナウイルス感染拡大による社会生活・経済活動の大きな変化により、経済的な苦境を強いられ修学や研究活動に大きな支障が生じた学生に対し、東京大学は2020年5月から「緊急学生支援パッケージ」を開始し、併せて修学支援事業基金へのご支援のお願いをしてまいりました。
2020年07月28日(火)
先端科学技術研究センターの稲見 昌彦 教授より応援メッセージをいただきました。
2020年07月21日(火)
大学院工学系研究科の松尾 豊 教授より応援メッセージをいただきました。
人工知能を専門にしている工学系研究科の松尾豊と申します。
コロナ禍の状況は、社会に変革をもたらすチャンスでもあります。特にデジタルや人工知能といった領域は、今後、社会にとってますます重要になる技術だと思います。
一方で、こうした分野を支えているのは若い人材です。20代の若手、さらにはトレーニングを積んだ大学生や大学院生も、強力な戦力になります。未来を支える人材が、経済的な理由で修学に大きな支障が出ることは何としても避けなければならないことです。経済的に困難な状況にある学生を、社会全体で守り、育んでいくことは、次の時代につながる社会の可能性を広げることだと思います。
経済的な支援を必要とする学生に対してのご支援をいただけますよう、私からもお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
(松尾 豊 大学院工学系研究科)2020年07月13日(月)
大学院人文社会系研究科の 阿部 公彦 教授より応援メッセージをいただきました。
英米文学を専門にしている阿部公彦と申します。
この半年、「コロナ禍の中の大学」を学生さんとともに体験し、いろいろ思うところがありました。
何と言っても、若い学生さんたちにとって知的活動が持つ意味の大きさ。これは想像以上でした。あくまでZoomやネット越しですが、彼らの知性のほとばしりが、ほとんど怖いくらいの「圧」とともに感じられたのです。
このエネルギーを何とかしたい。
「もったいない」とか「役に立たせよう」というだけではなく(それもいいのですが)、ここにはどこか絶対的な美しさがあります。是非、お力をお貸しいただければ幸いです。
2020年06月15日(月)
東大OBの 春風亭昇吉さんより 応援メッセージをいただきました。
どうも落語家の春風亭昇吉です。
東大生には、裕福な家庭の子女が多いのも事実ですが、中には生活に困窮している若者も沢山います。私も4年間、三鷹宿舎や豊島寮で生活し、多くのバイトをしていました。
コロナの影響でアルバイトが出来なくなったり、親の収入が減って仕送りが滞ったりして、困っている学生には今、緊急支援が必要です。
この厳しい環境のなか、困窮する東大生が未来のために勉強を続けていくために、皆さまから温かいご支援を頂けますようお願い致します。
防疫には「密が無い」のが大事ですが、困っている後輩たちには「貢いで」頂けると幸いです!うまい!
(春風亭昇吉 2007年 東大経済学部卒)
1979年10月29日、岡山県生まれ。落語家。落語芸術協会会員。二つ目。東大経済学部卒業直後に春風亭昇太に入門。初めての東大卒落語家となる。東大在学中に学生落語選手権優勝や落語ボランティア活動を評価され、当時の小宮山総長より「東京大学総長大賞」を受賞。
2020年06月08日(月)
東京大学職員から寄せられた応援メッセージをご紹介します。
私たち東京大学の使命は、27,699名の学部・大学院生全員の学びを止めず、人類社会に貢献できる「知のプロフェッショナル」として育成し、世の中に送り出すことです。
そのため、みなさまからいただくご支援金は、未来社会にむけた「公共投資」として活用させていただきます。直接的なリターンはお約束できませんが、必ずやよりよい人類社会を形作る「社会的収益」につなげてまいりますので、お一人でも多くのご賛同者をお待ち申し上げております。
(東京大学 経営企画部IRデータ課長 青木志帆)
2020年06月04日(木)
東京大学職員から寄せられた応援メッセージをご紹介します。
過去類例のない事態で社会が混乱していますが、こうした状況でこそ多様な背景を持った学生たちが学業を続けられることが重要です。彼らこそが、コロナ後の新しい時代を切り拓くとともに、将来起こりうる困難をも打開していく原動力となります。無限の可能性を学生たちが築く豊かな未来がコロナ禍で失われることがないよう、共に手を携えていきましょう。
(東京大学本部協創企画課 島津斉明 2010年 教育学部卒業)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた活動制限により,貴重な課外活動の機会が多く失われていることは残念でなりません。多禍の中ではありますが,学生の学修の機会はもちろん,学生生活を満喫する機会もしっかりと提供できるよう,職員としても努めていきたいと思っています。皆さんの力で,新しい時代の東京大学を共に作っていきましょう。
2020年04月30日(木)
緊急学生支援パッケージへのご支援のお願い
5月25日、すべての都道府県の非常事態宣言が解除され、ようやく日本社会は回復プロセスに向かうことになりました。東京大学も、6月1日より活動制限を緩和し、With CoronaあるいはPost Coronaにおける大学のあり方を模索しています。しかしながら、東京大学全キャンパスでの入構制限、オンライン等による教育研究活動の限定は、4月初めからすでに二ヵ月以上に及んでいます。このような経験は、143年に及ぶ本学の長い歴史をふりかえってみても初めてのことです。
今回の新型コロナウィルス感染拡大による社会・経済の変化は、学生たちの生活環境を大きく変えてしまいました。扶養者等の家計の急変や、自身のアルバイト収入の減少などによって経済的に苦しくなり、学業を継続することに悩んでいる学生もいます。そうした学生を支援することは、世界の公共性に奉仕する「知のプロフェッショナル」の育成を理念に掲げる大学の使命でもあると考えています。
なによりコロナ感染症の拡大は、単なる自然災害ではありません。この事態への対処は、われわれ現代人の活動や経済社会の仕組みが、いかに国境を越えたグローバルなものとなっているのかを実感させました。また、この危機の制御には、多様な専門知をもつ人びとの幅広い協力と、公共性を意識した一人一人の自覚ある行動が重要であることが明らかになりました。医療や技術開発や政策形成や経済活動や弱者支援など、そうした対処の知恵が必要な領域で積極的に活躍できる人材を育成することも、東京大学の重要な役割だという思いを強くしています。
大学で学ぶことは、真の「教養」の獲得をめざして、自分のそれまでの知識・技能をのり越えていくことであり、それには異なる他者と課題を共有し交わる場としての、学ぶ時間の保証が必要です。今回のコロナ禍での経験は学生にとっても、他者を思いやり知恵を出し合い、さまざまな工夫でこの困難をどう乗り越えるかを考える、これまでにない機会であったと思います。そこから学ぼうとする学生が、取り組んできた学業の追究をあきらめてしまうことなく、安心して大学生活が続けられるよう支援の準備を進めております。
次世代を担う学生たちに、皆さまからの温かいご支援をお寄せいただければありがたく存じます。
大久保達也 理事・副学長
<修学支援事業基金>
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研究発展や学生支援の為、有効に活用頂ければと思います。
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