東京大学附属図書館支援プロジェクト

世界水準の教育・研究を支える 充実した資料と快適な環境を

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プロジェクト設置責任者

東京大学附属図書館長
坂井 修一

今年度寄付総額
2,799,000円
今年度寄付件数
23件
現在の継続寄付会員人数
5人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

館長からのメッセージ

東京大学附属図書館長  坂井 修一


   東京大学附属図書館支援プロジェクトは、新しい時代の要請に応え、図書館機能を高度化し広く学内外で活用していただくこと、貴重な学術資料を保存し次世代に継承していくことを目的としたプロジェクトです。
   東京大学附属図書館は、東京大学の学術の多様性を支える重要な基盤です。総合図書館、駒場図書館、柏図書館の拠点図書館と、様々な学問分野を基礎とする27の部局図書館から構成されており、全学の学習、教育および研究を支援すべく、日々「協働する一つのシステム」として活動しています。
   本プロジェクトでは、2020年9月に終了した「新図書館計画アカデミックコモンズ」の志を引継ぎ、教育・研究を支える環境のさらなる整備を行います。加えて、2020年から続くコロナ禍においては非来館型サービスへの要望もより高まっており、学習用の電子書籍資料の充実、東京大学が所蔵する学術資産のデジタル化と発信も一層推進していきます。また2020年10月に開館したアジア研究図書館では、研究機能を備えた図書館という特色を生かし、新しい研究や教育を展開します。
   大学への運営費交付金の減少や電子ジャーナル費用の高騰などにより、図書館をめぐる状況は厳しさを増しています。東京大学の世界水準の教育・研究を支える附属図書館を発展させていくために、ぜひ温かいご支援を賜りますようお願いいたします。

プロジェクトがめざすもの

伝統の継承と最先端の学習環境の融合

 快適な学習空間を提供するために、創建当時から使用する大机の整備を行います。また、附属図書館が所蔵する重要文化財を含む多数の貴重な資料は長年にわたって教育・学術研究に活用されてきました。これを永く後世に伝えるために、良好な保存環境の維持や劣化した資料の修復を進めます。

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多くの学生の学びを支える閲覧室の大机は90年物のアンティーク。修復しながら大切に使用しています。
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別館ライブラリープラザは会話をしながら学習・研究ができる空間です。グループワークや研究発表が行えます。
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重要文化財 東京帝国大学五十年史料


総合図書館館内の様子(東京大学公式YouTube)


所蔵資料のデジタル化の促進
 附属図書館が所蔵する「南葵文庫」(紀州徳川家当主徳川頼倫より寄贈された紀州徳川家の旧蔵書を中心としたコレクション)、「鷗外文庫」(森鷗外の旧蔵書)等のさらなるデジタル化・公開を進めていきます。時と場所を選ばずに資料にアクセスできる環境を整備することで、利用の促進、研究の発展が期待されます。
デジタル化した資料は東京大学デジタルアーカイブポータルで公開しています。

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南葵文庫 貴重図書
『犬追物圖説』いぬおうものずせつ(江戸中期頃の資料)
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鷗外文庫 『渋江家乗』しぶえかじょう
(『渋江抽斎』の基礎資料の一つ。1915(大正4)年頃)


電子書籍資料の充実
 紙の書籍を図書館で閲覧するだけではなく、自宅や研究室から資料を利用できる非来館型のサービスを充実させる必要性が一層高まっています。学習用の電子書籍をより充実させ、学生や教員がいつでも・どこからでも資料にアクセスできる環境を拡大していきます。

アジア研究図書館の整備によるアジア研究の進展
   2020年10月に開館したアジア研究図書館は、学内の多数のアジア関係研究資料を集約し、アジア諸地域に関する研究を推進・支援するための図書館です。アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)とアジア研究図書館研究開発部門(RASARL)を備え、研究機能と図書館機能が有機的に結合したアジア研究の拠点として発展が期待されます。

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アジア研究図書館
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閲覧室には約4万冊のアジア関係の図書が収められています。

