ひらけ!赤門プロジェクト

―東大のシンボル”赤門”復活のためのご支援をお願いしています―

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プロジェクト設置責任者

理事・副学長
津田 敦

今年度寄付総額
281,617,237円
今年度寄付件数
783件
現在の継続寄付会員人数
12人
累計寄付総額
393,170,835円

このプロジェクトに寄付をする

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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(10/22時点)新瓦への芳名掲載 募集継続中
(詳細は謝意・記念品欄をご覧ください)

「ひらけ!赤門プロジェクト」について

「まもなく創建200年を迎える東大のシンボル「赤門」。
閉ざされたままの赤門をよみがえらせ、ともに150周年を迎えたい」

 赤門(旧加賀藩上屋敷の御守殿門)は、文政10年(1827)に加賀藩主の前田家13代斉泰が第11代将軍徳川家斉の21女・溶姫ようひめを迎える際に造られたものです。国の重要文化財として指定されている赤門は、貴重な歴史文化資産であると同時に、東京大学の象徴的存在でもあります。これまで長きにわたって人々の往来を見守り続けてきた赤門は、耐震性の問題から2021年2月12日(金)以降閉鎖され、今、その扉を堅く閉ざしています。

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東大のシンボルとして常に多くの人が往来していた頃の「開かれた赤門」。
今日では「赤門をくぐったことがない」という東大生も多く、開かずの門がひらくことが望まれている。

 2027年に150周年を迎える東京大学は、150年間積み重ねてきた過去の叡智と、未来を切り拓く無限の世界をつなげる扉として、ともに歩んできた「赤門」を再び目覚めさせ、生きている文化財として活用し、きたる150周年をともに迎えたいと考えています。

改修工事前の赤門3Dはこちら

プロジェクト責任者からのメッセージ

赤門をみんなの力で開こう!

赤門は今日、耐震補強が必要と判明したために閉ざされ、長らく通行できない状態となっています。
東京大学は、赤門を補強・修復し、その周辺環境の価値を高めて将来に継承していくべく、赤門周辺を歴史的エリアとして整備する大きな記念事業を計画しています。目標は、ふたたび赤門を通れるようにし、「世界の誰もが来たくなるキャンパス」の入口に、東京大学の次なる150年を開く門と、多様な人々が赤門周辺の歴史環境を感じながら集うスペースを生み出すことです。
東京大学が150周年を迎える2027年、赤門は200周年を迎えます。この素晴らしい契機に、晴れて赤門が開けるように、そしてその周りで歴史と未来が交差するスペースを創出できるように、ぜひ皆様のお力添えをお願いする次第です。

理事・副学長 津田 敦

▶全文はこちら

「赤門を開き、未来を拓く」。
~寄付で実現したいこと~

本プロジェクトでは、みなさまからいただいたご寄付により、以下の事業を行いたいと考えています。

① 赤門を開く。さらに強くする。
赤門を再び開くとともに、さらに逞しくするための補強・修復工事等を行います。

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赤門から医学部本館方向を見た図。
拡幅された歩道、新しく刷新される舗装によって、大きな広場状空間になる。

② 赤門にまつわる歴史文化遺産を守り、共有できる場づくり
赤門周辺で発掘された遺構の保存・展示や、その隣にあるUTCC(東京大学コミュニケーションセンター)の改修により、貴重な歴史文化資産や研究成果を多くの人と共有します。

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守衛所から赤門、遺構展示大庇を見る。
弓形に迫り上がる庇の下部が遺構展示空間。

③ 赤門ロード(仮称)をつくり、赤門周辺を開かれた場所に。
赤門周辺の環境整備や、「世界の誰もが来たくなるキャンパス」の入口として、多様な人々が赤門周辺の歴史環境を感じながら集うスペースを生み出します。

