
IRCNは、2017年に文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)に採択された新しい国際研究拠点です。
東京大学本郷キャンパスに世界の知を結集し、生命科学、医学、言語学、数理科学、情報科学を独創的に融合させ、脳の神経発達という切り口から、「ヒトの知性」がどのように発達していくのかの理解を進めます。
さらに「ヒトの知性」と人工知能を共通の基盤の上で理解することを通じ、「ヒトの脳が自分自身を理解できるのか」という、人類の最大のフロンティアに挑みます。
現在IRCNは、医学部1号館(築85年以上)を主たる活動拠点として、神経回路発達の基本原理の解明と、その過程の異常による精神疾患の病態解明を通じ、ヒトの知性の理解を深めるとともに、脳の神経回路の発達・作動原理に基づく新たな人工知能の開発を目指し、その実現に向けた研究を行っています。今後は、人文社会科学の知とも融合し、ヒトの知性のより深い理解に基づく人類社会の課題解決に貢献してまいります。
しかしながら、国からの国立大学への財政支援の減少傾向が顕著となり、IRCNにとって安定的な財政基盤を確立することは極めて困難です。
皆さまには、このような状況をご理解頂き、あたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2022年02月02日(水)
2021年3月25日(木)より、東京・お台場の日本科学未来館の常設展示ビジョナリーラボの第2期として「知脳を〇〇する-脳をみて、脳をつくる研究者たち」の展示を開催いたしました。
「知脳」とは、新しい研究領域 “ニューロインテリジェンス“ を表す造語です。ニューロインテリジェンスは、「私たちの脳を知ること」「脳を知ることから生まれる人工知能の開発」という二つの側面をもっています。脳研究と人工知能(AI)研究の融合によって、どのようなビジョン(=理想の未来像)を切り拓くことができるのか、「知脳を体感する」「知脳を理解する」「知脳を探究する」「知脳を創造する」のテーマのもと、最先端研究から「知性」についての新しい視点を来場者に獲得していただき、脳の大きな可能性を研究者と共に探っていただけるよう企画しました。
■ 概要 ■
タイトル ビジョナリーラボ 第2期 「知脳を〇〇する-脳をみて、脳をつくる研究者たち」
公開期間 2021年3月25日(木)~2022年3月6日(日)
展示エリア 日本科学未来館 3階 常設展示ゾーン「未来をつくる」
展示詳細については日本科学未来館のWEBサイトをご覧ください。
2021年03月12日(金)
日本科学未来館(略称:未来館 館長:毛利 衛)と東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構(略称:IRCN 機構長:ヘンシュ貴雄)、株式会社乃村工藝社(代表取締役 社長執行役員:榎本修次)は、2021年3月25日(木)に、ビジョナリーラボ第2期の新展示「知脳を〇〇する-脳をみて、脳をつくる研究者たち」を公開します。脳研究と人工知能(AI)研究の融合によってどのようなビジョン(=理想の未来像)を切り拓くことができるのか、最先端研究から「知性」についての新しい視点を獲得し、脳の大きな可能性を共に探っていく展示です。
「知脳」は造語で、私たちの脳を知ること、そして脳を知ることから生まれる人工知能という二つの側面をもつ新しい研究領域“ニューロインテリジェンス“を表すとともに、それによってもたらされる成果そのものも表しています。この展示によって、脳研究とAI研究それぞれの視点をもつ研究者たちがコラボレーションする最前線を体感しながら、「知脳」をめぐるさまざまな体験をすることができます。
「知脳を体感する」「知脳を理解する」「知脳を探究する」「知脳を創造する」のテーマのもとに、脳とAIの最先端研究からわかる人間の脳とAIの共通点と相違点や特徴を、実際の装置やAIを見て、聞いて、触れて理解できます。脳研究からどんなAIが創れるか、どんなAIなら私たち一人ひとりが尊重される未来をつくる助けとなるのか、研究者のビジョンから未来を想像したり、自ら意見を発信したりすることで、展示を通して来館者もビジョン創造に参加することができます。
本展示は未来館とIRCN、乃村工藝社の三者でワークショップを開催して協働で企画制作し、脳研究とAI研究の融合から生まれる研究成果を最適な展示手法で提示することで、来館者に新しい体験を提供します。
■ 概要 ■
タイトル ビジョナリーラボ 第2期 「知脳を〇〇する-脳をみて、脳をつくる研究者たち」
公開日 2021年3月25日(木)
展示エリア 日本科学未来館 3階 常設展示ゾーン「未来をつくる」
企画制作 日本科学未来館、東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構、株式会社乃村工藝社
※入館の詳細に関しましては、日本科学未来館のwebサイトをご確認ください。
IRCNウェブサイトはこちら
2021年02月01日(月)
2020年は新型コロナウィルスの影響による活動制限のため、IRCNもラボでの研究活動に支障をきたす期間がありました。しかしながら、IRCNでは「アンダーワンルーフ」として世界各国にいる研究者と共に研究活動を進め、異分野の学問領域との共同研究の推進においては、連携研究者(AF)も含めたチームサイエンスというアプローチを採用し、今年度は12の分野において融合研究のためのチームを発足させました。
当機構の研究活動はこちらからご確認いただけます。
その様な中、東大基金「ニューロインテリジェンス国際研究機構(IRCN)基金 「ヒトの知性」はどのように生じるか?」においては、2020年は寄付件数11件(10名様)、寄付額140万5千円のご支援をお寄せいただきました。心より感謝申し上げます。IRCNにとって、今年は東大基金活動元年であり、具体的な計画の協議や支援者の皆様へ向けた活動を行う予定でおりましたが、新型コロナウィルスの影響を受け活動が制限されたこともあり、目標額達成に向けてはさらなる努力が必要です。
IRCNの研究活動は壮大なテーマであるが故、研究活動を積極的に知っていただくよう定期的に活動報告やご挨拶を行ってまいります。我々の研究活動は、多くの皆様によって支えられており、今後も多くの方のご理解とご支援と共に挑戦していく所存でございます。
2021年春には、東京都江東区にある日本科学未来館での展示を控えており、このイベントを通じ、多くの方へ我々の活動を知っていただく機会を予定しております。 今後ともニューロインテリジェンス国際研究機構の活動にご関心をお寄せいただきたくお願い申し上げます。
本プロジェクトは令和2年3月31日をもって寄付募集を終了いたしました。
ご支援ありがとうございました。
これまでの成果報告および基金残高の今後の活用方針につきましては、「活動報告」ページをご覧ください。
東京大学医科学研究所創立125周年・改組50周年記念事業「IMSUT One to Gogo基金」
募集終了
<ニューロインテリジェンス国際研究機構( IRCN )基金>
<ニューロインテリジェンス国際研究機構( IRCN )基金>
--「ヒトの知性」がどのように発達していくのか--
について、一人の母親として興味を覚え、ぜひ、応援させていただきたいと思い、気持ちだけを寄付させていただきました
<ニューロインテリジェンス国際研究機構( IRCN )基金>
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<ニューロインテリジェンス国際研究機構( IRCN )基金>
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