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お問い合わせ先

【事業内容のお問い合わせ】
東京大学附属図書館
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
電話:03-5841-2607
FAX:03-5841-2636
E-mail:ac-info@lib.u-tokyo.ac.jp
(※電子メール送信の際は、@を半角に直してください)

【ご寄付のお問い合わせ】
東京大学基金事務局
〒113-8654 東京都文京区本郷7-3-1
電話:03-5841-1217
FAX:03-5841-1219

関連ウェブサイト

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2023年活動報告
-所蔵資料のデジタル化等を進めています-

2024年02月08日(木)

●所蔵資料のデジタル化の促進

貴重な学術資料を保存し次世代に継承していくために、所蔵資料のデジタル化・公開を進めています。
2023年には、総合図書館が所蔵する「青洲文庫」(山梨県の素封家である渡邊家三代にわたって収集された和書や漢籍などの資料群)、総合図書館の歴史に関する文書や写真などの「館史資料コレクション」のほか、出陳・掲載依頼の多い貴重図書等のデジタル化を行いました。特に2023年は関東大震災から100年の節目にあたることから、「館史資料コレクション」のデジタル化資料は、附属図書館特別展示「図書館に眠る震災の記憶」展で活用した他、新聞等の報道でも使用され、多くの注目を集めました。

*附属図書館特別展示「図書館に眠る震災の記憶」は閉幕しましたが、電子展示でいつでもご覧いただけます。https://jpsearch.go.jp/gallery/utokyo-shinsai2023
 

(附属図書館支援プロジェクト)1_貴重図書まんちう.jpg
▲貴重図書『まんちう』, [寛永年間](東京大学総合図書館所蔵・青洲文庫)
(附属図書館支援プロジェクト)2_図書館に眠る震災の記憶展電子展示.PNG
▲図書館に眠る震災の記憶展 電子展示


●アジア研究図書館の整備によるアジア研究の進展
2020年10月に開館したアジア研究図書館は、学内の多数のアジア関係研究資料を集約し、アジア諸地域に関する研究を推進・支援するための図書館です。学内に散在するアジア関係研究資料の移管・整理作業を継続して行っています。


●伝統の継承と最先端の学習環境の融合
3階の大閲覧室に引き続き、2階の閲覧室に設置している大机の修復の準備を進めています。


●広報活動
東京大学基金活動報告会2023においてプロジェクト体験ツアーを開催し、寄付者の方々に総合図書館をご見学いただきました。
また、総合図書館玄関に掲示させていただく銘板の設置枠の増設も行いました。
 
今後ともあたたかいご支援を何卒よろしくお願いいたします。

(附属図書館支援プロジェクト)3_増設した総合図書館玄関銘板枠.jpg
▲増設した総合図書館玄関銘板枠

 

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2025年05月21日

100,000円

多くの学生の学びを支える図書館の発展を願い寄付します。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

正田 隆章

2025年04月12日

300,000円

中国・北京出身として、東大大学院建築専攻での学びは人生の礎です。東大に心から感謝し、寄付いたします。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

大西 理文

2025年03月23日

1,000円

智と仁術が優れた医療をもたらす。 我が国日本に少しでも多くの智の修得者が現れんことを。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

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2024年12月29日

7,000円

昔、大机にお世話になり、そのお陰もあって資格職としてボチボチ稼いでいます。修理にお金必要と伺い、少額ながら寄付します <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

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2024年12月21日

50,000円

在学中は図書館にお世話になりました。充実した図書館は研究活動を支える大切な資産です。微力ながら支援致します。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

池田 佳生

2024年12月04日

10,000円

学生時代の初めてのアルバイトが東大図書館での本の移動でした。大変お世話になり、ありがとうございました。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

駒谷 剛志

2024年10月13日

50,000円

より一層の発展を祈念しております。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

見崎 緑

2024年06月22日

300,000円

世界と競い合える技術を目指してください。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

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2024年05月08日

18,000円

この図書館を学生さんが利用して、世界で活躍する人材を輩出できるよう、心からお祈り申し上げます。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

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2024年04月26日

300,000円

日本を背負う大学として、そしてその顔である図書館として、どうか超然としていてください。応援しています。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