④ 東京大学150周年・赤門200周年をみんなで振り返る企画の実施。
総合研究博物館、附属図書館、文書館による3館合同展示等、150周年記念事業等を実施します。

※今後、ご寄付の状況にあわせて随時事業を進めてまいります。活動報告や収支報告については、本サイト上で皆様にご報告していく予定です。

赤門を復活させることの意義

「守るべき赤門」。200年の歴史ある門。それが今なお現役の門として生きている奇跡。

  • 赤門は、国の重要文化財として指定されている貴重な歴史文化資産である。
  • 赤門は、東大における最古の建造物であり、江戸時代の御守殿門の形と技術を今に伝える日本でただ一つの貴重な建造物である。
  • 同様の「赤門」は他に現存しない(薬医門という形式を踏襲し、将軍家から夫人を迎える際の慣例として朱塗りされた門としては唯一。通常は、輿入れした姫が亡くなると取り壊すものだったため残っていないが、溶姫は明治まで存命だったため赤門が今に残った。)。

「愛すべき赤門」。時代に翻弄されながら、その重責を忠実に担ってきた200年という門人生。

  • 赤門は、およそ200年間、戦災や火災・震災等の災害、また取り扱しの危機に幾度もさらされながらも、人々によって守られてきた「深く愛されて、今なお存在する門」である。
  • 200年もの間、時に「溶姫ようひめの門」として、そして「東大の門」としてずっとその役目を果たしてきた。
  • 赤門の様式は、本柱4本、内側の控え柱2本の計6本の柱で屋根を支える「薬医門」という構造。屋根の棟が本柱の真上に位置しておらず、やや内側に寄せてある。つまり、側面から見ると赤門は左右非対称な姿で、大きく重厚な屋根をふんばって支えているのである。
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赤門の歴史

本郷キャンパスのほとんどは江戸時代には加賀藩の上屋敷でした。

赤門は加賀藩主の前田家13代斉泰が徳川第11代将軍家斉の息女溶姫ようひめを正室として迎えるにあたり、その住まいである御守殿とともに1827(文政10)年に建立された朱塗りの門で、正式名称を「旧加賀屋敷御守殿門」と言います。明暦の大火以後、将軍家から輿入れがある場合、三位以上の大名には朱塗りの高麗門を建てる慣習がありました。もとの位置は今よりも15メートルほどキャンパスの内側になります。 加賀藩邸の大半は1871(明治4)年に収公され文部省用地となりました。1877(明治10)年の東京大学創設に伴い、東京大学の敷地となり、御守殿門は本学に移管されました。東京大学における最も古い建物というだけでなく、焼失したら再建は許されなかったため、江戸時代の御守殿門の形と技術を今に伝えるただ一つの貴重な建造物となっています。1931(昭和6)年に国宝に指定、1950(昭和25)年に制定された文化財保護法下では国の重要文化財に指定されました。(東京大学ホームページより一部抜粋)

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▲錦絵「松乃栄」歌川国貞(三代)、溶姫ようひめの御輿入れの様子が描かれている。
(東京大学総合図書館所蔵)

かの有名な錦絵「松乃栄」には、溶姫ようひめを載せた籠と行列が大きくうねり、赤門に入っていく様子が色鮮やかに描かれている。この錦絵を見てみると、赤門の前に大きなスペースがあることに気づくだろう。奥のほうに見える道幅と赤門前の道幅がずいぶんと異なるのだ。それもそのはず、赤門の周りにはもともと町家数百戸があったが、赤門前の民家からの火が赤門に移るのを防止するため、文政9年12月、将軍家では溶姫の「御住居」門前、つまり赤門の前一帯の町家を取り払うよう命じ、火除け地を作ったのである。
一方、前田家では、万が一御守殿門を焼失させるようなことがあれば、それは将軍家に対する忠誠心の欠如ととらえられることから、有名な加賀鳶という消防隊を組織し、御守殿門を火災から守った。一般的にも門は大名屋敷の命ともいわれていたため、火事には十分な対策が必要だったのであろう。
赤門の周りの町家の取り払いの様子をあらわす当時の川柳も残っている。

