ミュオグラフィ リベラルアーツ基金

最新科学で透視する古墳・火山をアートする

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プロジェクト設置責任者

東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構長 地震研究所 教授
田中宏幸

今年度寄付総額
210,000円
今年度寄付件数
2件
現在の継続寄付会員人数
1人
累計寄付総額
1,791,000円

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東京大学へのご寄付には税法上の優遇措置が適用されます。

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ご挨拶

ミュオグラフィ
なかなか聞き慣れない言葉だと思います。実は東京大学が世界をリードする最先端透視技術なのです。宇宙から降り注ぐ宇宙線が地球大気に衝突するときに発生するミュー粒子(ミュオン)を使って、地球の中を透視する技術です。人間の体を透視するX線が骨で止まるように、ミュオンは岩盤によって透過率が違います。この特性を活かして古墳や火山の中を透視して内部構造を画像化する技術がミュオグラフィです。「地球のレントゲン」であり、様々な応用が期待されています。

本プロジェクトはミュオグラフィをもっと多くの人々に知っていただくための活動の一環です。この高度な技術を多くの人々に知っていただくには、先ずミュオグラフィを絵画などのアートに置き換えて関心をもっていただこうと思いつきました。誰もが親しめるアートを通じて、ミュオグラフィのような先端科学技術から太古の古墳、そして火山のような地球の内部まで、文理にまたがる幅広い関心を喚起することで、リベラルアーツ(教養)教育が可能となります。リベラルアーツはより深く専門分野を探求するための礎になります。

多くの人々に、とりわけ若者たちに、最先端科学や文化遺産等々の魅力に気付きを与えるミュオグラフィリベラルアーツの取り組みにご支援を賜りますようにお願い申し上げます。
 

東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構
機構長 田中 宏幸
 
photograph (1).JPG

 

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ミュオグラフィとは?

火山ミュオグラフィ.JPG
火山ミュオグラフィ

ミュオグラフィとは、巨大物体を透視できる最先端技術です。ミュオグラフィは、X線透視と原理が全く同じですが、X線を使わずに宇宙から飛んでくるミュオンを使います。つまり、ミュオグラフィは、巨大物体版レントゲン写真のようなものといえます。 東大が世界に先駆けて成功させた火山透視により、火山より小さいものならば、どのような大規模構造体でも可視化できることが実証され、福島原発のメルトダウンやギザの三大ピラミッドの透視など、さまざまな領域で応用がはじまっています。
また、ミュオグラフィは世界中どこでも同じ装置で透視をすることが可能です。セーフティ、エネルギー、文化遺産等、世界各国が有する問題にユニバーサルに取り組むことができる点が特徴です。

今城塚古墳と装置.JPG
ミュオグラフィによる透視(今城塚古墳)

 
桜島.JPG
林武文 関西大学教授らによる3D-CG
桜島の裾野にミュオグラフィ装置を設置し、桜島を通過してくるミュオンの数を測定します。それによって、桜島の内部構造を知ることができます。

ミュオグラフィアートとは?

火山とミュオン.JPG
中島裕司:「火山とミュオン」
プロの画家によるミュオグラフィアートです。 この絵は、ミュオグラフィの装置によって
透視された薩摩硫黄島をモチーフに、作家の感性と絵画技術で制作されました。

ミュオグラフィアートは、ミュオンやその応用をアートで表現し、そのままでは難しく受け取られがちなミュオグラフィについて一般の方々にもわかりやすく面白くお伝えし、ミュオグラフィに関する知識を広く知っていただくことを目標としています。

中島裕司の作品2.JPG
中島裕司:「ミュオグラフィ・アート・古墳」
同画家による解説「幾何学的な線は科学を、自由に散らばった金箔はアートとミュオンを表現。古墳を貫くシャープな線はミュオグラフィに至る。」
手のひらサイズ.JPG
小阪美咲:「透過力」
大学生のミュオグラフィアートです。ミュオンが手のひらサイズに1秒間に1個の割合で透過していることを、モチーフにしています。
 

プロジェクトの目指すところ

ミュオグラフィをきっかけとして、老若男女問わず多くの人に最先端科学に興味を持っていただき、それが科学への理解や感動へとつながっていくことを目標としています。特に若い世代には、科学やアートをより身近に感じ、将来の選択肢を広げるきっかけにしていただければと思い、活動しています。

若手アーティスト.JPG
グランフロント大阪での展示の様子です。
プロとともに若手アーティストも初期から参加しています。

SDGsの取り組み

SDGs.JPG

■質の高い教育への貢献(目標4) 国連大学で開催されたミュオグラフィに関するシンポジウムを主催するなど、この分野を世界的にリードしています。
■ワークショップの開催(目標4・5) 老若男女問わず多くの人に最先端科学に興味を持っていただくため、ワークショップを多数開催しています。
■文化度の高い都市づくりに貢献(目標11) ミュオグラフィによる古墳内の透視などを行い、新しい視点から文化遺産を理解することで、古代、現代、未来をつなぐサステナブルな都市づくりを目指しています。
 

