戦災・災害のデジタルアーカイブ基金

テクノロジー×若い世代の力で「災いの記憶」を未来へ

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プロジェクト設置責任者

情報学環・学際情報学府 教授
渡邉英徳

今年度寄付総額
53,763円
今年度寄付件数
5件
現在の継続寄付会員人数
22人
累計寄付総額
20,026,000円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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ご支援のお願い

ロシアによるウクライナ侵攻,毎年のように起きる激甚災害など,現代は「災い」の多発する時代です。しかしながら「災いの記憶」は,時間の経過とともに上書きされ,忘却されていきます。

「災いの記憶」と,その経験を次世代に活かすためには,被災者の記憶を社会全体で共有し,引き継いでいく必要があります。しかし,そうした個人の貴重な記憶は,老い・死によっていずれ失われていきます。

「個人の記憶」を共有し,「社会全体の記憶」として残していくために,これまでの災害,そして来たるべき災害の記憶を保存・記録していく仕組みづくりが求められています。「デジタルアーカイブ」は,こうした記憶を保存・共有し,未来に継承する基盤として重要なものです。

渡邉英徳研究室では,広島・長崎原爆,あるいはウクライナ戦争,東日本大震災などをテーマとした「デジタルアーカイブズ・シリーズ」を2010年代から開発・運用してきました。しかし,こうしたアーカイブは,主に年限付きの研究費で開発・運用されており,持続性に不安があります。また,バーチャルリアリティ・人工知能などの先端技術を取り入れ,より使いやすいアーカイブ・システムを開発し,多くの人々の協力のもと成長させていくためには,財源となる寄付金が必要です。

本寄付金によって「デジタルアーカイブ」を構築し,「災いの記憶」を世界に発信することにより,「過去から学び・未来に活かす」モティベーションを社会に作り出します。そして,学生をはじめとした若い世代の参画により,持続可能性の高い活動を実現します。

戦災・災害に立ち向かう,平和で力強い世界の実現に向けて,一人でも多くの皆様に本プロジェクトへのご支援とご協力を賜りたく,よろしくお願い申し上げます。

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府
教授 渡邉英徳
 

 

デジタルアーカイブを活用した「記憶の継承」

戦争や激甚災害の多発する時代において,先端テクノロジーと若い世代の力を活かして「災いの記憶」を未来に継承する「デジタルアーカイブ」を開発・運用します。

 

プロジェクトのおもな取り組み

◆新世代のデジタルアーカイブ・システム開発
VR(仮想現実)・AR(拡張現実)・AI(人工知能)などを活用した,新世代のアーカイブ・システムの開発

◆記憶の継承の主体となる担い手の育成
学生を中心とした,記憶の継承の主体となる「若い世代」の教育,被災地など海外の教育・研究機関との連携

◆被災地との連携
デジタルアーカイブを基盤とした国内・海外の被災地との連携,災害によって危機に瀕しているコミュニティの再建支援
 

icon-outside01-blue01.pngデジタルアーカイブ一覧

icon-outside01-blue01.png渡邉英徳研究室

 

応援メッセージ

                                          公益財団法人渋沢栄一記念財団

渋沢栄一が関東大震災に遭遇したのは、83歳の時でした。高齢でありながらも栄一は、自分の身の安全は顧みずにリーダーシップを発揮し、人々の救済と復興に尽力しました。私たちは、苦境に負けず危険や不安を冒して、人々の平和な生活のために貢献した栄一のまなざしを学び、その思いを伝えなければなりません。災害に負けない社会を作っていくためにデジタルアーカイブを通じて、戦災・災害の記録と記憶を未来に繋ぐ貴重な取り組みが継続するよう、微力ながら応援します。
                                                  株式会社Eukarya

私たちは渡邉英徳先生の研究室での学びを基にスピンオフする形で起業し、現在もデジタルアーカイブやWebGISプラットフォーム等のプロジェクトにおいて、「平和で、あらゆるデータが保管・可視化・活用される豊かな未来」を目指して、日々開発や業務に励んでいます。私たちが渡邉研の教育・研究活動を応援することにより、争いや災害のない/少ない世界への一助となれば幸いです。