「御守殿が できて町家はかたはずし」

「かたはずし」というのは、町家の片側だけ外された地形が、御殿女中の髪型の一つである「片はずし」と似ていることにかけているという。赤門の周りにあった町家は、江戸市内に分散して代替地を与えられたということだが、将軍家の姫を迎え入れるための準備は並大抵のものではなかったことがうかがえる。

出典:学内広報1415号,P4 https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400004890.pdf
松乃栄|東京大学デジタルアーカイブポータル

<赤門の歴史、こちらもチェック!>

PDF版はこちら

本プロジェクトにちなみ、2024年12月11日、本郷にある懐徳館で特別セミナーが開催されました。歴史と建築の視点から赤門と赤門周辺を考えようというこのイベントから、文化遺産と建築の研究者による2つの講演を紹介しています。

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完成予定図

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赤門脇で発掘された貴重な遺構、それを多くの人に見ていただけるよう、新たに展示空間をつくります。
その展示空間は、コミュニケーションセンター前に南北に伸びる大庇の下に、遺構の環境を長く保全できるようにします。
またこの大庇は、コミュニケーションセンター入口前の軒下空間でもあり、赤門を訪れた方、東大を散策した方々が佇める休憩場所にもなります。
さらに赤門周辺は、舗装や歩道の整備も併せて進めます。車優先の車道ではなく、むしろ歩行者が自由に歩き佇めるような、ゆったりとした歩道を整備し、明るく快適な広場状空間に刷新します。

この遺構展示と大庇、トイレや守衛所の整備、舗装や歩道の刷新、そして赤門の耐震補強工事を通じ、赤門周辺は、安田講堂前の銀杏並木とともに、東大を象徴する新たな空間として生まれ変わります。

大学院工学系研究科教授(建築学専攻) 千葉 学

ひらけ!赤門プロジェクトメンバーからのメッセージ

松田 陽(まつだ あきら)
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大学院人文社会系研究科准教授(文化資源学研究室)。専門は文化遺産研究、パブリックアーケオロジー

赤門のない東大を想像してみてください。
赤門がただの古い門ではなく、いかに東大に気品と風格を与えているかを実感できるでしょう。
東大が「世界の誰もが来たくなる大学」になるために、赤門は欠かせません。
これからの東大の150年のために、赤門まわりの歴史的環境を確実に保全し、未来に引き継ぎましょう!

千葉 学(ちば まなぶ)
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大学院工学系研究科建築学専攻教授、キャンパスマネージメント研究センター長。専門は建築意匠、都市空間デザイン

歴史とは、不思議なものです。
赤門の耐震性が十分でない、守衛所は現行法規に適合していない、多くの方が訪れる赤門周辺に公共トイレがないなど、ここ数年で顕在化した課題を解決しようと動き出したことがきっかけで、江戸時代の貴重な遺構が赤門脇で発掘されました。
其々別々に動いていた計画が、150周年という節目に向け、一つの物語に紡がれようとしているのです。
この歴史的な邂逅を、赤門周辺整備というかたちで具現化できるよう、皆様方からのご支援、ぜひともよろしくお願いいたします。

≪その他のプロジェクトメンバー≫

  • 加藤 耕一: 大学院工学系研究科建築学専攻建築計画学講座 教授
  • 鈴木 淳: 大学院人文社会系研究科日本文化研究専攻日本史学講座 教授
  • 芳賀 京子: 大学院人文社会系研究科附属次世代人文学開発センター 教授
  • 川添 善行: 生産技術研究所人間・社会系部門 准教授

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「赤門特別見学会」を開催しました

2025年10月07日(火)

9月10日、本郷キャンパス・赤門前にて、赤門の歴史を振り返る特別見学会が開催されました。 解説を務めたのは「ひらけ!赤門プロジェクト」メンバーで、8月に放送されたNHKの人気番組「ブラタモリ」でも東京大学の案内役の一人として登場した松田陽准教授(人文社会系研究科)。

