東京大学は1877年の創設以来、人材育成および学術研究の面で日本の近代化に貢献してまいりました。昨今では、大学の使命の根幹である教育と研究に加えて、益々複雑化する社会的課題の解決も重要な使命となってきました。
個を活かしつつ、調和的に発展する社会をどのように創っていくか、この喫緊の課題に正面から向き合うことが東京大学の新たなミッションと認識し、未来社会協創(FSI)推進本部を2017年に立ち上げました。
未来社会協創事業が目指す方向性は、国連が2030年に向けて採択したSDGs(持続可能な開発目標)の理念と合致します。東京大学が文理を越えて有する「知」を集積し、SDGsを媒介に学内外の連携を深め、皆様と一緒により良いインクルーシブな未来社会を協創していきます。
人類社会に貢献する「未来社会協創事業」にご賛同いただき、力強いご支援を賜りたくお願い申し上げます。
FSI:Future Society Initiative = 未来社会協創
SDGs : Sustainable Development Goals = 持続可能な開発目標
未来社会協創推進本部が主導する未来社会協創事業(FSI事業)の取り組みを支え、その目標を実現するための基金として「未来社会協創基金(FSI基金)」を設立しました。
東京大学の学術研究は多岐にわたりますが、その全てが必ずしも最初から注目されるわけではありません。ノーベル賞を受賞する研究も、20年、30年とコツコツと積み上げた結果です。
現在、注目度の高い研究のみにご寄附が集中しますと、未来社会は偏ったものになってしまいます。基礎的な研究や地味な研究のなかにも、未来社会を協創するために重要な研究が多く含まれています。
また、これらの研究を支えていくのが優秀な若手人材です。奨学金制度や留学プログラムを充実させて育成するとともに、若手研究者の安定したポストを増やしていくことが、より良い未来社会を持続的に創っていくためには必須です。
FSI基金は、より良い未来につながる様々な研究やプロジェクトに活用させていただきます。インクルーシブなより良い未来社会を協創するために、裾野広く多くの方々にご支援をお願い申し上げます。
2020年10月28日(水)
10月17日にバーチャルシンポジウムを開催いたしました。当日の様子をYouTubeにて公開しておりますので、ぜひご覧ください。
地球と人類社会の未来への貢献に向けた協創を効果的に推進するための司令塔として、2017年7月に学内組織「未来社会協創推進本部(FSI)」が本学に設置されました。
東京大学が文理を越えて有する「知」を集積し、SDGsを媒介に学内外との連携を深め、より良いインクルーシブな未来社会の協創に向け、その最前線で行われてきた本学の活動の一端についてご紹介いたします。
<プログラム>
0:15 開会挨拶(藤井理事・副学長)
5:58 五神総長挨拶
基調講演
24:48 羽田 正国際高等研究所東京カレッジ カレッジ長
「東京カレッジと東京フォーラム−東京大学と世界をつなぐ−」
42:00 中澤 公孝総合文化研究科 教授/スポーツ先端科学研究拠点 拠点長
「パラリンピックブレイン -パラアスリートの脳にみるヒトの拡張能力-」
57:55 小玉 重夫教育学研究科 教授/社会連携タスクフォース体験型活動ワーキンググループ 座長
「フィールドスタディ型政策協働プログラムとは何か」
1:09:11 菊池 康紀未来ビジョン研究センター 准教授
「未来社会協創にむけたプロジェクトの分析とマッピング」
1:26:02 閉会挨拶(福田理事・副学長)
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
各人がそれぞれの立場で人間性を磨ける新しい社会をエピジェネティクス的な発想で設計し運用し始めるまたとない機会と思います。例えばIT技術を使い、保有期間により議決権を制限するなど投機的な株式資本主義の是正。
<未来社会協創基金(FSI基金)>
伊藤塾(東京大学法学部)塾生
<未来社会協創基金(FSI基金)>
政府にきちんと物申して行くことが大切ですが、せめて微力ながらお役に立てればと思います。
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
<未来社会協創基金(FSI基金)>
基礎研究の一助になればということで些少ではありますが。今回寄付をさせて頂きました。
<未来社会協創基金(FSI基金)>