ミュオグラフィアートプロジェクトをご支援ください

本プロジェクトにより、ミュオグラフィアートを通して一般の方々が最先端科学に興味を持つことを目指しています。お寄せいただきましたご寄付は、日本有数の古墳地域である大阪や岡山地域での古墳透視のための実験費用並びに同地域における展示会、講演会、冊子作成などの各運営費用に活用させていただきます。
本プロジェクトでは古墳の透視に着手しており、装置は準備済みですが、実際に透視をするには、電気代や装置の移動費など、経費が重なります。古墳の透視という新しい取り組みを成功させるためにも、皆様のご支援をお願い申し上げます。

絵画ミュオン.JPG

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ミュオグラフィリベラルアーツ基金応援メッセージ

千歳喜弘
マクセルホールディングス株式会社名誉相談役
元日立マクセル株式会社元社長、元会長

ミュオグラフィは巨大物体をレントゲンのように透視できる最先端の科学技術と聞いて、これは世の中のためになると確信しました。
科学技術は日々進歩しており、人間がその時の知識で想像できる以上の進歩をしています。ミュオグラフィもこの例にもれず、これまでの知識では山の内部構造、特に火山のマグマの状態などを直接見ることは想像できななかった領域です。しかし、それが現在可能になっています。ミュオグラフィは宇宙から飛んでくるミュオンを利用するもので、これは21世紀の革新的な科学技術のひとつとなると思います。
一方、この技術はむつかしい最新の物理学をもってして理解できるものですが、一般の人にとってはけっこう難解な分野です。それをアートを使ってだれでも身近に感じ理解できるようにする取り組みはユニークで、これも今後に期待でき、おおいに発展させてもらいたいものです。
栗田裕功
在大阪ハンガリー国名誉総領事

ハンガリーと日本は極めて良好な友好関係にあり、昨年日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念を迎えました。科学分野ではこれまで東京大学の国際ミュオグラフィ連携研究機構とハンガリーのウイグナー物理学研究センターと共同でミュオグラフィの科学的研究を進めています。
この度この活動を多くの方に知っていただくためアートを使った活動を進めていると聞いて大いに支援したいと思いました。最先端技術は一般にはなかなか理解しがたいのですが、だれでもわかるアートを使っての取り組みはすばらしいと思います。この分野の発展をおおいに期待しております。
定廣好和
造山古墳蘇生会会長

岡山市北区の造山古墳は、五世紀ごろに作られた日本で第4番目の規模を有す大型古墳です。蘇生会が地域の宝として守ってきましたこの古墳は、学術調査は進めたいものの未来の人類のためありのまま残したいと願っています。
そんな中、田中宏幸先生が研究しておられるミュオグラフィは、非破壊で古墳内部が透視できると伺い、夢のような装置がすでに現実化していると感動しました。この度の東大基金の一部を使って我らの造山古墳の内部透視に挑んでいただけると聞いて、この上ない喜びであります。ミュオグラフィは古代を蘇ることができる夢の科学技術で、大きなロマンを与えていただけるものと期待しております。

今後も応援コメントを掲載していきます。
 

キーワード

ミュオン

ミュオンは、宇宙のかなたから飛んできた宇宙線が地球の大気(酸素、窒素など)に触れたときに発生する素粒子です。地上には、手のひらサイズ(10cmx10cm)に1秒間に1個の割合で降り注いでいます。言い換えれば、寝ている間(約8時間)に人の体を100万個突き抜けていますが、人体には悪影響はありません。ミュオンにはキロメートルに及ぶ岩盤を通り抜ける貫通力がありますが、X線が骨で止まるのと同様に、ミュオンも一部の岩盤などを透過しにくいため、その透過率の違いを使って内部構造を画像化できます。

宇宙.JPG
宇宙のかなたで超新星ができるとき、各種の宇宙線が発生します。
それが地球の大気圏に届くと空気に衝突し、ミュオンが発生します。

 

プログラムに関するお問い合わせ

東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
Email:ht@virtual-muography-institute.org
    
sumiya@virtual-muography-institute.org
 

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2020年活動報告 -ミュオグラフィアート展開催-

2021年01月21日(木)