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当日の解説を務めた松田陽准教授

当日はあいにくのお天気でしたが、抽選で選ばれた130名を超える方々がご参加くださいました。
見学会の最後には、赤門脇番所(通常時は閉じている)も特別に公開され、希望者がヘルメットをかぶって見学を行うシーンも。
参加者の皆さまからも
「日常に溶け込んでいた赤門だが、歴史的文化的な価値を再認識でき、さらに愛着がわいた。」
「幾度の危機や偶然が重なり今もなお赤門が残っていることに深く感銘を受けました。」
等、嬉しいお声をいただきました。

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見学の様子

なお現在、ウェブ上で赤門をより間近で見ることのできる「赤門3D」を公開しています。ご興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

「赤門3D」はこちら
※データが大変重くなっておりますので、機器・環境によってはご覧いただけないことがございます。

いよいよ改修工事の開始まで、あとわずかとなりました。
一時的な開門(通行不可)についても、10/18(土)のホームカミングデイが改修工事前最後の一時開門となる予定です。
2024年10月に「ひらけ!赤門プロジェクト」が開始されて、まもなく1年。現時点で約3億8000万円ものご支援をいただき、赤門を「ひらく」という皆様の想いを日々強く感じております。
改めて、皆様のご支援に一同心より感謝申し上げます。

引き続き「ひらけ!赤門プロジェクト」をどうぞ宜しくお願いいたします。

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赤門オリジナルレゴブロックキット発送作業第1弾をおこないました

2025年08月22日(金)

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いつも「ひらけ!赤門プロジェクト」に温かいご支援を賜り誠にありがとうございます。
この度、謝意・記念品である「赤門オリジナルレゴブロックキット」発送作業第1弾を行いました。
当初の予定より大幅に遅れての発送となり、長らくお待ちいただきました皆様におかれましては、大変申し訳ございませんでした。

今回発送を行いましたのは、本学150周年を記念した、先着100個限定の「初回限定パッケージ」。
おかげさまで、初回限定パッケージは残数わずかとなっております。(先着順、限定数に達し次第終了。初回限定パッケージは定数に達しました。現在通常版のパッケージをご用意しております)
※通常のオリジナル赤門レゴブロックキットについては400個限定のご用意となります。

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いよいよ9月末から本格的に改修工事が始まり、今後の活動についても随時こちらのページで更新して参ります。 引き続きご支援の程、何卒宜しくお願いいたします。

 

20年近い年月を経て…「赤門じい」、ふたたび登場!

2025年06月24日(火)

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みなさんは、『赤門爺(あかもんじい)』の存在をご存じでしょうか?

東京大学130周年記念事業のひとつとして学内のキャラクター公募企画により誕生した『赤門爺』は、さまざまな130周年事業において活用され、赤門を象徴するキャラクターとして親しまれていましたが、周年事業の終了とともに活動が停止。現在ではその存在さえもほぼ知られていません…。

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130周年記念事業時の元気な「赤門爺」。

▼130周年記念事業で初登場時の「赤門爺」はこちら。
https://www.u-tokyo.ac.jp/130ut/symbolmark/index.html

そこで!
このたび「ひらけ!赤門プロジェクト」において、130周年事業で広く親しまれていた『赤門爺』を本プロジェクトをナビゲートするキャラクター『赤門じい』としてふたたび蘇らせ、赤門の復活をともに願ってもらうことといたしました!

しかし…「古くからその門を開き、来る人を迎え入れる威厳ある姿、それでいてあたたかく、「赤門を守り支える存在」というコンセプトで誕生した赤門爺ですが、20年近い年月を経て、かなり弱ってしまっているようです…。

門は固く閉じられ、あちこちにひび割れや傷ができ、杖もついていますね…。
まもなく200歳を迎える赤門じい、現役当時よりもだいぶ老朽化が進んでしまったよう…。
ですが、赤門の復活とともに、きっと赤門じいも元気になるはず!
みなさんのお力で、赤門じいも元気に復活させたいと願っています!