木谷 繁克

2024年04月17日

100,000円

東大での学びはまさにPricelessでした。恩返しの一環として寄付させて頂きます。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

角尾 弘

2024年02月13日

1,000,000円

大学院情報学環教育部は、渋沢栄一らによる新聞講座開設の寄付や、GHQによる4年生の新聞学科開設の勧告などを受け、S25に本郷の総合図書館の一角に、新聞研究所教育部として設置されたのが始まりの正規の課程です。教育部修了にあたり、在学時代お世話になりました図書館に寄付させて頂きます。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

冨田 淳治

2023年12月01日

300,000円

卒業後も時々東大図書館を利用しています。卒業後だからこそ、おもむくままの読書・勉強が可能です。僅かですが、恩返しのつもりです。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

中村 文彦

2023年10月30日

300,000円

半藤一利さんのような歴史探偵が東大からたくさん生まれることを楽しみにしています。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

駒谷 剛志

2023年09月28日

50,000円

コロナ禍から本格的に回復し、キャンパス内での教育研究環境が復活しつつあると思いますので、より充実した教育研究ができるよう祈っております。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

池田 和広

2023年09月17日

100,000円

図書館から日本を変えるきっかけに微力ながら貢献させて頂きたい、そんな思いでの寄付です。行き詰まり感の打破は、知識と知恵から。小さい声でも声援を送っていきます! <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

佐藤 貴之

2023年08月17日

300,000円

佐藤楓子 300,000円 23年3月22日、骨肉腫のため3年生で他界しました。 勉強と読書、おしゃれと旅行と美味しいものが大好きな子でした。キラキラ、前向きに、精一杯生きました。 大好きな東京大学とそこでの学び、そして学友への思いを込めて寄付します。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

佐藤 康真

2023年07月30日

100,000円

卒業生です。在学中は図書館の豊富な資料のおかげで充実した学習が出来ました。東大生の学力を支える図書館に、少額ではありますが、寄付させて頂きます。 <東京大学附属図書館支援プロジェクト>

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プロジェクト設置責任者

東京大学附属図書館長
坂井 修一

今年度寄付総額
2,799,000円
今年度寄付件数
23件
現在の継続寄付会員人数
5人

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

ご寄付の謝意・記念品

「東京大学基金」の謝意・記念品が適用されます。

このプロジェクトの謝意・記念品

一括10万円以上のご寄付

総合図書館玄関への銘板設置

一括10万円以上ご寄付いただいたすべての個人・法人の方は、総合図書館玄関の銘板にお名前を記して末永く掲示いたします。詳細はこちら

玄関銘板

一括30万円以上のご寄付

玄関への銘板設置に加え、次の謝意・記念品がお選びいただけます。

大閲覧室大机への銘板設置

個人・法人の方のお名前を記した銘板プレートを、大机前面の仕切り板に設置いたします。詳細はこちら

写真5_3F大机.JPG
創建当時から使われている大机

大閲覧室書架への銘板設置

個人・法人の方のお名前を記した銘板プレートを、書架両側にある側板上部に設置いたします。詳細はこちら

写真6_3F大閲覧室書架-1.jpg

総合図書館特別利用証 3年間有効

総合図書館の書庫入庫や開架図書の貸出ができる「総合図書館特別利用証」を発行いたします。(個人のみ)詳細はこちら。ご寄付いただく際には、詳細ページの【特別利用証についての注意事項】をご確認ください。

一括100万円以上のご寄附

玄関への銘板設置に加え、特別利用証(10年間有効)の発行と、大机と書架への銘板設置をいたします。詳細はこちら。ご寄付いただく際には、詳細ページの【特別利用証についての注意事項】をご確認ください。

写真5_3F大机.JPG

写真6_3F大閲覧室書架-1.jpg

一括300万円以上のご寄付

総合図書館特別利用証 終身有効

玄関への銘板設置に加え、総合図書館の書庫入庫や開架図書の貸出ができる「総合図書館特別利用証」(終身有効)を発行します。(個人のみ)詳細はこちら。ご寄付いただく際には、詳細ページの【特別利用証についての注意事項】をご確認ください。

特別利用証ゴールド画像.jpg

東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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