PJ画像0
ミュオグラフィアート展 会場写真

ミュオグラフィアート展2020を、2020年8月25日から8月31日までグランフロント大阪「The Lab.みんなで世界一研究所」内アクティブスタジオで開催しました。アーティスト27人の新作品を展示しました。これらの作品は、ミュオンやミュオグラフィに関するアートです。さらに、会期中にYouTubeライブで科学者および参加アーティストのインタビューを流しました。それらのすべてを下記のYouTubeに登録しています。

https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/ku-map/?p=3244

新型コロナの影響下で参加者は数百人と少なかったのですが、新たにYouTubeライブ以外にも3Dバーチャルミュージアムなどをホームページ上で公開するなど新しい広報手段を取り入れました。

https://wps.itc.kansai-u.ac.jp/ku-map/?p=3270

その結果、新型コロナ下で規制の多い会場でしたが、評判の良い展示会となりました。

3Dのバーチャルミュージアム
3Dのバーチャルミュージアム
会場でのアーティストインタビュー
会場でのアーティストインタビュー

お寄せいただきましたご寄付は、インタビュー用マイク購入に活用させていただいたほか、今後は東大岡山地区社会連携センター、ハンガリー文化センターにおける3Dバーチャル画像の撮影、ミュオグラフィ装置の移動、電源工事、特殊ガスの購入などに活用させていただく予定です。引き続きご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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寄付目的・支援先を指定できます
お名前 日付 金額 コメント
岡崎 裕夫 2021年04月17日 200,000円 宮内庁管轄の古墳や住宅地の下に埋もれた古墳も多く、中を見れないことで日本古代史のブラックボックスとなっている現状です。現代の新しい技術で、その解明が少しでも進むことを期待しています。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
藤澤 直武 2020年12月22日 5,000円 科学とアートを融合したすばらしい取り組みだと思います。活動の成果があがりますことをお祈りしております。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
八十川 紀夫 2020年11月09日 500,000円 人間らしいバランスの取れた判断力や想像力の源として
リベラルアーツの重要性がビジネスの世界でも認識され始めているようです。
世界をリードしてください。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
郷原 啓二 2020年11月02日 3,000円 本プロジェクトのますますの発展を期待しております
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
小野 雅史 2020年09月16日 1,000円 とても先進的で意義のある事だと思います。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
石川 正司 2020年08月30日 10,000円 基礎科学、実用研究、芸術、そして素敵な人々が強い絆で繋がっていることは素晴らしいです。これからも応援しています。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
******** 2020年08月03日 3,000円 ミュオグラフィについて、このプロジェクトをきっかけに知りました。アートと最先端科学が融合することで、新たに関心を持つ層が増えると思います。新しい研究アプローチこれからも応援しています。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
久下 真理 2020年07月29日 1,000円 素晴らしい未来に向かっていらっしゃるプロジェクトを支援します。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
柳川 龍之介 2020年07月28日 5,000円 ミュオグラフィアートという新しい分野への挑戦。応援しています。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
******** 2020年07月22日 3,000円 ミューオンとアートを結びつける試みが新しく、時空や世代を超えた可能性を感じさせる芸術だと思いました。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
青木 孝道 2020年07月20日 10,000円 ミューオン科学の発展を期待しています
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
大倉 宏 2020年07月17日 3,000円 アートを通じてたくさんの方が先端技術、科学全般に興味をもっていただければと思います。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
角谷 敦子 2020年07月16日 1,000円 頑張ってください
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
坂田 隆斗 2020年07月09日 1,000円 がんばってね
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
坂田 有香 2020年07月07日 2,000円 以前ミュオグラフィーアートを拝見させて頂き、いろんな角度からのアプローチで科学とアートを融合させる世界観が素晴らしいと感じました。より多くの方々に興味を持って頂けると良いですね。応援しています!
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
松尾 真希 2020年07月04日 2,000円 小中学生の二児の母です。常に新しいことに挑戦しようとしている本プロジェクトに共感しています。ますますの発展を期待しております。小学生にもわかりやすいイベントや教材があれば未来ある子ども達に希望を与えることができると思います。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
天尾 美花 2020年07月03日 2,000円 科学×アート!
ロマンあふれる研究と取り組みに魅力を感じます!!
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
角谷 賢二 2020年07月03日 10,000円 ミュオグラフィならびにミュオグラフィアートが国際的にますます発展することを期待しております。
<ミュオグラフィ リベラルアーツ基金>
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プロジェクト設置責任者

東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構長
地震研究所 教授
田中宏幸

今年度寄付総額
210,000円
今年度寄付件数
2件
現在の継続寄付会員人数
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累計寄付総額
1,791,000円

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ご寄付の特典

「東京大学基金」の特典が適用されます。

このプロジェクトの特典

2000円以上のご寄附

冊子「ミュオグラフィの基礎とアート」を進呈します。また、お名前をミュオグラフィアートプロジェクトのホームページに寄付金額に関係なく50音順で掲載させていただきます。

※寄付のお申し込みの際、東京大学基金芳名録へのお名前の掲載を希望されなかった方は、ミュオグラフィアートプロジェクトのホームページへのお名前の掲載も控えさせていただきます。掲載を希望される方は、別途国際ミュオグラフィ連携研究機構にご連絡ください。

東京大学国際ミュオグラフィ連携研究機構
〒113-8657 東京都文京区弥生1-1-1
ht@virtual-muography-institute.org
sumiya@virtual-muography-institute.org

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