「ひらけ!赤門じい!」

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20年近い時を経てふたたび登場した赤門じい。
ボディの痛みからか、閉ざした心からか、ひときわしょんぼりする日も…

おひさしぶりじゃ。「赤門じい」じゃよ。

赤門じいって、こんな門:

  • 古くから赤門を開き、来る人を迎え入れる威厳ある存在
  • あたたかく、「赤門を守り支える存在」としての役割を持つ
  • 「ひらけ!赤門プロジェクト」の意義「愛すべき赤門」を象徴的に表す存在

最近の赤門じい:

  • 最近めきめき弱っており、扉を閉じている(ふさぎこみがち、心も閉じている状態)
  • 唯一の楽しみはバードウォッチングと人通りで季節を感じること
  • 自分の存在意義を取り戻したいと願っている(門としての自信喪失中…)
  • たまのオヤツは銀杏並木のぎんなん

赤門じいの夢:

  • 目標は、2027年までに元気な姿を取り戻し、赤門を開くこと

「オリジナル赤門レゴブロックキット」監修 三井淳平氏よりメッセージをいただきました

2025年04月03日(木)

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ひらけ!赤門プロジェクトにご支援いただきありがとうございます。

この度、本プロジェクトへご支援いただいた方への謝意として記念品「オリジナル赤門レゴブロックキット」が完成しました。
監修を務めたレゴ®認定プロビルダー 三井 淳平氏(本学卒業生)より作品に対するコメントと、赤門レゴとのツーショット写真が届いております。

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レゴブロックは様々なパーツを組み合わせて一つの作品を作り上げます。この寄付プロジェクトも、多くの方の支えによって赤門をよみがえらせるという点で、まさにそのコンセプトにぴったりだと思いました。
私自身、赤門には親しみがあり、デザインには特にこだわりました。たとえば、屋根瓦の独特なカーブを表現するために双眼鏡のパーツを使ったり、扉の金具を表現するためにローラースケートのパーツを使ったりと、遊び心も加えています。また、赤門ユーザーにはおなじみの赤い柵も再現しています。
寄付プロジェクトに関わっていただいた記念品として、お部屋に飾っていただければ嬉しく思います
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赤門レゴは、オリジナルパッケージに詰めて発送予定です。

三井 淳平
1987年生まれ。2005年、TV番組の「レゴブロック王選手権」準優勝で注目を浴びる。東京大学在学中、「東大レゴ部」を創部。2010年、レゴブロックを素材とした作品制作や課外活動における社会貢献が認められ、「東京大学総長賞」を個人受賞。2011年、レゴ認定プロビルダーに最年少で選出される。2015年、レゴ作品制作を事業とする三井ブリックスタジオを創業。2023年には、ボストン美術館で現代アートとして作品が展示された。

2024年活動報告
-ひらけ!赤門プロジェクトの寄付募集を開始しました-

2025年02月21日(金)

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2024年10月18日に「ひらけ!赤門プロジェクト」の寄付募集を開始し、2024年12月31日までに260件 34,075,500円の寄付申込みをいただきました。
多大なる温かいご支援に感謝申し上げます。

寄付募集開始時に配信したプレスリリースはおよそ8社の様々なメディアに取り上げられました。

(一部)
赤門27年開門目標 東大工事費など寄付募集 耐震に課題、21年閉門 (2024年11月23日 読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20241122-OYTNT50219/

12月11日には本郷キャンパス内にある懐徳館にて「東京大学基金特別セミナー:赤門はどは何か」を開催し、ZoomウェビナーとYoutubeでの生配信にて多数のご視聴をいただきました。また当日は3社のメディア取材を受け、後日、TVニュースやWEB上で発信がされました。
(Youtubeアーカイブはこちら) https://www.youtube.com/watch?v=goQaFM20kic
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これまでのご寄付の一部は、まずは2024年度中に実施する赤門の基本設計に活用させていただきます。
東京大学150周年記念事業としての2027年の赤門開門と赤門周辺の歴史的環境整備事業の実現のために、引き続き、皆様からのご支援また周知のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