 


 

 

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8月に長崎で展示会とワークショップを開催します

2024年07月03日(水)

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2024年8月4日〜8日、長崎市役所で「ミライの平和活動展 in 長崎 〜テクノロジーでつながる世界〜」を開催します。
その一環として、8月5日~6日、「教育版マインクラフトで長崎の歴史を学ぼう」ワークショップを行います。

  • 「ミライの平和活動展 in 長崎 〜テクノロジーでつながる世界〜」についてはこちら
  • 「教育版マインクラフトで長崎の歴史を学ぼう」ワークショップについてはこちら

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2025年04月05日

10,000円

記録を遺すことによって、あとの人々がひとりでも多く救われることを祈ります。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

望月 宣武

2025年04月05日

27,763円

戦災・災害のデジタルアーカイブ基金プロジェクトの寄付金累計2000万円達成おめでとうございます! <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

吉池 勝

2025年03月14日

5,000円

頑張ってください! <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

鷲田 信枝

2025年02月03日

200,000円

戦争の体験者として少しでも応援出来たらと思っております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

岩間 輝

2025年01月01日

10,000円

微力ながら活動の支援をさせていただきたく思います <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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2024年12月21日

50,000円

公開講座で渡邉先生のお話を伺い、とても意義のある活動であると感銘を受けました。微力ですが応援いたします。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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2024年10月24日

10,000円

些少で申し訳ありません <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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2024年08月16日

20,000円

引き続きのご活動を応援しております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

村上 佳津子

2024年08月16日

10,000円

縛りのない教育で次世代の若者たちが伸びやかに生きること。が願いです <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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2024年07月06日

10,000円

本日の東大EMPの講義で心が揺さぶられました。微力ですが、応援致します。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

日向 良和

2024年04月16日

10,000円

自分も東日本大震災の時、少しですがデジタルアーカイブにお手伝いできました。記録を残す活動の中で物を残す活動と同時に重要だと思います! <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

土井 隆

2024年04月15日

10,000円

デジタルアーカイブの取り組みを応援しております。 Minecraftをつかった平和での活用についてもより広げていただけたらと思っております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

滝井 なみき

2024年04月15日

10,000円

東京大学のお力で世界を助けてください <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

武田 智義

2024年03月26日

3,000円

記憶の解凍など、渡邉先生のコンテンツをみさせていただいております。 少額で申し訳ないのですが、ご協力させてください。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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2024年02月08日

2,000円

国内外の戦争の記憶と、ガザなどでいままさに生じている悲劇を伝える重要な取り組みと思います。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

望月 宣武

2024年02月07日

1,000,000円

たいへん有意義なプロジェクトであると感銘を受けました。支援金が役立つことを祈念しております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

TRC-ADEAC 株式会社

2024年01月31日

100,000円

デジタルアーカイブの発展を楽しみにしております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

森田 義巳

2024年01月25日

10,000円

微力ではございますが応援しております。 <戦災・災害のデジタルアーカイブ基金>

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プロジェクト設置責任者

情報学環・学際情報学府 教授
渡邉英徳

今年度寄付総額
53,763円
今年度寄付件数
5件
現在の継続寄付会員人数
22人
累計寄付総額
20,026,000円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

このプロジェクトの謝意・記念品

ご寄付いただいた方全員

・渡邉研究室ウェブサイト等における寄付者の氏名掲載(東大基金芳名録への掲載可としてくださった方のみ)

・寄付者限定イベント(セミナー等)のご案内

・寄付者様限定で『東大で戦争と平和について考える』講演会の動画を全編(約75分)通してご覧いただけます。​
※予告動画(約1分30秒)は、コチラからご覧ください。​
※2023年12月中に新規でご寄付いただいた方へは、年明けより順次、動画URLをご案内いたします。
※ 『東大で戦争と平和について考える』講演会の詳細はコチラからご覧ください。

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

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