東京大学基金特別セミナー2024「赤門とは何か―歴史と建築の視点から」を開催しました。

2024年12月18日(水)

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12月の寄付月間にあわせ、本プロジェクトにおける関連イベントとして、12月11日(水)に特別セミナー(オンライン)を開催しました。オンライン形式で行われた本セミナーに、当日はZOOMウェビナーおよびYouTubeライブにて、最大160名の皆様にご視聴いただきました。

中継会場となった夜の懐徳館
中継会場となった夜の懐徳館

この地の200年を見てきた赤門の歴史を改めて知り、東京大学の次の150年を拓くシンボルとしての赤門と、その周辺をはじめとする本郷キャンパスの未来をどのように描くのか。2つの講演と座談会で、プロジェクトメンバーの先生方に東京大学150周年記念事業「赤門周辺の歴史的環境保全事業」の全容を語っていただきました。
会場は、本郷キャンパス内にある国指定文化財(名勝)である懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)内の懐徳館。当日はオンラインイベントながら、その歴史と風格漂う中継となりました。

講演Ⅰでは、「赤門周辺の歴史的環境~200年の軌跡と奇跡」と題し、松田 陽 准教授(大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻)より、建設以降、これまでに赤門の直面してきた主要な出来事や、赤門周辺の歴史的環境について、様々な資料・写真と一緒にお話しいただきました。

講演Ⅰ

続く講演Ⅱ では、「時間と空間を紡ぐこと」と題し、オンラインにてご参加の千葉 学 教授(大学院工学系研究科建築学専攻)より、これまで行われてきた学内の建築物の竣工に関する紹介のほか、赤門や赤門周辺の修繕工事がどのように検討・計画されているのか、完成予想図等を見ながらお話いただきました。

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そして、第3部となる座談会では、テーマを「赤門と刻む、東京大学の次なる150年とは。」として、加藤 耕一 大学院工学系研究科建築学専攻教授のファシリテートのもと、両講演者と津田 敦 理事・副学長・社会連携本部長による鼎談がおこなわれました。歴史や建築といった様々な視点から、赤門を復活させることの意義や、本学における赤門の存在意義、そして赤門とともに歩む未来の理想像等について語りました。

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左から、加藤教授、津田理事・副学長、松田准教授

今後も本プロジェクト関連イベントは継続して実施する予定です。
引き続き、本プロジェクトへのあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

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寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
竹島 寿子 2025年10月23日 100,000円 赤門の現状を知り、卒業生として切なく感じました。
価値あるプロジェクトの成功を心より祈念し、ささやかですが応援させて頂きます。
皆が笑顔で門をくぐることができる日を楽しみにしております。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
山本 晟菜 2025年10月22日 50,000円 Shine ✨
Date with chocolate
<ひらけ!赤門プロジェクト>
舩江 輝 2025年10月19日 300,000円 赤門の復活と東京大学の益々の発展を祈念いたします。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
******** 2025年10月19日 50,000円 応援しています
<ひらけ!赤門プロジェクト>
川西 玲子 2025年10月19日 50,000円 歴史的建造物の復活により全国の学生が赤門をくぐることを目標に勉学に励み、未来の日本の原動力になることを祈念しております。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
藤吉 優行・文子 2025年10月19日 50,000円 赤門プロジェクトを応援します。完成したら家族と一緒にくぐりに参ります。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
芦澤 慎一 2025年10月19日 10,000円 ソフトバンク株式会社での本業とコンテンツビジネスコンサルタントとしての副業の傍ら、情報学環 福武ホールで学ぶ研究生として、隣に佇む赤門から日々励ましを受けています。知と歴史の象徴である赤門の再生を心から願い、2027年の開門を応援します。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
若林 弘樹 2025年10月19日 100,000円 知性の価値の維持を象徴的に宣言するためにも、一日も早く開門に漕ぎ着けられることを祈念しております。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
******** 2025年10月18日 5,000円 少額で恐縮ですが少しでもお役に立てばと存じます
<ひらけ!赤門プロジェクト>
百瀬 海 2025年10月18日 50,000円 頑張ってください!
<ひらけ!赤門プロジェクト>
泉原 智史 2025年10月18日 50,000円 近頃の学生が赤門をくぐったことがないと聞き驚きました。はやく立派な姿で復活しますように!
<ひらけ!赤門プロジェクト>
北村 敦子 2025年10月18日 300,000円 卒業40周年記念式典に出席し、懐徳園のガイドツアーに参加し、改めて卒業生であることに誇りを感じました。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
藤田 耕司 2025年10月18日 100,000円 入学生、卒業生が赤門を通らことができる日が早くやってくることを期待しています
<ひらけ!赤門プロジェクト>
******** 2025年10月17日 50,000円 赤門の再開門、周辺の環境整備、歴史探訪を楽しみにしています。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
駒谷 剛志 2025年10月16日 50,000円 学生時代何度も通った赤門が、再度開いてほしいです。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
******** 2025年10月12日 30,000円 在学中は当たり前にくぐっていた赤門が閉じたままになっている姿を見て切ない気持ちになりました。是非また皆が通れるようになって欲しいです。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
崔 健 2025年09月30日 10,000円 いけ!世界の赤門へ
<ひらけ!赤門プロジェクト>
山本 真士 2025年09月30日 8,888円 大学を直接訪問した際に開門に向けた寄付を知りました。

日本の最高峰の頭脳から日本が、より心理的に豊かになれ、自由に自分の価値観を選択でき、自信のあふれるミライを語ることがでる世界へと牽引していってください。

世界も牽引するリーディングカントリーとなるよう、期待しております。
<ひらけ!赤門プロジェクト>
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プロジェクト設置責任者

理事・副学長
津田 敦

今年度寄付総額
281,617,237円
今年度寄付件数
783件
現在の継続寄付会員人数
12人
累計寄付総額
393,170,835円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

このプロジェクトの謝意・記念品

(8/1~)新瓦への芳名掲載

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※イラストはイメージです

赤門改修工事後に設置される新瓦の裏側にご芳名を掲載いたします。

<一括5万円~10万円未満のご寄付>
・瓦の半分にお名前を掲載
 ※もう半分は別の寄付者名が掲載されます。隣の寄付者名はご指定いただけません。
・先着200名様限定

<一括10万円以上のご寄付>
・瓦1枚にお名前を掲載
・先着200名様限定

<留意事項>
・1申込名義につき1枚のみ
・掲示場所はご指定いただけません
・芳名は瓦の裏側に掲載されるため、外見上は見えません
・2025年7月31日までにお申込みいただいた方も本芳名掲載の対象となります。

【一括5千円以上のご寄付】

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  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状  

【一括3万円以上のご寄付】

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  • 東京大学150周年記念オリジナル切手セット
      *発送は国内住所に限ります
  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状

【一括5万円以上のご寄付】

  • 新瓦への芳名掲載
    ・瓦の半分にお名前を掲載
     ※もう半分は別の寄付者名が掲載されます。隣の寄付者名はご指定いただけません。
    ・先着200名様限定
  • 東京大学150周年記念オリジナル切手セット
      *発送は国内住所に限ります
  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状

【一括10万円以上のご寄付】

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  • 貝象巖キーホルダー【赤門】
    UTCC(東京大学コミュニケーションセンター)で販売している、あわびの殻を用いた象嵌で、赤門の図柄をウォールナットにほどこしたキーホルダーです。裏面にUTokyoマークが入っています。
    *発送は国内住所に限ります
  • 新瓦への芳名掲載
    ・瓦1枚にお名前を掲載
    ・先着200名様限定
  • 東京大学150周年記念オリジナル切手セット
  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状

【一括30万円以上のご寄付】

  • オリジナル赤門レゴブロックキット(先着500個限定)

    日本人でただ一人のレゴ®認定プロビルダー三井淳平氏(本学卒業生)監修のオリジナル赤門レゴブロックキットを進呈します。
    【三井淳平氏からコメントをいただきました!】
    *完成次第順次発送/お一人様1個限り
    *発送は国内住所に限ります

    ※内容は変更になる可能性がございます。
    ※本記念品の転売を禁止します。
    ※(2025/8/28)先着100個限定の初回限定パッケージはご好評につき終了しました。
  • 貝象巖キーホルダー【赤門】
  • 修繕後の新瓦への芳名掲載
    ・瓦1枚にお名前を掲載
    ・先着200名様限定
  • 東京大学150周年記念オリジナル切手セット
  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状

これらの記念品につきましてはまとめてお送りさせていただきます。

三井 淳平
1987年生まれ。2005年、TV番組の「レゴブロック王選手権」準優勝で注目を浴びる。東京大学在学中、「東大レゴ部」を創部。2010年、レゴブロックを素材とした作品制作や課外活動における社会貢献が認められ、「東京大学総長賞」を個人受賞。2011年、レゴ認定プロビルダーに最年少で選出される。2015年、レゴ作品制作を事業とする三井ブリックスタジオを創業。2023年には、ボストン美術館で現代アートとして作品が展示された。

三井 淳平さん.PNG

【一括100万円以上のご寄付】

  • 東京大学150周年記念事業オリジナル手帳
    ※数量には限りがございます
    ※完成次第順次発送予定
    ※発送は国内住所に限ります。
  • オリジナル赤門レゴブロックキット(先着500個限定)
  • 貝象巖キーホルダー【赤門】
  • 修繕後の新瓦への芳名掲載
    ・瓦1枚にお名前を掲載
    ・先着200名様限定
  • 東京大学150周年記念オリジナル切手セット
  • オリジナル赤門ポストカードによるお礼状

これらの記念品につきましてはまとめてお送りさせていただきます。

赤門pj_手帳.jpg

【累計500万円以上のご寄付(個人)】

・お名前を東京大学150周年記念事業募金寄付者銘板(2027年度秋に赤門周辺建設予定)に刻印いたします(希望者のみ)

※150周年記念事業募金 (1)UTokyo NEXT150 (2)ひらけ!赤門プロジェクト (3)UTokyo インクルーシブキャンパス構築プロジェクト 3つのプロジェクトへの合算累計金額となります(2022.10.15~2027.3.31決済完了分の累計)
※お名前のご記載はお申込み名義となり、掲載は50音順となります。
※銘板記載要否については2027年度上半期にご連絡をさせていただきます。

【累計1,000万円以上のご寄付(法人)】

・法人名を東京大学150周年記念事業募金寄付者銘板(2027年度秋に赤門周辺建設予定)に刻印いたします(希望者のみ)

※150周年記念事業募金 (1)UTokyo NEXT150 (2)ひらけ!赤門プロジェクト (3)UTokyo インクルーシブキャンパス構築プロジェクト 3つのプロジェクトへの合算累計金額となります(2022.10.15~2027.3.31決済完了分の累計)
※ご法人名のご記載はお申込み名義となり、掲載は50音順となります。
※銘板記載要否については2027年度上半期にご連絡をさせていただきます。

※寄付額が一括500万円以上(法人・団体の場合1,000万円以上)で紺綬褒章への推薦をご希望の場合は、寄付申込フォーム内の「ご意見欄」に「紺綬褒章推薦希望のため、返礼品不要」とご入力ください。詳細はこちらをご覧ください。
※記念品の種類・内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承願います。

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